こんにちはmeiです。イギリス、マンチェスターに1年住んでいました。
マンチェスターはマンチェスターユナイテッドのオールドトラフォード、マンチェスターシティのエディハドスタジアムがあり、サッカーが一番に思いつく土地だと思います。交通の便が良く、北部イングランドを観光する場合にも拠点として便利な地域となっています。
この記事では安全に楽しくマンチェスターを楽しみたい!という人向けに滞在先の選び方を解説します。
安全なマンチェスターで暮らすならどこ?おすすめ宿泊エリアを治安や物価の面から解説
マンチェスターはアーウェル川とロッチデイル運河に挟まれたエリアが中心部となっています。
イギリスの中では治安が悪いといわれていますが、他のヨーロッパの国と比較すると治安がよい地域であると感じました。
中心部エリア内は明るい時間帯であれば一人歩きも安全ですし、親切な人も多いので暗くなってから人けのない裏路地など危険な場所に近づかなければ安全に滞在できると思います。
実際、日が暮れてから大通りなど街灯で明るい通りを独りで何度も歩きましたが、危険は感じませんでした。
ただし、マンチェスターの南部に位置するモスサイド、北部に位置するソルフォードについては安全とは言い切れない地域になっていますので、夜間は近づかない方が良いと思います。
また、中心部に位置するエリアではありますが、ピカデリーガーデンズという広場は人が多く、スリやドラッグの売人、酔っ払いなども多くいるので広場内を夜間に一人で歩くのはやめた方がいいと思います。
マンチェスター滞在におすすめの治安の良いエリア
マンチェスター中心部内は比較的安心なエリアであり、中心部内には無料のシャトルバスが運行していますし、徒歩でも30分程度で端から端まで移動が可能なのでどこを選んでも大きく不便を感じることはないと思います。
どのエリアに滞在しても観光、交通、買い物の面で問題はありませんが、特におすすめの滞在エリアを紹介します。
アルバートスクエア
アルバートスクエアは図書館周辺マンチェスターの中心に位置し、どこに行くのも便利な場所です。
レストラン、ショッピングセンター、バーにも近く、比較的安全な地域でもあります。
アルバートスクエアでは、クリスマスマーケットやオクトーバーフェストなどをはじめとしたいろいろなイベントが多く開催されていますので、もし何かのイベントが開催されているタイミングでの滞在になるのであれば得におすすめできるエリアです。
ミッドランドホテルは、伝統と格式ある老舗ホテルです。
20世紀初頭に建てられたエドワード王朝様式の重厚感のある外観で、外観を見るだけでも楽しめる建物です。
こんな建物に宿泊した、というだけでも自慢できそうな建物です。
スピニングフィールズ
キャッスルフィールド大通りであるディーンズゲートに近く、比較的安全な通りのみを通ってホテルに帰ることが可能なエリアです。
イギリスといえばビール。パブでビールを楽しんでいるとついつい日が暮れてしまうこともあるので、大通りから近い位置に滞在するのが良いでしょう。
ただし、ディーンズゲート沿いはパブが多く、人通りも多いので騒音に敏感な場合はうるさく感じるかもしれません。
特に夏場は22時を過ぎても明るく、夜中まで騒いでいる人が多いので騒音で寝不足なんてこともあり得るかもしれません。
窓を開けていると余計に騒音が気になると思うので、騒音に敏感ではない場合でも夏場に滞在する場合にはホテルにエアコンがついている部屋を選ぶことをお勧めします。
キャッスルフィールドにあるヒルトンマンチェスターは、マンチェスター内で最も高い建物です。23階にはマンチェスターを見渡すことのできるバーがあります。
ほかに高い建物があまりないので、宿泊せずにバーから景色をみるだけでも価値ありです。
ピカデリー駅周辺
ロンドンやピークディストリクトへの電車の発着駅であるピカデリー駅周辺は、交通の面で最も便利なエリアといえるでしょう。
ヨーロッパでは大きな駅の周辺は人が多く、治安が悪いといわれていますが、ピカデリー駅周辺に関しては大きな問題はないと思います。
ショッピングセンターやレストラン、バーも近くにあるため観光についても便利なエリアであると思います。
ナショナルフットボールミュージアムにも近いエリアです。
人が多いエリアでもあるのでスリには気を付けることが必要です。
マンチェスター中心部内のホテルは、中心部より外のエリアと比較して値段が高くなっていますが、安全の面では中心部内のホテルをお勧めします。
できる限り中心部、大通りに近いホテルを選ぶと夜も安全に楽しむことができると思います。
マンチェスターの治安情報や観光中の注意点
マンチェスターはイギリス内でも雨の多い場所と言われています。
夏場は晴れた日が多いのですが、それ以外は1日中晴れているという日はほとんどありません。
そのため、折り畳み傘などの雨具を持ってくるとよいと思います。
霧のような雨が降ることも多いので、持っている場合にはフード付きの上着があると便利です。
マンチェスター内には、物乞いが多数存在します。
道の端に座っていて、小銭くださいなどと声をかけてきますが、しつこくありませんし、無視していればとくに問題はありません。
観光地でおみやげ物を高値で売りつけたり、だましたりするような物乞いは少ないです。
ただし、カフェのテラスなどで座っているときに話しかけてくる物乞いも存在します。
そのような場合は多少しつこいことがありますが、無視をしていればいなくなるので反応しないようにしてください。
「I can’t speak English」
などと片言でも英語で反応してしまうと、よりしつこくなるので無視をするか日本語で突っぱねることをお勧めします。
サッカーの試合の開催日は人が増え、また過激なファンも存在していますのでより安全に気を付けることが必要です。
実際、サッカーの試合の開催日に酔っ払ったサッカーファンに絡まれたこともあります。
これからマンチェスターを訪れる方へ
親切な人が多く、湖水地方への交通も便利な地域です。
世界遺産であるリバプールへの日帰りも可能ですし、レンタカーを借りれば北ウェールズへも日帰り可能で便利な地域です。
サッカーファンはもちろん、サッカーファンでない人も楽しめる街となっています。
まとめ:マンチェスター市内の治安の良い宿泊エリア一覧
- やっぱり泊まるなら中心部!→アルバートスクエア
- 夜遊びしたいならこのエリア→スピニングフィールズ
- 交通の面で最も便利なエリア→ピカデリー駅周辺