プノンペンの治安と泊まるエリア|在住女性が教える安全なホテル選び(2026年版)
*この記事にはPRを含みます
こんにちは!私はプノンペンでの長期滞在を繰り返している、30代のシングル女性です。プノンペンの魅力にはまり、プノンペンと日本を往復する、珍しい生活を送ってきました。
日系企業だけでなく、さまざまな外国企業が注目し、発展が著しいプノンペンですが、治安がよいとは言えません。でも、上手に滞在すれば、プノンペンの魅力と活力に元気をもらえることでしょう。この記事では、皆さんの安心で楽しい滞在の助けになるよう、情報をシェアしますね。
2026年11月時点の外務省の海外安全ホームページや、新しい空港の情報を確かめ直し、ホテルは今も予約できるものから選びました。
まず、プノンペンのどこに泊まる?
| こんなプノンペン滞在をしたい | ホテル |
| 歴史ある名門ホテルで、優雅に過ごしたい | ラッフルズ・ホテル・ル・ロワイヤル ドンペン(王宮・中心部) · US$180–350 |
| 高層階から街と川を見下ろしたい | ローズウッド・プノンペン ドンペン(王宮・中心部) · US$220–420 |
| ボンケンコンのカフェやレストランを楽しみたい | ペン・ハウス・ホテル ボンケンコン(BKK1) · US$70–140 |
| 大きなプールとレストランのあるホテルで、外に出ずに過ごしたい | ソフィテル・プノンペン・ポキットラ トンレバサック(川沿いの南) · US$150–300 |

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。
プノンペンで安全に泊まるなら、どのエリア?
どこに滞在するにしても、初めての方は、あまりお安いホテルを取らないほうがいいでしょう。サービスもよくなく、衛生状態もいまいちで、安全は保証できません。女性の方なら、なおさらです。でも、心配ご無用!手ごろでよいホテルはたくさんあります。
おすすめは、店やカフェの集まる「ボンケンコン(BKK1)」、西洋人に人気の「ロシアンマーケット周辺」の2つ。高級ホテルに泊まるなら、中心部の「ドンペン」や、イオンモールの隣の「トンレバサック」も安心です。
反対に、あまりおすすめできないのが、夜のリバーサイドと、北のトゥールコークです。理由は下で説明しますね。
プノンペン中心部のエリアと、この記事のホテル
東をトンレサップ川とメコン川が流れ、川沿いに王宮、その南にボンケンコン、南西にロシアンマーケットがあります。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。
- 1ラッフルズ・ホテル・ル・ロワイヤルドンペン(王宮・中心部) · ドンペン・中心部の北・国立図書館の近く›
- 2ローズウッド・プノンペンドンペン(王宮・中心部) · ドンペン・高層ビル「ヴァタナック・キャピタル」の上の階›
- 3ペン・ハウス・ホテルボンケンコン(BKK1) · ボンケンコン(BKK1)›
- 4ソフィテル・プノンペン・ポキットラトンレバサック(川沿いの南) · トンレバサック・バサック川沿い・イオンモールの隣›
位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。
一番おすすめは「ボンケンコン(BKK1)」
私が一番おすすめしたいのは、ボンケンコンのエリアです。ここは派手なエリアではありませんが、ブティックホテルが多く、外国人向けのレストランやスーパー、カフェが集中しています。
日本人にとってうれしいのは、なじみのある日本食のチェーン店や、日系のスーパーがあることです。どこへ行くにも近いので、ビジネスで来る方にも旅行の方にも、便利で安心な滞在場所です。ペン・ハウス・ホテルのような、プールのあるホテルもあります。
西洋人に人気の、こじゃれた「ロシアンマーケット周辺」
もう一つは、ロシアンマーケットの周辺です。ここもこじゃれたブティックホテル、レストラン、カフェ、お土産屋さんが立ち並ぶエリアで、西洋人に人気があります。
個人で経営しているお店やレストランが多く、オーナーのこだわりやセンスが光るお店がたくさんあります。小さなブティックホテルが中心なので、Booking.comの地図でマーケットのまわりの宿を探してみてください。難点は観光地から少し距離があることで、トゥクトゥクなどで移動する必要があります。
高級ホテルで安心を買うなら「ドンペン」「トンレバサック」
王宮や中央市場のある中心部のドンペンには、名門のラッフルズ・ホテル・ル・ロワイヤルや、高層ビルのローズウッドがあります。南のトンレバサックには、イオンモールの隣のソフィテルがあります。
どれも警備のある大きなホテルで、館内やモールで食事を済ませられるので、夜に外を出歩かずに過ごせます。
夜のリバーサイドと、トゥールコークは注意
リバーサイドは川沿いの気持ちのよい場所で、外国人向けのレストランやカフェ、おしゃれなブティックやお土産屋さんが立ち並びます。昼の観光にはぜひおすすめしたい場所ですが、パブが多く、お酒の入った人が多いからか、夜は治安が悪くなります。女性だけの旅行の方は、別のエリアのホテルを取ることをおすすめします。
北のトゥールコークは、お金持ちの住宅街が多いきれいな場所ですが、お金持ちの集まる場所は泥棒たちも狙っています。しかも中心部へは少し遠いので、そのエリアに用事がある方でなければ、ほかのエリアを選ぶとよいでしょう。
料金の目安は、ボンケンコンのブティックホテルで1泊US$70〜140、高級ホテルでUS$150〜420くらいです。プノンペンの高級ホテルは、日本の同じクラスのホテルよりかなり手ごろに泊まれます。
エリア別:プノンペンで安心して泊まれるホテル4選
1 Raffles Hotel Le Royal
- エリア
- ドンペン(王宮・中心部)ドンペン・中心部の北・国立図書館の近く
- 料金の目安
- 1泊 US$180–350
- 特徴
- 長い歴史を持つ、プノンペンを代表する名門ホテル
- こんな人に
- 記念日の旅行、クラシックなホテルが好きな方
ここがいい
✓ クメールとフランスの様式が混じる歴史ある建物
✓ 中庭のプール
✓ 中心部の観光地へ車ですぐ
このホテルを選ぶ理由
プノンペンを代表する名門ホテルです。クメールの様式とフランス統治時代の建築、アール・デコが混じり合う優雅な建物で、中庭のプールのまわりでゆったり過ごせます。
中心部の北、国立図書館やワット・プノンの近くにあり、王宮や中央市場へも車ですぐです。高い塀と警備のある敷地の中なので、夜も落ち着いて過ごせます。
筆者は「初めての方は、あまりお安いホテルを取らないほうがいい」と書いていました。プノンペンの高級ホテルは日本の同じクラスよりかなり手ごろなので、安心を優先するなら、こうしたホテルを選ぶのもよい方法です。
館内のバーやレストランも有名で、泊まらなくても食事に訪れる人がいます。夜は外へ出歩かず、ホテルの中で食事を楽しむのもおすすめです。
2 Rosewood Phnom Penh
- エリア
- ドンペン(王宮・中心部)ドンペン・高層ビル「ヴァタナック・キャピタル」の上の階
- 料金の目安
- 1泊 US$220–420
- 特徴
- 街いちばんの高層ビルの上にある、眺めのよい高級ホテル
- こんな人に
- 出張の方、夜景を楽しみたい方
ここがいい
✓ 高層階から街と川を見下ろせる
✓ スパとプール、フィットネス
✓ ビルの下はショッピングモール
このホテルを選ぶ理由
中心部の高層ビル、ヴァタナック・キャピタル・タワーの上の階にある高級ホテルです。部屋からは、街と川の景色を見下ろせます。
Booking.comの案内では、スパやサウナ、プール、フィットネスセンター、レストランがあります。アパートタイプの部屋もあり、長めの滞在にも使えます。
ビルの下にはショッピングモールがあり、雨の日や暑い日でも外を歩かずに食事や買い物ができます。夜に外を出歩かなくて済むのは、治安の面でも安心です。
オフィス街の真ん中にあるので、出張で訪れる方にも便利なホテルです。
3 Penh House Hotel
- エリア
- ボンケンコン(BKK1)ボンケンコン(BKK1)
- 料金の目安
- 1泊 US$70–140
- 特徴
- 筆者いちばんのおすすめエリア、ボンケンコンのプールのあるブティックホテル
- こんな人に
- ひとり旅の女性、長めの滞在の方、食事を楽しみたい方
ここがいい
✓ カフェやレストランの多いボンケンコン
✓ 屋外プールとフィットネス
✓ 高級ホテルより手ごろ
このホテルを選ぶ理由
筆者が「一番オススメしたい」と書いたボンケンコンにある、プールのあるブティックホテルです。Booking.comの案内では、屋外プールやフィットネスセンター、庭やテラスがあります。
ボンケンコンは派手なエリアではありませんが、ブティックホテルが多く、外国人向けのレストランやスーパー、カフェが集まっています。食事の安全性が気になる方は、少々高くても外国人向けのレストランを活用するとよいでしょう。
筆者は、このエリアのブティックホテルはどこもレベルが高いが、評判をよく知って選ぶのがよい、とも書いていました。予約の前に、最新の口コミを読んでおきましょう。
車やバイクの通りが多いので、歩くときは十分注意してください。ナイトクラブも多いので、夜はナイトクラブのまわりを避けましょう。
4 Sofitel Phnom Penh Phokeethra
- エリア
- トンレバサック(川沿いの南)トンレバサック・バサック川沿い・イオンモールの隣
- 料金の目安
- 1泊 US$150–300
- 特徴
- バサック川のほとりに建つ、イオンモールの隣の大型高級ホテル
- こんな人に
- 家族連れ、ショッピングも楽しみたい方、初めてのプノンペン
ここがいい
✓ イオンモールの隣で、食事と買い物に便利
✓ 大きな屋外プールとスパ
✓ レストランが4つ
このホテルを選ぶ理由
バサック川のほとりに建つ大型の高級ホテルで、イオンモールのすぐ隣にあります(ホテルの公式サイトの案内)。日本食のレストランやスーパーのあるモールへ、歩いて行けるのが便利です。
Booking.comの案内では、屋外プールやスパ、フィットネスセンター、レストランが4つあります。暑い日の午後は、ホテルのプールでのんびり過ごしましょう。
ホテルとモールの中で食事も買い物も済ませられるので、夜に外を出歩かずに済みます。治安が心配な方や、子ども連れの方に向いています。
王宮や川沿いへも車ですぐです。移動は、ホテルで呼んでもらうタクシーか、配車アプリの車を使いましょう。
プノンペンの治安:在住者の実感と、今の公式情報
プノンペンで滞在するうえで、ぜひとも注意していただきたいことがあります。ずばり、プノンペンはスリやひったくりが多いです!日本人は身ぎれいなので一目で分かりますし、狙われやすいです。
失礼ながら、安全な国から来ている日本人は、ガードが甘すぎます。かっこうの餌食になりやすいのが現状です。
エリア別:プノンペンの雰囲気と気をつけたいこと
在住の筆者の経験と、外務省の情報をもとにまとめました。
ボンケンコン(BKK1)一番おすすめ
- 昼
- カフェやスーパーが多く便利
- 夜
- ナイトクラブのまわりは避ける。車やバイクに注意
- ホテル
- ③ ペン・ハウス
ロシアンマーケット周辺西洋人に人気
- 昼
- 市場と個人の店めぐり。スリに注意
- 夜
- 早めに宿へ。移動は配車アプリ
ドンペン・トンレバサック高級ホテル
- 昼
- 王宮や中央市場へ近い
- 夜
- ホテルやモールの中で過ごす
- ホテル
- ① ラッフルズ・② ローズウッド・④ ソフィテル
リバーサイド昼の観光だけ
- 夜
- パブが多く治安が悪くなる。女性だけの旅行は避ける
トゥールコーク用事がなければ避ける
- 注意
- お金持ちの住宅街で、泥棒も狙う。中心部から遠い
外務省の危険情報は、プノンペンを含む大部分が「レベル1:十分注意してください」、タイとの国境付近はレベル2・3(2026年11月時点)。最新の情報は海外安全ホームページで確かめてください。
外務省の危険レベル:プノンペンは「レベル1」
2026年11月時点で、外務省の海外安全ホームページでは、プノンペンを含むカンボジアの大部分が「レベル1:十分注意してください」です。一方、タイとの国境付近は「レベル3:渡航は止めてください」「レベル2」とされているので、国境の近くへは行かないでください。
外務省によると、カンボジアで日本人がいちばん多く遭う犯罪は、ひったくりです。路上で操作していたスマートフォンや、トゥクトゥクの座席に置いたカバンを奪われる被害が多く報告されています。
「気をつけている」ことを伝える
どうすればいいのでしょう?一言で言えば、「気をつけている」ということをぷんぷん匂わせればいいのです。あまりおしゃれな格好をしないこと、スマホやタブレットは狙われやすいので外であまり使わないこと、お金を無防備に数えないこと。
トゥクトゥクやコーンベイ(三輪の小さな乗り物)に乗るときは、バッグをしっかり持つこと。観光を楽しみつつも、まわりへの警戒を怠らないこと。これだけでも「私、警戒しているわよ」と伝わるので、ずいぶんリスクを減らせます。
夜9時以降は出歩かない
夜に出かけるときは要注意です。夜9時以降は、治安が一気に悪くなります。現地の女性は、夜9時以降は出歩きません。
自分の身は自分で守る国なので、観光や用事は日の高いうちに済ませ、早めにホテルに戻るとよいでしょう。
いかさま賭博と、うまい仕事の話
外務省は、親しげに話しかけてきた人に家へ誘われ、いかさまの賭博で大金をだまし取られる被害にも注意しています。知らない人の誘いには乗らないでください。
また、SNSなどで「高収入の仕事」に誘われてカンボジアへ渡り、詐欺の拠点で働かされる事件も起きています。うまい話には絶対に乗らないようにしましょう。
プノンペンのホテル選び:安全に泊まるためのポイント
プノンペンでは、ホテルの選び方ひとつで、滞在の安心感が大きく変わります。筆者の経験から、ホテルを選ぶときに見ておきたい点をまとめました。
安すぎるホテルは避ける
初めての方は、あまりお安いホテルを取らないほうがいいでしょう。サービスや衛生状態がいまいちで、安全も保証できません。手ごろでもきちんとしたホテルはたくさんあるので、口コミの評価が高いところを選びましょう。
入口の警備と、24時間のフロント
入口に警備員がいるか、フロントが24時間開いているかは、プノンペンでは大切なポイントです。夜遅く着く日も、だれかが迎えてくれるホテルなら安心です。
部屋の金庫と、窓の鍵
パスポートや現金は、部屋の金庫に入れて出かけましょう。低い階の部屋では、窓やベランダの鍵もしっかり閉めてください。
ホテルで車を呼んでもらう
夜に出かけたり帰ったりするときは、ホテルのスタッフに車を呼んでもらうと安心です。行き先も伝えておけば、何かあったときにも頼りになります。
日本人に便利なこと:イオンモールと日本食
プノンペンには、日本人にとって心強い場所がたくさんあります。
大型のイオンモールは市内に複数あり、日本食のレストランやフードコート、スーパーがそろっています。暑い日や雨の日に涼みながら過ごせるので、観光の合間の休憩にもぴったりです。ボンケンコンのあたりにも、日本でおなじみの日本食のチェーン店や、日本の食材を扱うスーパーがあります。長めの滞在で日本の味が恋しくなっても、困ることは少ないでしょう。
空港から市内へ:新しいテチョ国際空港
プノンペンの空の玄関口は、2025年9月に開いたテチョ国際空港に変わりました。以前のプノンペン国際空港は、国際線の発着を終えています。古いガイドブックを見ている方は注意してください。
テチョ国際空港から市内へ
新しい空港は市の南にあり、中心部まで車で1時間ほどです。
ホテルの送迎夜遅く着くなら
- よい点
- 名前を書いた札を持って待っていてくれる
- 注意
- 予約の前に料金と時間を確かめる
配車アプリ(Grab・PassAppなど)料金が先に決まる
- よい点
- 交渉がいらない
- 注意
- 車両の番号を確かめて乗る
タクシー空港の乗り場から
- 注意
- 正規の乗り場から乗る
空港バス市が運行
- 注意
- 走っている時間と行き先を確かめる
運行の内容は変わることがあります。空港の公式サイトで確かめてください。
中心部まで車で1時間ほど
新しい空港は市の南にあり、中心部まで道が空いていれば車で1時間ほどです。渋滞する時間帯はさらにかかるので、帰りの日は時間に余裕を持って出発しましょう。
配車アプリ・タクシー・空港バス
空港の公式サイトによると、空港からはタクシーのほか、配車アプリのGrabやPassAppなどが使えます。市が運行する空港バスも走っています。
夜遅くに着くときは、ホテルの送迎を頼んでおくといちばん安心です。
市内の移動:トゥクトゥクと配車アプリ
プノンペンの街の中の移動は、トゥクトゥクや、三輪の小さな乗り物が中心です。
配車アプリなら料金の交渉がいらない
いまは、GrabやPassAppなどの配車アプリで、トゥクトゥクや車を呼ぶのが便利です。乗る前に料金が決まるので、交渉の手間もトラブルもありません。乗るときは、アプリに出ている車両の番号を確かめましょう。
乗っているときもバッグをしっかり
トゥクトゥクは窓のない乗り物なので、走っている間にバイクで近づいてきてバッグを奪われることがあります。バッグは膝の上でしっかり抱え、座席の横に置かないようにしてください。夜は、窓の閉まる車を呼ぶ方が安心です。
ロシアンマーケットってどんな場所?
プノンペンに市場は数多くありますが、ロシアンマーケット(トゥールトンポン市場)は、いちばん面白いかもしれないと言う人もいる市場です。
観光客にも地元の人にも使いやすい市場
お土産屋さんが豊富で、さらに地元の人向けのお店も多いので、観光客にも地元の人にも使いやすい市場です。暗くて少し臭うのが玉にきずですが、それが現地の雰囲気を味わうのに拍車をかけます。
衛生的なところでないと無理!という方には難しいかもしれませんが、冒険心のある方は地元の人の暮らしがよく分かり、お店の種類も豊富なので、面白く感じるでしょう。
まわりのレストランとカフェ
市場のまわりのレストランやカフェは、手ごろな値段のところが多く、種類も豊富です。イタリアンにメキシカン、インド料理や日本食レストランなど、世界のおいしいお店が並んでいます。もちろん、カンボジア料理も楽しめます。
なるべくきれいなお店を選ぶか、火の通った料理を選ぶと、お腹にも安心です。
プノンペンの観光:昼のうちに回りたい場所
プノンペンは、カンボジアの首都で、王宮もある政治の中心です。経済の中心でもあり、その発展には目覚ましいものがあります。観光は、日の高いうちに回るのが基本です。
王宮とシルバーパゴダ
川沿いに建つ王宮は、プノンペン観光の中心です。敷地の中のシルバーパゴダは、床に銀のタイルが敷き詰められた寺院です。王宮は肩やひざを隠す服装で訪れましょう。
国立博物館とリバーサイド
王宮の北の国立博物館には、アンコールの時代の彫刻などが展示されています。赤い屋根の美しい建物で、中庭でひと休みするのも気持ちがいいですよ。昼のリバーサイドは、川沿いを散歩したり、カフェでひと休みしたりするのにぴったりです。
トゥールスレン虐殺博物館とキリング・フィールド
ポル・ポト政権の時代の歴史を伝える、トゥールスレン虐殺博物館と、郊外のキリング・フィールドもあります。カンボジアの歴史を知るうえで大切な場所です。
夕方のリバークルーズ
川沿いからは、夕日の時間に川をめぐる船が出ています。船の上から王宮や街の景色を眺められ、暑さも和らぐ時間なので気持ちよく過ごせます。クルーズのあとは、暗くなる前に車でホテルへ戻りましょう。
ワット・プノン
街の名前の由来とも言われる、小高い丘の上の寺院です。中心部の北にあり、ラッフルズ・ホテルからも近い場所です。昼の観光の途中に立ち寄ってみてください。
中央市場
黄色いドームの建物が目印の中央市場は、雑貨やお土産、食べ物の店が集まる市場です。人が多いので、スリには気をつけましょう。
プノンペンで食べたいカンボジア料理
カンボジア料理は、タイ料理ほど辛くなく、日本人にも食べやすい味が多いです。きれいなレストランで、火の通った料理から試してみましょう。
アモック
魚をココナッツミルクとハーブで蒸し焼きにした、カンボジアを代表する料理です。やさしい味で、初めての方にもおすすめです。
ロックラック
炒めた牛肉を、ライムと黒こしょうのたれでいただく料理です。ご飯と一緒に食べると、止まらなくなるおいしさです。
クイティウ(朝ごはんの麺)
豚の骨などでとったスープの米麺で、カンボジアの人の朝ごはんの定番です。食堂で食べるときは、混んでいて回転の早いお店を選ぶと安心です。
お金と物価:ドルとリエル
カンボジアでは、現地の通貨のリエルと一緒に、アメリカドルが広く使われています。ホテルやレストランの料金はドルで書かれていることが多く、おつりの小さな額はリエルで返ってくることもあります。
ドルは、きれいなお札を
破れたり汚れたりしたドル札は、受け取ってもらえないことがあります。日本で両替するときは、なるべくきれいなお札を用意しておきましょう。
カードと、スマホ決済
高級ホテルや大きなレストラン、モールではクレジットカードが使えます。屋台や小さなお店は現金が中心です。ATMは、銀行の中やモールの中のものを使うと安心です。
プノンペンの季節と、体調管理
プノンペンは一年中暑い街です。季節は、雨の少ない乾季と、雨の多い雨季に分かれます。
乾季(11月〜4月ごろ)が旅行しやすい
乾季は晴れの日が多く、観光しやすい季節です。ただ、3月から4月は一年でいちばん暑くなるので、昼の観光は短めにして、ホテルのプールで休む時間をつくりましょう。4月の中ごろにはカンボジアのお正月があり、帰省する人で街の様子が変わります。
雨季(5月〜10月ごろ)はスコールに注意
雨季は、夕方に激しいスコールが降ることが多くなります。道がすぐに冠水するので、雨の時間は無理に出歩かず、カフェやホテルで雨がやむのを待ちましょう。
水と蚊に気をつける
水道の水はそのまま飲まず、ペットボトルの水を飲みましょう。蚊が媒介するデング熱にも注意が必要です。虫よけを持っていき、夕方以降は肌を出しすぎない服装にすると安心です。
アンコール遺跡へ足を延ばすなら
プノンペンまで来たら、アンコールワットのあるシェムリアップへ足を延ばす方も多いでしょう。シェムリアップへは、飛行機か長距離バスで向かえます。
長距離バスは、きちんとした会社のバスを選び、荷物は目の届くところに置きましょう。夜行バスより、昼のバスの方が安心です。
長期滞在・コンドミニアムに住むなら
プノンペンで長く滞在する方や、仕事で住む方は、ホテルではなく、サービスアパートやコンドミニアムを借りることも多いです。
最初は、ホテルかサービスアパートで
いきなり長期の部屋を契約するより、最初の数週間はホテルやサービスアパートに泊まって、街の様子や通勤の道を確かめてから部屋を探すのがおすすめです。アパートタイプの部屋のあるホテルなら、キッチンや洗濯機も使えます。
エリアは、ボンケンコンかトンレバサック
外国人の多いボンケンコンや、イオンモールに近いトンレバサックは、日本人の長期滞在者にも人気があります。スーパーやレストランが近く、暮らしやすいエリアです。
暮らしてみて分かるプノンペンのよさ
プノンペンは、発展の勢いと、昔ながらの市場や屋台の暮らしが同じ街の中にあるのが魅力です。朝は市場で果物を買い、昼はカフェで仕事をして、夕方は川沿いの風に吹かれる。そんな毎日を過ごしてみると、この街の活気に元気をもらえるはずです。安全に気をつけながら、自分に合ったエリアを見つけてください。
警備と、部屋の設備を確かめる
部屋を選ぶときは、入口に警備員がいるか、24時間の管理があるかを必ず確かめましょう。停電のときの発電機や、水回りの状態も見ておくと安心です。
カンボジアへの入国:ビザと入国カード
日本のパスポートでカンボジアに観光で入るときは、ビザが必要です。オンラインで事前に申請する電子ビザ(e-Visa)か、空港で取る到着ビザがあります。
入国の手続きや必要な書類は変わることがあるので、出発前に在カンボジア日本国大使館やカンボジア政府の公式サイトで確かめてください。電子ビザは、手数料を上乗せする偽サイトもあるので、申請はかならず政府の公式サイトから行いましょう。
これからプノンペンを訪れる方へ
それでも、この街に訪れる価値はある
なんだかいろいろ脅してしまいましたが、それでもこの街に訪れる価値はありますよ!私が魅せられてしまったのは、そのエネルギーと、人々の温かさです。
カンボジアの人はシャイですが、根は親切です。ぜひ「チョムリアップスオ(こんにちは)」と笑いかけてみてください。「おお、カンボジア語ができるのね!」という反応があるかもしれません。
安全に気をつけつつ、プノンペンを楽しんで
カンボジアの人たちの発するエネルギーに、忘れかけたものを思い出すでしょう。ぜひ、安全に気をつけつつ、プノンペンを楽しんでくださいね。
泊まるエリアとホテルを上手に選べば、プノンペンの滞在はぐっと安心で楽しいものになります。この記事が、皆さんの旅の助けになればうれしいです。
まとめ:プノンペンで安全に泊まるエリアとホテル
いちばんのおすすめは、店やカフェが集まり、どこへ行くにも近いボンケンコン。プールのあるペン・ハウス・ホテルが候補です。西洋人に人気のロシアンマーケット周辺も、こじゃれた小さな宿がそろっています。
安心を優先するなら高級ホテルへ。名門のラッフルズ・ホテル・ル・ロワイヤル、高層階のローズウッド、イオンモールの隣のソフィテルなら、夜も外を出歩かずに過ごせます。
夜のリバーサイドと夜9時以降の外出は避け、移動は配車アプリで。これを守れば、プノンペンの活気と人の温かさを楽しめます。
よくある質問
プノンペンの治安は悪いですか?
外務省の危険レベルは、プノンペンを含む大部分が「レベル1:十分注意してください」です(2026年11月時点)。ただ、ひったくりやスリは多く、夜9時以降は治安が一気に悪くなります。タイとの国境付近はレベル2・3なので行かないでください。
女性ひとりでも大丈夫ですか?
筆者も30代の女性で、長期滞在を繰り返してきました。安すぎるホテルを避け、夜のリバーサイドや夜9時以降の外出を控え、移動は配車アプリを使えば、楽しく過ごせます。
プノンペンで初めて泊まるなら、どのエリアがおすすめですか?
店やカフェ、スーパーが集まり、どこへ行くにも近いボンケンコン(BKK1)です。安心を優先するなら、イオンモールの隣のソフィテルのような高級ホテルもおすすめです。
プノンペンの高級ホテル・5つ星ホテルはどこがいいですか?
名門のラッフルズ・ホテル・ル・ロワイヤル、高層ビルの上のローズウッド、イオンモールの隣のソフィテルが代表的です。日本の同じクラスより手ごろに泊まれます。
リバーサイドのホテルに泊まっても大丈夫ですか?
昼の観光にはおすすめの場所ですが、パブが多く、夜は治安が悪くなります。女性だけの旅行の方は、ほかのエリアのホテルを選ぶのがおすすめです。
長期滞在やコンドミニアムを借りるなら、どこがいいですか?
外国人の多いボンケンコンや、イオンモールに近いトンレバサックが人気です。最初はホテルやサービスアパートに泊まって、街を見てから部屋を探すのがおすすめです。
空港から市内へはどう行けばいいですか?
2025年9月に開いたテチョ国際空港から、中心部へは車で1時間ほどです。タクシーや配車アプリ、空港バスがあり、夜遅く着くならホテルの送迎が安心です。
日本食や日本のスーパーはありますか?
ボンケンコンやイオンモールには、日本食のレストランや日系のスーパーがあります。長めの滞在でも、食事に困ることは少ないでしょう。
