サンフランシスコの治安と安全なエリア|在住者が選ぶホテル5選(2026年版)
*この記事にはPRを含みます
こんにちは!アメリカ・サンフランシスコに在住のヨシといいます。こちらの美術大学に留学して4年目になります。
サンフランシスコはアメリカで最も有名な都市の一つで、交通の便の良さから、観光だけではなく留学先やホームステイ先としても非常に人気があります。しかしそうはいっても、ここは犯罪大国アメリカ。日本の感覚で過ごしていると、思いがけず危ない目に巻き込まれることも。
この記事では、安全にサンフランシスコを楽しむための治安の情報と、泊まるのにおすすめの治安の良いエリア、エリアごとのホテルを紹介します。ホテルは今も予約できるものを確かめ直し、ノブヒルとフィッシャーマンズワーフのホテルを足しました。
まず、どこに泊まる?
| こんなサンフランシスコ滞在をしたい | ホテル |
| 交通の便がいちばんの場所で、歴史あるホテルに | パレス・ホテル ユニオンスクエア・ダウンタウン · US$300–600 |
| 治安のよい丘の上で、景色を楽しむ | フェアモント・サンフランシスコ ノブヒル · US$250–500 |
| 料金を抑えて、便利な大通り沿いに | ホリデイ・イン・ゴールデン・ゲートウェイ ノブヒル · US$150–300 |
| 日本の雰囲気の中で、落ち着いて | ホテル・カブキ ジャパンタウン · US$170–330 |
| 海沿いの観光地で、ベイの景色と一緒に | アルゴノート・ホテル フィッシャーマンズワーフ · US$250–450 |

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。
サンフランシスコで治安の良いエリアはどこ?泊まるならここ

サンフランシスコは交通機関が発達しているので、レンタカーを借りなくても観光できます。滞在エリアは、基本的にはダウンタウンのユニオンスクエア周辺をおすすめします。
空港までのアクセスもいいですし(電車で大体30分ほど)、さまざまな交通機関の駅が集中しているので、フィッシャーマンズワーフやゴールデンゲートパークなどの観光地への移動も楽です。もしダウンタウンの喧騒が気になるのであれば、少し離れたノブヒルやジャパンタウン周辺を検討してみてもいいかもしれません。
一番検討しなくてはいけないポイントは治安です。観光地と危険なエリアが隣接しているパターンが多いので、間違っても迷い込まないように。治安の悪いエリアの宿泊施設は飛び抜けて安い傾向にありますが、命はお金にはかえられません。どんなに安くても、絶対にそのようなエリアには滞在しないようにしてください。
サンフランシスコの治安マップと、この記事のホテル
観光地と、夜に近づきたくない場所が隣り合っています。グレーの場所には泊まらず、夜は通らないようにしましょう。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。
- 1パレス・ホテルユニオンスクエア・ダウンタウン · マーケット通り沿い・BARTモンゴメリー駅のすぐ近く›
- 2フェアモント・サンフランシスコノブヒル · ノブヒルの頂上・ケーブルカーの通り沿い›
- 3ホリデイ・イン・ゴールデン・ゲートウェイノブヒル · バンネス通り沿い・カリフォルニア通りの角›
- 4ホテル・カブキジャパンタウン · ジャパンタウンの中・日本のお店のモールとつながる›
- 5アルゴノート・ホテルフィッシャーマンズワーフ · フィッシャーマンズワーフの西・海沿い›
位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。
観光も買い物も便利な「ユニオンスクエア周辺」
ダウンタウンの中心地にある、外国人に人気の観光名所「ユニオンスクエア」。周辺にはデパートやブランド品店、レストランが数多く立ち並ぶほか、ケーブルカーやミュニ、BARTといった公共交通機関の駅も集中しているので、観光、ショッピング、交通すべてにおいて便利な場所です。
人通りが多いので目立つ犯罪はほとんど起こりませんが、観光客狙いのスリには注意しましょう。すぐ西隣に「テンダーロイン」というサンフランシスコで最も危険な地域があるので、間違っても迷い込まないようにしてください。ホテルはBARTの駅に近いパレス・ホテルがおすすめです。
治安のよさで選ぶなら「ノブヒル」
ノブヒル地区は、ダウンタウンから少し北に上がった小高い丘にある高級住宅街です。ゴシック様式の荘厳なグレース大聖堂があるほか、近くには曲がりくねった坂道「ロンバード・ストリート」や、大きなチャイナタウンがあります。
ダウンタウンへもバスで10分ほどなので交通の便もよく、市内で最も治安のいい場所の一つとして知られています。丘の上のフェアモントや、大通り沿いで手ごろなホリデイ・インから選べます。
日本のお店が近い「ジャパンタウン」
ロワーパシフィックハイツにある、市内でただひとつのジャパンタウンです。日本食レストランやお土産品店のほか、日系のスーパーや日本の書店など多くの日本のお店があるので、観光客のほか日本人留学生や駐在者にもとても人気があります。
ダウンタウンまではバスで約15分ほどで、治安もよいエリアです。ただし、ギアリー通りから南へ行くと一気に治安が悪くなるので注意しましょう。泊まるならホテル・カブキがおすすめです。
海沿いの観光地「フィッシャーマンズワーフ」
ピア39やギラデリ・スクエア、アルカトラズ島への船の乗り場がある、海沿いの観光地です。昼は観光客でにぎわい、家族旅行で泊まる人も多いエリアです。
夜はお店が早めに閉まり人通りが少なくなるので、遅い時間の一人歩きは避けましょう。海の目の前のアルゴノート・ホテルなら、夜は館内でゆっくり過ごせます。
料金の目安は、手ごろなホテルで1泊US$150〜300、高級ホテルでUS$250〜600くらいです。サンフランシスコは大きな会議やイベントの時期にホテル代が大きく上がるので、日程が決まったら早めに確かめましょう。
治安の良いエリア別:サンフランシスコのおすすめホテル5選
1 Palace Hotel, a Luxury Collection Hotel, San Francisco
- エリア
- ユニオンスクエア・ダウンタウンマーケット通り沿い・BARTモンゴメリー駅のすぐ近く
- 料金の目安
- 1泊 US$300–600
- 特徴
- ガラスのドーム天井で知られる、サンフランシスコを代表する老舗の高級ホテル
- こんな人に
- 初めてのサンフランシスコ、空港との行き来をBARTでしたい方
ここがいい
✓ BARTの駅に近く、空港から乗り換えなしで来られる
✓ ユニオンスクエアへも歩いて行ける
✓ 屋内プールとフィットネスがある
このホテルを選ぶ理由
筆者がユニオンスクエア周辺で「特におすすめ」と書いたのがこのホテルです。アメリカの歴代大統領や世界の王族など、さまざまな著名人を迎えてきた歴史あるホテルです。
豪華なシャンデリアが飾られたドーム型の天井が印象的で、客室も上品でエレガントな雰囲気です。バーやフィットネスクラブ、屋内プールもそろっています。
マーケット通りとニューモンゴメリー通りの角にあり、BARTのモンゴメリー駅がすぐ近くです。空港からBARTで乗り換えなしで来られ、ユニオンスクエアやケーブルカーの乗り場へも歩いて行けます。
マーケット通りは、西へ行くほど雰囲気が変わります。夜にホテルの外へ出るときは、ユニオンスクエアや金融街の方向(東・北)へ歩くようにしましょう。
2 Fairmont San Francisco
- エリア
- ノブヒルノブヒルの頂上・ケーブルカーの通り沿い
- 料金の目安
- 1泊 US$250–500
- 特徴
- ノブヒルの頂上に建つ、街と湾を見渡す歴史ある高級ホテル
- こんな人に
- 落ち着いた場所に泊まりたい方、ケーブルカーで観光したい方
ここがいい
✓ 市内でも治安のよい高級住宅街
✓ ケーブルカーの3路線が集まる場所
✓ 上の階からは街と湾の景色
このホテルを選ぶ理由
筆者が「市内で最も治安のいい場所の一つ」と書いたノブヒルに、記事を直すときに足した高級ホテルです。ノブヒルの頂上にあり、上の階の部屋からは街やサンフランシスコ湾を見渡せます。
ホテルの前をケーブルカーが通り、市内のケーブルカーの3路線が集まる場所にあります。ユニオンスクエアへも、フィッシャーマンズワーフやチャイナタウンへも、ケーブルカーで出かけられます。
まわりは静かな住宅街で、グレース大聖堂もすぐ近くです。ダウンタウンのにぎやかさから少し離れて、落ち着いて過ごしたい方に向いています。
坂の上にあるので、歩いて戻るときは上り坂がきつく感じます。荷物を持って移動する日は、タクシーや配車アプリを使うと楽です。
3 Holiday Inn San Francisco – Golden Gateway, an IHG Hotel

- エリア
- ノブヒルバンネス通り沿い・カリフォルニア通りの角
- 料金の目安
- 1泊 US$150–300
- 特徴
- 南北の大通りバンネス通り沿いに建つ、手ごろな大型ホテル
- こんな人に
- 料金を抑えたい方、バスで市内をめぐる方
ここがいい
✓ バスの停留所がすぐ前
✓ 屋外プールとフィットネスセンターがある
✓ ジャパンタウンへも近い
このホテルを選ぶ理由
筆者がノブヒル周辺で「特におすすめ」と書いたホテルです。市内を南北に走るにぎやかな大通り「バンネス通り」沿いにあるので、観光や街の散策が好きな人にも便利な立地です。
ホリデイ・インというだけあって室内はシンプルですが、薄型テレビや冷蔵庫など、快適に過ごせるものはそろっています。フィットネスセンターや屋外プールも使えます。
ホテルの前のバンネス通りには、市内を南北に走るバスが通っています。ジャパンタウンへも近く、ダウンタウンのホテルより料金を抑えて泊まれることが多いのもうれしいところです。
バンネス通りを南へずっと下ると、シビックセンターやテンダーロインの近くに出ます。夜に歩いて出かけるときは、北側(ポーク通りやパシフィックハイツの方向)を選びましょう。
4 Hotel Kabuki, part of JdV by Hyatt
- エリア
- ジャパンタウンジャパンタウンの中・日本のお店のモールとつながる
- 料金の目安
- 1泊 US$170–330
- 特徴
- 東洋と西洋のデザインを合わせた、ジャパンタウンのホテル
- こんな人に
- 日本食や日本のお店が近いと安心な方、長めの滞在
ここがいい
✓ 日本のお店が集まるモールとつながる
✓ 日本庭園のような屋内の庭
✓ ダウンタウンへバスで15分ほど
このホテルを選ぶ理由
筆者がジャパンタウン周辺で「おすすめの宿泊場所」と書いたのがこのホテルです。東洋と西洋のデザインを調和させた、ユニークなスタイルのホテルです。
池のある屋内の庭や、ロビーに飾られた日本の美術品など、館内のあちこちに「日本」を感じさせる工夫があります。今はハイアットのJdVブランドのホテルになっています。
ジャパンタウンのモールとつながっていて、日本食レストランや日本のお店がすぐそばです。長い旅の途中で日本の味が恋しくなったときにも安心です。
筆者は「ギアリー通りから南へ行くと一気に治安が悪くなる」と注意しています。夜はホテルとジャパンタウンの中で過ごし、南の方向へは歩いて行かないようにしましょう。
5 Argonaut Hotel
- エリア
- フィッシャーマンズワーフフィッシャーマンズワーフの西・海沿い
- 料金の目安
- 1泊 US$250–450
- 特徴
- 古いれんがの倉庫を生かした、フィッシャーマンズワーフの海辺のホテル
- こんな人に
- 家族旅行、海沿いの観光を楽しみたい方
ここがいい
✓ 海の目の前で、ベイの景色を楽しめる
✓ ギラデリ・スクエアへ歩いてすぐ
✓ ケーブルカーの終点も近い
このホテルを選ぶ理由
観光地フィッシャーマンズワーフに泊まりたい方のために、記事を直すときに足したホテルです。古いれんがの倉庫を生かした建物で、海の目の前にあります。
ギラデリ・スクエアやケーブルカーの終点へ歩いてすぐで、アルカトラズ島へ向かう船の乗り場や、ピア39へも海沿いを歩いて行けます。
口コミでは場所の評価がとても高く、部屋によってはゴールデンゲートブリッジやベイの景色も楽しめます。子ども連れの家族旅行にも向いています。
フィッシャーマンズワーフは夜になると人が少なくなり、お店も早めに閉まります。夜は海沿いの明るい通りを使い、遅い時間の一人歩きは避けましょう。
サンフランシスコの治安:在住者の実感と、今の公式情報

サンフランシスコは、全米の大都市の中では比較的治安のいい街として知られてきました。確かに殺人や強盗などの凶悪犯罪に旅行者が巻き込まれることは多くありませんが、スリや盗難、車上荒らしなどの窃盗の発生率が非常に高く、観光客がその主な標的になっています。
外務省の海外安全ホームページでは、2026年11月時点でアメリカに危険情報は出ていません。ただし外務省も、アメリカの犯罪の発生率は日本よりも格段に高く、凶悪犯罪に銃が使われることが多いと注意しています。
いちばん多いのは「スマートフォンを盗まれる」ケース
窃盗の中で一番多いのが、スマートフォンを盗まれるケースです。観光していれば、歩きながらスマートフォンで行きたい場所を検索したり、地図で行き方を調べたりすることは普通にあると思います。
仕方がないことですが、その場合は周りに十分注意してください。道の端で立ち止まって、壁を背にして使うだけでも、ひったくりに遭いにくくなります。
観光客だとわかる服装を避ける
すぐに観光客だとわかるような服装は避け、アクセサリーなどの装飾品もなるべく着けないようにしたほうが無難です。ブランドのバッグや高そうなカメラを見せて歩くのも、狙われる原因になります。
カメラやスマートフォンは使うときだけ出し、バッグは体の前で持つ。これだけでも、被害に遭う可能性はぐっと下がります。
車上荒らしに注意。車の中に何も残さない
サンフランシスコでは、駐車中の車の窓を割って荷物を盗む車上荒らしがとても多く起きています。レンタカーで観光するなら、車の中には荷物を何も残さないのが鉄則です。
トランクに入れても、入れるところを見られていると狙われます。観光地の駐車場に着く前に荷物をしまうか、ホテルに置いてから出かけましょう。
治安の悪いエリアと、見分け方
サンフランシスコは大都市の割に面積が狭いので、観光地と治安の悪い住宅エリアが隣同士になっているパターンが多いです。1ブロック進んだだけで、また大通りから一歩路地へ入っただけで、雰囲気がガラリと変わります。
下の表に、旅行者が近づくことの多いエリアの雰囲気をまとめました。
エリア別の治安と雰囲気
在住者の実感をもとにまとめました。泊まるのは上の4つのエリアがおすすめです。
ユニオンスクエア泊まってよい
- 昼
- 買い物客と観光客でにぎわう
- 夜
- 大通りは人通りがある
- 注意
- スリ。西のテンダーロインへ行かない
ノブヒル泊まってよい
- 昼
- 静かな高級住宅街
- 夜
- 落ち着いている
- 注意
- 坂がきつい。夜は車で
ジャパンタウン泊まってよい
- 昼
- 日本のお店と食事
- 夜
- モールのまわりは落ち着いている
- 注意
- ギアリー通りの南へ行かない
フィッシャーマンズワーフ泊まってよい
- 昼
- 観光客で大にぎわい
- 夜
- 早めに静かになる
- 注意
- 遅い時間の一人歩き
SoMa・ミッション昼に訪れる
- 昼
- 美術館やカフェ、壁画
- 夜
- 人通りの少ない道がある
- 注意
- 夜は配車アプリで戻る
テンダーロイン・シビックセンター泊まらない
- 昼
- 昼でも観光で歩く場所ではない
- 夜
- 近づかない
- 注意
- 安いホテルが多いが選ばない
昼と夜で雰囲気が大きく変わるエリアが多いので、夜は特に気をつけましょう。
テンダーロインとシビックセンター
ユニオンスクエアのすぐ西にあるテンダーロインは、サンフランシスコで最も危険な地域として知られています。ホームレスや薬物中毒の人が多く、昼でも観光客が歩く場所ではありません。
市庁舎のあるシビックセンターも、テンダーロインと隣り合っています。市庁舎や美術館を見に行くときは昼に、大通りを通って行き、用事が済んだら早めに離れましょう。
SoMaとミッション地区
マーケット通りの南のSoMaは、会社やホテル、美術館が集まるエリアですが、夜は人通りの少ない道もあります。ミッション地区はおしゃれなカフェや壁画で人気ですが、夜は場所によって雰囲気が大きく変わります。
どちらも昼に訪れるのは楽しいエリアです。泊まるのはユニオンスクエアやノブヒルにして、夜は配車アプリで戻るのが安心です。
こんな場所に迷い込んだら、すぐに離れる
治安の悪いエリアの特徴としては、道にゴミが散らばっていて汚い、悪臭がする、建物に落書きが多く見られる、窓に鉄格子がかかっている、などがあります。
もしそのようなエリアに迷い込んでしまったら、すぐにそこから出るようにしてください。来た道を戻り、人通りの多い大通りへ出るのがいちばん確実です。
チャイナタウンの治安
ノブヒルのすぐ東にあるチャイナタウンは、昼は観光客でにぎわい、食事や買い物を楽しめます。人混みではスリに気をつけましょう。
夜は店が閉まると人通りが少なくなる通りもあります。夕食をとるなら、大通り沿いの店を選び、帰りは配車アプリを使うと安心です。
BARTやバスなど、乗り物の治安と使い方
サンフランシスコは公共交通機関が発達しているので、観光にはとても便利です。ただし、乗り物の中や駅にも注意したい点があります。
空港からはBARTで30分ほど
サンフランシスコ国際空港からダウンタウンへは、BARTという電車で30分ほどです。パウエル駅やモンゴメリー駅で降りれば、ユニオンスクエア周辺のホテルへ歩いて行けます。
荷物が多い日や夜遅くに着く日は、タクシーや配車アプリを使うのも安心です。空港の決まった乗り場から乗りましょう。
BARTの駅と車内で気をつけること
BARTの車内では、スマートフォンをひったくってドアが閉まる直前に降りる、という手口に注意が必要です。ドアの近くでスマートフォンを使わないようにしましょう。
シビックセンター駅など、テンダーロインに近い駅のまわりは雰囲気がよくありません。夜遅くにBARTを使うときは、人の多い車両に乗り、目的の駅以外では降りないようにしましょう。
タクシーと配車アプリの使い方
サンフランシスコでは、UberやLyftなどの配車アプリがとても広く使われています。乗る前に行き先と料金の目安がわかり、カードで払えるので、言葉に自信がない方にも使いやすい方法です。
車が来たら、アプリに出ている車のナンバーと運転手の名前を確かめてから乗りましょう。夜にホテルへ戻るときは、建物の中で車を待ち、到着してから外に出ると安心です。
ミュニのバスとケーブルカー
市内全域に市バスの「ミュニ」が走っていて、本数も多いので、ダウンタウンから少し離れたエリアに泊まっても交通の便は心配いりません。ケーブルカーは観光にも楽しい乗り物です。
混み合うバスやケーブルカーではスリに注意し、バッグは体の前で持ちましょう。夜遅い時間は、バスより配車アプリのほうが安心です。
夜の過ごし方と、ホテル選びのコツ
サンフランシスコでは、夜の過ごし方がそのまま安全につながります。夜に出歩くことが多い旅なら、ホテルの場所選びがいっそう大切になります。
夜はホテルの近くか、配車アプリで
夜の食事は、ホテルの近くの人通りの多い場所で楽しみましょう。少し離れたレストランへ行くときは、行きも帰りも配車アプリを使うと安心です。
歩いて数ブロックの距離でも、途中に暗い通りや人通りの少ない道があるなら、無理に歩かないのが在住者の感覚です。
「安いホテル」には理由がある
サンフランシスコのホテル代は高いので、少しでも安いホテルを探したくなります。ただ、ダウンタウンでも極端に安いホテルは、テンダーロインやその近くにあることが多いです。
予約の前に、Booking.comの地図でホテルの場所を確かめ、ユニオンスクエアより西や南に寄りすぎていないかを見ておきましょう。
ホテルの部屋でも気をつけること
ホテルの中でも、油断は禁物です。パスポートや多めの現金は部屋のセーフティボックスに入れ、出かけるときは必要な分だけを持ちましょう。
部屋にいるときは、ドアのチェーンやロックをかけておきます。ノックされても、ホテルの人か確かめるまではドアを開けないようにしてください。気になるときは、フロントに電話して確かめれば安心です。
ロビーやレストランでの置き引き
ホテルのロビーやレストラン、朝食会場でも、椅子に掛けたバッグや、テーブルに置いたスマートフォンが盗まれることがあります。
チェックインやチェックアウトの手続きをしている間は、スーツケースを足元に置き、手から離さないようにしましょう。
大麻には絶対に手を出さない
カリフォルニア州では、嗜好用の大麻が州の法律で認められていて、街で大麻の店を見かけたり、においがしたりすることがあります。
ただし、日本の大麻取締法は、日本の国外での所持なども罪に問われる場合があります。外務省も注意しているとおり、州で合法であっても、大麻には決して手を出さないようにしてください。
観光スポットの治安と、回り方のコツ
サンフランシスコの主な観光スポットは、昼に訪れるならどこも楽しく回れます。ただ、場所によって行き方や時間帯に気をつけたい点があります。
ゴールデンゲートブリッジ
サンフランシスコのシンボル、ゴールデンゲートブリッジは、街の北西の端にあります。橋のたもとの展望スポットへは、ダウンタウンやフィッシャーマンズワーフからバスで行けます。
橋の上は風が強く、夏でも冷えることがあります。上着を1枚持って行きましょう。橋の上は歩いて渡ることもできますが、夕方以降は人が少なくなるので、明るいうちに戻るのがおすすめです。
アルカトラズ島とピア39
フィッシャーマンズワーフの近くの乗り場から、かつての刑務所があるアルカトラズ島へ船で渡れます。人気のツアーなので、日程が決まったら早めに予約しておくと安心です。
ピア39のまわりは観光客がとても多く、スリに気をつけたい場所です。写真を撮るときは、バッグから手を離さないようにしましょう。
ゴールデンゲートパークとヘイト・アシュベリー
市の西に広がるゴールデンゲートパークには、美術館や科学館、日本庭園があり、1日いても飽きない場所です。昼に訪れて、夕方には中心部へ戻りましょう。
公園の東のヘイト・アシュベリーは、ヒッピー文化の発祥の地として知られる、古着屋やカフェの多い通りです。昼は楽しく歩けますが、夜は路上に人が集まることもあるので、早めに引き上げるのがおすすめです。
ロンバード・ストリート
ノブヒルの北にある、曲がりくねった坂道として有名な通りです。坂の上と下から写真を撮る観光客でにぎわっています。
このあたりは住宅街なので、静かに見学しましょう。ノブヒルのホテルからは歩いて行けますが、坂がとても急なので、ケーブルカーを使うと楽です。
服装と季節:夏でも寒いサンフランシスコ
サンフランシスコは「夏でも寒い街」として知られています。海から流れ込む霧のせいで、夏でも朝晩はひんやりとすることが多く、半袖だけで出かけると寒い思いをします。
一年を通して、重ね着ができる服装がおすすめです。薄手のダウンやパーカーを1枚持っておくと、霧の日や夜にも困りません。
服装は「目立たない」ことも大切
治安の面でも、服装は大切です。高そうなアクセサリーやブランドのバッグは避け、地元の人と同じような、動きやすく目立たない服装で出かけましょう。
坂の多い街なので、歩きやすいスニーカーがいちばんです。
シリコンバレーやバークレーへ出かけるなら
サンフランシスコに泊まりながら、シリコンバレーの企業や、スタンフォード大学、UCバークレーを訪ねる人も多くいます。どこも日帰りで行ける距離です。
バークレーへはBARTで、シリコンバレー方面へは通勤電車のカルトレインや車で向かいます。帰りが遅くなる日は、ダウンタウンのBARTの駅に近いホテルに泊まっていると、駅からホテルまでの夜道が短くて済みます。
サンフランシスコの高級住宅街と、住みやすいエリア
留学や長めの滞在でサンフランシスコに住むことを考えている方から、「どこが住みやすいか」と聞かれることもよくあります。旅行で泊まるエリアと重なるところも多いので、簡単に紹介します。
パシフィックハイツとノブヒル
ジャパンタウンの北に広がるパシフィックハイツは、豪邸が並ぶ高級住宅街です。ノブヒルとあわせて、市内でも特に落ち着いたエリアです。
家賃はとても高いですが、そのぶん治安がよく、夜も比較的安心して歩けます。
リッチモンド地区とサンセット地区
ゴールデンゲートパークの北と南に広がるリッチモンド地区とサンセット地区は、静かな住宅街です。アジア系の住民も多く、おいしい食堂がたくさんあります。
ダウンタウンからは少し離れますが、ミュニのバスで行けるので、留学生にも人気のエリアです。
これからサンフランシスコを訪れる方へ
見るもの・経験するものがたくさんある街
サンフランシスコは公共交通機関が発達していて、非常に観光しやすい街です。ユニオンスクエアやケーブルカー、ゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフなど数多くの観光スポットがあるほか、多様な人々や文化を寛容に受け入れる、自由でおおらかな街としても知られています。
スタンフォード大学やUCバークレーなどの一流大学、世界的なIT企業の本社があるシリコンバレーにも行きやすく、とにかく見るもの・経験するものがたくさんあります。
泊まる場所さえ選べば、楽しく過ごせる
治安の悪いエリアには泊まらない、夜は人通りの多い場所で過ごす、スマートフォンと荷物から目を離さない。この3つを守れば、サンフランシスコの旅はぐっと安心になります。
ここで紹介した滞在・治安に関するアドバイスを参考にしていただき、ぜひサンフランシスコでの楽しい旅をお過ごしください。
まとめ:サンフランシスコで安全に泊まるならこのエリア
サンフランシスコが初めてなら、交通の便がよく人通りの多いユニオンスクエア周辺がいちばん便利です。BARTの駅に近いパレス・ホテルなら、空港との行き来も楽です。
治安のよさを重視するなら、丘の上の高級住宅街ノブヒルのフェアモントや、料金を抑えたホリデイ・イン。日本のお店が近いと安心な方はジャパンタウンのホテル・カブキ、家族旅行ならフィッシャーマンズワーフのアルゴノート・ホテルが候補です。
どこに泊まっても、テンダーロインなど治安の悪いエリアには泊まらない・夜は通らないことを守りましょう。
よくある質問
サンフランシスコの治安は悪いですか?
アメリカの大都市の中では比較的よいとされますが、スリや車上荒らしなどの窃盗がとても多い街です。外務省の危険情報はアメリカには出ていません(2026年11月時点)が、日本の感覚で過ごさないようにしましょう。
サンフランシスコで治安のいい場所はどこですか?
旅行者が泊まるなら、ユニオンスクエア周辺、ノブヒル、ジャパンタウン、フィッシャーマンズワーフが候補です。特にノブヒルやパシフィックハイツは、市内でも落ち着いた高級住宅街です。
サンフランシスコで危険な地域はどこですか?
ユニオンスクエアのすぐ西にあるテンダーロインが最も危険な地域として知られています。シビックセンターのまわりや、夜のSoMa・ミッション地区の人通りの少ない道にも気をつけましょう。
サンフランシスコで安全なホテルを選ぶコツは?
Booking.comの地図でホテルの場所を確かめ、テンダーロインやその近くを避けることです。極端に安いホテルは治安の悪い場所にあることが多いので気をつけましょう。
BARTは安全に使えますか?
空港からダウンタウンへの移動に便利で、多くの人が使っています。車内ではドアの近くでスマートフォンを使わない、夜遅くは人の多い車両に乗る、などに気をつけましょう。
ジャパンタウンの治安はどうですか?
ジャパンタウンの中は比較的落ち着いていますが、ギアリー通りから南へ行くと一気に治安が悪くなります。夜は南の方向へ歩いて行かないようにしましょう。
フィッシャーマンズワーフに泊まっても大丈夫ですか?
昼は観光客でにぎわう人気のエリアで、家族旅行にも向いています。夜はお店が早めに閉まって人が少なくなるので、遅い時間の一人歩きは避けましょう。
レンタカーで観光するときの注意は?
車上荒らしがとても多いので、車の中に荷物を何も残さないことが鉄則です。観光地の駐車場に着く前にトランクへしまうか、ホテルに置いてから出かけましょう。
