シェムリアップのホテルおすすめ|住んでわかった観光に便利なエリアと5軒(2026年版)

*この記事にはPRを含みます

どうも!ちゅんたと申します。仕事の関係でカンボジアに3年ほど住んでいます。世界遺産のアンコールワットのあるシェムリアップには休暇のたびに訪れており、世界遺産やシェムリアップの街を遊ぶのにピッタリなエリアにだいぶ詳しくなってきました。

特に安い宿や中くらい程度までのホテルを利用しているので、若い方や冒険したい方におすすめの場所だと思います!

この記事では、観光に便利な3つのエリアと、エリアごとのおすすめホテルを紹介します。ホテルは2026年11月時点で予約できるものを確かめ直し、2023年に開港した新しい空港からの行き方など、今の情報に直しました。

まず、どこに泊まる?

こんなシェムリアップ滞在をしたいホテル
夜まで遊んで歩いて帰りたいゴールデン・テンプル・レジデンス
オールドマーケット周辺 · US$60–140
街なかで上質な滞在をシンタ・マニ・アンコール
オールドマーケット周辺 · US$180–380
手ごろにリゾート気分をザ・プリビレッジ・フロア・バイ・ロータス・ブラン
国道6号線の周り · US$80–170
歴史ある名門ホテルで特別な旅をラッフルズ・グランド・ホテル・ダンコール
アンコールワット通り · US$250–550
遺跡に近いリゾートでのんびりソフィテル・アンコール・ポーキートラ
アンコールワット通り · US$130–280

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。

シェムリアップのホテルはどのエリアに泊まる?

シェムリアップの中心は、東西に伸びる国道6号線です。そこから北のアンコールワットに向けて伸びる通りと、南のオールドマーケットの周りにホテルが集中しています。

それほど町の規模が大きくないので、どのエリアに泊まっても移動に時間がかからずに済むのがメリットです。夜まで遊ぶならオールドマーケット周辺、静かにゆっくりなら国道6号線の周り、遺跡の見学がメインならアンコールワット通り、と考えると選びやすくなります。

シェムリアップの宿泊エリアと、この記事のホテル

北のアンコール遺跡群から、アンコールワット通り、国道6号線、南のオールドマーケットへと街が続きます。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。

↑ 北 アンコール遺跡群(アンコールワット) 中心部からトゥクトゥクで15〜20分ほど ↓ アンコールワット通り(チャールズ・ド・ゴール通り) アンコールワット通り 遺跡に近い・高級ホテル・静か 国道6号線の周り 高級〜手ごろまで混在・緑が多い オールドマーケット周辺 パブストリート・ナイトマーケット 夜までにぎやか 川 新空港(SAI)は東へ車で1時間ほど 1 2 3 4 5
  1. 1ゴールデン・テンプル・レジデンスオールドマーケット周辺 · パブストリートまで歩いて5分ほど›
  2. 2シンタ・マニ・アンコールオールドマーケット周辺 · オールドマーケット・パブストリートまで歩いて5分ほど›
  3. 3ザ・プリビレッジ・フロア・バイ・ロータス・ブラン国道6号線の周り · 国道6号線沿い・オールドマーケットまで車で5分ほど›
  4. 4ラッフルズ・グランド・ホテル・ダンコールアンコールワット通り · アンコールワット通りの入口・遺跡へ車で15分ほど›
  5. 5ソフィテル・アンコール・ポーキートラアンコールワット通り · アンコールワット通り沿い・遺跡へ車で10分ほど›

位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。

オールドマーケット周辺:夜まで遊んで歩いて帰れる

観光客向けのマーケットであるオールドマーケットやナイトマーケットがあり、一日中観光客が絶えないエリアです。活気があり、安いホテルやゲストハウスもあります。マッサージ店や外国人向けのおしゃれなカフェも多く、とにかくお店の数が多いので一日ゆっくり遊べます。

特に夜の活気がすごいので、このエリアに宿泊すれば夜まで遊んで歩いて帰れるというメリットがあります。治安の問題もあるので、夜までガッツリ遊んでいたい方には特におすすめのエリアです。手ごろなゴールデン・テンプル・レジデンスや、上質なシンタ・マニ・アンコールがあります。

国道6号線の周り:緑が多く静かで、宿の選択肢が多い

超高級ホテルとチープなゲストハウスの混在するエリアです。オールドマーケットと比べると緑も多く静かで比較的ゆっくり滞在できることと、宿泊先の選択肢が多い事がメリットです。

高級ホテルなら、泊まるだけでなくスパやプール、きれいな庭やジムなど様々な施設を楽しめます。安い食堂やコンビニもあるので食事に困る事もありません。オールドマーケットには歩いても15分ほどで、オールドマーケット付近よりも治安も良いので、落ち着いて街並みを見るにも適しています。ザ・プリビレッジ・フロアがおすすめです。

アンコールワット通り:遺跡の見学がメインなら

国道6号線から北のアンコールワットに向かう通りのエリアで、名前のとおりアンコールワットに一番近いエリアといえます。世界遺産の見学をメインに考えておられる方におすすめです。

他のエリアよりも静かで治安も良いので、初めての旅行で不安のある方に特におすすめです。高級ホテルが多いエリアなので費用は少し高くなりますが、その分リッチな気分に浸れるサービスが期待できます。名門のラッフルズや、遺跡に近いリゾートのソフィテルがあります。

料金の目安は、ゲストハウスなら1泊US$10〜30ほど、プール付きの中級ホテルでUS$60〜170、高級ホテルではUS$130〜550くらいです。高いといっても日本のホテルに泊まるよりもかなり格安です。乾季(11月〜3月ごろ)は観光のハイシーズンで、年末年始は特に早めの予約がおすすめです。


エリア別:シェムリアップのおすすめホテル5選

1 Golden Temple Residence

エリア
オールドマーケット周辺パブストリートまで歩いて5分ほど
料金の目安
1泊 US$60–140
特徴
パブストリートのそばにある、プール付きの手ごろなホテル
こんな人に
オールドマーケットのにぎわいを楽しみたい、若い方や友だち同士の旅

ここがいい

✓ パブストリート・ナイトマーケットに歩いて行ける
✓ プールとスパがある
✓ 料金の割にサービスの評判が高い

このホテルを選ぶ理由

筆者が「夜まで遊んで歩いて帰れる」と勧めるオールドマーケット周辺の、パブストリートから歩いて5分ほどのところにあるホテルです。大通りから少し入った場所で、にぎわいに近いのに夜は比較的落ち着いて眠れます。

屋外プールやスパがあり、遺跡めぐりで汗をかいたあとに、ひと泳ぎしてから夜の街へ出かけられます。スタッフの対応の評判が高く、トゥクトゥクの手配なども相談しやすいホテルです。

パブストリートの周りは観光客が多いぶん、客引きやスリも多いエリアです。夜に出かけるときは、貴重品は最小限にして、明るい通りを歩いて帰りましょう。

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2 Shinta Mani Angkor

エリア
オールドマーケット周辺オールドマーケット・パブストリートまで歩いて5分ほど
料金の目安
1泊 US$180–380
特徴
オールドマーケットのそばにある、上質なブティックホテル
こんな人に
街歩きも食事も楽しみたい、少し贅沢な旅

ここがいい

✓ オールドマーケットまで歩いて5分ほど
✓ 落ち着いた庭とプール
✓ スタッフのもてなしの評判がとても高い

このホテルを選ぶ理由

王宮の庭園に近い静かな通りにあり、オールドマーケットやパブストリートまで歩いて5分ほどという、街歩きにとても便利なブティックホテルです。

館内は緑の多い中庭とプールを囲むつくりで、にぎやかな通りから一歩入っただけで落ち着いた時間が流れます。もてなしの評判がとても高く、地域の人たちを支える取り組みでも知られるホテルです。

夜は街で食事をしても歩いて帰れ、朝はトゥクトゥクでアンコールワットへ。街と遺跡の両方を楽しみたい人に向いています。

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3 THE PRIVILEGE FLOOR by Lotus Blanc

エリア
国道6号線の周り国道6号線沿い・オールドマーケットまで車で5分ほど
料金の目安
1泊 US$80–170
特徴
国道6号線沿いの、プールとスパのある洗練されたホテル
こんな人に
料金を抑えつつ、ホテルの設備も楽しみたい方

ここがいい

✓ プール・スパ・ジムがそろう
✓ カンボジアのイメージが変わる洗練された空間
✓ 日本の同じクラスより手ごろ

このホテルを選ぶ理由

元の記事で筆者が「評判がいい」と紹介したホテルです。カンボジアの一般的なイメージとはうってかわって洗練された空間で、ホテル内の敷地にはプールがありスパありと、とても快適な滞在ができるでしょう。

場所は国道6号線沿いで、オールドマーケットまではトゥクトゥクで5分ほどです。筆者が書いているとおり、このエリアはオールドマーケットと比べると緑も多く静かで、比較的ゆっくり滞在できます。

高級ホテルの設備がそろっていても、日本のホテルに泊まるよりかなり手ごろです。「せっかく海外に来たのだから少しリッチに」と考える方に向いています。

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4 Raffles Grand Hotel d’Angkor

エリア
アンコールワット通りアンコールワット通りの入口・遺跡へ車で15分ほど
料金の目安
1泊 US$250–550
特徴
王宮の庭園に面して建つ、シェムリアップを代表する老舗の高級ホテル
こんな人に
記念日の旅や、クラシックなホテルに泊まりたい方

ここがいい

✓ 遺跡めぐりの観光客を迎えてきた歴史あるホテル
✓ 大きなプールと庭園
✓ 遺跡にも街にも出やすい

このホテルを選ぶ理由

アンコールワットを訪れる旅行者を古くから迎えてきた、シェムリアップを代表する老舗の高級ホテルです。王宮の庭園に面し、アンコールワットへ続く通りの入口にあります。

コロニアル様式の建物に、大きなプールと手入れの行き届いた庭園があり、クラシックな雰囲気の中でゆったり過ごせます。遺跡へは車で15分ほど、オールドマーケットへもすぐです。

料金はシェムリアップで最も高い部類ですが、それでも同じクラスのホテルを日本や欧米で選ぶよりは手ごろです。特別な旅の1泊に選ぶ価値があります。

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5 Sofitel Angkor Phokeethra Golf & Spa Resort

エリア
アンコールワット通りアンコールワット通り沿い・遺跡へ車で10分ほど
料金の目安
1泊 US$130–280
特徴
アンコールワット通りに建つ、大きなプールのあるリゾートホテル
こんな人に
遺跡の見学を中心に、リゾートでゆっくり過ごしたい方

ここがいい

✓ アンコールワットに近く、朝日の見学に出やすい
✓ プールに入ったまま飲み物を頼めるバーがある
✓ スパやレストランがそろい、館内で完結する

このホテルを選ぶ理由

筆者が「アンコールワットに一番近いエリア」として勧めるアンコールワット通りに建つ、リゾートホテルです。遺跡までは車で10分ほどなので、早朝の朝日の見学にも出かけやすい場所です。

広い敷地に大きなプールや蓮の池があり、プールの中のバーやスパ、レストランもそろっています。昼の暑い時間はホテルで休み、夕方にまた遺跡へ、という過ごし方にぴったりです。

このエリアは高級ホテルが多い分、安い食堂や屋台は少なめです。アジアらしい雰囲気を楽しみたい夜は、トゥクトゥクで10分ほどのオールドマーケットへ出かけましょう。

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シェムリアップの治安と、旅の注意点

シェムリアップは観光の街で、旅行者が多く訪れる場所ですが、治安や衛生上の問題もあります。住んでいた筆者の実感をもとに、気をつけたいことをまとめます。

エリア別:にぎわいと治安の違い

カンボジアに住む筆者の実感をもとに、3つのエリアの雰囲気をまとめました。

オールドマーケット周辺夜まで遊びたい

昼
市場・カフェ・マッサージ店が集まる
夜
パブストリートとナイトマーケットで大にぎわい
注意
客引き・スリ。暗い裏通りに入らない

国道6号線の周り静かに・選択肢多め

昼
緑が多く、食堂やコンビニもある
夜
オールドマーケットより落ち着いている
注意
大通りはバイクが多い。ひったくりに注意

アンコールワット通り遺跡がメイン

昼
遺跡に近く、高級ホテルが並ぶ
夜
静かで治安もよい。食事は館内か街へ
注意
安い食堂や屋台は少ない

どのエリアでも、荷物は車道と反対側に持ち、トゥクトゥクでは膝の上で押さえておきましょう。

オールドマーケット周辺の客引きとスリ

オールドマーケット周辺は観光客が多いので、英語や日本語も通じるお店が少なくありませんが、観光客を狙った悪質な客引きやスリも多いので注意が必要です。

特に繁華街を少し抜けた裏通りに入ると急に暗くなって怪しげなお店もあったりするので、人通りが少ないストリートには入らないようにおすすめします。警察官も常駐していますがあまりあてにせずに、自分の身は自分で守るという気持ちでいなければなりません。

バイクのひったくりとトゥクトゥクでの持ち物

カンボジアでは、バイクで近づいてかばんやスマートフォンをひったくる手口が知られています。道を歩くときはかばんを車道と反対側に持ち、トゥクトゥクに乗っているときも、荷物は膝の上でしっかり押さえておきましょう。

スマートフォンで地図を見ながら道ばたに立ち止まるのも、狙われやすい行動です。地図はお店の中や、ホテルを出る前に確かめておくと安心です。

夜の騒音は気にならない程度

オールドマーケット周辺のひとつだけの難点をあげるとすれば、夜まで活気があるので多少遅くまでうるさいことです。それでも朝方までうるさいなどということはないので、ほとんどの方は気にならないと思います。

音に敏感な方は、少し離れた国道6号線の周りや、アンコールワット通りのエリアに泊まることをおすすめします。

タイとの国境付近の情報も確かめる

外務省は、カンボジアとタイの国境の周辺に危険情報を出しています。シェムリアップの市内やアンコールワットは国境から離れていますが、郊外の遺跡へ足をのばすときは、出発前に外務省の海外安全ホームページで最新の危険レベルを確かめてください。


シェムリアップのホテル選びで確かめたいこと

シェムリアップは、同じ料金でも日本より設備の整ったホテルに泊まれる街です。そのぶん、選ぶときに見ておきたい点がいくつかあります。

プールがあるか

一年じゅう暑いシェムリアップでは、プールのあるホテルが本当に役に立ちます。遺跡めぐりは朝と夕方が中心になり、昼の暑い時間はホテルで休むことが多いからです。

中級ホテルでもプール付きのところが多いので、迷ったらプールの有無で選んでみてください。

朝食と、早朝の出発に対応してくれるか

朝日のアンコールワットを見に行く日は、夜明け前にホテルを出ることになります。ホテルによっては、朝食の時間より前に出る人のために、軽い朝食の箱を用意してくれるところもあります。

予約のときや到着したときに、早朝に出かける予定があることを伝えておくとよいでしょう。

トゥクトゥクやドライバーを手配してくれるか

遺跡めぐりのトゥクトゥクや車は、ホテルで手配してもらうのがいちばん安心です。料金も事前にはっきりわかるので、交渉の手間がありません。

空港からの送迎があるかどうかも、新しい空港が街から離れた今は大切なポイントです。予約サイトの「設備・サービス」の欄で確かめておきましょう。

大通りから入りすぎていないか

ゲストハウスや小さなホテルは、細い路地の奥にあることもあります。昼は気にならなくても、夜は街灯が少なく暗くなる道もあるので、地図で大通りからの道のりを確かめておくと安心です。

特に女性の一人旅なら、パブストリートやオールドマーケットに近く、明るい道で帰れるホテルを選びましょう。


アンコールワット観光とホテルの組み合わせ

シェムリアップに来る人のほとんどの目的は、アンコールワットをはじめとする遺跡群です。遺跡めぐりの組み立てで、選びたいホテルも変わってきます。

何泊する?シェムリアップの過ごし方の目安

遺跡はとても広いので、泊まる日数で回れる範囲が変わります。

シェムリアップに何泊する?

▼

1〜2泊アンコールワットと主な遺跡アンコールワット・アンコール・トム(バイヨン)・タ・プローム。夜はパブストリートへ
3泊+朝日と少し遠い遺跡朝日のアンコールワット、昼はホテルのプールで休み、夕方にまた遺跡へ
4泊以上+街と郊外でのんびり市場めぐり、料理教室、トンレサップ湖など。出かける前に危険情報も確かめる

朝日を見る日が多いなら、遺跡に近いアンコールワット通りのホテルが楽です。

遺跡めぐりはトゥクトゥクか車をチャーター

世界遺産のアンコールワットまでは、街なかからトゥクトゥクで15〜20分ほどです。遺跡はとても広い範囲に点在しているので、トゥクトゥクや車を1日単位で借りて回るのが一般的です。

ホテルのフロントに相談すれば、信頼できるドライバーを手配してもらえます。配車アプリで呼べるトゥクトゥクもあり、料金の交渉が苦手な方にも便利です。

遺跡の入場券は公式の窓口で

アンコール遺跡群の見学には入場券(アンコール・パス)が必要です。1日券・3日券・7日券があり、公式のチケットセンターや公式サイトで買えます。

入場券は遺跡の中で何度も確認されるので、なくさないように持ち歩きましょう。料金や販売の方法は変わることがあるので、行く前に公式の案内で確かめてください。

朝日のアンコールワットを見るなら

アンコールワットの向こうから昇る朝日は、旅のハイライトです。見に行く日は夜明け前にホテルを出ることになるので、遺跡に近いアンコールワット通りのホテルに泊まると、朝がぐっと楽になります。

昼の暑い時間はホテルのプールで休み、夕方にまた出かける、というのがシェムリアップでの上手な過ごし方です。プールのあるホテルを選んでおくと、この「昼休み」が快適になります。

アンコール・トムやタ・プロームも

アンコールワットのほかにも、巨大な顔の彫刻で知られるバイヨンのあるアンコール・トム、木の根が遺跡を覆うタ・プロームなど、見ておきたい遺跡はたくさんあります。

主な遺跡を回るだけでも丸1日、少し遠い遺跡まで足をのばすなら2〜3日あると余裕を持って楽しめます。


シェムリアップへの行き方:新しい空港から街へ

2023年に新しいシェムリアップ・アンコール国際空港(SAI)が開港し、それまでの街の近くの空港は使われなくなりました。新しい空港は街の中心から東へ離れていて、車で1時間ほどかかります。

空港から街へはシャトルバスかタクシーで

空港からは、市内へ向かうシャトルバスやタクシーが出ています。夜遅くに着く便や、荷物が多い家族旅行なら、ホテルの送迎(有料のことが多い)を予約しておくと安心です。

以前のように「空港に近いから国道6号線の周りに泊まる」という選び方は、今はあまり当てはまりません。どのエリアに泊まっても、空港からの時間はほぼ同じと考えてよいでしょう。

プノンペンやバンコクからの陸路

首都プノンペンからはバスで、隣の国タイのバンコクからは国境を越えるバスで来ることもできます。時間はかかりますが、旅費を抑えたい旅や、東南アジアを回る旅の途中に組み込むのに向いています。

入国とお金

日本のパスポートでカンボジアに入国するには、観光でもビザが必要です(オンラインのe-Visaなど)。手続きは変わることがあるので、出発前にカンボジア政府や外務省の案内で確かめてください。

お金はアメリカドルが主流として使われているので、両替が楽で助かります。小さなお釣りはカンボジアの通貨リエルで返ってくることもあるので、少額のドル札を多めに持っておくと便利です。


遺跡のほかに楽しみたいこと

遺跡めぐりの合間や、旅の最後の1日には、街の中や近くで過ごすのもおすすめです。

アンコール国立博物館で予習を

国道6号線からアンコールワット通りに入ったところにあるアンコール国立博物館では、遺跡から見つかった仏像や彫刻を、日本語の音声ガイドなどで学べます。

遺跡に行く前の日に訪ねておくと、実際に遺跡を歩くときの見え方が変わります。冷房の効いた館内は、暑い昼の時間の過ごし方にもぴったりです。

アプサラダンスと夕食

カンボジアの伝統舞踊アプサラダンスは、遺跡の壁に彫られた天女の踊りを今に伝えるものです。街なかには、夕食と一緒に踊りを見られるレストランがいくつもあります。

ホテルによっては、館内でショーを開いていたり、予約を手伝ってくれたりします。フロントで聞いてみましょう。

トンレサップ湖の水上の村

街の南には、東南アジア最大級の湖トンレサップ湖が広がり、水の上に家が並ぶ村をボートで訪ねるツアーがあります。乾季と雨季で湖の大きさが大きく変わり、季節によって景色も違います。

ツアーはホテルや旅行会社で申し込めます。ボートの料金や寄付を強く求められることもあるので、料金が込みになっているツアーを選ぶと安心です。

オールドマーケットでおみやげ探し

オールドマーケットには、カンボジアのシルクのスカーフや、こしょう、石けん、小物などのおみやげが並びます。値段は交渉で決まることが多いので、いくつかのお店を見て相場をつかんでから買いましょう。

市場の中は人が多いので、ここでもかばんは体の前に。夜はナイトマーケットも開いています。


シェムリアップの食事と夜の楽しみ方

シェムリアップはカンボジア人だけでなく色々な国から来た人たちが色々なお店を開いているので、カンボジア文化だけでなく色々な文化を感じることのできる町です。

パブストリートの裏通りで食べ歩き

おすすめはオールドマーケット付近の裏パブストリートにあるお店です。小さなカフェやレストランが多くあるのですが、外国人が経営していて、安いながらも非常にレベルの高い料理を食べることができますよ。

カンボジア料理だけでなく各国料理のお店が揃っているので、味めぐりを楽しむことができます。バーも多くあるので、お酒が好きな人も絶対満足できるストリートです。

筆者のお気に入りの宿「VIVA」

筆者がよく利用していたのは、オールドマーケットのすぐ目の前にある「VIVA(ビバ)」というホテルです。メキシコ料理のお店「ビバ」の上にあり、交通の便が良いことと、朝食のメキシコ料理がおいしいこと、それでいて値段が安いのが気に入っていました。

今も営業していますが、この記事で使っている予約サイトでは取り扱いを確かめられなかったため、ホテルの紹介には入れていません。泊まってみたい方は、ほかの予約サイトやホテルに直接問い合わせてみてください。

カンボジア料理も味わいたい

カンボジア料理は、ココナッツミルクを使った魚の蒸し料理「アモック」や、甘辛い牛肉の炒め物「ロックラック」など、日本人の口にも合いやすいものが多いです。

屋台や食堂で食べるときは、氷や生の野菜に気をつけ、火の通ったものを選ぶと安心です。おなかの弱い方は、胃腸薬を日本から持っていきましょう。

アンコールワット通りには日本人のお店も

アンコールワット通りの周りには、日本人が営むおみやげものやさんやカフェもあり、散策するにも気持ちの良い所です。高級ホテルが多い分、安い食堂や屋台は少ないので、アジアらしい雰囲気を楽しみたいならオールドマーケット付近まで移動しましょう。トゥクトゥクに乗って10分程度なので遠くはありませんよ。


一人旅・家族連れ・日本語の不安

誰と行くか、英語が得意かどうかによっても、選びたいホテルやエリアは少し変わります。

一人旅や若い方の旅

筆者のように安い宿や中くらい程度までのホテルを使うなら、オールドマーケット周辺がいちばん楽しく過ごせます。ゲストハウスやホステルが多く、ほかの旅行者と知り合う機会もあります。

夜遊びをするときは、飲み物から目を離さない、帰りはトゥクトゥクを使う、といった基本を守りましょう。

子ども連れの家族旅行

家族旅行なら、プールが広く館内で食事ができる国道6号線の周りやアンコールワット通りのホテルが過ごしやすいです。遺跡めぐりは子どもには暑くて長い道のりになるので、車をチャーターして休みながら回るのがおすすめです。

英語に自信がなくても大丈夫

観光の街なので、ホテルやレストランでは英語が通じ、日本語を話せるガイドやお店の人も少なくありません。遺跡めぐりは、日本語ガイドの付くツアーを使えば、遺跡の見どころや歴史もよくわかります。

予約サイトで予約したホテルなら、チェックインも簡単な英語で済みます。わからないことは、翻訳アプリを使ってフロントに相談しましょう。


季節と服装、旅の準備

シェムリアップは一年じゅう暑い街です。季節と遺跡めぐりの服装を知っておくと、旅がぐっと楽になります。

乾季と雨季

11月から4月ごろが乾季で、特に11月〜2月は比較的過ごしやすく、観光のハイシーズンです。3〜4月はとても暑くなります。5月から10月ごろは雨季で、毎日のようにスコールがありますが、遺跡の緑が濃くなり、観光客も少なめです。

雨季はホテルの料金が下がりやすいので、高級ホテルに手ごろに泊まりたい方には狙い目です。

遺跡めぐりの服装

遺跡の中には、肩やひざが隠れる服でないと入れない場所があります。暑くても、薄手の長袖やひざ下までのズボン・スカートを用意しておきましょう。

遺跡は段差や急な階段が多いので、歩きやすい靴が必須です。帽子と日焼け止め、たっぷりの飲み水も忘れずに。

持っていくと便利なもの

虫よけ、日焼け止め、帽子、汗をふくタオル、雨季なら折りたたみの傘やレインコートがあると便利です。遺跡の中には売店が少ない場所もあるので、水は多めに持って出かけましょう。

スマートフォンの充電が切れると、配車アプリも地図も使えなくなります。暑い中で電池の減りも早いので、モバイルバッテリーを1つ持っておくと安心です。


住んでいる筆者から、これから訪れる方へ

色んな文化が混在した、魅力あふれるシェムリアップ

シェムリアップは、世界遺産の遺跡と、世界中から集まった人たちが作るにぎやかな街の両方を楽しめる場所です。それほど町の規模が大きくないので、移動に時間がかからずに済むのもうれしいところです。

治安や衛生上の問題もありますが、それを上回る楽しさと魅力がありますので、ぜひとも味わっていただきたいと思います!


まとめ:シェムリアップのおすすめエリアとホテル

夜まで遊んで歩いて帰りたいならオールドマーケット周辺(ゴールデン・テンプル・レジデンス・シンタ・マニ・アンコール)。

静かにゆっくり、選択肢の多さで選ぶなら国道6号線の周り(ザ・プリビレッジ・フロア)。遺跡の見学がメインならアンコールワット通り(ラッフルズ・ソフィテル)。

どのエリアもトゥクトゥクですぐ行き来できるので、旅の目的と予算で選んでください。


よくある質問

シェムリアップでは、どのエリアのホテルがおすすめですか?

初めてで夜も楽しみたいならオールドマーケット周辺、静かに過ごしたいなら国道6号線の周り、遺跡の見学がメインならアンコールワット通りがおすすめです。

アンコールワットに近いホテルはどこですか?

アンコールワット通り(チャールズ・ド・ゴール通り)沿いのホテルが、遺跡にいちばん近いエリアです。この記事のソフィテルなら遺跡まで車で10分ほどで、朝日の見学にも出やすいです。

シェムリアップで安いホテルはありますか?

ゲストハウスなら1泊US$10〜30ほどからあり、プール付きの中級ホテルもUS$60前後から見つかります。オールドマーケット周辺や国道6号線の周りに多く集まっています。

日本語が通じるホテルはありますか?

日本語を話せるスタッフがいるホテルもありますが、基本は英語です。日本語ガイドのツアーや翻訳アプリを使えば、英語に自信がなくても困ることは少ないでしょう。

パブストリートの近くに泊まってもうるさくないですか?

夜まで多少にぎやかですが、朝方までうるさいことはほとんどありません。音に敏感な方は、通りから少し離れたホテルを選びましょう。

空港からホテルまでどのくらいかかりますか?

2023年に開港した新しい空港は街から離れていて、車やシャトルバスで1時間ほどです。夜遅くに着くなら、ホテルの送迎を予約しておくと安心です。

シェムリアップの治安はどうですか?

観光客が多い分、オールドマーケット周辺の客引きやスリ、バイクのひったくりに注意が必要です。人通りの少ない裏通りに入らず、荷物をしっかり持てば、楽しく過ごせる街です。

遺跡めぐりには何日必要ですか?

アンコールワットと主な遺跡だけなら1日でも回れますが、ゆっくり見るなら2〜3日あると安心です。入場券には1日券・3日券・7日券があります。