こんにちは、外資系企業の駐在員としてタイのバンコクに数年間滞在していたACEです。
一年中暑いバンコクではありますが、そこには多くの観光スポットや独特の文化・習慣があります。
特に毎年4月には恒例の「水かけ祭り(ソンクラン)」があります。
ここではバンコクのソンクランに参加したい!という旅行者向けに、おすすめの滞在エリアやソンクラン事情をご紹介します!
そもそもソンクランってどんなお祭り?
タイには日本と違って四季はありませんが三季はあるようです。それは「Hot」「Hotter」「Hottest」即ち「暑い季節」「より暑い季節」「最も暑い季節」です。
そしてその最も暑い季節が「ソンクラン」と呼ばれるタイの旧正月の時期である4月になります。
その4月の中旬に行われる恒例の祭りが「水かけ祭り(ソンクラン)」です!
この祭りはタイ全土で行われる盛大な祭りであり、元々は旧正月の行事として仏像などのお清めが目的の仏教国らしい習慣だったのですが、後に誰彼構わず水をかけ合う無礼講の祭りと変化してきました。
この水かけ祭りが最も盛大に行われるのはタイの北部にある「チェンマイ」という大都市なのですが、そこはバンコクから数百キロ離れていますので、ここでは、バンコク市内でその祭りを楽しむのにお勧めのエリアとその近くのホテルをご紹介します!
バンコクでソンクランを楽しめるおすすめ宿泊エリアとホテル1「セントラルワールドプラザ周辺」

先ずはバンコクでも最大級のショッピングセンターである「セントラルワールドプラザ」前の広場とその付近の通りです。
そのプラザには日系の「伊勢丹デパート」も入っていますので現地在住の日本人も多く、不安なく祭りを楽しむことが出来る場所と言えます。
勿論プラザの建物内では水をかけられることはありませんが、外では無礼講ですのでそれなりの覚悟は必要です。このエリアにはホテルが沢山ありますが、商業地区としての一等地でありますので一流ホテルが多く、少々高めの宿泊料金となります。
快適な滞在が約束される「グランド・ハイアット・エラワン・バンコク(Grand Hyatt Erawan Bangkok)

この一等地であえておすすめのホテルを挙げるとすれば、「グランド ハイアット エラワン バンコク(Grand Hyatt Erawan Bangkok)」です。
1泊2万円以上するのですが、流石にあのハイアットホテル。セキュリティーもしっかりしていますので料金に応じた安全・安心を得ることが出来るでしょう。予算に余裕がある方、タイに滅多にこないという方、お祭り以外の時間はゆったり過ごしたい方には自信を持っておすすめできます。

私も日本からのVIP出張者用に何度か利用したことがありますが、それなりのホテルですので、表で水をかけられてもよいようにとあまりにもラフな服装で、それもびしょ濡れの服装での出入りには気を遣うかも知れませんね。
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バンコクでソンクランを楽しめるおすすめ宿泊エリアとホテル2「スクンヴィット通り沿いエリア」

次に、多くの日本人駐在員が住む「スクンビット・エリア」もお勧めの場所になります。
特に伊勢丹デパート近くの「チットロム」というBTS(高架鉄道)の駅から十数分の4つ目の駅「プロンポン」で下車した当たりがおすすめです!
その理由は自分自身が住んでいた地区であり、自信を持って安全と便利さをお伝えできるからです。
メインの通りをスクンビット通りと言い、その通りからの路地を「ソイ」と呼びますがその24番目の路地となる「ソイ24」は日本人居住者が多く、それだけに日本人向けの店も多いことからタイ人も日本人とのコミュニケーションに慣れています。
従って、水をかけるにしてもそれなりの礼儀をわきまえていると思える点、そしてその祭りを楽しんだ後も言葉の壁が少なく食事やショッピングを楽しめる点がお勧めのポイントです。
プロンポンエリアで絶対おすすめな「エンポリウム・スイーツ(Emporium Suites by Chatrium)」

もしもその辺りで少し贅沢に過ごしたいのであればBTSプロンポン駅直結の「エンポリウム・スイーツ(Emporium Suites by Chatrium)」が絶対にお勧めです。
このホテルは長期滞在にも適した家具や生活家電が整った部屋、そして2ベッドルームの部屋もありますので、大家族での旅行や少し長めの旅行にも最適です。
またバンコクのホテルでは当たり前のプールは勿論、ジムやエステなどの施設もありますので女性には大人気のホテルです。このホテルのもう一つの魅力は、下層階がショッピングモールになっている点です。

欧米の有名ブランド店を始めとした数多くのテナントや映画館、そしてレストラン街もあることからそのモールから一歩も出ずに一日を楽しむことも出来るのです。
外に出て水をかけられるのはもう結構という日でも快適に過ごせるホテルなのです。ちなみに一般的な部屋で一泊1万数千円程度の予算は必要でしょう。
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1泊1万円以下で済ますなら、「ホープランド・エグゼクティブ・サービスアパートメント(Hope Land Executive Serviced Apartment)」

また、一泊1万円以下で済ませたいという場合には、プロンポン駅近くにある「ホープランド・エグゼクティブ・サービスアパートメント(Hope Land Executive Serviced Apartment)」をお勧めします。
元々この宿は中長期滞在者用のアパートメントですので、体一つでチェックインしても暮らせるだけの設備が整っています。
基本的な家具や生活家電、そして食器類まで揃っていますので自炊も出来ますし、コインランドリーでの洗濯も可能です。
中長期滞在者用のアパートメントと言っても短期出張者や観光客の利用も多く、その大多数が日本人であることからスタッフにも日本語が出来る人がいる点がありがたいのです。
但し、それでは海外旅行の気分が味わえないとの方には適してないかも知れません。そんな方にはローカル色豊かなホテルもあり、一泊数千円で朝食付もありますので、ローカライズ派はトライしてみるのもよいでしょうが、安全面のチェックが重要になります。
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これからソンクランへ参戦される方への注意!
以上がタイのソンクラン恒例の水かけ祭りのお勧めポイントとその近くの宿の紹介でしたが、注意事項が何点かあります。
その一つは、タイは「微笑みの国」と呼ばれている国ですので、水をかけられても決して怒ったりしないことです。
もしも水をかけられたくないのであれば外出しないことなのですが、それではその時期に行く意味がありませんので、かけられることを覚悟し、それでもよいような服装で外出することです。
次に注意が必要なのは、かけられる水は必ずしも清潔な水ではないということ。
水道水を飲まないバンコクですので、かけられた水が決して口に入ることのないようにする必要があります。以上の注意点を守って、このユニークな水かけ祭りを現地のタイ人と共に楽しんでくださいね!
(ACE)
まとめ:バンコクのソンクラン参戦におすすめのエリア
- セントラルワールド周辺エリア(←バンコクの若者中心街)
- プロンポン駅周辺(スクンヴィット沿い)エリア(←日本人が滞在しやすいエリア)
※クリックするとそのエリアのホテル検索ページ(HotelsCombined)へ飛びます。