こんにちは!ウィーン在住のかなです。結婚を機にこちらに移住しました。
「ウィーン?聞いたことあるけど、一体どこの国?」
と思われるかもしれませんが、中央ヨーロッパに位置する音楽の都です。今回はウィーンの治安やおすすめ滞在エリアをご紹介します。
安全なウィーンで暮らすならどこ?おすすめ宿泊エリアを治安や物価の面から解説

ウィーンは東京と同じく23区に分かれています。
でれでも、小さな町で、街の端から端まで車で1時間もかからない程度です。
いわゆる観光地とされているのが、1区、3区、4区、6区、7区あたりです。
そのほか数字があがるにつれ、郊外へとなっています。
ウィーンは観光大国なので、どこにでもホテルは散らばっています。
もちろん郊外へ行けば行くほどお手ごろ価格です。
公共交通機関が発達しているので、ホテルまでのアクセスは基本的に困りませんのでお財布と相談しながらホテル選びをしてみて下さい。
街の一等地はやはり、1区になります。
リング通りという道でまるく囲われた1区内は、歴史地区に認定されており、5星ホテルが軒並みならんでいます。
このあたりだと、徒歩でほとんどの観光はまかなえますので地下鉄や、トラムに乗るのをためらう人にはお勧めです。
金曜日、土曜日は地下鉄は24時間運行しています。
平日でも夜12時過ぎくらいまで動いていますので、地下鉄の駅に近いホテルを選ぶと安心ですね。
ウィーン滞在におすすめの治安の良いエリア

1区
お勧めスポットまずは、やはりウィーンの中心1区内です。
1区歴史地区歩行者天国になっているケルントナー通りや、グラーベンはウィーン土産から高級ブティック、デパートまで並ぶショッピングエリアです。
シュテファン大聖堂という教会を中心に、街が広がっています。
このあたりは歴史的建築物をそのまま利用して、お店や、レストラン、ホテルに利用しているので、中世ヨーロッパの歴史を肌で感じながら滞在できるはずです。
そして、ウィーンを代表する老舗カフェなども1区に集中しています。
もちろん美術館や、オペラ座、王宮といった、たくさんの観光名所も1区に集中しています。
基本的にウィーンは治安はよく、夜の外出も危険ではないですが、このあたりのホテルには24時間セキュリティーの人が常駐しています。
7区

7区にはMQ(ミュージアムクォーター)といわれる近代美術館などの集合施設があり、連日若者があつまっています。
おしゃれなカフェ、レストランやアートホテルなど多く見受けられます。
地元の人も多く集まる活気あるスポットです。
このMQから西へ続くマリアヒルファーと呼ばれる若者向けショッピングストリートは、地下鉄の駅3つ分に相当する長い道になっています。
このあたりでも多く手ごろでおしゃれなレストランがみつかります。
道のある区間は歩行者天国にもなっています。
ここからでも1区まで歩ける範囲です。
ホテルは比較的若者向けが多く、気軽に泊まれるホテルが多いです。
20区

ドナウ川近くのここは住宅エリアですが、近年に続々とマンションが建てられた比較的新しい街です。
映画館とショッピングセンター、スーパーなどが一挙に入っている大型商業施設などが充実しています。
国連も位置する新しい街なので、治安もよく、大型ホテルなども多く建てられています。
夏はドナウ川沿いにレストランや屋台がでて、夜遅くまでもりあがっています。
そこから貸し出しボートなどもあり、街からはなれて、ゆっくりした時間を過ごすことができます。
もちろん夏は泳ぐことも出来き、冬は川が凍ればアイススケートなど無料で楽しめます。
万が一水着を忘れても大丈夫。
裸で遊泳できるエリアもあります。
19区高級住宅エリアとされる19区は中心地からはなれていますが、その分ヨーロッパの自然も感じられる、エリアです。
実際観光箇所もあり、ベートーベンの家や、ウィーンの町を展望できる、カーレンベルグの丘などがあります。
ハイキングなどで地元の人も訪れます。
ここにはホイリゲと呼ばれるワイン酒場があり、オーストリアの地元ワインや、お料理が存分に味わえます。
これこそウィーンといった雰囲気で、是非ブドウ畑のなかのレストランで美味しいお料理とワインを頂いて見てください。
このあたりには、多くペンションがあります。きれいで安全なので、1泊ははこのあたりでしてみる、というのもおすすめです。
自然がいっぱいですが、ウィーン市内ですので、バス、タクシーなどもあります。
ウィーンの治安情報や観光中の注意点

EU圏内のオーストリアはEURが通貨です。
・雪解け水や、ドナウ川の水が生活用水として利用されているので、水のクオリティーは世界でトップクラスです。
蛇口をひねれば水道からミネラルウォーターがでてきているようなものですので、安心して飲料していただけます。
・近年外国からの移民が増えており、スリ、置き引きなどの犯罪が増えています。
手口が巧妙でなので、気を緩ませず、しっかり荷物の管理をしてください。
・観光中に写真を撮ったり、美術館などで気を他にとられているときにこそ狙われます。
こんな場所にスリなんて居ないだろうと思うようなところでも狙われるので、しっかりカバンの蓋は閉めて、その部分を脇でしっかりカバーしましょう。
・警察も街中を巡回しており、地下鉄なども防犯カメラが設置されています。
スリなどさえ注意しておけば、凶悪犯罪などなく、女性でも夜に出歩いたりしていますので、治安はかなりいい方だといえるでしょう。
これからウィーンを訪れる方へ
ウィーンは音楽と歴史の街です。
何百年も前の町並みがそのまま残って、人々が生活を続けています。
街をあるけば、路上でクラシック音楽が聞こえてくるでしょう。
あらゆる劇場で毎日コンサートが開かれており、安いチケットなんて、1000円くらいからあります。
是非、ウィーンで非日常の世界を体験してみてください。
まとめ:ウィーン市内の治安の良い宿泊エリア一覧