ヴィエンチャンのホテルはどこに泊まる?ラオス在住者が教える治安とおすすめエリア・ホテル3選(2026年版)

*この記事にはPRを含みます

2000年にバックパックを背負って東南アジアを回ったのがきっかけで、そのままズルズルとアジアに引き込まれたNOBUです。2008年からラオスのバンビエンに拠点を構え、妻とふたりで自営業を営んでいます。

ふたりとも日本人のために、就労許可や各種ライセンスの取得には泣かされましたが、「ラオスが好き」な一心と、現地人の協力でなんとか乗り切り今に至ります。

この記事では、ラオスの首都・ヴィエンチャンの治安が気になる人向けに、治安情報やおすすめの宿泊エリア、ホテルをまとめています。ぜひ参考にしてください!

まず、どのホテルを選ぶ?

こんなヴィエンチャン滞在をしたいホテル
少しコストが掛かっても、優雅に過ごしたいセタパレス ホテル
ナンプ・ツーリストエリア · US$120–220
安心と快適さを最優先にしたいラオプラザホテル
サムセンタイ通り · US$100–200
手ごろな料金で、町歩きの拠点にしたいサラナ ブティック ホテル
チャイナタウン · US$70–140
ヴィエンチャンのタートルアン
ラオスの象徴、黄金の仏塔タートルアン。ヴィエンチャンの中心から車で10分ほどです
Photo by Life on the road on Unsplash

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。

ヴィエンチャンで泊まるなら、メコン河沿いのツーリストエリアから選ぶ

ヴィエンチャンは大河メコン沿いに広がる町です。市内のメコン河沿岸は古くから旅行者の集まるツーリストエリアとして発展してきました。観光スポットからも程近い、このエリアの宿泊施設を選べば間違いないでしょう。

今のヴィエンチャンは、メコン河に沿って一方通行の通りが交差するような造りになっています。通りが一方通行なので、逆走する不審な車両にも気付き易いでしょう。エリアは大きく、メコン河沿い、ナンプ周辺、チャイナタウン、サムセンタイ通りの4つに分けられます。

ヴィエンチャン中心部のエリアと、この記事のホテル

メコン河に沿って、ファーグム通り・セタティラート通り・サムセンタイ通りが並んで走っています。宿泊は、この3本の通りの間がおすすめです。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。

↑ 北(町の中心) サムセンタイ通り ラオプラザ・文化ホール ナンプ周辺 大人の宿・カフェ チャイナタウン ヘンブン通り・チャオアヌ通り セタティラート通り → メコン河沿い(ファーグム通り・ナイトマーケット) メコン河(対岸はタイ) 1 2 3
  1. 1セタパレス ホテルナンプ・ツーリストエリア · 噴水広場から歩いて数分の静かな通り›
  2. 2ラオプラザホテルサムセンタイ通り · ナンプのそば・文化ホールの近く›
  3. 3サラナ ブティック ホテルチャイナタウン · チャオアヌ通り沿い›

位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。

メコン河沿い:ナイトマーケットと夕日を楽しむなら

メコン河越しに対岸のタイの田舎町を望むことが出来るメコンリバーサイドは、比較的高価格帯の宿が並びます。メコン近くを下流から上流に向けて走るファーグム通りには、夜間ナイトマーケットが開催される広い河川敷が広がり、旅行者向けのレストランやゲストハウスが軒を並べています。

ただし、余りにも上流側の立地では、ヴィエンチャン市内へのアクセスが悪くなり、夜間の人通りも少なくなりますので注意して下さい。ナイトマーケットの上流にあるロータリーから1kmくらいまでがお奨めです。

ナンプ周辺・ツーリストエリアの中心:大人の宿なら

ノケオクンマン通りは、ツーリストエリアの中心と言っても良いでしょう。宿泊施設、レストラン、カフェなどが軒を並べています。セタティラート通りには、寺院が点在するエリアと、ワインバーや中〜上級のゲストハウスが並ぶ商業地域があります。

マンタトゥラート通りは比較的静かなエリアなので、ゆっくりと過ごしたい方にはお奨めかもしれません。ラオプラザホテルから噴水広場(ナンプ)に向かう通りに点在する宿は、快適に過ごせる大人の宿が多いですよ。セタパレス ホテルが候補です。

チャイナタウン:食事と買い物の便利さなら

ヘンブン通りは、文化ホールに向かう一方通行の短い通りです。古くから中国系移民が住んでいたのでチャイナタウンとも呼ばれています。通りの両側に所狭しと軒を連ねる商店や宿泊施設が人気のエリアです。

チャオアヌ通りはチャイナタウンの中心部近くで、商店が多く、古くからある和食レストランもあります。クンブロム通りのチャイナタウンの入口近くには、遅くまで営業する「中華風ラーメン」の店が数件あります。サラナ ブティック ホテルが候補です。

サムセンタイ通り:大型ホテルで安心して泊まるなら

交互通行の比較的広い通りです。ラオプラザホテルや旧ラオス国立博物館、文化ホールなどのランドマークが多いのですが、一つ一つの敷地が広いために、旅行者が利用するような小さな施設は少ない感じです。

ヴィエンチャンで無条件に安全で快適な宿泊施設は、国賓の利用があるラオプラザホテルや、メコン河沿いの大型ホテル・ドンチャンパレスだと思います。

料金の目安は、ゲストハウスで1泊US$20〜50、ブティックホテルでUS$70〜140、大型ホテルや邸宅ホテルでUS$100〜220くらいです。ヴィエンチャンは、同じエリアに手ごろな宿から高級ホテルまで混ざっているので、予算に合わせて選びやすい町です。


ヴィエンチャンで泊まりたいおすすめホテル3選

1 Settha Palace Hotel(セタパレス ホテル)

エリア
ナンプ・ツーリストエリア噴水広場から歩いて数分の静かな通り
料金の目安
1泊 US$120–220
特徴
フランス植民地時代の邸宅を生かした、ヴィエンチャンを代表するブティックホテル
こんな人に
大人の旅、記念日の旅行、静かに過ごしたい方

ここがいい

✓ 1930年代のフランス風の建物と庭が美しい
✓ ナンプや観光の中心へ歩いて行ける
✓ プールのある庭で、のんびり過ごせる

このホテルを選ぶ理由

少しコストが掛かっても優雅に過ごしたい方にお勧めなのが、ラオプラザホテルから噴水広場(ナンプ)に向かう通りのあたりです。この通りの周りに点在する宿は、快適に過ごせる大人の宿が多いですよ。

セタパレス ホテルは、そのナンプの近くの静かな通りにある、フランス植民地時代の邸宅を生かしたホテルです。白い洋館と緑の庭、プールがあり、首都の中心とは思えない落ち着いた時間が流れています。

家族経営のホテルで、昔ながらの調度品やレストランの雰囲気もすてきです。ナンプのまわりのレストランやカフェ、メコン河沿いのナイトマーケットへも歩いて行けます。

ヴィエンチャンでいちばん格式のあるホテルのひとつなので、料金は高めです。ラオスらしい旅の思い出を残したい方におすすめします。

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2 Lao Plaza Hotel(ラオプラザホテル)

エリア
サムセンタイ通りナンプのそば・文化ホールの近く
料金の目安
1泊 US$100–200
特徴
国賓も利用する、ヴィエンチャン中心部の老舗の大型ホテル
こんな人に
初めてのラオス、出張の方、治安がどうしても心配な方

ここがいい

✓ 国賓の利用もある、安心できる大型ホテル
✓ 町の中心で、観光にも食事にも便利
✓ プールやレストランなど設備がそろう

このホテルを選ぶ理由

ヴィエンチャンで無条件に安全で快適な宿泊施設といえば、国賓の利用があるラオプラザホテルだと思います。

サムセンタイ通りに面した大きなホテルで、まわりには旧ラオス国立博物館や文化ホールなどのランドマークが並びます。ナンプへも歩いてすぐで、観光にも食事にも便利な場所です。

プールやレストランなど、大型ホテルらしい設備がそろっています。治安がどうしても心配な方や、初めてのラオスで不安な方は、まずここを選べば安心です。

そこに泊まっても面白くない、と思う方もいるかもしれません。それでも、旅の最初の1泊をここにして、町に慣れてからゲストハウスや小さな宿に移る、という使い方もおすすめです。

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3 Salana Boutique Hotel(サラナ ブティック ホテル)

エリア
チャイナタウンチャオアヌ通り沿い
料金の目安
1泊 US$70–140
特徴
チャイナタウンの中心にある、モダンなブティックホテル
こんな人に
町歩きや食べ歩きを楽しみたい方、カップル

ここがいい

✓ チャイナタウンの中心で、食事や買い物に便利
✓ メコン河沿いやナイトマーケットへ歩いて行ける
✓ モダンで清潔な客室

このホテルを選ぶ理由

チャオアヌ通りは、セタティラート通りからサムセンタイ通りを結ぶ短い通りです。チャイナタウンの中心部近くなので、商店が多く、食事や買い物に便利な場所です。

サラナ ブティック ホテルは、その通りに建つモダンなホテルです。ラオスらしいデザインを取り入れた清潔な客室で、ゲストハウスより快適に、大型ホテルより手ごろに泊まれます。

チャイナタウンの入口近くには、遅くまで営業する「中華風ラーメン」の店が数件あり、夜食にも困りません。メコン河沿いのナイトマーケットへも歩いて行けます。

ホテルの前の通りは一方通行で、車の流れがわかりやすいのも安心です。夜遅く出かけるときは、人通りのある大きな通りを歩きましょう。

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ヴィエンチャンでの治安情報・被害情報など

世界で一番ショボい首都などという不名誉な表現をされることもある、ラオスの首都ヴィエンチャン。東南アジア諸国の中ではバツグンに治安が良かったラオスですが、近年、犯罪の発生件数は増加の傾向にあります。

特に首都ヴィエンチャンでは、旅行者をターゲットにしたスリや置き引き、恐喝事件の発生も耳に入ってきます。しかし実際に被害に遭った旅行者の話を聞いてみると、それほど深刻な話では無く、簡単に回避できるようなものが多かったので、私が耳にした被害状況を紹介します。

ヴィエンチャンで聞いた被害と、避け方

どれも、常識的な判断と行動で簡単に避けられるものです。

夜の路地での恐喝人通りのある道を

どんな時
夜に人通りの無い路地に入った
避け方
夜は大きな通りを歩く

「ハッパ」の誘い絶対について行かない

どんな時
トゥクトゥクのドライバーに声をかけられた
避け方
相手にしない。薬物には手を出さない

宿での盗難知らない人を部屋に入れない

どんな時
夜に知り合った相手と宿へ
避け方
貴重品は金庫へ。部屋に人を入れない

トランプ詐欺うまい話はない

どんな時
賭けで稼げると誘われた
避け方
知らない人の家やお店について行かない

旅行中は歩道を歩き、荷物は車道と反対側に持ちましょう。

夜の人通りの無い路地で恐喝

夜間に人通りの無い路地に入っていって、地元の不良グループに囲まれ金品を請求された、という男性がいました。夜は、人通りのある大きな通りを歩きましょう。

「ハッパ」の誘いについて行って恐喝

散歩中にトゥクトゥクのドライバーから「ハッパ、ハッパ」と声をかけられ、購入目的で付いていくと仲間に囲まれ金品を請求された、という話もあります。ラオスでは薬物にとても厳しい罰があります。誘いには絶対に乗らないでください。

夜に知り合った相手と宿へ行き、盗難

深夜の散歩中に声をかけてきた現地の人と一夜を供にし、翌朝目が覚めると、現金やクレジットカード入りの財布、スマホやカメラなどがなくなっていた、という被害もありました。

トランプ詐欺

東南アジアでは有名な手口で、イカサマ賭博のやり方を教えられ、お金持ちの観光客を一緒に騙してくれれば分け前を渡すと聞いて話にのり、逆に騙されたという被害が男女ともに複数ありました。

どれも、一般的な常識的な判断力や行動で簡単に回避可能なものばかりです。旅行中は歩道を歩き、荷物は車道と反対側に持ち、人気のない場所には立ち入らないことを心掛けましょう!


ヴィエンチャン観光時の注意点

観光中に気をつけることは次の3つです。簡単なことに気をつけていれば、ヴィエンチャン観光に危険はありません。

水分補給をマメに行う

東南アジアは本当に暑いので、熱中症対策です。ペットボトルの水を持ち歩き、昼間の一番暑い時間はカフェやホテルで休みましょう。

肌の露出を控えた服を着用する

宗教施設である寺院や、政府施設である博物館など、外国人の観光スポットを訪れる際、現地人は基本的に正装です。直射日光対策にもなりますので、男女供に肌の露出が低くて風通しの良いものを着用しましょう。

日本語で話しかけてくる現地人を信用しない

フレンドリーに日本語で話しかけてくる現地人は、正直怪しい人間が多いので気をつけましょう。確かに国費留学生として日本留学を経験したラオス人は多いのですが、ほぼ全員が政府関係の仕事に就いていますので、平日の観光地で観光客に声を掛けることはまずありません。


空港・鉄道駅から中心部へのアクセス方法

ヴィエンチャンの空の玄関口は「ワッタイ国際空港」です。驚くほど鄙びた国際空港で、規模的には私の地元の高知龍馬空港とドッコイの規模です(笑)。

ヴィエンチャンの玄関口から中心部へ

時間は目安です。朝夕は渋滞することがあります。

ワッタイ国際空港とても近い

行き方
空港のタクシー・宿の送迎
時間
15分ほど

中国ラオス鉄道 ヴィエンチャン駅郊外にある

行き方
駅前のバス・タクシー
時間
30〜40分ほど

タイから(友好橋)国境越え

行き方
国際バス・カムサワート駅の列車
ポイント
国境で出入国の手続きがある

時刻や運行は変わります。出発前に公式の案内で確かめてください。

ワッタイ国際空港から:タクシーで15分ほど

首都の国際空港だけに中心地から近く、ツーリストエリアから数km北西にあります。メコンでユックリしていると、驚くほど低空飛行の旅客機を見ることもあり、新鮮な気持ちにさせてくれる素敵な空港です。

市内へは、空港の到着ロビーにあるタクシーのカウンターで行き先を伝えて申し込むと、面倒な値段交渉なしで移動できます。料金は1台あたりなので、数人でシェアすればリーズナブルです。予約している宿のピックアップサービスを使うのも安心です。

中国ラオス鉄道のヴィエンチャン駅から

2021年に開業した中国ラオス鉄道のヴィエンチャン駅は、町の中心から離れた郊外にあります。中心部へは、駅前のバスやタクシーで30〜40分ほど見ておきましょう。バンビエンやルアンパバーンへは、この駅から列車で向かいます。

タイから:国境を越える列車とバス

対岸のタイのノンカイとは友好橋で結ばれていて、国境を越えるバスや列車があります。ヴィエンチャン側のカムサワート駅からは、タイ側へ向かう列車も走っています。


ヴィエンチャンの見どころと、ホテルからの行き方

ヴィエンチャンは小さな首都なので、主な見どころはツーリストエリアから歩くか、トゥクトゥクで10分ほどで回れます。

メコン河のナイトマーケットと夕日

ファーグム通り沿いの河川敷では、夕方からナイトマーケットが開かれます。メコン河の向こうのタイに沈む夕日を眺めながら、屋台の食事を楽しむのがヴィエンチャンの定番の過ごし方です。

タートルアンとパトゥーサイ

黄金の仏塔タートルアンはラオスの象徴で、町の中心から車で10分ほどです。凱旋門のようなパトゥーサイは、上に登ると町を一望できます。どちらも日差しの強い昼間を避けて、朝か夕方に行くのがおすすめです。

寺院めぐり

セタティラート通りのあたりには、ワット・シーサケットやホー・プラケオなど、古い寺院が点在しています。肌の露出を控えた服で、静かに見学しましょう。

ブッダパーク

郊外のブッダパークには、不思議な仏像がたくさん並んでいます。ツーリストエリアからバスやトゥクトゥクで1時間ほどなので、半日の観光にちょうどよい場所です。


ラオスの旅の準備:入国・お金・ネット

初めてのラオスでも困らないよう、出発前に準備しておきたいことをまとめます。

入国の手続き

日本のパスポートを持つ人は、観光の短い滞在ならビザなしでラオスに入国できます。滞在できる日数などの条件は変わることがあるので、出発前に在日ラオス大使館や外務省の案内で確かめておきましょう。

お金はキープ

ラオスのお金はキープです。ホテルや大きなレストランではカードが使えますが、屋台やトゥクトゥクは現金です。町にはATMや両替所もあります。

スマホの通信

空港ではラオスのSIMカードが手に入ります。日本で使えるeSIMを用意しておくのも便利です。配車アプリが使える場面もあるので、つながるようにしておくと移動が楽になります。


ヴィエンチャンの食事:ラオス料理とフランスパン

ヴィエンチャンは、小さな首都ながら食事が楽しい町です。ラオス料理のほか、フランス植民地時代の名残のパンやコーヒー、ベトナムや中国の料理も味わえます。

ラオス料理

もち米(カオニャオ)と、ひき肉とハーブのサラダ「ラープ」、青パパイヤのサラダ「タムマークフン」は、ラオス料理の定番です。メコン河沿いの屋台や食堂で、手ごろに味わえます。

フランスパンのサンドイッチとカフェ

町のあちこちに、フランスパンに具をはさんだサンドイッチ「カオジー」の屋台があります。ナンプのまわりやセタティラート通りには、おしゃれなカフェやパン屋も多く、朝ごはんにぴったりです。

チャイナタウンの夜食

チャイナタウンの入口近くには、遅くまで営業する中華風ラーメンの店があります。夜遅く小腹が空いたときにも困りません。


ヴィエンチャンのベストシーズン

ラオスは、11月〜4月ごろが乾季、5月〜10月ごろが雨季です。旅行しやすいのは、雨が少なく比較的涼しい11月〜2月ごろです。

乾季

晴れの日が多く、町歩きやメコン河の夕日を楽しむのにぴったりの季節です。3月〜4月は気温がとても高くなるので、昼間の外歩きは控えめにしましょう。4月中旬のラオス正月(ピーマイ)には、町中で水かけ祭りが行われます。

雨季

雨季は、夕方にスコールが降ることが多くなります。1日中雨が続くことは少ないので、雨宿りできるカフェを見つけながら町歩きを楽しみましょう。


ヴィエンチャンから次の町へ

ヴィエンチャンは、ラオスの旅の入口です。鉄道ができてから、ほかの町へも行きやすくなりました。

バンビエンへ

石灰岩の山々と川遊びで人気のバンビエンへは、中国ラオス鉄道で1時間ほど、ミニバンなら1時間半ほどです。

ルアンパバーンへ

世界遺産の古都ルアンパバーンへは、鉄道で2時間ほどです。国内線の飛行機もあります。

タイのノンカイ・バンコクへ

友好橋を渡ればタイのノンカイです。カムサワート駅からタイ側へ向かう列車もあり、バンコクとの行き来も鉄道でできるようになりました。


ヴィエンチャンはどこにある?時差と日本からの行き方

「ビエンチャン どこ」と調べる方も多いので、まず位置をまとめておきます。ヴィエンチャンは、ラオスの首都で、メコン河をはさんでタイと向かい合う国境の町です。

日本との時差は2時間

ラオスの時間は、日本より2時間遅れです。日本が正午のとき、ヴィエンチャンは午前10時です。

日本からは乗り継ぎで

日本からは、バンコクやハノイ、ソウルなどで乗り継いで行くのが一般的です。乗り継ぎの都合で夜に着くことも多いので、空港に近いツーリストエリアの宿を予約しておくと安心です。

タイから陸路で入る方法も

タイのノンカイからは、友好橋を渡ってヴィエンチャンに入れます。バンコクからの列車も国境を越えて走っているので、タイ旅行と組み合わせるのも楽しいですよ。


「何もない首都」の楽しみ方

ヴィエンチャンは「何もない首都」と言われることもあります。確かに大きな観光名所は多くありませんが、のんびりした空気そのものが、この町のいちばんの魅力です。

メコン河沿いで夕日を待つ

夕方になると、メコン河沿いの遊歩道には地元の人たちが集まり、散歩や運動を楽しみます。河の向こうのタイに沈む夕日を眺めながら、ビアラオ(ラオスのビール)を飲むのは、ヴィエンチャンならではの贅沢です。

カフェめぐり

フランス植民地時代の名残で、ヴィエンチャンにはおいしいパンとコーヒーのお店がたくさんあります。暑い昼間は、カフェでのんびり過ごすのがおすすめです。

朝の托鉢と市場

早起きすると、寺院のまわりでオレンジ色の袈裟の僧侶たちの托鉢が見られることがあります。朝の市場では、地元の人たちの暮らしにふれられます。


ヴィエンチャン1泊2日のモデルコース

ヴィエンチャンは小さな町なので、1泊2日あれば主な見どころを回れます。

1日目:寺院めぐりとメコンの夕日

昼すぎに着いたら、ツーリストエリアのワット・シーサケットやホー・プラケオを見学します。夕方はメコン河沿いで夕日を眺め、夜はナイトマーケットの屋台で夕食を。

2日目:タートルアンとパトゥーサイ

朝の涼しいうちに、タートルアンとパトゥーサイへ。昼はカフェで休み、時間があればブッダパークへ足をのばします。夕方の列車でバンビエンへ向かう、という流れもおすすめです。


エリアごとの夜の雰囲気

ヴィエンチャンの夜は、エリアによって過ごし方が違います。宿を選ぶときの参考にしてください。

メコン河沿い:夜まで人が多い

ナイトマーケットのあるメコン河沿いは、夜遅くまで地元の人と旅行者でにぎわいます。ただし、上流側に行き過ぎると、急に人通りが少なくなります。

ナンプ周辺:大人の夜

噴水広場(ナンプ)のまわりには、レストランやワインバーが集まっていて、落ち着いた夜を過ごせます。

チャイナタウン:遅くまで食事ができる

チャイナタウンには、遅くまで開いている食堂があり、夜食に困りません。夜は店じまいが早いお店も多いので、大きな通りを歩きましょう。


ラオスの物価と、旅行で気をつけること

「ラオス 物価」「ラオス旅行 気をつけること」もよく調べられています。

物価の感覚

屋台や食堂の食事、トゥクトゥクの料金は、日本よりずっと手ごろです。一方で、旅行者向けのカフェやレストラン、輸入品は、日本とあまり変わらないこともあります。

旅行で気をつけること

日差しと暑さ、生水、夜道、そして怪しい誘い。この4つに気をつけていれば、ヴィエンチャンで困ることはまずありません。寺院では肌の露出を控え、僧侶に触れないように気をつけましょう。


ラオス旅行は危険?首都と地方の治安の違い

「ラオス旅行 危険」「ラオス観光 治安」と心配する方もいると思います。ラオスに長く住む立場から言うと、ふつうの旅行者が危険な目にあうことは、まずない国です。

首都ヴィエンチャンは、ちょっとした犯罪に注意

人やお金が集まる首都では、この記事で紹介したような、旅行者を狙ったスリや恐喝、詐欺の話を聞くことがあります。夜の路地に入らない、怪しい誘いに乗らない、という基本を守りましょう。

地方の町はさらにのんびり

バンビエンやルアンパバーンなどの地方の町は、首都よりさらにのんびりしています。ただ、山の中の道や川のアクティビティでは、事故やけがに気をつける必要があります。

出発前に外務省の情報を

国境に近い一部の地域では、注意が呼びかけられていることもあります。出発前に外務省の海外安全情報を見て、最新の情報を確かめておきましょう。


ヴィエンチャンの宿のタイプと選び方

ヴィエンチャンには、ゲストハウスからブティックホテル、大型ホテルまでいろいろな宿があります。旅のスタイルに合わせて選びましょう。

ゲストハウス:バックパッカーや長期滞在に

ツーリストエリアには、手ごろなゲストハウスがたくさんあります。部屋はシンプルですが、旅行者どうしの情報交換ができるのも魅力です。貴重品の管理には気をつけましょう。

ブティックホテル:快適さと料金のバランス

フランス風の建物を生かした宿や、モダンな小さなホテルが増えています。サラナ ブティック ホテルのように、町歩きの拠点にしやすい場所の宿が多いです。

大型ホテル:安心を最優先に

ラオプラザホテルのような大型ホテルは、セキュリティや設備が整っていて、出張や初めてのラオスでも安心です。


ヴィエンチャンのホテルを予約する前に確かめたいこと

ヴィエンチャンの宿は、同じツーリストエリアでも立地で過ごしやすさが変わります。予約の前に、次の点を確かめておきましょう。

ナイトマーケットのロータリーから離れすぎていないか

メコン河沿いでも、上流側に行き過ぎると夜の人通りが少なくなります。ナイトマーケットの上流のロータリーから1kmくらいまでを目安にしましょう。

夜に歩く道に人通りがあるか

宿までの道が、夜も人通りのある大きな通りかどうかを地図で確かめておくと安心です。暗い路地の奥の宿は、夜の帰り道に気をつけましょう。

空港の送迎

夜に着く日は、宿のピックアップサービスがあるかを確かめておきましょう。空港のタクシーでも安心して移動できます。


これからヴィエンチャンを訪れる方へ

急速に変わる首都、変わらない笑顔

2000年代はまさに世界トップレベルの何も無い首都でしたが、近年は中国や韓国からの投資が流入し、急速な経済発展と供に建築ラッシュのヴィエンチャンに変貌しました。

当時は一番の目抜き通りも、一分に数台のクラシックカーが走るくらいだったのですが、今は朝夕の出勤・帰宅時間には身動きが取れないくらいの交通渋滞が発生しています。

少しだけ冒険してみよう

大型ホテルに泊まれば安心ですが、せっかくラオスへの訪問を視野に入れているのであれば、少しだけ冒険をしてみましょう。メコン河沿いの小さな宿やチャイナタウンの宿に泊まれば、新しい世界が見えてくるかもしれませんよ。

早いうちに来て下さい、今ならまだ溶けだすような笑顔のラオス人が迎えてくれます。ラオス、ヴィエンチャンでお待ちしています。


結局、ヴィエンチャンではどこに泊まる?

ヴィエンチャンでは、メコン河沿いのツーリストエリアに泊まれば間違いありません。メコン河沿いなら、ナイトマーケットの上流のロータリーから1kmくらいまでがお奨めです。

優雅に過ごすならナンプ近くのセタパレス ホテル、安心を最優先にするならラオプラザホテル、手ごろに町歩きを楽しむならチャイナタウンのサラナ ブティック ホテルです。

治安は、夜の暗い路地に入らない、怪しい誘いに乗らない、といった常識的な行動で十分に守れます。


よくある質問

ヴィエンチャンの治安は大丈夫ですか?

東南アジアの中では治安のよい首都ですが、近年は旅行者を狙ったスリや恐喝も聞きます。夜は人通りのある通りを歩き、「ハッパ」や賭けごとの誘いには乗らないようにしましょう。

ヴィエンチャンで泊まるなら、どのエリアがいいですか?

メコン河沿いのツーリストエリアがおすすめです。メコン河沿い、ナンプ周辺、チャイナタウン、サムセンタイ通りのあたりなら、観光にも食事にも便利です。

いちばん安心して泊まれるホテルはどこですか?

国賓の利用もあるラオプラザホテルが安心です。町の中心にあり、設備もそろっています。

空港から中心部まで、どのくらいかかりますか?

ワッタイ国際空港から中心部まではタクシーで15分ほどです。到着ロビーのタクシーのカウンターで申し込めば、値段交渉なしで移動できます。

鉄道のヴィエンチャン駅は中心部から近いですか?

中国ラオス鉄道のヴィエンチャン駅は郊外にあり、中心部まではバスやタクシーで30〜40分ほどです。

ヴィエンチャンと日本の時差は?

ラオスの時間は日本より2時間遅れです。日本が正午のとき、ヴィエンチャンは午前10時です。

ヴィエンチャンの観光は何日あればいいですか?

小さな町なので、1泊2日あれば寺院やタートルアン、メコン河の夕日など、主な見どころを回れます。

ラオスの物価は安いですか?

屋台や食堂、トゥクトゥクは日本よりずっと手ごろです。旅行者向けのカフェや輸入品は、日本とあまり変わらないこともあります。

寺院を訪れるときの服装は?

肌の露出を控えた服を着ましょう。寺院や博物館では、現地の人は基本的に正装です。風通しのよい長袖や長ズボンなら、日差し対策にもなります。

日本語で話しかけてくる人がいたら?

フレンドリーに日本語で話しかけてくる人は、怪しいことが多いので気をつけましょう。誘いにはついて行かないようにしてください。