バラナシのおすすめホテル|毎年通う筆者が選ぶ高級ホテル・安宿と3エリア(2026年版)
*この記事にはPRを含みます
ナマステ、吉井と申します。ヒンドゥー教の聖地バラナシを毎年訪ねていて、多くの場所を歩き回ってきました。
バラナシに限らずインド全体に言えることですが、月並みな表現をすると「カオス」がインドの魅力で、いろいろな楽しみ方ができる国です。バラナシはバックパッカーの聖地などと言われていますが、この街を旅するときは、必ずしもバックパッカーにならって貧乏旅行をする必要はありません。
自分の旅行期間、費用、体調、そしてどのようにバラナシと向き合うか。これらを考えると、泊まるのに適したエリアは分かれてきます。この記事では、バラナシのおすすめの宿泊エリアを大きく3つに分けて、泊まりやすいホテルと一緒に紹介します。ホテルは2026年11月時点で予約できるものを確かめ、治安の情報は外務省の海外安全ホームページで確かめ直しました。
まず、どこに泊まる?
| こんなバラナシ滞在をしたい | ホテル |
| ガンジス河のほとりの宮殿に泊まる | ブリジラマ・パレス メインガート周辺 · US$300–700 |
| ガート沿いの宿に、手ごろな料金で | ガンパティ・ゲストハウス メインガート周辺 · US$40–90 |
| 静かな新市街で、体を休めながら観光 | タージ・ガンジス・バラナシ 駅・新市街 · US$130–300 |

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。
バラナシのホテルはどのエリアに泊まる?
バラナシで泊まるエリアは、ガンジス河のメインガートの周り、南の端のアッシーガートの周り、そして駅の向こうの新市街の3つに大きく分けられます。
外務省の海外安全ホームページでは、バラナシを含むインドの大部分に「レベル1:十分注意してください」が出ています(2026年11月時点)。外務省は、バラナシでは巡礼者や観光客をねらった、たかりや詐欺、窃盗などが多いと注意しています。
バラナシのエリアと、この記事のホテル
ガンジス河の西岸にガートが並び、南の端がアッシーガートです。駅と新市街はガートから北西へ車で20〜30分ほどです。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。
- 1ブリジラマ・パレスメインガート周辺 · ダルバンガー・ガート、メインガートのすぐそば›
- 2ガンパティ・ゲストハウスメインガート周辺 · ミール・ガート、ガートから10mほど›
- 3タージ・ガンジス・バラナシ駅・新市街 · カントンメント地区、ナデサル宮殿の敷地›
位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。
濃いバラナシを味わうなら「メインガート周辺」
メインガートのダシャーシュワメード・ガートの周りには、たくさんのゲストハウスがあり、バックパッカーの多くがこのエリアに泊まっています。河沿いに並ぶ細い路地には、レストランやみやげ物店、楽器屋などが連なっていて、バラナシを象徴するエリアです。
ただし道の多くはガタガタで、牛の糞もたくさん落ちていて、スーツケースを持って歩く旅には向きません。費用を安くおさえたい、濃いインド人たちにもまれたい方はガンパティ・ゲストハウス、ガートのそばに快適に泊まりたい方はブリジラマ・パレスがおすすめです。
のんびりするなら「アッシーガート周辺」
河沿いに並ぶガートのいちばん南にあるのがアッシーガートです。メインガートの周りと比べると、バラナシ特有の人間臭さも少し薄れ、比較的おだやかな雰囲気です。
近くにはアジア最大級の敷地をもつバラナシ・ヒンドゥー大学があり、日本人の留学生の多くもこのエリアから通っています。メインガートまでは河沿いを歩いて30分前後。ゲストハウスやカフェが多く、メインガートの人間臭さに疲れたら、ここで少しのんびりするのがおすすめです。
短い滞在・体を休めたいなら「駅・新市街」
メインガートから見て、バラナシ・ジャンクション駅を越えたところにある新市街は、ガートの周りから来ると、まるで違う国に来たかのような奇妙な感覚になるほど静かです。官公庁や高級ホテル、ショッピングモールが並んでいます。
滞在時間が短い、せっかくなのでインドの高級ホテルに泊まってみたい、できるだけ体に負担をかけたくない方は、庭とプールのあるタージ・ガンジスがおすすめです。
料金の目安は、ガート沿いのゲストハウスで1泊US$40〜90、新市街の高級ホテルでUS$130〜300、ガートの歴史ある高級ホテルでUS$300以上です。ガートの周りにはもっと安い宿もたくさんありますが、予約サイトの口コミをよく確かめて選びましょう。祭りの時期や年末年始は料金が上がり、満室になりやすいです。
エリア別:バラナシのおすすめホテル3選
1 BrijRama Palace, Varanasi – By the Ganges
- エリア
- メインガート周辺ダルバンガー・ガート、メインガートのすぐそば
- 料金の目安
- 1泊 US$300–700
- 特徴
- 18世紀ごろの建物を生かした、ガンジス河に面した高級ホテル
- こんな人に
- せっかくのバラナシで、特別な滞在をしたい方
ここがいい
✓ ガートに面した歴史ある建物
✓ ガンジス河を眺めながらの朝食
✓ 口コミ評価がとても高い
このホテルを選ぶ理由
メインガートのすぐそば、ダルバンガー・ガートに建つ、歴史ある建物を生かした高級ホテルです。窓の外はガンジス河で、朝日に染まる河と沐浴する人たちを眺めながら朝食をとれます。
メインガートの喧騒のすぐ横にありながら、ホテルの中はとても静かです。濃いバラナシのど真ん中に、体に負担をかけずに泊まりたい方にぴったりです。
ガートのそばは車が入れないので、着いた日は荷物を運んでもらう手配をホテルに頼んでおくと安心です。口コミでは、スタッフと立地、建物の雰囲気がとても高く評価されています。
2 Ganpati Guest House
- エリア
- メインガート周辺ミール・ガート、ガートから10mほど
- 料金の目安
- 1泊 US$40–90
- 特徴
- ガンジス河の目の前にある、テラスのある人気のゲストハウス
- こんな人に
- 初めてのバラナシで、河のそばに泊まりたい方
ここがいい
✓ ガンジス河が見える部屋がある
✓ 屋上のレストランからの眺め
✓ スタッフの口コミ評価が高い
このホテルを選ぶ理由
メインガートから河沿いに少し北のミール・ガートにある、旅行者に人気のゲストハウスです。河が見えるバルコニー付きの部屋もあり、手ごろな料金でガンジス河の目の前に泊まれます。
屋上のレストランからは、河を行き交う舟や対岸の景色が見渡せます。口コミではスタッフと立地がよく褒められています。
ガートの周りは夜も音がにぎやかなので、気になる方は耳栓を持って行きましょう。大きなスーツケースで細い路地を歩くのは大変なので、荷物は少なめにするのがおすすめです。
3 Taj Ganges Varanasi
- エリア
- 駅・新市街カントンメント地区、ナデサル宮殿の敷地
- 料金の目安
- 1泊 US$130–300
- 特徴
- 広い庭とプールのある、新市街の大型高級ホテル
- こんな人に
- 滞在時間が短い方、体に負担をかけたくない方
ここがいい
✓ 広い庭と屋外プール
✓ スパと2つのレストラン
✓ ガートへ車で20〜30分ほど
このホテルを選ぶ理由
新市街のカントンメント地区、広い庭の中にある大型の高級ホテルです。ガートの喧騒がうそのように静かで、屋外プールやスパで体を休められます。
メインガートやバラナシ・ヒンドゥー大学、黄金寺院(カーシー・ヴィシュワナート寺院)などへは、車やオートリキシャで20〜30分ほどです。
インドの旅で体調をくずしやすい方や、家族旅行の方にも安心です。口コミでは、庭とスタッフ、朝食がよく褒められています。
ガンジス河とガートの楽しみ方

外国人の観光客だけでなく、インドの観光客や巡礼者も含めて、バラナシに来た人がほぼ100%訪れるのがガンジス河です。
母なる河「マザーガンガー」
ヒンドゥー教徒は、この聖なる河で祈りを捧げることで、すべての罪が洗い流されると言われています。インドの人の間では「マザーガンガー」の愛称で知られ、河沿いにはガートと呼ばれる階段状の沐浴場が、数キロにわたって並んでいます。
外務省は、バラナシ付近のガンジス河は水質がとても悪く、沐浴すると感染症にかかるおそれが高いと注意しています。旅行者は沐浴を眺めるだけにしておきましょう。
夕方のプージャー(ガンガー・アールティー)
夕方になると、多くのガートで「プージャー」と呼ばれる儀式が行われます。中でもダシャーシュワメード・ガートのプージャーは、いちばん多くの観光客や巡礼者が集まります。
プージャーの前後の時間は、100m歩くのに5分前後かかるほど混雑します。スリに気をつけ、貴重品は宿に置いて出かけましょう。舟の上から眺めることもできます。
早朝の舟でガートめぐり
朝日が昇る時間に舟に乗り、河の上から沐浴する人たちやガートの建物を眺めるのも、バラナシならではの体験です。料金は乗る前にはっきり決めておきましょう。
火葬場のガートでは写真を撮らない
マニカルニカー・ガートなどの火葬場のガートでは、ご遺体が荼毘に付されています。写真は撮らず、静かに見守りましょう。
「案内する」と声をかけてきて、あとで高い寄付を求める人もいるので、知らない人の案内は断りましょう。
バラナシの治安とトラブル:気をつけたいこと
メインガートの周りは、詐欺などの小さいトラブルも多く、いかにして観光客からお金を取ろうかと知恵を絞っている、人間味あふれるインド人も多いです。
エリア別:雰囲気と気をつけたいこと
毎年通う筆者の実感と、外務省の安全対策基礎データ(2025年8月更新)をもとにまとめました。
メインガート周辺いちばん濃い
- 雰囲気
- 人と牛と路地のカオス。プージャーの時間は大混雑
- 注意
- 声をかけてくる案内人、詐欺、スリ
アッシーガート周辺比較的おだやか
- 雰囲気
- カフェやスーパーがあり、のんびりできる
- 注意
- 夜の河沿いの暗い道
駅・新市街静か
- 雰囲気
- 官公庁や高級ホテルが並ぶ
- 注意
- 駅の客引き、行き先を間違えるオートリキシャ
外務省の危険情報は、バラナシを含むインドの大部分が「レベル1:十分注意してください」(2026年11月時点)。
親切そうに声をかけてくる人に注意
外務省は、バラナシでは巡礼者や観光客をねらった、たかり、詐欺、窃盗、強盗などが多いとして、親切そうに声をかけてくる人に注意するよう呼びかけています。
「宿まで案内する」「安い店を知っている」などと声をかけてくる人についていくと、高いお店や宿に連れて行かれることがあります。宿は予約しておき、自分で地図を見て向かいましょう。
すすめられた飲み物や食べ物は口にしない
インドでは、親しくなった人からすすめられた飲み物や食べ物に睡眠薬が入っていて、金品を奪われる事件が起きていると外務省は注意しています。知らない人からの飲食物は、断るのがいちばんです。
夜のオートリキシャと列車
外務省は、市内の悪質なオートリキシャの運転手によるゆすりの被害にも注意を呼びかけています。夜はホテルで呼んでもらうタクシーや配車アプリを使いましょう。
デリーやコルカタとの間の列車でも、貴重品の盗難が起きています。寝台列車では、荷物をチェーンでつなぎ、貴重品は身につけて寝てください。
女性の一人旅はとくに慎重に
外務省は、インドでは女性の性暴力の被害が多く、外国人の女性も被害にあっていると注意しています。夜に一人で出歩かない、知らない人の誘いに乗らないなど、慎重に行動しましょう。
バラナシの見どころ

ガート以外にも、バラナシとその周りには見どころがたくさんあります。
おもな見どころと、近いエリア
ガートの周りは歩いて、少し離れた場所へは車で。
ダシャーシュワメード・ガート夕方のプージャー
- 近い
- メインガート周辺
- 行き方
- 歩いて
カーシー・ヴィシュワナート寺院シヴァ神の寺院
- 近い
- メインガート周辺
- 行き方
- 歩いて
バラナシ・ヒンドゥー大学静かな並木道
- 近い
- アッシーガート周辺
- 行き方
- オートリキシャで
ラームナガル城河の対岸
- 近い
- アッシーガート周辺
- 行き方
- 車で
サールナート仏教の聖地
- 近い
- 駅・新市街
- 行き方
- 車で30分前後
所要時間は道路の混み具合で大きく変わります。
カーシー・ヴィシュワナート寺院(黄金寺院)
シヴァ神をまつる、バラナシでいちばん大切な寺院です。黄金の屋根から「黄金寺院」とも呼ばれます。寺院からガートへ続く参道が整えられ、以前より歩きやすくなりました。
中に入れるのはヒンドゥー教徒だけの場所もあり、持ち物の決まりも厳しいので、行く前に宿で最新の様子を聞いておきましょう。
バラナシ・ヒンドゥー大学
アッシーガートの南にある大学で、広い敷地には並木道が続き、大学の中には寺院や博物館もあります。ガートの喧騒から離れて、ひと息つくのにぴったりの場所です。
ラームナガル城とドゥルガー寺院
アッシーガートの周りから行きやすいのが、河の対岸のラームナガル城と、赤い色の建物のドゥルガー寺院です。アッシーガートは観光の拠点としても便利です。
仏教の聖地サールナート
バラナシの北10kmほどのサールナートは、お釈迦さまが初めて教えを説いた場所といわれる仏教の聖地です。遺跡の公園や博物館があり、半日で回れます。
日本の寺もあり、ガートの周りとはまったく違う、静かな時間が流れています。
バラナシへの行き方と、市内の移動

バラナシへは、デリーなどから飛行機か列車で向かうのが一般的です。
バラナシの移動手段
ガートの周りは歩き、離れた場所へは車で動きます。
ホテルの送迎・プリペイドタクシー空港から
- 向く
- 空港と宿の行き来、夜の移動
配車アプリ新市街との行き来
- 向く
- ガート〜新市街、サールナート
オートリキシャ近い距離に
- 注意
- 乗る前に料金を決める。夜は避ける
舟ガートめぐり
- 向く
- 早朝や夕方のガートめぐり
- 注意
- 料金は乗る前に決める
徒歩ガートの周り
- 注意
- 道はガタガタ。スーツケースは不向き
外務省 海外安全ホームページ「インド 安全対策基礎データ」も参考にしています。
空港から市内へ
バラナシの空港は市の北西にあり、ガートの周りまでは車で1時間前後かかります。空港のプリペイドタクシーか、ホテルの送迎を頼むと安心です。
ガートの周りは道が細く、車が入れない場所が多いです。車を降りてから宿まで歩くことになるので、宿に迎えを頼んでおくと迷わずに済みます。
駅からオートリキシャに乗るなら
外務省は、空港や駅からのタクシーやオートリキシャが、旅行者を強引に悪質な旅行会社やホテルに連れて行く手口に注意を呼びかけています。「予約したホテルはつぶれた」などと言われても、信じないでください。
私も初めてのバラナシで、オートリキシャの運転手に「カントンメントにあるエア・インディアのオフィスへ」と頼んだのに、「エアフォース」と大きく書かれた空軍基地に連れて行かれたことがあります。行き先は地図アプリで見せて、乗る前に料金を決めておきましょう。
新市街の散策
空軍基地に連れて行かれたついでに周りを散策すると、10分歩いても数人のインド人としかすれ違わない、異世界に迷い込んだような感覚でした。ちなみに軍人にも「ナマスカール」とあいさつすると、笑顔で返してくれましたよ。
新市街の店では値段交渉をしなくてよく、品物のよい店も多いので、短い時間でよいお土産を探したい方に便利です。
アッシーガートでの過ごし方

アッシーガートの周りは、大ざっぱに言えば、メインガートの周りからインド臭さを少しマイナスしたようなエリアです。
ショッピングモールとスーパー
アッシーガートの近くのエリアには、小さめではありますが、ショッピングモールやスーパーマーケットなど、値段交渉をせずに買い物ができる、ガートの近くでは貴重なお店があり、私もよく利用しています。
カフェとピザ屋
近くにはおしゃれなカフェやピザ屋もあり、欧米の長期旅行者が多いイメージです。インド料理が続いて疲れたときに、ほっとできる場所です。
アッシーガートの周りのインド人は、メインガートの周りほどガツガツしておらず、詐欺などのトラブルも比較的少ないです。あの手この手で声をかけてくる人たちに疲れたら、このエリアで少しのんびりしてください。
バラナシを旅するのにいい季節
バラナシは季節によって、河の様子も旅のしやすさも大きく変わります。毎年通っている私の感覚では、季節選びも宿選びと同じくらい大切です。
10〜3月の乾季が旅しやすい
いちばん旅しやすいのは、雨が少なく気温もおだやかな10月から3月ごろです。朝夕は冷えこみ、12〜1月の早朝は河に霧がかかって、幻想的な景色が見られます。
朝の舟に乗るなら、薄手のダウンやショールがあると安心です。この時期は旅行者が多く、ガート沿いの人気の宿は早く埋まります。
4〜6月は猛暑、7〜9月は雨季
4月から6月は気温がとても高くなり、昼間の街歩きはかなりつらいです。7月から9月の雨季は河の水かさが増え、ガートが水につかって、河沿いを歩けない場所も出てきます。
この時期に行くなら、冷房のしっかりしたホテルを選び、無理のない日程にしましょう。
お祭りの時期は特別な景色に
秋の満月のころには、ガートが無数の灯明で埋めつくされるお祭りがあり、一年でいちばん美しいバラナシが見られます。春のホーリーの日は、街中で色の粉をかけ合います。
お祭りの時期は人出がものすごく、宿の料金も上がります。日にちは毎年変わるので、行く前に確かめて、宿は早めに予約しておきましょう。
バラナシには何泊する?モデルコース
バラナシは、ガートの朝と夕方の両方を見てこそ楽しめる街です。最低でも2泊、できれば3泊はしてほしいと思います。
1日目:着いたらガートを歩く
着いた日は宿に荷物を置いて、ガートを河沿いに歩いてみましょう。夕方はダシャーシュワメード・ガートのプージャーへ。人の波と灯りと音楽に、バラナシに来たことを実感するはずです。
2日目:朝の舟と旧市街
日の出前に起きて、舟でガートめぐりへ。朝の河で祈る人たちの姿は、一生忘れられない光景になると思います。昼は旧市街の路地とカーシー・ヴィシュワナート寺院のあたりを歩き、暑い時間は宿で休みましょう。
3日目:サールナートかアッシーガートへ
3日目は、車でサールナートへ半日出かけるか、アッシーガートの周りのカフェでのんびりするのがおすすめです。夜行列車や飛行機で次の町へ向かう前に、もう一度ガートの夕日を眺めてください。
長く滞在するなら
私のように毎年訪れる人や、楽器やヨガを習う人の中には、何週間も滞在する人もいます。長く泊まるなら、アッシーガートの周りの静かな宿が過ごしやすいです。
エリアごとの夜の雰囲気
バラナシの夜は、エリアによってまったく違う顔を見せます。夜の過ごし方も、宿選びの大切なポイントです。
メインガート周辺:プージャーのあとは早めに宿へ
夕方のプージャーの時間は、ガートも路地も人でいっぱいです。終わると一気に人が引いて、路地は暗くなる場所もあるので、プージャーを見たら早めに宿へ戻りましょう。
アッシーガート周辺:カフェと音楽
アッシーガートの周りは、夜もカフェが開いていて、ゆったりした音楽が流れています。比較的のんびりしていますが、河沿いの暗い場所には近づかないようにしましょう。
新市街:夜はホテルの中で
新市街は夜は静かで、出歩くところはあまりありません。夜はホテルのレストランで食事をして、早めに休むのがおすすめです。
バラナシの安宿・ゲストハウスの選び方
バラナシには、とても安い料金で泊まれる安宿もたくさんあります。安く泊まるのも旅の楽しみですが、選び方には少しコツがあります。
予約サイトで口コミを確かめてから
駅や空港で声をかけてくる人に宿を決めてもらうと、思わぬ高い宿に連れて行かれることがあります。宿は事前に予約サイトで口コミを読んでから決め、自分で向かうのがいちばんです。
部屋を見てから泊まる
予約していない宿に泊まるときは、まず部屋を見せてもらいましょう。水やお湯が出るか、窓に網戸があるか、鍵がしっかりかかるかを確かめると安心です。
女性の一人旅は個室を
女性の一人旅なら、相部屋より鍵のかかる個室を選び、夜遅くに宿へ戻らないようにしましょう。口コミで「女性一人でも安心だった」という声が多い宿を選ぶのもおすすめです。
バラナシで食べたいもの
バラナシは聖地なので、ガートの周りではお肉を出さない店も多く、野菜中心のおいしいインド料理が楽しめます。
ラッシーと甘いお菓子
ヨーグルトの飲み物ラッシーは、バラナシの名物です。素焼きのカップに入った濃いラッシーは、暑い日のごちそうです。ミルクで作った甘いお菓子の店も、路地のあちこちにあります。
ターリー(定食)
カレーやご飯、パンがお皿にのったターリーは、いろいろな味を少しずつ楽しめる定食です。地元の人でにぎわう店を選ぶと、まず外れはありません。
お腹をこわさないために
屋台の食べ物はおいしいですが、旅の始めは火のしっかり通ったものを選び、生水や氷は避けましょう。具合が悪くなったときは無理をせず、宿で休んでください。
デリーやコルカタからの行き方
バラナシへは、デリーやコルカタから飛行機か列車で向かうのが一般的です。
飛行機なら楽で早い
デリーなどからは国内線の飛行機が出ていて、体への負担が少なく移動できます。空港から宿までは、ホテルの送迎かプリペイドタクシーを使いましょう。
列車ならインドらしい旅を
寝台列車でバラナシへ向かうのは、インドらしい旅の思い出になります。ただし外務省は、デリーやコルカタとの間の列車で貴重品の盗難が起きていると注意しています。
駅に着いたら、声をかけてくる客引きにはついていかず、予約した宿の送迎か、駅のプリペイドの乗り場を使いましょう。
ガンジス河の見える宿を選ぶコツ
せっかくバラナシに泊まるなら、窓から河が見える部屋に泊まってみたい、という方も多いと思います。
「ガンガー・ビュー」の部屋を選ぶ
ガート沿いの宿の多くは、河の見える部屋と見えない部屋で料金が違います。予約のときに「Ganga view」や「River view」と書かれた部屋を選びましょう。朝日が河の向こうから昇るので、東向きの窓から日の出が見られます。
屋上テラスがあると楽しい
河の見える部屋が取れなくても、屋上にテラスやレストランのある宿なら、朝日や夕方のプージャーの灯りを眺められます。ガートの喧騒を少し離れて、上から眺めるバラナシもまた格別です。
音と階段に注意
河の目の前の宿は、朝早くからお祈りの音楽や鐘の音が聞こえてきます。古い建物には急な階段が多く、エレベーターがないことも多いので、荷物は少なめにしておくと楽です。
ガートと寺院でのマナー
バラナシは、ヒンドゥー教の人たちにとって一生に一度は訪れたい聖地です。旅行者も、その気持ちを大切にして過ごしたいものです。
服装は肌を出しすぎない
ガートや寺院のまわりでは、肩やひざを出しすぎない服装がおすすめです。寺院に入るときは靴を脱ぐことが多いので、脱ぎはきしやすい靴だと便利です。
写真を撮る前にひと言
沐浴をする人や祈る人の写真を撮るときは、ひと言声をかけて、嫌がられたら撮らないようにしましょう。火葬場のガートでは、写真は撮らないのが決まりです。
牛と道をゆずり合う
バラナシの路地では、牛が当たり前のように歩いています。牛は神聖な動物とされているので、たたいたり追い払ったりせず、道をゆずって通りましょう。
バラナシで高級ホテルに泊まるなら
「バラナシ 高級ホテル」で探す方には、ガート沿いの歴史ある宮殿ホテルと、新市街の大型ホテルの2つの選び方があります。
ガート沿いの宮殿ホテル
昔の王侯貴族の館を改装したホテルが、ガートの上にいくつか建っています。河を目の前に、バラナシらしい景色の中で過ごせるのがいちばんの魅力です。ただし車が入れないので、着いた日の荷物の運び方はホテルに相談しておきましょう。
新市街の大型ホテル
新市街の大型ホテルは、広い庭やプール、清潔なレストランがあり、体を休めるには最適です。ガートへは車で20〜30分かかるので、朝の舟に乗る日は早めに車を頼んでおきましょう。
バラナシの旅の持ち物
毎年バラナシに通っている私が、いつも持って行くものを紹介します。
あると助かるもの
ガートの路地を歩くための、汚れてもよい歩きやすい靴とサンダル。肩やひざを隠せる薄手のストールは、寺院に入るときにも日差しよけにも使えます。
朝の舟は冬はとても冷えるので、薄手のダウンもあると安心です。夜の宿の音が気になる方は、耳栓とアイマスクも忘れずに。
体調管理のために
胃腸薬や整腸剤、虫よけ、除菌のウェットティッシュは必ず持って行きます。ペットボトルの水を常に持ち歩き、手を洗えないときはウェットティッシュで手をふいてから食事をしましょう。
お金の準備
ガートの周りの小さな店や舟、オートリキシャでは現金が必要です。大きなお札はおつりがないと言われることが多いので、小さなお札を多めに用意しておくと便利です。お金は何か所かに分けて持ち歩きましょう。
バラナシの宿選びで迷いやすいこと
宿を選ぶときに迷いやすい点を、筆者の経験をもとにまとめました。
川沿いの宿は、安宿から宮殿ホテルまで
ガート沿いには、手ごろなゲストハウスから宮殿を改装した高級ホテルまでそろっています。同じ宿でも、河の見える部屋は料金が高めです。
インドに行く前に確かめたいこと
インドに観光で行くには、日本のパスポートでもビザが必要です。
電子ビザかアライバルビザ
外務省の安全対策基礎データによると、観光などの短い滞在なら、事前にオンラインで申請する電子ビザ(e-VISA)か、決められた空港で到着時に取るアライバルビザが使えます。
アライバルビザは空港での手続きに英語が必要で、時間がかかることもあります。条件や料金は変わることがあるので、出発前にインド政府や大使館の公式サイトで確かめてください。
体調管理
インドの旅では、水や食べ物でお腹をこわす人がとても多いです。水はペットボトルの水を飲み、生野菜やカットフルーツは避けるなど、体調に気をつけましょう。
暑い時期は日中の気温がとても高くなるので、観光は朝と夕方にして、昼はホテルで休むのがおすすめです。
これからインドのバラナシを訪れる方へ

自分に合った旅のスタイルで
メインガートの周りの安宿のドミトリーのベッドに寝転んで天井を眺めていると、ごくまれに、安宿に泊まってできるだけお金を使わないことこそが旅の醍醐味だと信じ、その価値観を人に押し付けてくる人に会うことがあります。
この考え方は、インド、とりわけバラナシを旅するうえでは危険です。100人いれば100通りの旅のスタイルがあり、それらすべてを飲み込んでくれるのがインドの魅力だからです。
自分の旅のプラン、旅のスタイル、インドの人との距離感、これらすべてを総合的に考えて、ぜひ自分に合った宿泊エリアを選んでください。ナマステ。
まとめ:バラナシはどのエリアのホテルに泊まる?
濃いバラナシを味わうならメインガートの周り。手ごろなガンパティ・ゲストハウスか、ガートのそばの高級ホテルブリジラマ・パレスがおすすめです。
メインガートの喧騒に疲れたらアッシーガートの周りでのんびり。滞在時間が短い方や体を休めたい方は、新市街のタージ・ガンジスが安心です。
よくある質問
バラナシのおすすめホテルは?
ガンジス河のそばに快適に泊まるならブリジラマ・パレス、手ごろな料金で河の目の前に泊まるならガンパティ・ゲストハウス、静かな新市街ならタージ・ガンジスがおすすめです。
バラナシの高級ホテルならどこがいいですか?
ガートに面した歴史ある建物のブリジラマ・パレスは、口コミ評価がとても高いホテルです。広い庭とプールのあるタージ・ガンジスも、体を休めたい方におすすめです。
ガンジス河の見えるホテルはありますか?
ガート沿いのホテルやゲストハウスには、河が見える部屋があります。予約のときに「ガンジス河の眺め(Ganga view)」の付いた部屋かどうかを確かめましょう。
スーツケースでも泊まれますか?
メインガートの周りは道が細くガタガタで、車も入れないので、スーツケースでは大変です。大きな荷物なら新市街のホテルに泊まるか、宿に迎えを頼みましょう。
バラナシは危ないですか?
外務省はバラナシを含むインドの大部分に「レベル1:十分注意してください」を出していて、たかりや詐欺、窃盗などが多いと注意しています。親切そうに声をかけてくる人や、すすめられた飲食物には気をつけましょう。
ガンジス河で沐浴してもいいですか?
外務省は、バラナシ付近のガンジス河は水質がとても悪く、感染症にかかるおそれが高いと注意しています。旅行者は眺めるだけにしておくのがおすすめです。
バラナシには何日くらい滞在すればいいですか?
ガートの朝と夕方、サールナートまで見るなら、2〜3泊あると落ち着いて楽しめます。時間に余裕があれば、メインガートとアッシーガートの両方に泊まってみるのも楽しいですよ。
日本人が多く泊まる宿はありますか?
メインガートの周りには、日本人の旅行者が多く集まる宿もあります。ただし宿の評判は変わりやすいので、予約サイトの最新の口コミを読み、自分の旅のスタイルに合う宿を選んでください。
