こんにちは!グアテマラ在住の日本男児です。若かりし頃の旅行にはじまり、こちらに移り住んで5年目になります。
グアテマラは、古い街並みや一度は訪れたい観光名所がたくさん点在しています。
ホテル代も高いことが多いですが、安いからと中心地から外れたエリアに宿をとると治安の面で不安なことも。
この記事では安全にグアテマラを楽しみたい!という人向けに滞在先の選び方を解説します。
安全なグアテマラで暮らすならどこ?おすすめ宿泊エリアを治安や物価の面から解説
まずは、宿泊する場所・エリアを絞りましょう。
2日以上かけてひとつの観光地を訪れる場合や1ヵ所に長く滞在を希望する場合は、その目的地・観光地に近いホテルを選びましょう。
移動時間が少なく、観光に使える時間を長く取ることができます。
例えばグアテマラシティの場合と、アンティグア、シェラ、ティカル遺跡の場合は距離が遠いため、その観光地のある場所に泊まるようにしましょう。
空港を利用する際は、シティーに泊まる方が翌日安全に旅を続けることができるでしょう。
公共交通機関を利用しやすく、他の都市へのアクセスもしやすいからです。
また複数の観光地へ行きたい場合は、中間地点の大きめで交通の便の良い市を選びましょう。
マイカーやレンタカーでなく、公共交通機関を使いたい場合は、空港の近くか、ZONA1の駅やバス停の近くにあるホテルを選ぶこともできます。
エリアを決めたら、次はエリア内のホテルをピックアップし、泊まりたいホテルがあるかどうかを調べましょう。
部屋のタイプは色々で、プライベートルームもあれば、格安の共通部屋もあります。
グアテマラ滞在におすすめの治安の良いエリア
おすすめエリアその1:アンティグア
まず何と言ってもグアテマラでおすすめしたいのは、アンティグアです。
こちらはスペイン占領時代に建てられたゆかりのある古い建築物、教会などがあります。
この周辺は火山の中心部なので、周りにある山々を近くで見ることができます。
もちろん登山もできます。
そして、ライトアップされた時計台、中央公園は大変ロマンチックでカップルには大変おすすめの夜景スポットとなっています。
また、1番の観光地ということで、夜遅くでも観光客が多く歩いています。
そのため、メイン通り沿いのレストランやカフェを遅くまで営業していますので、ディナーもゆっくり楽しむことができます。
特に、中央公園から一ブロック上に歩いた通り沿いにある、パン屋さんのサンドイッチとベークドポテトは多く人から愛される食べ物です。
またコーヒーで有名なので、日中はケーキとコーヒーを楽しんでる方を多く見かけます。
また、アンティグアの市内ではトゥクトゥクというバイクタクシーが出ているので、市内観光にも困ることはありません。
そして、伝統工芸品のある市場も徒歩圏内にあります。
アンティグアのバスターミナルは首都やティカルなど、他の都市や観光地とバスで結ばれています。
ですので、複数の観光地を訪れたいと考えている方には、移動に大変便利で安全なアンティグアがおすすめです!
おすすめエリアその2:アティトゥラン湖エリア(ソロラ県)
次におすすめなのがアティトゥラン湖周辺です。
ホテルの価格はアンティグアとほぼ同じで、湖、マヤ系民族の村、火山など観光スポットがあります。
パナハチェルは住み着いてしまう観光客がいるほど大変人気です。
太陽と湖のコラボが大変美しいので朝一で向かうのがおすすめです。
通り沿いにあるお土産品の市場もぜひチェックしてください。
また、メイン通りの近くにホテルが立ち並んでいるので、ショッピングをした際に、荷物をおきにすぐにホテルに戻ることもできます。
そして、通りには多くのレストランやファストフード店が立ち並んでいます。
小腹がすいたときに、ちょっとしたもの買って、ホテルに持ち帰って食べることのもよいでしょう。
そして、船で湖を回遊すると、湖沿いの村々があります。
おすすめエリアその3:パナハチェル
それぞれの村で伝統衣装が違うので日本には売っていないような色の生地や、バッグ、食器マットなどなど購入することができます。
デザインの可愛い雑貨も豊富に揃っていますので、ぜひお店のすみずみまで見てください。
そして、夜になると外国人たちが集まり始め、現地の人たちがパフォーマンスを始めます。
特にアコースティックの弾き語り、ギターの演奏、伝統のマリンバなどは、明るいラテンの雰囲気を作り出してくれます。
常に多くの観光客が集い、にぎわっているパナハチェルですが、お土産店も大変充実しているのが特徴です。
アンティグアとはまた違った最新のデザインの洋服や財布、バッグが売られています。
しかも、アンティグアよりも安い品々も多く、お土産はここで買うという人も多いです。
グアテマラの治安情報や観光中の注意点
グアテマラは地震の多い国です。
9月8日メキシコ南部沿岸沖でマグニチュード8.2の地震が発生し,現在もマグニチュード5クラス前後の余震が発生しています。
太平洋津波警報センターは,メキシコをはじめ,周辺国及び太平洋沿岸国に対して,津波警報を発出しています。
津波警報が発出されている国では,今後,津波が到達する可能性がありますので,沿岸部や海岸には近づかないでください。
渡航を予定している方は,現地当局や報道等を通じて,地震,津波警報・注意報などに注意し,ご自身の安全確保に努めてください。
ジカウイルス感染症も見られます。
有効なワクチンはなく、蚊に刺されないようにすることが最善の予防方法です。それで旅行を予定されている方は、十分注意の上、感染予防に努めてください。
また、症状の有無にかかわらず、帰国後少なくとも2週間程度は忌避剤を使用し、蚊に刺されないための対策を行ってください。
外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、肌の露出した部分や衣服に昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2~3時間おきに塗布する。
昆虫忌避剤は、ディートやイカリジン等の有効成分のうちの1つを含むものを、商品毎の用法・用量や使用上の注意を守って適切に使用する。
一般的に、有効成分の濃度が高いほど、蚊の吸血に対する効果が長く持続すると言われている。
室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果的に使用する。
規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。
軽度の発熱や頭痛、関節痛や結膜炎、発疹等が現れた場合には、ジカウイルス感染症を疑って、直ちに専門医師の診断を受ける。
これからグアテマラを訪れる方へ
グアテマラは危ない国と思われていますが、実際に危ないところです。
でも、そんな中で明るく生きている人たちも見て元気づけられると思います。
できるだけ、安全に注意し、1人では行動しないようにしましょう。
大使館の旅レジに登録しておくと、何かあった時に心強いですし、危険を最小限におさえられます。
まとめ:グアテマラの治安の良い宿泊エリア一覧
- 初めてのグアテマラにおすすめ!失敗しないエリア→アンティグア
- アティトゥラン湖の雄大な自然を楽しむエリア→アティトゥラン湖エリア(ソロラ県)
- 昔ながらのグアテマラの特色を残したお土産を買いたいなら→パナハチェル