こんにちは!オランダ最北の大学、フローニンゲン大学で修士プログラムに参加しているMNと申します。
フローニンゲンはオランダ北部にあり、元ガンバ大阪の堂安律選手がFCフローニンゲンに在籍していることで少し日本でも有名になりました。
オランダ屈指の学生街であるフローニンゲンでの生活を少しでもシェアできると幸いです!
安全なフローニンゲンで暮らすならどこ?おすすめ宿泊エリアを治安や物価の面から解説

アムステルダムのスキポール空港からは1時間に1・2本の直通電車が走っています。
フローニンゲン中央駅から中心部まではカナルを渡って徒歩10分圏内です。
オランダの都市はカナルに囲まれた場所が多いのが特徴で、フローニンゲンもその一つです。
フローニンゲンは商業地区のほとんどがカナルの内側に密集していて、全て徒歩で観光することができます。
そのため、ホテルもほとんどがカナルの内側に位置しています。
例外としてスチューデントホテルは中央駅から真逆に位置するカナルの外側にあるので、ここを利用する方はバスを利用するのがいいかもしれません。
また、オランダ有数の学生街であるフローニンゲンは新学期前後には学生たちが大挙します。
部屋探しをする学生たちでホテルやホステルはもちろんのこと、BnBも混雑することがほとんどです。
特に8〜9月は混雑するので、できるだけ避けることをオススメします。(学生たちの中には部屋が見つからずにホームレスになる人がいるくらいに混雑します)
フローニンゲン滞在におすすめの治安の良いエリア
フローニンゲンはほとんどの見所が中心部に密集しています。
また、自転車大国オランダでも1位2位を争うほどの自転車量ですので、自転車のレンタルをしてローカルの学生のように回ってみるのもいいですね!
おすすめエリアその1:GroteMarktエリア

まずはGroteMarktエリア。フロテマルクトと発音します。
大きなマーケットという意味で、観光案内所の青い建物(VVVのマーク)が目印です。
観光案内の外側は階段となっており、ここに座って広場を見渡しながらビールやオランダ名物の揚げ物たちを楽しむことができます。
週末にはイベントが行われていることが多く、たくさんの人で賑わいます。
また、マーケットの中央駅側にはドリーヘズスタース(スリーシスターズ)という有名なバーがあります。
このバーはその名の通り3つのバーが連なってできた建物になっていて、全てが内側で繋がっています。
ヨーロッパで一番大きなバーという異名をもつバーですが、いつも人がたくさんで、週末になるとテラス席にも人が溢れています。
また、このバーを背に右側に進み、プーレ通りに出るとクラブエリアになっているので、週末が始まる木曜日(!)には学生たちでいっぱいになります。
バーやクラブはもちろんのこと、揚げ物が売ってるお店やケバブ屋さんが連なっているので、小腹が空いたらお腹を満たすことができます。
おすすめエリアその2:VisMarktエリア

次はVisMarktエリア。フィスマルクトと発音します。
魚マーケットという意味で、週3回(火・金・土)には市場が開催されます。
市場が開催される日には野菜屋さんや果物屋さんはもちろんのこと、チーズ屋さんやお肉屋さんもやってきます。
魚屋さんではキベリング(Kibbeling)という白身魚のフライを食べることができます。
オランダではフライには基本マヨネーズですが、キベリングはニンニクの風味がついたマヨネーズが定番です。
基本的にマヨネーズなどのソースは別料金ですが、注文した時にソースは?と聞かれることがほとんどなのでぜひ試してみてください。
また、ハーリング(Herring)という魚の酢漬けもありますので、オランダ人の真似っこをして食べてみる勇気がある方はぜひトライしてみましょう!
その他にも、ストロープワッフル(Stroopafel)というオランダのお菓子を出来立てで食べられるお店もオススメです。
スーパーなどでも売っていますが、できたてのストロープワッフルは格別です。
おすすめエリアその3:Noorderplantsoenエリア

最後はNoorderplantsoenエリアです。
中心部にあるマーケットエリアを抜けて北に進んでいくとまたカナルが見えてくるので、そこを越えて少し歩くとノーダープランツーンという公園があります。
大きな公園で、噴水やカフェ、またアヒルの親子たちに出会うことができます。
夏にはNooderzonというお祭りがあり、約1週間ほど公園内が賑わいます。
このお祭りは毎年8月中旬に催されますが、アートのお祭りということもあり、ほぼ一日中音楽の演奏や、公園内のいくつかのステージでは演劇も行われており、老若男女楽しむことができます。
また音楽や演劇だけではなく、オランダ料理の出店やジェラート屋さん、バーなどもあるので1日中遊ぶことができるので、夏休みに訪れる方はぜひ行ってみてください!
フローニンゲンの治安情報や観光中の注意点

フローニンゲンはもちろん、オランダは全体的に治安がいいです。
ただ注意として、オランダが自転車大国であることを忘れてはいけません。
オランダでは道路での優先順序が日本とは違い、1自転車/バイク、2歩行者、3自動車となっています。
(公式には歩行者優先だと思いますが、こちらの人はみんなこう答えます)
また、この例外としてバスの存在があります。
バスには上記の3つは逆らうことができないというのが常識です。
自転車の速度も日本と比べると速いので、歩道であっても自転車には気をつけて歩くようにしてください。
そしてオランダは大麻が合法です。
※日本人は,日本の法律で麻薬類の使用・所持は国外犯規定により罰せられます。
旅行にきたついでに経験する方がたくさんいますが、初めて吸引する時には十分注意しましょう。
可能であれば大麻の吸引経験がある方とコーヒーショップ(大麻を扱っているお店)に行かれるのが無難です。
またヨーロッパ全体に言えることですが、日本のようにカバンを開いたままで歩き回ったり、スマートフォンをズボンのポケットに入れて歩くことは避けるようにしてください。
いくら安全な国であったとしても、外国であることは変わりありません。
特にブランド物のバッグなどを持つことが多い日本人は盗難のターゲットになることが多いです。
これからフローニンゲンを訪れる方へ
日本人にはマイナーな都市であるフローニンゲンですが、とてもコンパクトな街で、特に学生旅にはオススメです!
学生を対象にした商業が多いので、アムステルダムなどに比べて安価に遊ぶことができます。
サッカーファンの方はもちろんのこと、メジャーな観光名所を訪れることに飽きてしまったらフローニンゲンにぜひお越しください!
まとめ:フローニンゲン市内の治安の良い宿泊エリア一覧