マンチェスターの治安は?安全な宿泊エリアとおすすめホテル5軒(2026年版)

*この記事にはPRを含みます

こんにちは、meiです。イギリスのマンチェスターに1年住んでいました。

マンチェスターには、マンチェスター・ユナイテッドのオールド・トラフォード、マンチェスター・シティのエティハド・スタジアムがあり、サッカーが一番に思いつく土地だと思います。交通の便がよく、北部イングランドを観光するときの拠点としても便利な街です。

この記事では、安全に楽しくマンチェスターを楽しみたい!という人向けに、滞在先の選び方を解説します。ホテルは2026年11月時点で予約できるものを確かめ、入国や治安の情報は外務省の海外安全ホームページで確かめ直しました。

まず、どこに泊まる?

こんなマンチェスター滞在をしたいホテル
伝統と格式のある老舗ホテルにミッドランド・ホテル
アルバート・スクエア周辺 · US$160–280
高層ビルから、マンチェスターの街を見渡すマンチェスター・ディーンズゲート・ホテル(旧ヒルトン)
ディーンズゲート · US$150–260
新しい街並みの、おしゃれなホテルにイン・サイド・マンチェスター
ディーンズゲート · US$95–200
時計塔のある歴史的な建物に泊まりたいキンプトン・クロックタワー
アルバート・スクエア周辺 · US$150–300
駅のそばに、手ごろな料金でモーテル・ワン・ピカデリー
ピカデリー駅周辺 · US$75–130

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。

マンチェスターの治安と、安全に泊まれるエリア

マンチェスターは、アーウェル川とロッチデール運河に挟まれたエリアが中心部です。イギリスの中では治安が悪いといわれることもありますが、私はほかのヨーロッパの国と比べて治安がよい地域だと感じました。

中心部は明るい時間帯なら一人歩きも安全ですし、親切な人も多いです。実際、日が暮れてから大通りなど街灯で明るい通りを一人で何度も歩きましたが、危険は感じませんでした。暗くなってから人けのない裏路地に近づかなければ、安全に滞在できると思います。

ただし、南のモスサイドや、川の西のソルフォードの一部は安全とは言い切れない地域なので、夜は近づかないほうがよいと思います。中心部のピカデリー・ガーデンズという広場も、人が多く、スリや酔っ払いも多いので、夜に一人で歩くのはやめたほうがいいです。

中心部は歩いても30分ほどで端から端まで移動できるので、どこに泊まっても大きく不便を感じることはありません。特におすすめのエリアを紹介します。

マンチェスター中心部のエリアと、この記事のホテル

アーウェル川の東が中心部です。西にディーンズゲート、東にピカデリー駅、南にアルバート・スクエアと劇場街があります。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。

↑ 北 アーウェル川 ← ソルフォード(川の西) ディーンズゲート パブと買い物 アルバート スクエア周辺 ピカデリー 駅と商店街 ピカデリー駅 ↙ オールド・トラフォード エティハド→ スタジアム ↓ モスサイド(夜は近づかない) 1 2 3 4 5
  1. 1ミッドランド・ホテルアルバート・スクエア周辺 · セント・ピーターズ・スクエアの目の前›
  2. 2マンチェスター・ディーンズゲート・ホテル(旧ヒルトン)ディーンズゲート · 南の端の高層ビル「ビーサム・タワー」の中›
  3. 3イン・サイド・マンチェスターディーンズゲート · ファースト・ストリート、オックスフォード・ロード駅の近く›
  4. 4キンプトン・クロックタワーアルバート・スクエア周辺 · オックスフォード・ストリート、パレス劇場の近く›
  5. 5モーテル・ワン・ピカデリーピカデリー駅周辺 · ピカデリー駅から歩いて5分ほど›

位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。

やっぱり泊まるなら中心部「アルバート・スクエア周辺」

市庁舎や図書館のある、マンチェスターのど真ん中です。レストランやショッピングセンター、バーにも近く、比較的安全な地域です。私が住んでいた頃は、クリスマスマーケットなどのイベントがよく開かれていて、イベントの時期に重なる滞在なら特におすすめのエリアでした。

老舗のミッドランド・ホテルや、時計塔のあるキンプトン・クロックタワーが泊まりやすいホテルです。

夜遊びしたいなら「ディーンズゲート・スピニングフィールズ」

大通りのディーンズゲートに近く、比較的安全な通りだけを通ってホテルに帰れるエリアです。イギリスといえばビール。パブで楽しんでいるとついつい日が暮れてしまうので、大通りに近い場所に泊まるのがよいでしょう。

ただしディーンズゲート沿いはパブが多く、夜中まで騒いでいる人もいます。特に夏は22時を過ぎても明るいので、音に敏感な方は通りから離れた部屋を頼みましょう。マンチェスター・ディーンズゲート・ホテルやイン・サイドが候補です。

交通の便なら「ピカデリー駅周辺」

ロンドンやピーク・ディストリクトへの電車が発着するピカデリー駅の周りは、交通の面でいちばん便利なエリアです。ヨーロッパでは大きな駅の周りは治安が悪いといわれますが、ピカデリー駅の周りは大きな問題はないと思います。

人が多いのでスリには気をつけましょう。駅のそばのモーテル・ワンなら、料金も手ごろです。

料金の目安は、駅の近くのお手ごろホテルで1泊US$75〜130、中心部の4つ星ホテルでUS$150〜300くらいです。中心部のホテルは外のエリアより高めですが、安全の面では中心部のホテルをおすすめします。サッカーの試合や大きなコンサートのある日は、料金が大きく上がります。


エリア別:マンチェスターのおすすめホテル5選

1 The Midland

The Midland
エリア
アルバート・スクエア周辺セント・ピーターズ・スクエアの目の前
料金の目安
1泊 US$160–280
特徴
20世紀初めに建てられた、エドワード王朝様式の重厚な老舗ホテル
こんな人に
初めてのマンチェスターの方、記念の旅行

ここがいい

✓ 中心部のどこへも歩ける
✓ 重厚な建物そのものが見どころ
✓ 立地の口コミ評価がとても高い

このホテルを選ぶ理由

ミッドランドホテルは、伝統と格式のある老舗ホテルです。20世紀初めに建てられたエドワード王朝様式の重厚な外観は、見るだけでも楽しめる建物です。

こんな建物に泊まった、というだけでも自慢できそうなホテルです。スパもあり、観光の疲れをゆっくり癒やせます。

目の前のセント・ピーターズ・スクエアには路面電車(メトロリンク)の停留所があり、どこへ行くにも便利です。口コミでも立地の評価がとても高いホテルです。

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2 The Manchester Deansgate Hotel by IHG

エリア
ディーンズゲート南の端の高層ビル「ビーサム・タワー」の中
料金の目安
1泊 US$150–260
特徴
マンチェスターでいちばん高いビルの一つ、ビーサム・タワーの中のホテル
こんな人に
眺めのよい部屋に泊まりたい方、パブめぐりを楽しみたい方

ここがいい

✓ 高層階からの眺め
✓ 屋内プールとサウナ
✓ ディーンズゲート駅やパブ街へ歩ける

このホテルを選ぶ理由

ディーンズゲートの南にそびえる高層ビル、ビーサム・タワーの中にあるホテルです。私が住んでいた頃はヒルトン・マンチェスターで、ビルの上の階のバーからマンチェスターを見渡すことができました。ほかに高い建物があまりないので、景色を見るだけでも価値がありました。

今はホテルの名前が「マンチェスター・ディーンズゲート・ホテル」に変わっています。屋内プールとサウナがあり、口コミでは立地と朝食が褒められています。

上の階のバーが今も営業しているか、営業時間はどうかは、出かける前にホテルに確かめてください。パブの多いディーンズゲートの通りへすぐ出られるので、夜遊びにも便利な立地です。

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3 INNSiDE by Meliá Manchester

エリア
ディーンズゲートファースト・ストリート、オックスフォード・ロード駅の近く
料金の目安
1泊 US$95–200
特徴
再開発された新しい街区にある、スパとジムのあるデザインホテル
こんな人に
コンサートや劇場に出かける方、若い旅行者

ここがいい

✓ 新しく落ち着いた街区
✓ スパ・サウナ・ジムがある
✓ スタッフと立地の口コミ評価が高い

このホテルを選ぶ理由

ディーンズゲートの南、再開発された新しい街区「ファースト・ストリート」にあるデザインホテルです。まわりにはアートセンターやレストランがあり、夜も落ち着いた雰囲気です。

スパやサウナ、ジムがあり、口コミではスタッフと立地がよく褒められています。オックスフォード・ロード駅やディーンズゲート駅へも歩いて行けます。

朝食は別料金のプランが多いので、予約のときに確かめましょう。まわりにカフェも多いので、外で朝ごはんを食べるのも楽しいですよ。

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4 Kimpton Clocktower, an IHG Hotel

エリア
アルバート・スクエア周辺オックスフォード・ストリート、パレス劇場の近く
料金の目安
1泊 US$150–300
特徴
赤れんがの時計塔が目印の、歴史ある建物を生かした上質なホテル
こんな人に
劇場やコンサートに出かける方、カップルの旅行

ここがいい

✓ 赤れんがの建物と時計塔
✓ パレス劇場やオックスフォード・ロード駅へすぐ
✓ 口コミ評価が高い

このホテルを選ぶ理由

赤れんがの大きな建物と時計塔が目印の、歴史ある建物を生かしたホテルです。ステンドグラスや装飾タイルの残る館内は、歩くだけでも楽しめます。

パレス劇場やオックスフォード・ロード駅の近くにあり、ミュージカルやコンサートに出かけるのに便利です。口コミでは立地と内装、スタッフの評価が高いホテルです。

オックスフォード・ロードの周りは大学が近く、夜も人通りの多い場所です。中心部のアルバート・スクエアへも歩いて10分ほどです。

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5 Motel One Manchester-Piccadilly

エリア
ピカデリー駅周辺ピカデリー駅から歩いて5分ほど
料金の目安
1泊 US$75–130
特徴
ピカデリー駅のそばにある、デザインのよいお手ごろホテル
こんな人に
湖水地方やリバプールへ電車で出かける方、料金を抑えたい方

ここがいい

✓ ピカデリー駅から歩いて5分ほど
✓ 料金が手ごろ
✓ 清潔さと立地の口コミ評価が高い

このホテルを選ぶ理由

ピカデリー駅から歩いて5分ほどの、ドイツ生まれのホテルチェーンです。部屋はコンパクトですが、デザインがよく、清潔さの口コミ評価が高いホテルです。

ロンドンや湖水地方、リバプールへ電車で出かける日が多いなら、駅のそばのこのホテルがとても便利です。空港からの電車もピカデリー駅に着きます。

ロビーのバーは夜遅くまでにぎやかです。駐車場はないので、レンタカーで移動する方は近くの駐車場を探しておきましょう。

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マンチェスターの治安:観光中に気をつけたいこと

マンチェスターはイギリスの大都市なので、日本と同じ感覚でいると、スリや置き引きにあうことがあります。在住者として感じたことと、外務省の情報をまとめました。

エリア別:治安と過ごし方

1年住んだ筆者の実感と、外務省の安全対策基礎データ(2026年8月更新)をもとにまとめました。

アルバート・スクエア周辺いちばんのおすすめ

昼
人が多く歩きやすい
夜
大通りは明るく、一人でも歩ける

ディーンズゲート夜遊びに

昼
買い物とパブ
夜
パブで夜中までにぎやか。音に注意

ピカデリー駅周辺交通に便利

昼
人が多い。スリに注意
夜
夜のピカデリー・ガーデンズの広場は避ける

モスサイド近づかない

注意
旅行者が泊まる場所ではない。夜は行かない

ソルフォード夜は避ける

注意
再開発された場所もあるが、夜は人けのない地域も

外務省はイギリスに危険情報を出していません(2026年11月時点)が、スリや置き引き、ひったくりには注意が必要です。

スリ・置き引きとひったくり

外務省の安全対策基礎データでは、イギリスでは日本人の被害は窃盗が多いとしています。駅の出入口など人の多いところから後をつけ、人けのない通りで荷物やスマートフォンを奪う手口もあると注意しています。

カフェやパブでは、スマートフォンを机の上に置きっぱなしにしない、荷物は足元ではなく体の近くに置くようにしましょう。

物乞いへの対応

マンチェスターの中心部には、物乞いの人が多くいます。道の端に座って小銭をくださいと声をかけてきますが、しつこくはないので、無視していれば特に問題はありません。

カフェのテラスに座っているときに話しかけてくる人もいて、その場合は多少しつこいことがあります。片言でも英語で反応すると、よりしつこくなるので、無視するか日本語で断るのがおすすめです。

サッカーの試合の日

サッカーの試合の日は人が増え、過激なファンもいるので、いつも以上に気をつけましょう。私も試合の日に、酔っ払ったサッカーファンに絡まれたことがあります。

試合の日は、スタジアムへ向かう路面電車や駅もとても混み合います。応援するチームのユニフォームを着ているときは、相手チームのファンが集まるパブには近づかないのが無難です。

モスサイドとソルフォードについて

検索でも気にしている方が多い「モスサイド」は、中心部の南にある住宅地です。昼に通り抜けるくらいで問題が起きることはまれですが、旅行者が泊まったり、夜に歩いたりする理由のある場所ではありません。

川の西のソルフォードも、メディアシティやサルフォード・キーズのように再開発されてきれいな場所がある一方、夜は人けのない地域もあります。夜は中心部の大通りで過ごしましょう。


空港から市内へ、市内の移動

マンチェスター空港は市の南にあり、中心部へは電車ですぐです。中心部の移動は、歩くか路面電車のメトロリンクで十分です。

マンチェスターの移動手段

中心部は歩けるので、遠くへ出かけるときだけ乗り物を使います。

電車空港・ほかの街へ

向く
空港〜ピカデリー駅、リバプールや湖水地方への日帰り
注意
駅の人混みでスリに注意

メトロリンク(路面電車)スタジアムへ

向く
オールド・トラフォード、エティハド、郊外
注意
試合の日はとても混む

徒歩中心部はこれで十分

向く
中心部は30分ほどで端から端まで歩ける
注意
夜は明るい大通りを選ぶ

タクシー・配車アプリ夜遅くに

向く
深夜の到着、荷物の多い日

所要時間は時間帯で変わります。

空港から中心部へは電車が便利

空港の駅からピカデリー駅までは、電車で20分ほどです。路面電車のメトロリンクも空港と中心部を結んでいますが、電車より時間がかかります。

夜遅くに着いたときや荷物が多いときは、空港の正規のタクシー乗り場か、配車アプリを使いましょう。

中心部はメトロリンクと徒歩で

黄色い路面電車のメトロリンクは、中心部と郊外を結んでいて、オールド・トラフォードやエティハド・スタジアムへ行くのにも便利です。切符は乗る前に停留所の券売機で買うか、タッチ決済のカードで乗れます。

中心部は30分ほどで端から端まで歩けるので、晴れた日は歩くのがいちばん楽しいです。

リバプールや湖水地方へ

マンチェスターは交通の便がよく、世界遺産だったリバプールの港町へも電車で日帰りできます。湖水地方への電車も出ていて、レンタカーを借りれば北ウェールズへも日帰りできる便利な場所です。


マンチェスターの見どころ

サッカーファンはもちろん、サッカーファンでない人も楽しめる街です。産業革命の街として栄えた歴史ある建物と、新しい文化が混ざり合っています。

おもな見どころと、近いエリア

中心部の見どころは歩いて回れます。

オールド・トラフォードスタジアムツアー

近い
ディーンズゲート
行き方
メトロリンク

エティハド・スタジアムスタジアムツアー

近い
ピカデリー駅周辺
行き方
メトロリンク

国立サッカー博物館子どもも楽しめる

近い
中心部の北、ヴィクトリア駅
行き方
歩いて

ジョン・ライランズ図書館ゴシックの閲覧室

近い
ディーンズゲート
行き方
歩いて

ノーザン・クォーターカフェと古着

近い
ピカデリー駅周辺
行き方
歩いて

スタジアムツアーは試合の日にはないことがあります。

オールド・トラフォードとエティハド・スタジアム

マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードと、マンチェスター・シティの本拠地エティハド・スタジアムでは、試合のない日もスタジアムを見学するツアーがあります。

試合のチケットは人気が高いので、クラブの公式サイトで早めに確かめましょう。

国立サッカー博物館

ヴィクトリア駅の近くにある国立サッカー博物館では、サッカーの歴史や名選手にまつわる展示が楽しめます。ボールを蹴って遊べるコーナーもあり、子どもも楽しめます。

ジョン・ライランズ図書館

ディーンズゲートにあるジョン・ライランズ図書館は、教会のようなゴシック様式の美しい図書館です。ハリー・ポッターの世界のような閲覧室は、ぜひ見てほしい場所です。

ノーザン・クォーターのカフェと古着屋

ピカデリー・ガーデンズの北にあるノーザン・クォーターは、古いれんがの倉庫街に、カフェや古着屋、レコード店が集まるおしゃれなエリアです。昼の散歩が楽しい場所です。

夜はバーでにぎわいますが、ピカデリー・ガーデンズの広場を夜に横切るのは避け、大通りを通って戻りましょう。

キャッスルフィールドの運河

ディーンズゲートの南のキャッスルフィールドには、運河と鉄道の高架橋が交差する、産業革命の頃の風景が残っています。運河沿いのパブで、晴れた日にビールを飲むのは最高です。


マンチェスターの物価と、食べたい・飲みたいもの

マンチェスターの物価は、ロンドンよりは少し安いものの、日本と比べると外食はかなり高く感じます。食費を抑えるなら、スーパーやマーケットの食べ物を上手に使いましょう。

パブでエールとサンデーロースト

イギリスといえばパブとビール。マンチェスターには古いパブがたくさんあり、地元で造られたエール(常温に近い温度で飲むビール)が楽しめます。

日曜日の昼には、ローストビーフや野菜、ヨークシャー・プディングを盛り合わせた「サンデーロースト」を出すパブが多いです。週末に滞在するなら、ぜひ一度味わってみてください。

中華街とアジアの料理

ピカデリー・ガーデンズの近くには、イギリスでも大きな中華街があります。ラーメンや韓国料理など、アジアの料理の店も多いので、和食やアジアの味が恋しくなっても大丈夫です。

食費を抑えるならスーパーとマーケット

スーパーでは、サンドイッチと飲み物、お菓子をセットにした手ごろなランチが売られています。ショッピングセンターの近くの屋内マーケットや、週末の屋台の並ぶフードホールも、安くいろいろな味を試せておすすめです。

部屋に電子レンジや冷蔵庫がないホテルも多いので、買い物をするなら、すぐ食べられるものを選びましょう。


マンチェスターの天気と服装

マンチェスターは、イギリスの中でも雨の多い場所といわれています。

一日中晴れる日は少ない

夏は晴れた日が多いのですが、それ以外の季節は、一日中晴れている日はほとんどありません。折りたたみ傘などの雨具を持って行くとよいと思います。

霧のような雨が降ることも多いので、フード付きの上着があると便利です。地元の人は少しの雨なら傘をささずに歩いています。

夏は夜まで明るく、冬は日が短い

夏は22時を過ぎても明るく、パブのテラスは夜遅くまでにぎわいます。逆に冬は午後4時ごろには暗くなるので、観光は早めの時間に回りましょう。

冬は11月の終わりごろから、街の中心にクリスマスマーケットが並び、とても華やかになります。


日本からマンチェスターへの行き方

マンチェスターはイングランド北部の中心都市で、ロンドンからは北西へ電車で2時間ほどの場所にあります。

日本からの直行便はなく、乗り継ぎで

日本からマンチェスターへの直行便はなく、ヨーロッパや中東の空港で乗り継いで行くのが一般的です。乗り継ぎの空港によっては、マンチェスター空港まで1回の乗り継ぎで着けます。

運航している航空会社や便は変わるので、最新の情報は航空会社のサイトで確かめてください。

ロンドンから電車で行く方法

ロンドンのユーストン駅からは、マンチェスター・ピカデリー駅まで電車で2時間ほどです。ロンドン観光と組み合わせるなら、ロンドンに着いて電車で移動するのも便利です。

電車の切符は、早めに買うと安くなることが多いので、日程が決まったら予約しておきましょう。


マンチェスターのパブの楽しみ方

マンチェスターに住んでいて、いちばん楽しかったのはパブで過ごす時間でした。イギリスのパブは、地元の人の居間のような場所です。

注文はカウンターで

イギリスのパブでは、席に座って待っていても注文を取りに来てくれないことがほとんどです。カウンターで飲み物を頼み、その場で支払うのが基本です。

ビールは「パイント」か「ハーフ」で頼みます。迷ったら、カウンターの人におすすめの地元のエールを聞いてみると、気さくに教えてくれますよ。

古いパブと新しいバー

中心部には、何百年も前から続く古いパブもあれば、ノーザン・クォーターのようにおしゃれなバーが集まるエリアもあります。古いパブで地元の人の会話を聞きながら飲む一杯は、マンチェスターならではの楽しみです。

試合の日のパブ

サッカーの試合の日は、パブのテレビの前が応援の人でいっぱいになります。雰囲気を味わうのは楽しいですが、応援するチームのユニフォームを着ているときは、相手チームのファンが集まる店には入らないようにしましょう。


エリアごとの夜の雰囲気

同じ中心部でも、場所によって夜の雰囲気はかなり違います。夜の過ごし方に合わせてホテルを選んでみてください。

ディーンズゲートとスピニングフィールズ

週末の夜は、パブやバーが夜中までにぎやかです。人通りが多いので帰り道は明るいですが、酔っ払いも多くなるので、からまれても相手にせず、その場を離れましょう。

ノーザン・クォーター

バーやライブハウスが集まり、若い人でにぎわうエリアです。楽しい場所ですが、すぐ南のピカデリー・ガーデンズの広場は、夜は一人で通らないようにしてください。

セント・ピーターズ・スクエアとオックスフォード・ロード

劇場やコンサートホールのある一帯で、公演の終わる時間には人がたくさん歩いています。公演のあとは大通りを通ってホテルへ戻りましょう。


マンチェスター観光のモデルコース(2泊3日)

「マンチェスターは何もない」と言われることもありますが、サッカー、産業革命の歴史、音楽、パブと、歩いてみると見どころはたくさんあります。

1日目:中心部を歩く

ジョン・ライランズ図書館や市庁舎のまわりの建物を見て歩き、午後はキャッスルフィールドの運河沿いを散歩しましょう。夜はディーンズゲートのパブで地元のエールを。

2日目:サッカーの聖地へ

午前中にオールド・トラフォードかエティハド・スタジアムのツアーに参加し、午後は国立サッカー博物館へ。夜は試合がある日なら、パブで地元の人と一緒に観戦するのも楽しいです。

3日目:リバプールへ日帰り

電車でリバプールへ日帰りし、港の街並みやビートルズゆかりの場所を訪ねるのもおすすめです。湖水地方へ足をのばすなら、1泊して自然の中でゆっくり過ごすのもよいでしょう。


郊外の高級住宅街に泊まるなら

マンチェスターの南の郊外には、緑の多い落ち着いた住宅街があります。カフェやレストランの並ぶおしゃれな通りもあり、地元の人の暮らしに近い雰囲気です。

郊外に泊まるときの注意

郊外は静かでホテル代もおさえめなことがありますが、中心部へは路面電車やバスで移動することになります。夜遅くまで中心部で過ごす予定の方は、帰りの交通手段を確かめておきましょう。

初めてのマンチェスターなら、やっぱり中心部に泊まるのがいちばん安心で便利だと思います。


音楽の街マンチェスター

マンチェスターはサッカーだけでなく、イギリスの音楽の歴史に名を残すバンドをたくさん生んだ街としても知られています。

有名なバンドの街を歩く

オアシスやザ・スミス、ジョイ・ディヴィジョンなど、マンチェスター出身のバンドは世界中にファンがいます。ノーザン・クォーターのレコード店やライブハウスを歩くと、今も音楽の街の空気を感じられます。

ファンの方は、ゆかりの場所を回るウォーキングツアーに参加するのも楽しいと思います。

ライブやコンサートを見るなら

大きなコンサート会場から小さなライブハウスまで、毎晩どこかで音楽が演奏されています。大きなライブの日は周りのホテルが混み合い、料金も上がるので、チケットを取ったらすぐにホテルも押さえましょう。


マンチェスターの日本人と日本食

マンチェスターには大学が多く、日本からの留学生や、仕事で暮らす日本人もいます。私が住んでいた頃も、日本人の友人と集まって食事をすることがありました。

日本食の店とアジアの食材

中心部にはラーメンや寿司の店があり、中華街の周りのアジア食材のスーパーでは、しょうゆやお米、インスタント麺なども手に入ります。長く滞在しても、日本の味に困ることはあまりありません。

困ったときは

パスポートをなくしたときなどは、ロンドンの在英国日本国大使館に連絡することになります。出発前に外務省の「たびレジ」に登録しておくと、現地の安全情報がメールで届いて安心です。


マンチェスターの宿選びで迷いやすいこと

宿を選ぶときに迷いやすい点を、筆者の経験をもとにまとめました。

パブを探すならディーンズゲートとノーザン・クォーター

ディーンズゲートの周りやノーザン・クォーター、キャッスルフィールドの運河沿いに、雰囲気のよいパブがたくさんあります。古いパブで地元のエールを頼んでみるのがおすすめです。


イギリスに行く前に確かめたいこと

日本のパスポートでイギリスに観光で入る場合も、出発前の手続きが必要です。

ETA(電子渡航認証)が必要

外務省の安全対策基礎データによると、日本のパスポートでビザなしでイギリスに入国するには、事前に電子渡航認証(ETA)を申請して認証を受けることが義務づけられています。ETAがないと飛行機に乗れないので、早めに申請しましょう。

申請はイギリス政府の公式サイトや公式アプリから行います。申請料や必要な日数は、公式サイト(gov.uk/eta)で確かめてください。

支払いはカードが便利

イギリスはカードやスマートフォンのタッチ決済がとても広く使われていて、パブや市場でも現金がいらないことがほとんどです。メトロリンクもタッチ決済で乗れます。


これからマンチェスターを訪れる方へ

中心部の大通りに近いホテルを選んで

マンチェスターは親切な人が多く、湖水地方やリバプールへの交通も便利な街です。サッカーファンはもちろん、サッカーファンでない人も楽しめます。

できるだけ中心部の、大通りに近いホテルを選ぶと、夜も安全に楽しむことができると思います。雨具を持って、マンチェスターの街を楽しんでください!


まとめ:マンチェスターはどのエリアのホテルに泊まる?

やっぱり泊まるなら中心部のアルバート・スクエア周辺。老舗のミッドランド・ホテルや、時計塔のキンプトン・クロックタワーがおすすめです。

夜遊びしたいならディーンズゲートのマンチェスター・ディーンズゲート・ホテルやイン・サイド、交通の便ならピカデリー駅のモーテル・ワンが便利です。

夜は大通りを歩き、モスサイドや夜のピカデリー・ガーデンズには近づかない。これを守れば、マンチェスターは安心して楽しめる街です。


よくある質問

マンチェスターの治安は悪いですか?

イギリスの中では治安が悪いといわれることもありますが、住んでいた私は、ほかのヨーロッパの国と比べて治安がよいと感じました。中心部の明るい大通りなら、夜も危険を感じることはほとんどありませんでした。スリや置き引きには、日本にいるとき以上に気をつけましょう。

マンチェスターで避けたほうがいい場所はありますか?

南のモスサイドや、川の西のソルフォードの一部は、夜は近づかないほうがよいと思います。中心部でも、夜のピカデリー・ガーデンズの広場を一人で歩くのは避けましょう。

マンチェスターで泊まるならどのエリアがいいですか?

中心部のアルバート・スクエア周辺がおすすめです。夜遊びならディーンズゲート、電車でほかの街へ出かけるならピカデリー駅の周りが便利です。

ミッドランド・ホテルはどんなホテルですか?

20世紀初めに建てられた、エドワード王朝様式の重厚な建物の老舗ホテルです。中心部のどこへも歩いて行ける立地で、口コミでも立地の評価がとても高いホテルです。

サッカー観戦で泊まるならどこが便利ですか?

オールド・トラフォードへもエティハド・スタジアムへも、中心部からメトロリンクで行けます。試合の日は混み合うので、中心部のホテルに泊まって、早めに出かけるのがおすすめです。

マンチェスターは雨が多いですか?

イギリスの中でも雨の多い場所といわれています。夏以外は一日中晴れる日は少ないので、折りたたみ傘やフード付きの上着を持って行くと便利です。

イギリスに行くのにETAは必要ですか?

外務省によると、日本のパスポートでビザなしでイギリスに入るには、事前にETA(電子渡航認証)を取る必要があります。申請料や手続きは、イギリス政府の公式サイトで確かめてください。

日本からマンチェスターへの直行便はありますか?

日本からの直行便はなく、ヨーロッパや中東の空港で乗り継ぐのが一般的です。ロンドンに着いて、電車で2時間ほどかけて向かう方法もあります。