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ニューヨークの治安ってどう? 被害や治安の良いおすすめ滞在エリアを在住者に聞いてみた!

昨年1年、ニューヨーク・ブルックリンに在住していたmackyと申します。

ニューヨークでは大学でデザインの勉強をしながら、日本人向けの旅ガイド記事を書いていました。

ニューヨークのストリートカルチャーが大好きで、趣味は美術鑑賞とクラブに行くことです。もちろん、ニューヨークでは毎週のように行ってましたよ!

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ニューヨークで暮らすならどこ?おすすめ宿泊エリアを治安や物価の面から解説

マンハッタンは全米一、家賃の高い地域です。特にマンハッタンは、昔危険と言われていたハーレムやダウンタウンも地価が上がり、それほど危険ではありません。

ただし、ビックリするほど家賃は高いです!

学生であれば、ブルックリンやクイーンズに住むのが無難でしょう。シェアハウスの募集もたくさんしています。

住むエリアは昔危険と言われていたところにも日本人が住むようになり、そこまで危険ではなくなりました。

ただ、住むのが初めての人にはしっかりエリア調査をして、自分が本当に気にいるかどうか確かめてください。

日本でも同じですが、住んでみて居心地がよくなかったといったということもあります。

家探しについては、日系の不動産または日系のコミュニティサイトのシェアメイト募集掲示板から応募することをおすすめします。

私は最初、現地の人たちとも交流を深めたいと思い、英語のコミュニティサイトで検索していましたが、シェア経験のある友人からストレスになった、英語は上達しない、ということを聞いて日本のコミュニティサイトに切り替えました。

また日本でもそうですが、滞在したい場所が決まったらその周辺もしっかりチェックしましょう。

ニューヨークの治安の良いおすすめ滞在エリア

ニューヨークは以前に比べ、アメリカの中でも治安の良い都市の上位に入るほど安全な街になりました。

私が住んでいたのはサウスブルックリンでしたが、地下鉄やバスは24時間稼働しているため(ただし本数が少なくなる)、深夜になってもタクシーを使わず帰宅できます。

夜中2時、3時に出歩くこともありましたが、駅周辺は人も歩いていて不安に思うことはありませんでした。

お金をかけずに快適に暮らすなら「ブルックリン」or「クイーンズ」エリア

どの街も住み心地は良いですが、お金をかけずに快適に住むのであれば、ブルックリンとクイーンズです。

ブルックリンは、ノースとサウスに分かれ、ノースは昨今ニューヨークのガイドブックで見かけるウィリアムズバーグ地区からブッシュウィックにかけたエリアです。

クイーンズに向かうグリーンポイントも住みやすいエリアではないでしょうか。

また、マンハッタンが眺望できるダンボや、街並みの綺麗なプロスペクトパーク周辺もとても人気のあるエリアです。

ダンボは少し歩くとNBAバスケットボール・ブルックリンネッツの本拠地があり、オペラやクラシックから映画、コンテンポラリーダンスまで様々な音楽鑑賞ができるBAM(ブルックリンアカデミーオブミュージック)など文化施設もあります。

プロスペクトパークは、マンハッタンのセントラルパークに引けを取らない美しい公園とブルックリンミュージアムやライブラリーがあり、1日を過ごすには快適な場所です。

物価や家賃が比較的安いサウスブルックリン

私の住んでいたサウスブルックリン(サンセットパークやベイリッジアベニュー、コニーアイランド)もおすすめです。工場地帯が多く、昔ながらの風情が漂っています。

日本人も住んでいますが、基本はスパニッシュやプエルトリカン、ユダヤ人、イタリア系、ロシア系、そしてチャイナタウンと民族が固まって街を作っています。

レストランも郷土料理が多く、英語ではなく母国語で書かれた看板をよく目にします。こちらはノースブルックリンほどオシャレなショップはありませんが、家賃も比較的安く、物価も安いので生活はしやすいです。

日本人が多く住むクイーンズエリア

日本人が多く住むエリアとしてクイーンズもおすすめです。

クイーンズの中でもアストリアという場所に多く集中し、日本のコンビニのようなお店も存在するのだとか。

その他にも巨大なチャイナタウンやタイ人エリアがあり、メイシーズといったデパートもあるので住むにはとても便利です。

マンハッタンの中でおすすめなのは、実はハーレムです。昔は危険な街と言われていましたが、地価の高騰からミッドタウン、アッパーサイドからかつて富裕層だった人たちも流れてきて多国籍の人々が住むようになりました。

街もかなり綺麗な印象です。

アフリカンアメリカンが多く住むイメージですが、インド人も多く、カレーといったスパイスの効いた料理を出すレストランも多く見かけます。

ただマンハッタンは年々、家賃が高騰しているためハーレムでもシェアで10万円は超えるでしょう。それでもマンハッタンに住みたいと熱望する人にはおすすめのエリアです。

空港からニューヨーク市内へのアクセス方法

ニューヨークへは、JFK国際空港(ブルックリン)とラガーディア空港(クイーンズ)、そしてニュージャージー州のニューアーク・リバティ国際空港があります。

どの空港も電車(JFKとラガーディアは地下鉄)がありますし、タクシーも多く停まっているため都心部に出るにはそれほど苦労しません。

だいたいどのルートでもマンハッタンまで90分前後(料金はだいたい6千円前後くらい)です。

「ニューヨークのタクシーはイエローキャブ、それ以外は白タクだから気をつけて」

とガイドブックで書かれていることがありますが、ニューアークの場合は白タクの方が多いです。

料金もぼったくりほど高くはありません。(イエローキャブもそれなりに高いです)ですので、空港でタクシーを利用する際は、イエローキャブでも白タクでも料金を事前に聞いて利用することをおすすめします。

ニューヨーク観光中の注意(公共機関やタクシー移動、街歩き中の注意)

銃を向けて脅されたり、スリにあうといったことは、よほど危険なエリアに行かない限り遭遇することはありませんが、歩きスマホには気をつけてください。

ひったくりにあいます。実際にひったくられた友人がいました。

ニューヨークはプリペイド携帯またはSIMフリーがほとんどなので、GPS機能などのセキュリティが甘いという認識があります。なので転売の対象として狙われるのです。

もし盗られたとして警察に通報しても、見つかることはほぼありません。警察は日本ほど優しくはありませんので、適当に聴取して終わりです。また、治安が良くなったといってもまだまだ入ってはいけないエリア(JFK空港エリア付近)があります。そこには絶対立ち入らないようにしましょう。

これからニューヨークを訪れる方へ

ニューヨークはグランドゼロの建設に始まり、ホイットニー美術館の改築など毎年街が生まれ変わっています。

また、マンハッタンからブルックリンにかけて利用できる「CITYBIKE」というレンタサイクルもあり、ますます快適な街になりました。初めての方でもぜひ、いろんなエリアをのぞいてみてください。

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