はじめまして中年中堅会社員のTakeです。
私が3年前まで生活していたインドネシアのバタム市に付いて、街の様子や実際に感じた治安の状態をお伝えできればと思います。
社命で現地にある工場に2008年から2014年迄単身赴任をしておりました。
その時に感じた事を皆さんにお伝えできればと考えております。
安全なバタムで暮らすならどこ?おすすめ宿泊エリアを治安や物価の面から解説
インドネシアバタム市は、シンガポールの沖合おおよそ20kmに浮かぶ小さな島ですが、シンガポールの支援を受けながら経済発展を進めている街で、島内に生活している人口はお100万人を超えると言われております。
バタム市はインドネシアの中でも経済発展の勢いがある地域で、インドネシア各地からの出稼ぎ労働者等が非常に多く、実は正確な人口は把握出来ないのが現状です。
外国企業も数多く進出しており、日本の企業は元より、ヨーロッパやオーストラリア、中国や韓国等の企業も進出している為、多国籍の島となっております。
そんなバタム市において外国人が比較的安全に滞在出来るエリアはバタム市の中心市街地である「ナゴヤ地区」と言われる場所です。
ナゴヤ地区は太平洋戦争時代に日本兵が駐留し日本の地名で「ナゴヤ」と命名したとされておりますが正確な所は不明です。
このナゴヤ地区には外国人向けのホテルが多数ある為ホテルでの滞在で有れば探すのに困る事はありません。
又、大きなショッピングモールやレストランも数多くある為、日常生活等で困る事はほとんど有りません。
バタム滞在におすすめの治安の良いエリア
このバタム市の滞在する為にその目的別に押お薦めできるエリアをいくつかご紹介させて頂きます。
【日常生活を充実させるので有ればナゴヤ地区】
ナゴヤ地区はバタム市の中心市街地とも言える地区で、滞在する為のホテルや買い物に便利な大型ショッピングモールやレストラン等が多く有ります。
このナゴヤ地区にはバタム市に生活する外国人の大半の方が生活しており、ある意味外国人向けに整備されていると言っても過言ではありません。
ホテルが5つ星や4つ星と言われているホテルが多く有りますが、私が長期滞在したホテルは「グッドウェイホテル」と言うホテルで4つ星でした。
日本人を始めとした海外駐在者が利用する事が多い為か、ホテルの朝食には日本食風も準備されており、居心地の良いホテルです。
このグッドウェイホテル以外にも、5つ星ホテルとして外国人利用者が多いのは、ノボテルホテル、ハルモニホテル、ハリスホテル、パシフィックホテル等を挙げる事が出来ます。
どのホテルもインドネシアらしからぬ作りをサービスを受けられますが、1泊の宿泊料金はやや高めで7000~8000円程になります。
【買い物で有ればバタムセンター地区】
インドネシアは物価が日本の1/5から1/10程度と言われており、何を買うにも大変安く購入する事が出来ます。
特に安と感じる物は食料品や日用雑貨等になります。
その為、バタム市内には大きなショッピングモールも多数あり、小さな商店も大変多いです。
そんな中で買い物でお薦め出来るエリアはバタムセンター地区になります。
バタムセンター地区にはバタム市内で最大のショッピングモールであるメガモールショッピングセンターが有ります。
日本にある大型ショッピングセンター並みの規模があり、品揃えも大変豊富です。
又、このバタムセンターにはシンガポールからのフェリーの港があり、毎週末になるとシンガポール人が物価の安いインドネシア迄買い出しに来るほどです。
又、このエリアにも大型ホテルが有り、「ハルモニワンホテル」や「ハリスホテル」等港に近く買い物もできるエリアとして注目されております。
これらのホテルの1泊の宿泊料金ですが4000~6000円程度で宿泊する事が出来ます。
【バタム市の自然を楽しみたいので有ればセクパン地区】
インドネシアバタム市は赤道に程近い事も有り1年を通して暑い地域です。
年間の平均気温は32℃程となっており、日本の夏の様な気候になっております。
その気候柄南国のたたずまいを見せており、ビーチや森林浴等を楽しみながらの食事や海水浴等を楽しめます。
このセクパン地区はバタム市の中でも開発が余り進んでおらず、場所によっては手つかずの南国の自然を楽しむ事が出来ます。
又、このビーチ近くにもリゾートホテルがあり、「ハリスリゾートバタムホテル」や「ホリデイインバタムホテル」等が有り、ゆっくりと過ぎて行く時間とビーチリゾートを楽しむ事が出来ます。
これらのホテルの宿泊費用は1泊おおよそ6千円~7千円程度で宿泊する事が出来ます。
バタムの治安情報や観光中の注意点
バタム市の治安状況ですが、決して安心出来る程治安が良いとは言えませんので充分に注意が必要です。
日本の外務省発行の海外安全情報では、インドネシア全土で「十分に注意」となっており、シンガポールに程近いバタム市でも同様のレベルの注意喚起が出されております。
特にインドネシアはイスラム教徒が全人口の9割近くを占める国ですので、イスラム過激主義者がいる事も知られており、今回紹介したバタム市でもテロ未遂事件も起こり逮捕されたテロリストもおります。
一般的な市民は実に明るく屈託の無い笑顔を見せてくれますが、決して治安が良いとは言い切れないと考えておく事が必要です。
特に注意しておく事はナゴヤ地区は外国人が多い為、大型ショッピングモール等はテロの標的になってしまう事を常に頭の中に置いておく様にしましょう。
又、ナゴヤ地区に隣接するジョドー地区と言われる場所が有りますが、バタム市内でも有数の貧しい地域で日常的に殺人事件や窃盗事件が起こっておりますので決して近付かない事が大切になってきます。
これからバタムを訪れる方へ
今回ご紹介したインドネシアバタム市ですが、シンガポールの目と鼻の先にある小さな島です。
しかし、シンガポールと比べてとても田舎であると感じる事が多々あります。
元来インドネシア人はとてお明るく誰に対しても屈託の無い笑顔で接してくる人達です。
バタム市にもその様な人達が大変多く暮らしております。
訪れる際には治安状況を良く確認した上で決して無理な行動をされない様に充分注意頂き、バタム市を楽しんで見て下さい。
まとめ:バタム市内の治安の良い宿泊エリア一覧