サンパウロのホテルおすすめエリア|治安・安全に泊まれる6軒(2026年版)

*この記事にはPRを含みます

こんにちは。南米が好きで、1〜2年に一度は南米に旅行に行っているYUKAです。

ブラジルには友達家族や親類が住んでいることもあって、旅行がてら遊びに行くことが多い国です。この記事では、ブラジルの中でも日本からの旅行者が多く到着するサンパウロの、おすすめの滞在エリアとホテルを紹介します。

ホテルは2026年11月時点で予約できるものを確かめて入れ替え、治安の情報は外務省の海外安全ホームページで確かめ直しました。

まず、どこに泊まる?

こんなサンパウロ滞在をしたいホテル
治安の落ち着いた大通りに、手ごろな料金でイビス・パウリスタ
パウリスタ · US$50–90
パウリスタとジャルジンの間で、上質なホテルにルネッサンス・サンパウロ
ジャルジン · US$260–450
サンパウロでいちばん贅沢な滞在をティボリ・モファレジ・サンパウロ
ジャルジン · US$390–700
東洋人街で、居心地のよいホテルにレーキス・ブラジル・ホテル・エスコーラ
リベルダージ · US$90–160
日系の街で、和食のあるホテルにニッケイ・パレス・ホテル
リベルダージ · US$55–110
短い滞在で、歴史地区の見どころの近くにノボテル・ジャラグア・サンパウロ
セントロ · US$50–90

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。

サンパウロのホテルはどのエリアに泊まる?

サンパウロはブラジル最大の人口と広さを持つ大都市で、セントロ地区を中心に、地区ごとにそれぞれ違った表情を見せてくれる面白い街です。全てを観光するには、最低でも2〜3日は必要です。

旅行者が泊まるエリアは、大通りのビジネス街「パウリスタ」、その南の高級住宅街「ジャルジン」、東洋人街の「リベルダージ」、歴史地区の「セントロ」の4つから選ぶとわかりやすいです。

外務省の海外安全ホームページでは、大サンパウロ圏に「レベル1:十分注意してください」が出ています(2026年11月時点)。サンパウロ全体が治安が悪いわけではなく、地域によって悪いところがあるので、エリア選びが大切です。

サンパウロのエリアと、この記事のホテル

北のセントロのすぐ南に東洋人街リベルダージ、南西にパウリスタ大通りとジャルジンが並んでいます。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。

↑ 北 国際空港(グアルーリョス)↗ 車で1時間前後 セントロ 歴史地区・市立劇場 リベルダージ 東洋人街 パウリスタ 大通りのビジネス街 ジャルジン 高級住宅街・買い物 イビラプエラ公園 国内線空港 (コンゴーニャス)↓ 1 2 3 4 5 6
  1. 1イビス・パウリスタパウリスタ · 大通り沿い、地下鉄コンソラソン駅の近く›
  2. 2ルネッサンス・サンパウロジャルジン · パウリスタ大通りから歩いて数分›
  3. 3ティボリ・モファレジ・サンパウロジャルジン · トリアノン公園とMASPの近く›
  4. 4レーキス・ブラジル・ホテル・エスコーラリベルダージ · 地下鉄サンジョアキン駅から歩いて3分›
  5. 5ニッケイ・パレス・ホテルリベルダージ · 地下鉄リベルダージ駅から600mほど›
  6. 6ノボテル・ジャラグア・サンパウロセントロ · 地下鉄アニャンガバウー駅・レプブリカ駅の近く›

位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。

安全に泊まるなら「パウリスタ」:大通りのビジネス街

地下鉄2号線の駅が並ぶパウリスタ大通りは、片側4車線の大きな道路です。ブラジルを代表する大企業や、諸外国の有名企業が入る高層ビルが林立し、日本の総領事館もこの通りにあります。

大型の高級ホテルやレストラン、カフェが並び、治安が悪いといわれるサンパウロの中では比較的安全な地域です。料金を抑えるならイビス・パウリスタが便利です。

買い物と高級ホテルなら「ジャルジン」:落ち着いた高級住宅街

パウリスタ大通りの南に広がるジャルジンには、メリッサやハワイアナスといったブラジルのブランドショップが並ぶオスカー・フレイレ通りやロレーナ通りがあります。高級ブランドやアンティーク、家具などに興味がある人にぜひおすすめしたいエリアです。

このエリアに初めて滞在すると、サンパウロの危険なイメージは味わえないかもしれません。ルネッサンスや最高級のティボリ・モファレジから選べます。

日本人なら一度は泊まりたい「リベルダージ」:東洋人街

地下鉄1号線のリベルダージ駅の周りにある東洋人街です。漢字の看板や幟が並び、まるで日本の駅前商店街に来たような錯覚を覚えます。大きな赤い鳥居のある大阪橋は、サンパウロと姉妹都市の大阪市にちなんだものです。

日本の真裏の南米にいるのに、田舎の祖父母の街を訪れたような懐かしい気分を味わえます。レーキス・ブラジルや、和食のレストランがあるニッケイ・パレスが泊まりやすいホテルです。

短い滞在で歴史地区を見るなら「セントロ」

セントロには、サンベント修道院やカテドラル・メトロポリターナ(セー大聖堂)、市立劇場など、初めてサンパウロを訪れる人にぜひ行ってほしい歴史的建造物があります。滞在時間が短く、主な観光名所の近くに泊まりたい人に向いています。

ただし治安面で不安がある地域なので、観光は昼の明るいうちに済ませましょう。レプブリカ駅の近くのノボテル・ジャラグアは料金が手ごろです。

料金の目安は、パウリスタやセントロのビジネスホテルで1泊US$50〜90、リベルダージのホテルでUS$55〜160、ジャルジンの高級ホテルでUS$260以上です。大きな見本市やF1グランプリの時期は料金が上がるので、早めに予約しましょう。


エリア別:サンパウロのおすすめホテル6選

1 ibis Sao Paulo Paulista

エリア
パウリスタ大通り沿い、地下鉄コンソラソン駅の近く
料金の目安
1泊 US$50–90
特徴
パウリスタ大通りに面した、使いやすいビジネスホテル
こんな人に
出張の方、料金を抑えて安全な場所に泊まりたい方

ここがいい

✓ パウリスタ大通りの目の前
✓ 地下鉄の駅が近い
✓ 料金が手ごろで、立地の口コミ評価が高い

このホテルを選ぶ理由

パウリスタ大通りに面した、チェーンのビジネスホテルです。人通りの多い大通りの目の前で、地下鉄の駅も近いので、「サンパウロ ビジネスホテル」を探している方にまず見てほしい一軒です。

部屋はシンプルでコンパクトですが、口コミでは立地の評価がとても高く、清潔さも褒められています。大通り沿いにはレストランやカフェ、ショッピングセンターも多く、夜ごはんにも困りません。

日曜日にはパウリスタ大通りが歩行者天国になり、ホテルの前が音楽やパフォーマンスでにぎわいます。日曜日をはさむ日程なら、ぜひ歩いてみてください。

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2 Renaissance São Paulo Hotel

エリア
ジャルジンパウリスタ大通りから歩いて数分
料金の目安
1泊 US$260–450
特徴
パウリスタ大通りとジャルジンの間にある、口コミ評価の高い大型ホテル
こんな人に
家族旅行の方、買い物と食事を歩いて楽しみたい方

ここがいい

✓ パウリスタ大通りとオスカー・フレイレ通りへ歩ける
✓ スパやレストランがそろう
✓ スタッフと立地の口コミ評価が高い

このホテルを選ぶ理由

パウリスタ大通りから少し入った、ジャルジン地区の入口にある大型ホテルです。パウリスタ大通りにも、ブランドショップの並ぶオスカー・フレイレ通りにも歩いて行ける、とても便利な場所にあります。

スパやレストランがあり、ファミリールームもあるので、家族旅行にも使いやすいホテルです。口コミでは、スタッフの親切さと立地の評価が特に高くなっています。

まわりは高級住宅街で、夜も比較的落ち着いています。それでも夜遅くに歩くときは、大通りを選ぶか配車アプリを使いましょう。

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3 Tivoli Mofarrej São Paulo

エリア
ジャルジントリアノン公園とMASPの近く
料金の目安
1泊 US$390–700
特徴
パウリスタ大通りの裏手に建つ、スパと屋外プールのある最高級ホテル
こんな人に
記念日の旅行、高級ホテルで安心して過ごしたい方

ここがいい

✓ MASP(サンパウロ美術館)へ歩ける
✓ スパと屋外プール
✓ 朝食とスタッフの口コミ評価が高い

このホテルを選ぶ理由

パウリスタ大通りの裏手、緑の多いトリアノン公園の近くにある最高級ホテルです。「サンパウロ 高級ホテル」で探している方に、まず見てほしい一軒です。

高層階からはサンパウロの街並みが見渡せ、スパと屋外プールでゆっくり過ごせます。口コミでは立地と朝食、スタッフが特に褒められています。

この記事でいちばん料金の高いホテルで、料金に見合うかどうかは口コミでも意見が分かれます。ホテルの中で食事もくつろぎも完結させたい方に向いています。

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4 Leques Brasil Hotel Escola

Leques Brasil Hotel Escola
エリア
リベルダージ地下鉄サンジョアキン駅から歩いて3分
料金の目安
1泊 US$90–160
特徴
東洋人街リベルダージにある、プールとサウナのある居心地のよいホテル
こんな人に
初めてのサンパウロの方、日本食が恋しくなりそうな方

ここがいい

✓ 地下鉄サンジョアキン駅から歩いて3分
✓ プールとサウナがある
✓ 清潔さとスタッフの口コミ評価が高い

このホテルを選ぶ理由

リベルダージ地区には手ごろな料金のホテルがたくさんありますが、モダンで居心地のよい客室をはじめ、館内の施設が充実していて、コストパフォーマンスの面からもおすすめのホテルです。

地下鉄サンジョアキン駅から歩いて3分という便利な位置にあります。スイミングプールやサウナもあり、諸外国からの長期滞在のビジネスマンが多く泊まっているホテルです。ホテル内のレストランではブラジル料理のほか、各国の料理やおいしいお酒もそろっています。

東洋人街にあるので、レベルの高い日本料理や中華料理を食べさせてくれるレストランもホテルの近くにたくさんあります。口コミでは清潔さとスタッフが褒められている一方、家具の古さやWi-Fiを指摘する声もあります。

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5 Nikkey Palace Hotel

エリア
リベルダージ地下鉄リベルダージ駅から600mほど
料金の目安
1泊 US$55–110
特徴
日本料理のレストランがある、東洋人街の老舗ホテル
こんな人に
日本の雰囲気にほっとしたい方、和食が好きな方

ここがいい

✓ ホテルの中に日本料理のレストラン
✓ 東洋人街の店や食堂へ歩ける
✓ 料金が手ごろ

このホテルを選ぶ理由

東洋人街リベルダージにある、日系の雰囲気のホテルです。ホテルの中に日本料理のレストランがあり、長い移動のあとや、ブラジル料理が続いて和食が恋しくなったときにほっとできます。

地下鉄リベルダージ駅から600mほどで、週末の市(フェイラ)や日本移民資料館へも歩いて行けます。口コミでは立地がよく褒められています。

建物は新しくはないので、最新の設備よりも、日系の街の雰囲気と料金の手ごろさを優先したい方に向いています。

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6 Novotel Sao Paulo Jaragua Conventions

Novotel Sao Paulo Jaragua Conventions
エリア
セントロ地下鉄アニャンガバウー駅・レプブリカ駅の近く
料金の目安
1泊 US$50–90
特徴
セントロの中心、レプブリカ駅の近くにある高層ホテル
こんな人に
1〜2泊で歴史地区を見たい方、日曜の市を楽しみたい方

ここがいい

✓ 地下鉄の駅から1ブロックほど
✓ 朝食とスタッフの口コミ評価が高い
✓ 料金が手ごろ

このホテルを選ぶ理由

サンパウロの中心地、レプブリカ駅やアニャンガバウー駅の近くにあるホテルです。各国の料理を味わえるレストランや、お酒や軽食を楽しめるバーもあります。

セントロエリアではありますが、駅からも近く、レプブリカ公園も近くにあって、散策が楽しいエリアにあるホテルです。口コミでは、スタッフと朝食、立地が褒められています。

一方で、部屋の音や周辺の治安を気にする声もあります。セントロは夜や週末に人通りが減るので、暗くなってからの外出は配車アプリを使いましょう。

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サンパウロの治安:安全に泊まるために知っておきたいこと

サンパウロはリオデジャネイロと並んで日本人によく名の知られた街ですが、治安面での不安がある人も多いと思います。

外務省の安全対策基礎データでは、ブラジルではけん銃などを使った強盗が多く、観光地でも油断できないとしています。もし襲われたら、抵抗せずに渡すことが自分の身を守ることにつながります。

エリア別:気をつけたいことと過ごし方

外務省の安全対策基礎データ(2025年9月更新)と、筆者の経験をもとにまとめました。

パウリスタ比較的安全

昼
人通りが多く歩きやすい
夜
大通りはにぎやか。裏通りは避ける
注意
歩きスマホのひったくり

ジャルジン落ち着いている

昼
買い物と食事が楽しい
夜
人通りが減る道は車で

リベルダージ昼はにぎやか

昼
週末の市は人混みのスリに注意
夜
駅までの道は明るい通りを

セントロ昼の観光だけ

昼
見どころが集まる。人混みのスリ
夜
夜と週末は人通りが減る。歩かない

外務省の危険情報は、大サンパウロ圏が「レベル1:十分注意してください」(2026年11月時点)。最新の情報は海外安全ホームページで確かめてください。

歩きスマホとひったくりに注意

外務省によると、歩いている人のスマートフォンや持ち物を突然ひったくる被害がとても多く起きています。配車アプリを呼ぶときも、路上ではなく店やホテルの中で操作するようにしましょう。

時計やアクセサリーは外し、必要なお金は小分けにして持ち歩くと安心です。

ATMとショッピングセンターを出たあと

外務省は、ATMで現金を引き出したあとや、ショッピングセンターから出たあとが狙われやすいと注意しています。ATMはショッピングセンターの中など人目のある場所で使い、引き出したお金はすぐにしまいましょう。

夜と週末のセントロ、大きなターミナル駅の周り

セントロは平日の昼はにぎやかですが、夜や週末は人通りが減ります。外務省は、大きなターミナル駅の周りは薬物の売人などが多く強盗が多いとして、付近を歩くのは避けるよう注意しています。

セントロの観光は昼の明るいうちに済ませ、人通りの少ない道は歩かないようにしましょう。

クレジットカードは目の前で

一流ホテルでもクレジットカードのスキミング被害が多いと、外務省は注意しています。カードは店員に預けず目の前で決済してもらい、利用明細をこまめに確かめましょう。


空港から市内へ、市内の移動

サンパウロには、国際線が着くグアルーリョス国際空港と、国内線が中心で市内にあるコンゴーニャス空港があります。

サンパウロには多くの美術館や博物館、公園や歴史的建造物がありますが、市内のあちこちに散らばっているので、どのエリアに泊まるにしても、何らかの移動手段が必要です。

サンパウロの移動手段を比べる

外務省の注意をもとに、安全に動くための選び方です。

配車アプリいちばんのおすすめ

向く
空港との行き来、夜の移動
注意
呼ぶときは店やホテルの中で。玄関の前で乗り降り

無線タクシー(前払い)空港で安心

向く
グアルーリョス空港から市内へ
注意
空港で客待ちしているタクシーや客引きは避ける

地下鉄昼の移動に便利

向く
パウリスタ〜リベルダージ〜セントロ
注意
混雑時のスリ、駅の出入口付近の強盗

路線バス使わない

注意
強盗事件が多いとして、外務省が利用を避けるよう勧めている

外務省 海外安全ホームページ「ブラジル 安全対策基礎データ」より。

グアルーリョス国際空港から市内へ

日本からの乗り継ぎ便が着くグアルーリョス空港は、市の北東の郊外にあります。パウリスタやジャルジンまでは車で1時間前後、渋滞する時間帯はそれ以上かかります。

外務省は、空港で客待ちしているタクシーは避け、料金前払いの無線タクシーか配車アプリを使うよう勧めています。空港と市内を結ぶ電車もありますが、大きな荷物があるなら車が楽です。

国内線のコンゴーニャス空港は市内にある

リオデジャネイロなど国内の都市へ飛ぶなら、市の南にあるコンゴーニャス空港が便利です。パウリスタやジャルジンからは車で30分前後で行けます。

地下鉄が便利。荷物は最小限に

バスは行き先の表示やバス停を見つけるのが難しいので、安く移動したい人には地下鉄がおすすめです。1号線(青)はリベルダージやセー、2号線(緑)はパウリスタ大通りを走っていて、観光にとても便利です。

貴重品はすべてホテルのセーフティーボックスに預け、交通費と食事代などのお金だけを持って地下鉄に乗るようにしましょう。外務省も、混雑時のスリや発車間際のひったくり、駅の出入口付近の強盗に注意を呼びかけています。

タクシーより配車アプリ

外務省によると、流しのタクシーではメーターを使わずに高い料金を請求されたり、遠回りされたりする被害があります。配車アプリは乗る前に料金が決まるので安心です。

乗り降りのときに狙われる強盗も多いので、ホテルやレストランの玄関の前で乗り降りしましょう。


パウリスタとジャルジンの楽しみ方

パウリスタ大通りの周りは、美術館や公園、買い物と、歩いて楽しめる場所が多いエリアです。

MASP(サンパウロ美術館)

赤い柱で建物を持ち上げたような、独特の形の美術館です。ヨーロッパの名画からブラジルの作品まで、南米でも有数のコレクションが見られます。

建物の下の広場では、週末に骨董市が開かれることもあります。

日曜日のパウリスタ大通りは歩行者天国

日曜日にはパウリスタ大通りが車の通行止めになり、歩行者天国になります。音楽の演奏や大道芸、屋台が出て、地元の家族連れでにぎわいます。

週末をサンパウロで過ごすなら、ぜひ歩いてみてください。

オスカー・フレイレ通りで買い物

パウリスタ大通りから歩いて20分ほどのオスカー・フレイレ通りとロレーナ通りには、ブラジルのブランドショップが並んでいます。ビーチサンダルのハワイアナスや、ラバーシューズのメリッサは、お土産にも喜ばれます。

イビラプエラ公園

地元の人の憩いの場、イビラプエラ公園は、池のまわりを散歩したりサイクリングしたりできる大きな公園です。公園の中には美術館や日本館もあります。

週末は自転車やジョギングの人でいっぱいになり、サンパウロの人たちの休日の過ごし方が見られます。


セントロとリベルダージの楽しみ方

サンパウロ発祥の地、セントロと、すぐ南のリベルダージは、地下鉄1号線で数駅の距離です。1日で一緒に回ることもできます。

セー大聖堂と歴史地区

セントロの中心、地下鉄セー駅からすぐのカテドラル・メトロポリターナ(セー大聖堂)は必見です。長い年月をかけて建てられた、ブラジル最大規模のゴシック建築の教会です。

近くにはサンベント修道院や、豪華な市立劇場もあります。昼の明るいうちに、まとめて回るのがおすすめです。

市場で食べたいモルタデーラ・サンド

セントロの市立市場(メルカード・ムニシパル)は、ステンドグラスのある美しい建物の中に、果物や肉、チーズの店が並ぶ市場です。山のようにハムを挟んだモルタデーラ・サンドが名物です。

市場の中は観光客も多く、スリに気をつけながら楽しみましょう。

レプブリカ広場の日曜市

レプブリカ駅の上にあるレプブリカ広場は、緑豊かで広い公園です。日曜日には絵や服、雑貨や土産物の屋台が並ぶ盛大な市が開かれて、とてもにぎやかです。

日曜日にサンパウロに滞在する予定がある人にも、セントロのホテルはおすすめです。

リベルダージの日本移民資料館と週末の市

100年以上前にブラジルに渡った日系人たちの当時とその後、そして今を見ることができるブラジル日本移民史料館は、日本人には必見です。ぜひ訪れてみてください。

週末にはリベルダージ広場の周りに屋台が並び、焼きそばや天ぷら、おまんじゅうなど、ブラジル風にアレンジされた日本の味が楽しめます。


サンパウロで食べたいもの

サンパウロは世界中からの移民が暮らす街で、「食の都」とも呼ばれます。ブラジル料理はもちろん、イタリア料理や日本料理のレベルも高いことで知られています。

シュハスコとピッツァ

大きな串に刺した肉を店員さんが切り分けてくれるシュハスカリアは、ぜひ一度体験したいブラジルの食事です。イタリア系の移民が多いサンパウロは、ピッツァもとてもおいしい街です。

リベルダージの日本料理

リベルダージには、ラーメンや定食、居酒屋など、日本の味が楽しめる店がたくさんあります。長い旅の途中で和食が恋しくなったら、ぜひ足を運んでみてください。

ポン・デ・ケージョとコーヒー

チーズ入りのもちもちしたパン、ポン・デ・ケージョは、街角のパン屋(パダリア)で気軽に買えます。ブラジルはコーヒーの国なので、朝ごはんに小さなカップのコーヒーと一緒にどうぞ。


サンパウロから足をのばすなら

サンパウロに数日いるなら、日帰りで近郊の町へ出かけるのも楽しいです。友達や親類を訪ねるついでに、私もよく出かけています。

おもな見どころと、近いエリア

見どころは市内のあちこちに散らばっています。地下鉄と配車アプリを組み合わせて回りましょう。

MASP・パウリスタ大通り日曜は歩行者天国

近い
パウリスタ、ジャルジン
行き方
地下鉄2号線

オスカー・フレイレ通り買い物

近い
ジャルジン
行き方
パウリスタから歩いて20分ほど

イビラプエラ公園散歩とサイクリング

近い
ジャルジン
行き方
配車アプリ

セー大聖堂・市立市場昼に回る

近い
セントロ、リベルダージ
行き方
地下鉄1号線

日本移民史料館日本人には必見

近い
リベルダージ
行き方
地下鉄1号線

サントス日帰りで

近い
―
行き方
車で1時間半ほど。ツアーが安心

所要時間は道路の混み具合で大きく変わります。

港町サントスと日本移民の歴史

サンパウロから車で1時間半ほど山を下ったところにある港町サントスは、1908年に最初の日本人移民を乗せた笠戸丸が着いた港です。海沿いには日本移民の上陸を記念した碑もあります。

リベルダージの移民史料館とあわせて訪れると、ブラジルの日系人の歴史がより身近に感じられます。サントスにはコーヒーの取引所だった建物を生かした博物館もあり、コーヒー好きにもおすすめです。

週末のエンブー・ダス・アルテス

サンパウロの西にあるエンブー・ダス・アルテスは、週末に手工芸品の市が開かれる小さな町です。木彫りの家具や雑貨、絵などが並び、サンパウロの街中とは違うのんびりした雰囲気が楽しめます。

近郊へ出かけるときは、旅行会社のツアーや、ホテルで手配してもらう車を使うと安心です。


サンパウロを旅するのにいい季節とイベント

サンパウロは南半球にあるので、日本と季節が反対です。標高が800m近くある高原の街なので、リオデジャネイロより涼しく、朝晩は冷えこむ日もあります。

過ごしやすいのは春と秋

街歩きに向いているのは、暑すぎず雨も比較的少ない春(9〜11月ごろ)と秋(3〜5月ごろ)です。12〜3月の夏は、午後に激しい夕立が降ることが多く、道路が冠水して渋滞がひどくなることもあります。

6〜8月の冬は晴れる日が多いものの、朝晩は10度前後まで下がることもあります。暖房のない建物もあるので、薄手のセーターや上着を一枚持って行きましょう。

7月ごろの「日本祭り」

サンパウロでは毎年7月ごろ、日系の人たちが中心になった大きな「日本祭り(フェスチバル・ド・ジャポン)」が開かれます。各県人会の郷土料理の屋台が並び、日本の地方の味がブラジルで味わえる、ほかではなかなかない体験です。

日にちや会場は毎年変わるので、行く前に公式の発表で確かめてください。

カーニバルとF1グランプリ

カーニバルはリオが有名ですが、サンパウロでも専用の会場でパレードが行われ、街中でも路上のパレードがあります。秋にはF1のサンパウロ・グランプリも開かれます。

こうした大きなイベントや見本市の時期は、ホテルの料金が上がり満室になりやすいので、日程が決まったら早めに予約しましょう。


日本人に安心なサンパウロのホテル選び

サンパウロは日系の人が多い街なので、日本語や日本食に助けられる場面がほかの南米の都市より多くあります。初めての南米で不安な方は、次のような点で選ぶと安心です。

日本語や日本食に助けられるのはリベルダージ

東洋人街のリベルダージには日本食の店や日本の食材の店が多く、日系の人が営むお店もあります。和食のレストランがあるニッケイ・パレスのように、日系の雰囲気のホテルもあります。

ただし、ホテルのフロントで日本語が通じるとは限りません。予約の確認や送迎の頼みごとは、英語かポルトガル語の簡単なメモを用意しておくと確実です。

安全を優先するなら大通り沿いのチェーンホテル

夜に一人で歩くのが不安な方は、人通りの多いパウリスタ大通りに面したチェーンのホテルを選ぶと、帰り道の心配が少なくなります。入口に警備員がいるホテルや、24時間フロントのあるホテルを選ぶのもポイントです。


サンパウロ観光のモデルコース(2泊3日)

見どころが市内のあちこちに散らばっているサンパウロは、エリアごとにまとめて回るのが効率のよい回り方です。日曜日をはさむと、より楽しめます。

1日目:パウリスタとジャルジン

着いた日は、泊まっているパウリスタ周辺でゆっくり過ごしましょう。MASPを見て、オスカー・フレイレ通りでお土産を探し、夜はジャルジンのレストランで食事をするのがおすすめです。

2日目:セントロとリベルダージ

朝から地下鉄でセントロへ行き、セー大聖堂、市立市場、市立劇場を昼のうちに回ります。午後は地下鉄で数駅のリベルダージへ移動して、移民史料館と日本食のランチを楽しみましょう。

セントロとリベルダージは、暗くなる前に切り上げてホテルへ戻るのがおすすめです。

3日目:イビラプエラ公園かサントスへ

最終日は、イビラプエラ公園を散歩するか、時間があれば港町サントスまで足をのばすのもよいでしょう。日曜日なら、歩行者天国のパウリスタ大通りを歩くのを忘れずに。


ブラジルに行く前に確かめたいこと

日本からブラジルへは直行便がなく、北米やヨーロッパ、中東などで乗り継いで行きます。乗り継ぐ国の入国や乗り継ぎの手続きも、あわせて確かめておきましょう。

90日以内の観光ならビザは不要

外務省の安全対策基礎データでは、日本とブラジルは観光や商用など90日までの短い滞在について、お互いにビザを免除しています(2025年7月現在)。出発前に、外務省や在日ブラジル総領事館の最新の案内を確かめてください。

黄熱のワクチンを考えておく

外務省によると、ブラジル保健省はブラジル全土を黄熱のワクチン接種を勧める地域にしていて、サンパウロ州の地方都市でも感染による死亡例が確認されています。出発前に検疫所などで相談しておくと安心です。


これからサンパウロを訪れる方へ

エリアを選んで、気をつけて楽しんで

サンパウロ全体が治安が悪いわけではなく、地域によって悪いところがあります。泊まるエリアを選び、夜の移動は配車アプリを使えば、怖い思いをすることはぐっと減ります。

地区ごとに違った表情を見せてくれるサンパウロは、何度訪れても新しい発見のある街です。十分に気をつけて、サンパウロ観光をお楽しみください。


まとめ:サンパウロはどのエリアのホテルに泊まる?

安全に泊まるなら、大通りのビジネス街パウリスタと、高級住宅街のジャルジンがおすすめです。料金を抑えるならイビス・パウリスタ、上質なホテルならルネッサンス・サンパウロやティボリ・モファレジが候補です。

日系の街の雰囲気を味わうならリベルダージのレーキス・ブラジルやニッケイ・パレス、短い滞在で歴史地区を見るならセントロのノボテル・ジャラグアがおすすめです。

どのエリアでも、夜の移動は配車アプリ、スマートフォンは人前で出しっぱなしにしない。これを守って、サンパウロを楽しんでください。


よくある質問

サンパウロで安全に泊まれるエリアはどこですか?

旅行者が泊まるエリアの中では、パウリスタ大通りの周りと、その南のジャルジンが比較的安全とされています。ただし外務省は大サンパウロ圏に「レベル1:十分注意してください」を出しているので、どのエリアでもひったくりや強盗には注意が必要です。

サンパウロのおすすめホテルは?

初めてで料金を抑えたいなら、パウリスタ大通りの目の前のイビス・パウリスタが便利です。日系の街の雰囲気を味わうなら、リベルダージのレーキス・ブラジルもおすすめです。

サンパウロでビジネスホテルを探すなら?

出張なら、オフィス街のパウリスタ大通りに面したイビス・パウリスタが使いやすいです。セントロに用事があるなら、駅に近いノボテル・ジャラグアも候補です。

サンパウロの高級ホテルならどこがいいですか?

パウリスタ大通りの裏手のティボリ・モファレジは、スパと屋外プールのある最高級ホテルです。買い物にも便利なルネッサンス・サンパウロも口コミ評価が高いホテルです。

家族旅行にはどのエリアがいいですか?

家族旅行なら、治安が比較的落ち着いていて、公園や美術館、レストランが近いパウリスタとジャルジンが過ごしやすいです。ファミリールームのある大型ホテルなら、移動の疲れも取りやすいでしょう。

空港の近くに泊まったほうがいいですか?

国際線のグアルーリョス空港は市の中心から遠いので、観光するなら市内に泊まるほうが便利です。乗り継ぎだけで空港の外に出ないなら、ターミナルの中にある乗り継ぎ客向けのホテルを探す方法もあります。

リベルダージに泊まっても大丈夫ですか?

昼はとてもにぎやかで、日本食の店も多く、日本人には過ごしやすいエリアです。夜は駅までの道を明るい通りにして、遅くなったら配車アプリで戻るようにしましょう。

サンパウロの観光には何日くらい必要ですか?

サンパウロは見どころが市内のあちこちに散らばっているので、全てを観光するには最低でも2〜3日は必要です。日曜日をはさむと、パウリスタ大通りの歩行者天国やレプブリカ広場の市も楽しめます。