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シドニーの治安ってどう?安全な宿泊エリアを在住者に聞いてみた!【オーストラリア】

はじめまして。シドニーに今年の2月まで7年間滞在していた、Sunnybunnyと申します。

オーストラリアの永住権を2010年に獲得し、シドニーに移り住みました。

シドニーにはハーバーブリッジやオペラハウスなど、観光名所はもちろん、日本でも有名なビルズカフェ本店など、有名な美味しいレストランもたくさんございます。

ぜひ日本の皆様に訪れて頂きたい美しい都市なのですが、治安の悪いエリアもございます。

万が一にも危険なエリアに足を踏み入れないように、ぜひご一読いただければと存じます。

目次

安全なシドニーで暮らすならどこ?おすすめ宿泊エリアを治安や物価の面から解説

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シドニーは正直、日本と比べるとびっくりする程、物価が高いです。

卵は12個入りで6ドル位。お水のペットボトルも2~3ドル。

なので宿泊費も当然、かさみます。

短期間滞在するならば、いま流行りのエアービーアンドビーなど民泊を利用して安く抑える方法もありますが、そんな時気を付けたいのが、宿を予約するエリア。

シティに宿泊できれば、便利で安全なはず!と思いがちですが、そんなシティにも危険なエリアが。

それは有名な観光名所「ブルーマウンテン」に行く時などに必ず利用する、”セントラル駅”周辺です。

この周辺のホテルは比較的お手頃です。

が、まず駅周辺の治安が悪いです。

多くのホームレスがたむろし、特にセントラル駅のエリザベスストリート出口周辺には、無職の先住民族「アボリジニ」の男性たちが昼間からお酒の匂いをぷんぷんさせて座り込んだり、ドラッグ中毒者(ジャンキー)らしい男性・女性がウロウロしています。

そして、そのセントラル駅の次の駅が「Redfern (レッドファーン)」という駅なのですが、このエリアは絶対に避けた方がいいです。

昼間でも怪しい人がうようよしているので、間違っても行かないでください。

そして、東のエリアでは「Kings cross(キングス クロス)」。

こちらも電車の駅があり、シティにも行けますし簡単に有名なビーチ、ボンダイにもアクセスできるので便利ですが、まず危険です。

有名な繁華街なので、パブやバー、クラブ、レストランなどが混在しますが、売春婦も多くいるのでドラッグ絡みや酔っ払い絡みの事件が多く、警察沙汰の頻発する区域です。ご注意くださいね。

後は、少し離れた西のエリアに「Lakemba(ラケンバ)」、「Cabramatta(カブラマッタ)」という駅があるのですが、こちらも危険なエリアです。

ラケンバは中東系、カブラマッタはベトナム系移民の街で、それぞれギャングやテロ思想の住民が多く住むのでよくニュースで取り上げられているエリアです。

なのでこの駅を含む電車のライン(路線図ではオレンジのライン)には乗らない方がいいです。

利用している乗客の質が悪いので、どんなトラブルに巻き込まれるか、予測不可能です。

基本的にざっくりまとめると「西は危険、ハーバーブリッジより北は安全、東はキングスクロスに気を付けて」という感じです。

シドニー滞在におすすめの治安の良いエリア

逆におすすめのエリアをいくつかご紹介しますね。

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【中期滞在なら絶対、北部に住むべし】

ワーキングホリデーや語学留学などでオーストラリア、シドニーに滞在を計画している方は多いと思います。

そういった方にお勧めなのが、シドニー北部。

その中でも日本人に人気なのが、「Neutral bay(ニュートラル・ベイ)」や「North Sydney(ノース シドニー)」等。

これらのエリアは日本の駐在員家庭も多く、治安も良い、安全な街です。

特にNeutral bayは有名な観光地 ”タロンガ・ズー”にも近いですし、何より日本人経営の日本食レストランが多数ある為、ホームシックにもならないでしょうし、アルバイト探も苦労しないはずです。

次にお勧めするのが、もうちょっとの北にある「Chatswood (チャッツウッド)」こちらは駅前開発が進み、駅前には高層マンションが立ち並び、近代的な街です。

住んでいるのは主に裕福層のアジア系移民で、中国人・韓国人が多いです。

駅も最近改築され、綺麗で大きいですし、駅の周辺には、ダイソー・ユニクロ・H&Mなど主要ブランドが入るショッピングセンターが点在します。

いちいちシティに出なくてもなんでも手に入るくらいの充実ぶりです。

日本食も簡単に手に入り、”丸亀製麺うどん”や”日本人経営のラーメン店”など、チャッツウッドも美味しい日本食レストランが多く営業しているので働くにも、生活するにも快適、安全、便利だと思います。

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【短期滞在、ショッピング好き、海好きなら東部】

観光やサーフィン目的で訪れる方には是非お勧めしたいのがBondi beach (ボンダイビーチ)やCoogee beech (ク―ジービーチ)エリア。

海側に住むことは、オーストラリア人達にとってもステイタスですし、憧れです。

なので家賃は比較的高く、基本的に裕福層が集まるのが東側。

あの危険な繁華街、Kings crossに近い、Double bay(ダブル・ベイ)やRose bay(ローズ・ベイ)といったエリアは実はミリオネアのハイクラス層が集まる、一般人には手の届かない、超高級住宅街です。

そんな東エリアの中でも観光客に人気のボンダイビーチにアクセスがいい、Bondi Junctionという駅の周辺はかなり便利です。

シティへのアクセスも抜群ですし、駅前には大きなショッピングセンターWestfield(ウエストフィールド)があり、この街もシティに行かなくても大体手に入ってしまう、そんな便利なエリアです。

ダイソーではないですが、似たような日本の100均グッズを扱っているお店や、もちろん日本食レストランも多数存在します。

治安もよく、便利ですがBondi Junctionの2つ手前の駅が、前述の「Kings cross駅」なので、なかにはドラッグ中毒のような人も電車内で見かけたりします。それだけご留意を。

ですが、基本的にBondiに住むオージーは裕福層なので、電車の中で危険な目にあうことは滅多にないでしょう。

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【カフェ好き、オシャレ好き、自然志向派ならインナーウエスト(西部)】

実は私が、7年間住んで大好きだったエリアがインナーウエストと言われる、西部エリアの中でも比較的シティに近いエリアです。

家賃も比較的安いです。この電車のラインも比較的安全で、余り怪しい人は見かけません。

「Ashfield(アッシュフィールド)」という駅を降りると、そこは正にアジア!日本食材も簡単に手に入り、物価も安いです。

更に1つ手前の「Summer Hill(サマーヒル)」駅を降りると、駅前にはこだわりのシングル・オリジンコーヒー(日本によくあるブレンドコーヒーではありません!)が楽しめる ”Heritage coffee Brewers” もあり、カフェ好きさんには是非訪れて頂きたい、ローカルにも大人気のカフェがあります。

さらにファンキーな街として有名なのが「Newtown(ニュータウン)」。

ここにはヒッピ―風ファッションのお店や、おしゃれなセカンドハンドのブティック、アンティーク家具の店などが集まり、街を歩いている人たちも、オシャレでユニークです。

レズやゲイの人も多く集まりとっても開放的な街なので20代など若い旅行者に人気です。このエリアのホテルを検索する

シドニーの治安情報や観光中の注意点

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観光中の注意としては、必ずジッパー式のバックを利用し、トートバックやバックパックなど後ろで人が何しているかわからない、或は簡単に誰でもバックの中に手が入れられるようなバックは持ち歩かない方がいいです。

特にオペラハウス周辺など、観光地ではスリや置き引きが多いので注意してください。

年配の方に多いと思うのですが、ガイドブックなどの地図を広げて古典的に目的地を確認したりしない方がいいです。

こういった、明らかに”現在、観光中です!”と自らアピールするような行為を取ると、悪い輩に目を付けられます。

なので、できるだけポケットWifiなどを日本から持参するなどして、スマートフォンの地図アプリなどでさりげなく目的地をチェックした方が無難です。

両替もできるだけ日本で済ませ、レストランでの支払いなどはカードで。

オーストラリアはアメリカとは違って基本チップは払わなくていいです。

ただ現金で払うと、ある程度のランクのレストランになると、チップを小銭でもいいのでいくらか置いて行った方がいい…という空気は確かにあるので、カード払いの方が楽だと思います。

カード払いの際も、チップ記入欄も、ちゃんとしたレストランにはありますが。

外貨両替所から出てくるところを狙っているひったくりも勿論いますので、できるだけ大金は現地で両替しない、あるいはトラベルカードなどで現地ATMを使えるようにしておくほうが、観光客として目立たずトラブルは避けられると思います。

これからシドニーを訪れる方へ

最後に。オーストラリア人は確かにフレンドリーです。

しかし、仮にフレンドリーに話しかけられても、常に一定の距離や緊張感は常に保っていた方がいいです。

そのフレンドリーなオージーも、もしかしたら、観光客を狙った軽犯罪常習犯かもしれません。

あとは、ワーキングホリデーや語学留学など、中・長期滞在の方の中には、英語上達のために「ランゲージエクスチェンジ」と言って、自分の母国語をお互いに教え合う事に誘われる事もあるかと思われます。

しかし、日本人を含め、アジア人女性は大人しく、西洋の女性に比べてNOをはっきり言えないことを、殆どの西洋人は承知です。

なので、必ず異性と1対1で会うときは、カフェなど公共の場で人の目が届く所で会うように心がけましょう。

間違ってもちょっと話して仲良くなったからと言って、相手の家などに行かないように。

私のワーキングホリデー中にも、襲われてしまった女子が何人もいました。くれぐれもご注意下さい。

まとめ:シドニー市内の治安の良い宿泊エリア一覧

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