はじめまして。KAZUYAです。2013年の夏から1年間、ジョグジャカルタの大学に留学していました。
ジョグジャカルタは、世界遺産のプランバナン遺跡群があり、クラトン王宮、マリオボロ通り、そして少し足を伸ばせばボルブドゥール遺跡があり、観光に来て退屈しない街です。記事を通してジョグジャカルタの魅力と観光の際の参考にしていただけたらと思います!
おすすめエリア1:マリオボロ通り周辺のホテル

ジョグジャカルタ特別州で一番の繁華街は「マリオボロ通り」です。
『マリオボロ通り』は、ジョグジャカルタの中心で南北に通る道の一つですが、王宮から一直線に北へ伸びる道路で、昔からジョグジャカルタの中心として沢山の店が並んでいます。

地元の空気を感じたいならジョグジャカルタ最大級の市場があって早朝から昼頃までは荷台に沢山の野菜や肉を積んだバイクやトラックが行き来します。
また、昼以降はショッピングモールやろうけつ染めのバティックショップ、屋台などもあいて、観光スポットだけでなく地元のデートスポットとしても有名です。週末は常に人で溢れていて活気のある通りです。
マリオボロ通りには、市場だけでなく中華街もあるので、インドネシアというイスラム教徒が大半を占める国であっても、ここだけは豚肉や酒を見ることが出来ます。
夜はバーや路上の屋台なども深夜まで開いていることはもちろん、ミシュランで4つ星や5つ星を獲得しているホテルも近所にあるので、マリオボロ通りの近くのホテルを利用すれば、市内のアクセスに便利なのはもちろん、王宮や繁華街に近く、買い物に便利です。
マリオボロ通りの治安や歩き方

ジョグジャカルタの中心地であり一番の繁華街ということもあって、ホテルや両替、旅行代理店もあり、また、少し買い物に出かけるにはタクシーやバイクタクシー、手押しのベチャと呼ばれる交通手段もありますので便利です。
また、ジョグジャカルタには電車はありませんが、トランスジョグジャというバスがあります。このバスを利用すれば、日本円にして40円程度でジョグジャカルタ一円の場所を一律の料金で行くことができるので、慣れてくれば利用することをおすすめします。
注意点としては、スリと引ったくりに注意です。日本人はお金持ちというイメージが強く、このあたりではスリが多発します。日本人だけでなく外国人が狙われている模様ですが、必ず貴重品は鞄でなくポケットなどで身につけるようにしましょう。
おすすめエリア2:プラウィロタマン周辺のホテル

もし、1週間以上滞在するのであれば、次のおすすめはプラウィロタマンがおすすめです。
プラウィロタマンは、ジョグジャカルタの南西に位置する地域ですが、沢山の外国人が滞在する地域です。
この地域では、インドネシア語が少ししか出来なくても英語を通じる人が多く、ホテルなども多いです。また、ジョグジャカルタ特有の甘い味付けや、ジャワ料理に飽きてきた時でも、プラウィロタマンに行けば、日本やアメリカと同様の先進国のご飯が食べられます。

雰囲気の良いレストランも多いのが特徴です。この地区は、外国人がジョグジャカルタに来て気に入ることも多く、外国人特に白人系の外国人が多いです。
欧米系の外国人の多さから、パンやケーキが美味しい店も多く、お酒も楽しめます。イスラム教徒が多数を占めるインドネシアで発展途上国とは思えない欧米の下町のような雰囲気で日本人の姿もよく見かけます。
このエリアでおすすめな「Gallery Prawirotaman Hotel(3900円〜)」
このエリアで一番おすすめなのがこの「Gallery Prawirotaman Hotel」です。


新しいホテルなので全てがきれい。街の中心部からは離れた場所にありますが、その分のんびりと落ち着けますし、なによりもこの価格帯でこの設備はかなり魅力的。スタッフの方もとても親切でおすすめです!
補足:プラウィロタマン周辺で立ち寄りたい「コタゲデ」
徒歩圏に有名観光スポットがあるわけではないですが、15分ほどタクシーやオジェックと呼ばれるバイクタクシーで西に行くと、コタゲデという銀細工で有名な町があります。

コタグデの銀細工は有名で、天皇陛下と美智子様が平成3年に即位後初めて外国に行かれた際にジョグジャカルタに来られたことがあるのですが、その際に、コタゲデからは銀細工のブローチを献上しました。
そのブローチと同デザインのものや、レプリカなどが『美智子様ブローチ』として売られているだけでなく、繊細な指輪からネックレスなはもちろん、ジャワ特有のモチーフなどを額に入れてあるものなど、多数販売されています。
おすすめエリア2:プランバナン寺院群周辺のホテル

そして、ジョグジャカルタ特別州で最も有名な観光スポットはプランバナン寺院群です。この近辺は街の中心地からは離れるものの、自然が多く空気が良く静かです。
壮大な世界遺産のプランバナンを眺めることのできるホテルなどもあり、夜は、日本のパナソニックが寄贈したLEDライトがプランバナンを照らします。
プランバナンをバックにラマヤナというヒンドゥー教の神話の劇を見ながら晩御飯を食べる劇場もおすすめですし、プランバナンからシャトルバスも出ているボコの丘からは、プランバナンからジョグジャカルタ、そして中部ジャワを眺めることができ、絶景です。
プランバナン寺院群近辺は、イミグレーションや空港、ジョグジャカルタ内最大のショッピングモールのアンバルクモプラザからも1本の道で行けるので、アクセスが便利。観光で来る際は最後の方にプランニングすることで、空港までの渋滞などで時間が読めないということは無くなります。
街の中心地からは少し距離が離れることになりますが、トランスジョグジャという市内を回るバスを使えば1時間以内で街の中心地には戻ることが出来ますし、タクシーを使えば30分程度で街の中心地へ行くことができるので、交通アクセスとして不便さはありません。
まだまだ魅力いっぱいなジョグジャカルタへぜひ!
このほかにも、ジョグジャカルタは、ボロブドゥール遺跡や王宮など、まだまだ魅力があります。ジョグジャカルタはインドネシア国内では学校の街として知られ、インドネシア全国からジョグジャカルタへ通っている学生も多々います。
大学が多いからこそ英語も通じやすくインドネシア語ができなくても観光程度であれば英語も通じます。物価も安く1週間もあれば有名観光スポットは、すべてまわることができます。
親日度合いが高いインドネシアでも特に人柄が良いと言われるジョグジャカルタで羽を伸ばしてみるのはいかがでしょうか。