ベレン(ブラジル)の治安と安全な宿泊エリア|在住者が選ぶホテル4軒(2026年版)
*この記事にはPRを含みます
こんにちは!ブラジルの北部のBelém(ベレン)在住のLeeです。夫の仕事の関係で、こちらに移り住んで3年目になります。
アマゾンフルーツが豊富なこの街は、食べ物がとにかく美味しく、日本人向けかと思います。ブラジルというと治安が危ないイメージがありますが、一度も危ない目にあったことはありません。
この記事では、ベレンあるいはブラジルに興味を持っている人向けに、治安と泊まるエリア、ホテルを解説します。2026年11月に見直し、名前の変わったホテルは今の名前に直し、移動の方法も今の形にしています。記事を読んで、ブラジルに興味を持っていただけたら幸いです。
まず、どこに泊まる?
| こんなベレン滞在をしたい | ホテル |
| 筆者が泊まったホテルで、プールでひと休み | ホテル・サグレス ナザレ · US$50–100 |
| 高級住宅街で、夜景を見ながら | メルキュール・ベレン・ブールヴァール ウマリザル · US$70–140 |
| 料金を抑えて、観光に便利な場所に | イビス・スタイルズ・ベレン・ナザレ ナザレ · US$40–80 |
| 旧市街の雰囲気の中に泊まりたい | アトリウム・キンタ・デ・ペドラス シダーデ・ヴェーリャ(旧市街) · US$60–120 |

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。
ベレンのホテルはどのエリアに泊まる?

ベレンには大きなショッピングセンターがいくつもあり、観光名所も含めて、移動は基本的に車です。もし近くを歩く場合は、建物側を歩いてください。車道側を歩くとスリに遭うことも多いので、二人組のバイクには気をつけてください。
滞在エリアとしては、ウマリザル(Umarizal)とナザレ(Nazaré)をおすすめします。どちらも比較的安全で、観光にも食事にも便利です。
絶対に行ってはいけないのは、ベレンに点在しているスラム街の周辺のホテルです。治安が不安なので、料金が安くても滞在しないでください。
ベレンの泊まるエリアと、この記事のホテル
街の西側を大きな川(グアジャラ湾)が流れ、川沿いに旧市街と観光名所、その東に住宅街のウマリザルとナザレが広がります。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。
- 1ホテル・サグレスナザレ · ナザレ大聖堂の東・ジョゼ・マルシェール通り›
- 2メルキュール・ベレン・ブールヴァールウマリザル · ドン・ロムアルド・デ・セイシャス通り›
- 3イビス・スタイルズ・ベレン・ナザレナザレ · ナザレ通り沿い・ナザレ大聖堂の近く›
- 4アトリウム・キンタ・デ・ペドラスシダーデ・ヴェーリャ(旧市街) · ドトール・アシス通り・砦や大聖堂の近く›
位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。
安心を重視するなら高級住宅街「ウマリザル」
ウマリザルは高級住宅街なので、比較的安全です。ベレンの民芸品などのお土産も買え、アマゾンフルーツのアイスクリーム屋などのお店があり、何でもそろっているショッピングセンターも近いので便利です。
筆者が勧めたホテルが今の名前になったメルキュール・ベレン・ブールヴァールがこのエリアにあります。
初めてで観光したいなら「ナザレ」
ナザレは立地条件が良い場所で、ここも比較的安全です。徒歩圏内にベレンの観光名所のナザレ大聖堂もあり、朝のジョギングにもおすすめの場所です。
筆者が泊まったホテル・サグレスや、手ごろなイビス・スタイルズ・ベレン・ナザレから選べます。
旧市街「シダーデ・ヴェーリャ」は昼の観光向き
川沿いの旧市街は、砦や大聖堂など歴史ある建物が残るエリアです。昼の観光には楽しいところですが、夜は人通りの少ない道もあるので、泊まるなら移動は車と決めておきましょう。
歴史ある建物のアトリウム・キンタ・デ・ペドラスは、2回目以降のベレンにおすすめです。
料金の目安は、手ごろなホテルで1泊US$40〜80、プールのある中級〜高級ホテルでUS$60〜140くらいです。10月のシリオの祭りの時期は混み合い、料金も上がります。
エリア別:ベレンのおすすめホテル4選
1 Hotel Sagres

- エリア
- ナザレナザレ大聖堂の東・ジョゼ・マルシェール通り
- 料金の目安
- 1泊 US$50–100
- 特徴
- 部屋が広く、プールとレストランのある老舗ホテル
- こんな人に
- 初めてのベレン、2人旅、郷土料理も楽しみたい方
ここがいい
✓ 部屋が広く、清潔感がある
✓ 年中暑いベレンにうれしいプール
✓ 1階のレストランで郷土料理が食べられる
このホテルを選ぶ理由
筆者が2名で泊まったホテルです。「部屋も大きく、快適でした。清潔感もあり、一泊では勿体無いと感じました」というのが、泊まったときの感想です。
プールも付いていて、年中暑いベレンには必要不可欠です。観光から戻って、ひと泳ぎしてから夕食に出かけられるのは、暑い街ではとてもありがたいことです。
1階にあるレストランでは、ベレンでしか味わえない郷土料理が食べられます。夜に外を出歩かなくても、ホテルの中でベレンの味を楽しめるのも安心なところです。
ナザレ大聖堂までは1.5kmほどで、昼なら散歩がてら歩くこともできます。夜の移動は、配車アプリやホテルで呼んでもらうタクシーを使いましょう。
2 Mercure Belem Boulevard

- エリア
- ウマリザルドン・ロムアルド・デ・セイシャス通り
- 料金の目安
- 1泊 US$70–140
- 特徴
- 筆者が「夜景も綺麗」と勧めた旧ゴールデン・チューリップ
- こんな人に
- 治安を重視したい方、ウマリザルで食事を楽しみたい方
ここがいい
✓ 比較的安全な高級住宅街のウマリザル
✓ 高層階からの夜景がきれい
✓ 屋外プールとジムがある
このホテルを選ぶ理由
元の記事で「ゴールデン・チューリップ」として紹介したホテルで、今はメルキュール・ベレン・ブールヴァールの名前になっています(Booking.comでは、ブランドを切り替えている途中という案内があります)。
筆者は「観光客が宿泊しているので、スタッフのサービスの質は高く、清潔感もあります。サービスが豊富で、夜景も綺麗です」と書いていました。
場所は、筆者がいちばんに勧める高級住宅街のウマリザルです。まわりにはレストランやショッピングセンターがあり、ベレンの中では比較的安全に過ごせます。
屋外プールやジム、レストランもあり、暑い日中はホテルで休んで、夕方から出かける過ごし方にも向いています。名前が変わっても、予約するときは住所と写真で同じホテルか確かめると安心です。
3 ibis Styles Belem Nazare

- エリア
- ナザレナザレ通り沿い・ナザレ大聖堂の近く
- 料金の目安
- 1泊 US$40–80
- 特徴
- 筆者が紹介した旧チューリップ・イン。立地の評価が高い手ごろなホテル
- こんな人に
- ひとり旅、予算を抑えたい方、シリオの祭りを見に行く方
ここがいい
✓ ナザレ大聖堂やテアトロ・ダ・パスに近い
✓ 屋外プールがあって手ごろ
✓ 朝食の評判がよい
このホテルを選ぶ理由
元の記事で「チューリップ・イン・ベレン・ナザレ」として紹介したホテルで、今はイビス・スタイルズ・ベレン・ナザレの名前で予約できます。
筆者は「観光客が宿泊しているので、スタッフのサービスの質は高く、清潔感もあります。全員とは言わないですが、英語で通じることもあります」と書いていました。
観光客に慣れているので、危ない場所や時間帯も教えてくれます。初めてのベレンで不安な方は、フロントで「この時間にこの辺りを歩いても大丈夫?」と聞いてみると安心です。
Booking.comでは場所の評価がとても高く、ナザレ大聖堂や共和国広場へ出やすいホテルです。部屋はシンプルで小さめという口コミもあるので、寝るだけと割り切れる方に向いています。
4 Atrium Quinta de Pedras
- エリア
- シダーデ・ヴェーリャ(旧市街)ドトール・アシス通り・砦や大聖堂の近く
- 料金の目安
- 1泊 US$60–120
- 特徴
- 旧市街の歴史ある建物を生かした、口コミ評価の高いホテル
- こんな人に
- 歴史ある街並みが好きな方、2回目のベレンの方
ここがいい
✓ 旧市街の見どころに近い
✓ 歴史ある建物の雰囲気を楽しめる
✓ 口コミの評価が高い
このホテルを選ぶ理由
ベレンの旧市街、シダーデ・ヴェーリャにあるホテルです。古い建物の雰囲気を生かしたつくりで、Booking.comの口コミでも高い評価を集めています。
近くには、ベレンの街が始まった場所といわれるフェリス・ルジタニアの砦や、大聖堂などの見どころがあります。昼の旧市街を歩くには、とても便利な場所です。
ただし、旧市街や市場のまわりは、夜になると人通りが少ない道もあります。筆者が「近くの市場はスリが頻発する」と書いたように、暗くなってからの外出は車でと決めておきましょう。
初めてのベレンならウマリザルやナザレ、2回目以降で街の歴史をもっと感じたい方に、この旧市街のホテルをおすすめします。
ベレンの治安:在住者の実感と、旅行者が気をつけたいこと

日本から出ると、どこの国でも同じですが、常に警戒心を持ってください。ベレンでも、他の海外旅行と同じ警戒心を持っていれば大丈夫です。
日本でいうと、名古屋に街の雰囲気は似ているかと思います。ただし、ブラジルの大きな街なので、日本と同じ感覚で夜道を歩いたり、荷物を見せびらかしたりするのはやめましょう。
歩くときは建物側。二人組のバイクに注意
歩道を歩くときは、建物側を歩いてください。車道側を歩くと、バイクに乗った二人組にバッグやスマートフォンを奪われることがあります。
歩きながらスマートフォンを操作したり、高そうなアクセサリーを着けたりするのも狙われる原因になります。地図を見るときは、お店の中に入ってから見るようにしましょう。
観光中は身軽に。大きな荷物はホテルへ
観光中は、荷物はホテルに置くなど、身軽な格好で行動してください。大きな荷物を持っていると狙われるかもしれません。
お金は1日に使う分だけを持ち、カードやパスポートの控えは分けて持つと、もしものときも被害を小さくできます。
人通りの少ない場所とスラム街には行かない
人通りが少ないところやスラム街には、絶対に行かないでください。地図アプリの近道が、そうした場所を通ることもあります。
知らない場所へ行くときは、歩いて近道をするより、配車アプリの車で目的地の前まで行くほうが安全です。
出発前に外務省の情報も確かめる
ブラジルの治安の情報は、地域ごとに外務省の海外安全ホームページで出されています。出発前に、パラ州やベレンについての最新の危険情報と、安全対策基礎データを確かめておきましょう。
エリア別の治安と雰囲気を比べる
泊まる場所と、観光で訪れる場所の雰囲気をまとめました。
エリア別の治安と雰囲気
在住者の実感をもとにまとめました。
ウマリザルいちばん安心
- 昼
- ショッピングセンターやお店が多く便利
- 夜
- レストランへは車で。比較的安全
- 注意
- 歩くときは建物側。バイクのひったくり
ナザレ観光に便利
- 昼
- 大聖堂のまわりは人が多い。朝の散歩にも
- 夜
- 人通りの少ない道は避けて車で
- 注意
- 10月の祭りの時期は人ごみのスリ
エスタサン・ダス・ドッカス観光客が多く割と安全
- 昼
- レストランと川沿いの景色を楽しめる
- 夜
- 店の中は安心。行き帰りは車で
- 注意
- 近くの市場はスリが多い
旧市街・市場のまわり昼の観光だけ
- 昼
- 砦や大聖堂など見どころが多い
- 夜
- 人通りが少ない道がある。歩かない
- 注意
- 市場ではひとりで行かない
スラム街の周辺行かない
- 昼
- 近道でも通らない
- 夜
- 絶対に近づかない
- 注意
- 安いホテルでも泊まらない
出発前に、外務省の海外安全ホームページで最新の危険情報も確かめてください。
ベレンの移動:バスは避けて、配車アプリかタクシーで
観光中は、バスには乗らず、配車アプリやタクシーに乗ることをおすすめします。
ベレンでの移動、何を使う?
観光中はバスを避けるのが基本です。
どこへ、どう動く?
▼
バスはルートがわかりにくく、強盗も
ベレンのバスは、どのルートを通るかなどの案内がなく、スラム街を通ることもあります。そして、たまにですが、バス強盗が発生します。旅行者がバスで動くのは避けましょう。
いちばん使いやすいのは配車アプリ
筆者が住んでいたころから、Uberはタクシーより安く移動できる便利な手段でした。今もベレンでは、Uberなどの配車アプリが使えます。
アプリなら行き先を入力するだけで伝わり、料金も乗る前にわかります。乗るときは、アプリに出ている車のナンバーと運転手の顔を必ず確かめましょう。
タクシーはホテルで呼んでもらう
タクシーは、外国人だと分かるとぼったくることもあります。流しのタクシーを拾うより、ホテルやレストランで呼んでもらうほうが安心です。
空港から市内へ
ベレンの空港は、中心部から車で20〜30分ほどのところにあります。到着したら、空港の中で配車アプリを呼ぶか、空港のタクシー乗り場から乗りましょう。夜に着く便なら、ホテルの送迎があるか予約のときに聞いておくと安心です。
ベレンの観光名所:治安の面でも安心して行ける場所
観光客が行く、比較的安全な観光名所を紹介します。どこも、ホテルから車で行って、明るいうちに戻るのが基本です。
ナザレ大聖堂(バシリカ)
ベレンに初めて滞在される方には、ナザレがおすすめです。カトリックの大きな祭りのひとつ、「シリオ(Círio de Nazaré)」というお祭りが10月に行われます。
マリア像が見つかったと言われる教会が徒歩圏内にあり、建物も構造も素敵なので、宗教に関係なく、行かれることをおすすめします。
エスタサン・ダス・ドッカス
ベレン一番の観光地といえば、エスタサン・ダス・ドッカス(Estação das Docas)!観光客が一番多く集まる場所で、割と安全です。いくつかのレストランが入っているこの場所は、実は元倉庫なんです。
ここではアマゾンのビールが造られていて、出来たてが味わえます。アマゾンフルーツで作られたビールは、日本のビールと違い濃厚です。特にアサイーで作られたビールは、苦味もあり、一見癖が強いかと思いますが、ここでしか飲めないので飲む価値ありです!
近くの市場(ヴェール・オ・ペーゾ)は注意して
エスタサン・ダス・ドッカスの近くの市場は、スリが頻発するなど危ないので、おひとりや現地の案内がない場合は、おすすめしません。
筆者は以前、警察官に呼び止められ、気をつけるように注意を受けたことがあります。警察官の目の前で事件が起きるので、行かないほうがいいでしょう。どうしても見たい方は、現地のガイドと一緒に、手ぶらに近い格好で行きましょう。
テアトロ・ダ・パス(平和劇場)
テアトロ・ダ・パスは、ベレンがゴムの取引で栄えた時代に造られた劇場です。新古典様式の建築で、かなり綺麗に整備されています。
館内を案内してくれるガイド付きの見学ツアーもあります。毎週日曜日の午前中には、周辺の公園で民芸品を売っている市場もあり、地元の人や観光客でにぎわいます。人ごみが多いので、スリなどには注意してください。
ベレンでぜひ味わいたい、アマゾンの食べもの
アマゾンフルーツが豊富なベレンは、食べ物がとにかく美味しい街です。治安の心配ばかりでなく、食の楽しみもぜひ味わってください。
アサイーの本場
日本で有名なアサイー、実はベレンが特産なんです。日本で食べるアサイーとは違い、ベレンでは食事と一緒に食べる人も多く、地元の食卓に欠かせないものになっています。
アマゾンフルーツのアイスクリーム
ベレンは年中蒸し暑いので、アマゾンフルーツのアイスクリームが美味しいです。日本では食べられないフルーツの味がたくさんあるので、いろいろ試してみてください。
ショッピングセンターの中にもアイスクリーム屋さんがあり、暑い日中の休憩にもぴったりです。
郷土料理はホテルや評判の店で
ベレンには、アマゾンの魚や、地元の食材を使った郷土料理があります。ホテル・サグレスのように、ホテルのレストランで郷土料理を出すところもあるので、夜に外へ出たくない日はホテルで味わうのもよい方法です。
ベレンってどんな街?
ベレンはブラジル北部、パラ州の州都で、アマゾン川の河口近くにある大きな街です。
アマゾンの玄関口
アマゾンフルーツを栽培しているところが多く、市場には見たことのない果物や魚が並びます。2025年には国連の気候変動の会議(COP30)の会場にもなり、世界から注目を集めました。
日本人の移住地がある
ベレンの近くには、日本人の移住地であるトメアス移住地もあります。日系の人たちがアマゾンの農業を支えてきた歴史があり、ベレンの街でも日系の人に出会うことがあります。
年中暑い街の過ごし方
ベレンは一年中蒸し暑い街です。日中の暑い時間はホテルのプールやショッピングセンターで過ごし、朝や夕方に観光するのがおすすめです。
急な雨も多いので、折りたたみ傘があると便利です。雨のあとは道が滑りやすいので、歩きやすい靴で出かけましょう。
ベレンからの小旅行:島めぐり
ベレンの周辺には多くの島があり、中でもバッファローがたくさん暮らす島として知られるマラジョ島は人気があります。
バッファローのチーズは絶品
島で作られるバッファローのチーズは絶品です。ベレンの市場やレストランでも食べられることがあるので、見かけたらぜひ試してみてください。
島へ行くときは、ツアーや船の会社を選んで
島へは船で渡ります。初めての方は、ホテルや旅行会社で信頼できるツアーや船の会社を紹介してもらうと安心です。船の時間は変わることがあるので、前日までに確かめておきましょう。
ベレンのホテル選びで気をつけたいこと
ベレンのホテルを選ぶときは、場所のほかにも、暑さと夜の移動のことを考えておくと失敗しにくくなります。
まず場所。安さだけで選ばない
いちばん大事なのは場所です。予約サイトで安いホテルを見つけても、スラム街の近くや、夜に人通りのない道沿いなら選ばないでください。
迷ったら、ウマリザルかナザレの、大きな通りに面したホテルを選びましょう。夜にホテルの前まで車で着けられることも大切です。
プールとエアコンは欠かせない
年中暑いベレンでは、エアコンがしっかり効くことと、プールがあることが、滞在の快適さを大きく左右します。この記事のホテルは、どれもプールのあるホテルを選びました。
日中のいちばん暑い時間はホテルで休み、夕方から出かける。これがベレンで疲れずに過ごすコツです。
ホテルの名前が変わっていることがある
ベレンでは、筆者が泊まったころから名前の変わったホテルがあります。元のゴールデン・チューリップは今のメルキュール、チューリップ・インは今のイビス・スタイルズです。
口コミや古いガイドブックの名前で探して見つからないときは、住所や写真で同じホテルか確かめてみてください。
フロントで「危ない場所と時間」を聞く
観光客に慣れたホテルのスタッフは、危ない場所や時間帯を教えてくれます。着いたら、行きたい場所を伝えて「歩いても大丈夫か、車で行くべきか」を聞いておくと安心です。
ベレン観光のモデルコース(2泊3日)
暑さと治安を考えて、昼に観光し、夜はホテルの近くで過ごす組み立てにしました。移動はすべて配車アプリかタクシーを想定しています。
1日目:ナザレ大聖堂とテアトロ・ダ・パス
空港からホテルに着いたら、まずはナザレ大聖堂へ。教会の中を見たあとは、共和国広場に移動して、テアトロ・ダ・パスの建物を眺めましょう。
夕方はウマリザルのショッピングセンターで、アマゾンフルーツのアイスクリームを食べながらひと休み。夕食はホテルのレストランか、近くの評判の店へ車で向かいます。
2日目:エスタサン・ダス・ドッカスと旧市街
午前中は、川沿いの旧市街で砦や大聖堂を見て回ります。お昼はエスタサン・ダス・ドッカスのレストランで、アマゾンの魚料理と出来たてのビールを楽しみましょう。
暑い午後はホテルのプールで休み、夕方に川沿いの景色を見に出かけるのもおすすめです。帰りは暗くなる前に車でホテルへ戻ります。
3日目:日曜なら民芸品の市場へ
日曜日の朝なら、共和国広場のまわりの公園で開かれる民芸品の市場をのぞいてみましょう。お土産を探すのにちょうどよい場所です。人ごみが多いので、バッグは体の前で持ってください。
日本からベレンへ行く前に
ベレンは日本から遠く、乗り継ぎを含めて丸一日以上かかる旅になります。出発前に準備しておきたいことをまとめました。
サンパウロなどで国内線に乗り継ぐ
日本からベレンへの直行便はないので、アメリカやヨーロッパ、中東などを経由してブラジルに入り、サンパウロなどで国内線に乗り継ぐのが一般的です。
乗り継ぎが長くなることも多いので、到着が夜遅くならない便を選ぶと、空港からホテルへの移動も安心です。
入国の条件は出発前に公式で確認
ブラジルの入国の条件は、ここ数年で変わったことがあります。ビザの要否や必要な書類は、出発前に在日ブラジル大使館や外務省の情報で確かめておきましょう。
お金はカード中心に、現金は少しだけ
ホテルやショッピングセンター、レストランでは、クレジットカードが使えるところが多くあります。現金は少しだけにして、たくさん持ち歩かないようにしましょう。
ATMを使うときは、路上のものではなく、ショッピングセンターや銀行の中のものを選ぶと安心です。
ベレンの夜の過ごし方
ベレンの夜は、昼の暑さがやわらいで過ごしやすくなります。ただし、夜の外出は「車で行って、車で帰る」が基本です。
夜はショッピングセンターやレストランへ
夜に出かけるなら、ショッピングセンターや、人の多いレストランを選びましょう。ショッピングセンターの中は警備員がいて明るく、家族連れも多いので安心して食事ができます。
エスタサン・ダス・ドッカスも夜まで営業している店があり、川沿いの夜景を楽しめます。行き帰りは、店の前まで配車アプリの車を呼びましょう。
ホテルの近くでも、夜道は歩かない
ホテルから近い場所でも、暗くなってからの徒歩は避けたほうが安心です。短い距離でも車を使えば、夜のトラブルはぐっと減らせます。
お酒を飲んだ日は特に、帰り道に気が緩みがちです。店の人に車を呼んでもらい、ホテルの入口まで送ってもらいましょう。
ひとり旅・女性・家族連れで泊まるなら
旅のスタイルによって、選びたいホテルも少し変わります。
ひとり旅・女性のひとり旅
ひとり旅なら、フロントに人が常にいて、大きな通りに面したホテルを選びましょう。イビス・スタイルズ・ベレン・ナザレは手ごろで、観光名所にも出やすいホテルです。
女性のひとり旅は、夜の外出をできるだけ控え、夕食はホテルのレストランやショッピングセンターの中で済ませると安心です。
家族連れ・2人旅
家族連れや2人旅なら、部屋が広くプールのあるホテルが過ごしやすいです。筆者が2名で泊まって「一泊では勿体無い」と感じたホテル・サグレスや、ウマリザルのメルキュール・ベレン・ブールヴァールがおすすめです。
子どもと一緒なら、暑い時間はホテルのプールで遊び、観光は朝と夕方にしぼると、無理なく楽しめます。
ベレンで買いたいお土産
ベレンには、アマゾンらしいお土産がたくさんあります。治安の面でも安心して買い物できる場所と一緒に紹介します。
民芸品は日曜の市場かショッピングセンターで
ベレンの民芸品などのお土産は、ウマリザルのショッピングセンターでも買えます。日曜日の朝に共和国広場のまわりで開かれる市場では、手作りの雑貨や焼き物が並び、見て歩くだけでも楽しいです。
市場では人ごみが多いので、財布はファスナー付きのバッグに入れ、買い物のたびに大きなお札を出さないようにしましょう。
アマゾンの食材やチョコレート
アマゾンの果物を使ったジャムやお菓子、カカオを使ったチョコレートなども、ベレンらしいお土産です。暑い街なので、チョコレートは持ち帰るまで溶けないよう、帰る直前に買うのがおすすめです。
ベレンの気候と服装
ベレンは赤道に近く、一年を通して暑くて湿気の多い街です。
薄着と日よけ、雨の準備を
服装は、通気性のよい薄手のものが基本です。日差しが強いので、帽子や日焼け止め、サングラスがあると助かります。
雨がよく降るので、折りたたみ傘や、ぬれても乾きやすい靴を用意しましょう。ショッピングセンターやレストランは冷房が強いこともあるので、羽織るものが1枚あると便利です。
高そうに見えない格好で
治安の面からも、ブランド品や目立つアクセサリーは日本に置いてくるのが安心です。地元の人と同じような、シンプルで身軽な服装で出かけましょう。
10月のシリオの祭りに行くなら
毎年10月に行われるナザレの祭り「シリオ」は、ベレンでいちばん大きな行事です。街じゅうから人が集まり、マリア像をのせた行列が街を進みます。
ホテルは早めに、ナザレの近くに
祭りの時期はホテルがとても混み、料金も上がります。行事を見に行くなら、ナザレ大聖堂に近いイビス・スタイルズやサグレスを早めに押さえておくと便利です。
人ごみではスリに注意
大勢の人が集まるので、スリや置き引きには特に気をつけてください。貴重品は最低限にして、ホテルに置いてきましょう。はぐれたときの待ち合わせ場所を決めておくのもおすすめです。
これからベレンを訪れる方へ
治安は「ふつうの海外旅行の警戒心」で大丈夫
ブラジルというと治安が危ないイメージがありますが、私は一度も危ない目にあったことはありません。海外に行くと警戒心を持たれるかと思いますが、他の海外旅行と同じ警戒心を持っていれば大丈夫です。
アマゾンフルーツを味わいに、ぜひ一度
日本では食べられないアマゾンフルーツを、ぜひ召し上がってください。アサイーにアイスクリーム、バッファローのチーズと、ベレンには食べてほしいものがたくさんあります。ぜひ一度、来てくださいね。
まとめ:ベレンはどこに泊まると安全?
ベレンで安全に泊まるなら、高級住宅街のウマリザルか、観光に便利なナザレがおすすめです。ウマリザルならメルキュール・ベレン・ブールヴァール、ナザレなら筆者が泊まったホテル・サグレスや手ごろなイビス・スタイルズ・ベレン・ナザレが候補です。
旧市街の雰囲気を楽しみたい方にはアトリウム・キンタ・デ・ペドラス。どこに泊まっても、バスは避けて配車アプリかタクシーで動き、スラム街や人通りの少ない場所には近づかないようにしましょう。
よくある質問
ブラジルのベレンの治安は悪いですか?
ブラジルの大きな街なので注意は必要ですが、在住者の実感としては、ふつうの海外旅行と同じ警戒心があれば大丈夫です。歩くときは建物側を歩き、二人組のバイクのひったくり、市場のスリ、バス強盗に気をつけましょう。
ベレンで安全な宿泊エリアはどこですか?
高級住宅街のウマリザルと、ナザレ大聖堂のあるナザレです。スラム街の周辺のホテルは、料金が安くても選ばないでください。
ベレンの観光で行くべき場所は?
ナザレ大聖堂、元倉庫のエスタサン・ダス・ドッカス、テアトロ・ダ・パス(平和劇場)がおすすめです。近くの市場はスリが多いので、ひとりでは行かないようにしましょう。
ベレンでバスに乗っても大丈夫ですか?
旅行者にはおすすめしません。ルートがわかりにくく、スラム街を通ることもあり、たまにバス強盗も起きます。配車アプリかタクシーを使いましょう。
ベレンでUberは使えますか?
使えます。料金が乗る前にわかり、タクシーより安く移動できることが多いので、旅行者にはいちばん便利です。乗る前に車のナンバーと運転手を確かめましょう。
ベレンはどんな食べ物が有名ですか?
アサイーの本場で、アマゾンフルーツのアイスクリームや、アマゾンフルーツのビール、近くの島のバッファローのチーズなどが楽しめます。
シリオの祭りはいつですか?
毎年10月に行われます。ホテルがとても混むので、早めに予約し、人ごみではスリに気をつけましょう。
