こんにちは。7年間、今回ご紹介するインドネシアバタム島に住んでいたTAKです。
インドネシアと言えばやや不安に思われる方も多いと思いますが、そこに生活しているインドネシアの人達は皆明るく人懐っこい人が多いです。
現地での観光を楽しみたい方には、少しだけ気を付けておきたいエリアも有りますので、ご紹介したいと思います!
バタム島内でどこに泊まる?治安の良い宿泊先の選び方
バタム島はシンガポールからフェリーで1時間弱の所にあるインドネシアの島です。
シンガポールからの支援を受けインドネシアとして自由貿易地域に指定された島です。日本を始めヨーロッパや韓国等の国々の企業が進出し、経済発展を進めている所です。
現在のインドネシア全般に言える事ですが、外務省発表のインドネシアの治安状態は「十分注意して下さい」とされており、ここバタム島も同様の注意が必要となっています。
バタム島の中心街は「ナゴヤ」地区
バタム島内で最も栄えている繁華街は「ナゴヤ」と言われる地区で、大きなショッピングモールや飲食店、お土産物店等が立ち並ぶエリアです。
夜になるとカラオケ店やバー、マッサージ店等が立ち並ぶエリアで日中は1人で歩いても不安を感じませんが、夜の1人歩きは少し注意が必要です。
又、このナゴヤエリアに隣接する「ジョドーエリア」や「バツアンパエリア」は昼夜問わず1人歩きは避けた方が良いです。このエリアはバタム島内でも比較的貧困の人達が生活しているエリアですので、日常的に暴力事件や窃盗事件が発生しております。
治安で選ぶ!バタム島のおすすめ宿泊エリア3選
おすすめ宿泊エリア1.ナゴヤエリア
ナゴヤエリアはバタム島内で最も栄えたエリアですので、買い物や食事には困る事が有りません。
シンガポールからも買い物客も多く、街中の治安に不安を感じる事は先ず有りません。
ナゴヤエリアに行くのにはバタム島内で生活されている方は別として、海外から来られる方はシンガポールからフェリーに乗り、インドネシアに入国する必要が有ります。
シンガポールからのフェリーはこのナゴヤエリアから車で10分程の港(ハーバーベイ)に着きますので、そこからタクシーに乗れば大丈夫です。
ナゴヤエリアにはバタム島内最大のショッピングモール(ナゴヤヒル)があり、お土産等の買い物や食事には困る事は全くありません。
又、ナゴヤエリアには食事専門のフードコートが何箇所かあり、特に夕食はそのフードコートを利用する事をお薦めします(ウインソーフードコート、ハーバーベイフードコート等)。インドネシアのシーフードを安い値段で楽しむ事が出来ます。
おすすめ宿泊エリア2「バレラン」
次にお薦めするエリアはバレランと言う地区です。
バレラン地区はバタム島の南部に位置しておりますが、このエリアの魅力は何と言っても「海」です。インドネシアはおおよそ1万8千もの島で成り立っている島稜国家ですが、その島の多さを実感できるエリアです。
バレランには日本のODA(政府開発援助)で建設された「バレラン大橋」と言われる、大変大きな吊り橋が有り、地元の人達は勿論、海外からの観光客の観光スポットとして有名です。
又週末の夜ともなるとデートを楽しむカップルのデートスポットにもなっております。又、このバレランエリアは海にほど近い事から、シーフードレストランも多数あり、島内位置の繁華街のナゴヤエリアより更に安く新鮮なシーフードを楽しむ事が出来ます。
又、このエリアのシーフードレストランはレストランが海上にせり出した様に作られており、目の前に海を感じながらのんびりとシーフードを楽しむ事が出来、日常的な疲れを癒してくれます。
バタム島中心街(ナゴヤエリア)から行くには、タクシーでおおよそ40分程掛かりますが、時間のある方には是非お薦めのエリアです。
トゥリビーチエリア
最後にお薦めするエリアは「トゥリビーチエリア」です。
バタム島の北東部に位置するトゥリービーチエリアはその名の通り、バタム島内でも唯一のプライベートビーチを有する「トゥリビーチリゾートホテル(Turi Beach Resort)」があり、海外からの観光客にも人気のエリアです。
トゥリービーチホテルは一般的な大型ホテルとコテージ風のホテルを持っており、プールや大型桟橋等もあり、家族連れからカップルでも楽しむ事が出来ます。
バナナボート等のマリンスポーツや砂浜での様々なゲームを楽しむ事もできるリゾートエリアになっております。場所的にシンガポール側に位置しているビーチである為、見晴らしいの良い日には、シンガポールの高層ビル群を望む事も出来ますよ。
又、目の前のビーチはマラッカ海峡と言う事も有り。大型の貨物船やタンカーも行きかう海の交通の要所と言う感じを受けます。交通手段はやはりタクシーを利用する事になりますが、バタム島中心街のナゴヤエリアからはおおよそ40分掛かり、タウシーの料金は1000円程となります。
空港から中心地へのアクセス方法は?
バタム島はインドネシアに有りますが、最も最短で日本から行くのにはシンガポール経由で行く事をお薦めします。
日本からの場合、成田空港や羽田空港からは1日に数便の直行便が飛んでいるので、大変便利です。
シンガポールの空港(チャンギ国際空港)からはタクシーを利用し、バタム島へ渡るフェリー乗り場(ハーバーフロント)へ向かいます。
その間のタクシー料金はおおよそ30シンガポールドル(日本円で2400円程)で、所要時間は30分位かかります。
フェリー乗り場は大きなショッピングモール内に有りますが、店内にはフェリーチケット売り場の案内が各所に有りますので、落ち着いて探して見れば、迷う事も無いと思います。
フェリーはバタム島の3つの港向け(ハーバーベイ、スクパン、バタムセンター)に出ておりますが、ナゴヤエリアに最も近いのはハーバーベイと言う港行きのフェリーに乗る事です。
フェリーの所要時間はおおよそ50分、フェリーの料金は48シンガポールドル(日本円で4000円程)となります。ハーバーベイに到着後はイミグレを通り、タクシーを利用し目的地のホテル等に向かう事になります。
注意したいのは現地のタクシーはメーターが無い場合が有りますので、料金の交渉が必要になる場合が有ります。外国人はどこの国でもそうですが料金は高く吹っ掛けられますので、覚悟を決めて料金交渉をするか、言い値で乗るか楽しむ位の気持ちのゆとりが欲しい所です。
バタム島観光中・移動中にはこんなことに注意!
バタム島を含めたインドネシア全般に言える事ですが、治安状態は十分注意が必要と有りますので、日中などは不安を感じる事はありませんが、注意をしておいた方が良いです。
特に夜間は出来れば1人で出歩く事は出来れば避けた方が無難です。
街中はとにかくタクシーが多いので、移動手段として利用するには大変便利で、街中を歩いていると間違えなくタクシードライバーが声を掛けてきます。
利用する場合には値段交渉が必要になる事が多いので、楽しんで交渉してみましょう。
又、オジェックと言われるバイクタクシーもたくさんおり、こちらもうるさい位に声を掛けてきますが、安全の面で言えば、やはりタクシーを利用する事をお薦めします。
街中やショッピングモールを散策する時には手荷物はひったくり等の被害に合わない様にする事はどこの海外の国でも同じ事になります。ご自身の手荷物管理には充分気を使って下さい。
これからバタム島を訪れる方へ
インドネシアは国民の9割がイスラム教の人達です。
イスラム教徒に対するイメージは私達日本人や欧米人にとってはやや危険で、不安を感じる方も多いと思います。しかし、実際のイスラムの人達は実に温厚で明るい人が多いです。
バタム島に暮らす人達も大変明るく、気軽に声を掛けてくれます。
又、日本人に対しては同じ様に大きな地震や津波を経験してる国民ですので、その点についても気遣いをしてくれる人達です。日中街中を散策しながら、その様な明るい彼らと接してみてくださいね!
まとめ:治安が良いバタム島のおすすめ滞在エリア
- 繁華街の中心地!一番おすすめ→「ナゴヤエリア」
- 海が満喫できて海産物も美味い→「バレランエリア」
- ビーチリゾートでのんびりしたい方へ→「トゥリビーチリゾート」
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