こんにちは。海外旅行が好きで、最近では東アジアに興味津々の旅人のYUKAです。
ここ数年はインドにハマっていまして、インド各地を巡り旅をしています。日本でもヨガがはやっていますが、ヨガ発祥の地であるインドにはヨガの聖地があります。
今回はヨガの聖地リシケシについておすすめの滞在エリアとホテルについてまとめてみました。
リシケシ滞在のおすすめエリア1「ラムジュラ地区」
インドの首都デリーから夜行バスで7時間の距離にあるリシケシは、外国人にとってはヨガの聖地として有名ですが、インド人にはヒンドゥー教の聖地として崇められている土地で、毎年インド中から多くの巡礼者がリシケシを訪れます。
リシケシというのは、本来は列車の駅のあるリシケシタウンのことを言うのですが、外国人のほとんどは、リシケシタウンからさらに北に数キロ離れた、ラムジュラとラックスマンジューラで泊まります。
ラムジュラ橋周辺の、アシュラムが多数あるエリアがラムジュラで、スワルグアシュラムという大きなアシュラムがあることからスワルグアシュラムと呼ばれることもあります。
ラムジュラ橋を渡ってガンジス川沿いに1kmほど続いている小道周辺に、レストランや食堂、カフェや雑貨屋や本屋、そして日用品を売る小さなお店が所狭しと並んでいます。
この通りにあるパルマスニケタンというアシュラムでは、毎日夕方6時からガンジス川でアラティというヒンドゥーの祈りの儀式が行われます。誰でもが参加できる儀式で、ラムジュラでの見どころの一つとなっています。リシケシに行かれる際には何はともあれ是非とも参加してみてほしい儀式です。
ラムジュラ地区でおすすめのホテル「グリーンホテル(Green Hotel )」¥3000〜
住所:Opp. Geeta Bhawan No. 3, Behind Parmarth Niketan, Swargashram, 249304 Rishikesh, India
ラムジュラ地区で一番大きなパルマスニケタンというアシュラムのすぐ裏手の通りにあるホテルです。朝夕にヨガクラスがあります。ホテルに併設のレストランはインド料理だけでなくイタリアン料理や中華料理なども楽しめます。
ラムジュラ地区は聖地リシケシの中でもガンジス川での毎夕の祈りの儀式などが有名で、インド中から巡礼のインド人が訪れるエリアですので、ホテル周辺にはインド人観光脚をターゲットとしたインド料理のレストランが多数あります。
ラムジュラ地区のホテルはグリーンホテルのある通りに集中していて、他にも同程度の料金のホテルが多数あります。
リシケシ滞在のおすすめエリア2「ラックスマンジューラ地区」
ラムジュラ地区は聖地としての印象が強く、ホテルやレストランの建物も古いのですが、ラムジュラから北に3kmほど上がったところにあるラックスマンジューラ地区は、インド人以外の外国人観光客に人気の地区です。
ラムジュラ地区では見られないような、お洒落でセンスの良いカフェがガンジス川沿いに並んでいます。
欧米人が好むパン屋やケーキ屋なども多く、ホテルやゲストハウスもラムジュラに比べると選択肢が多い印象です。
食事のメニューもイタリア料理やアラブ料理、中華料理にチベット料理と、インド料理以外の食事を楽しめる居心地の良いレストランやカフェが多数あります。
ラックスマンジューラ橋から見る景色は大変に美しいので、インド人観光客だけでなく外国人観光客も立ち止まって必ず写真を撮るポイントです。
ラックスマンジューラもラムジュラと同じく小さなエリアですので、どのホテルからもガンジス川には歩いて行けますので、ガンジス川での沐浴などをお楽しみいただけます。
日本でも着られるようなインド製の可愛い服や靴や帽子を買うのなら、ラックスマンジューラ地区でのお買い物がおすすめです。
ラックスマンジューラ地区でおすすめのホテル「クンワル レジデンシー(Kunwar Residency)」¥3700〜
住所:Laxman Jhula Road Rishikesh, 249192 Rishikesh,India
ガンジス川のほとりに建つ、ビーチまで歩いて1分の位置にあるお手頃価格のホテルです。マッサージやスパもあり、お得な料金で贅沢なリシケシライフを楽しめます。各部屋はきれいで清潔感があり、リネン類もぱりっとアイロンがかかっていて快適です。テラスからガンジス川が見える絶好のロケーションにあります。
ホテル内にあるインド料理屋では北インドだけでなく南インドの料理も食べられるので、宿泊者以外の客で賑わっています。
リシケシ滞在のおすすめエリア3「タポバン地区」
インド人巡礼者が多数宿泊するラムジュラ地区から、リキシャーに乗って外国人旅行者に人気のラックスマンジューラ地区に向かうと、リキシャーの終着点がタポバン地区です。
以前はローカルのインド人だけが住んでいたのですが、ラムジュラもラックスマンジューラも最近では増え続ける旅行者の数にゲストハウスやホテルの数が足りなくなってきていて、タポバン地区にもそういった宿泊施設が増えてきました。
タポバン地区からラックスマンジューラ地区には坂道を下っていくことになり、ちょうど散歩に良い距離です。
インド人が好む屋台や食堂タイプの気軽に入れるお店もあれば、入り口の構えからして立派でお値段もそこそこで美味しいレストランもあり、地元の人にも観光客にも楽しめるエリアです。宝石屋や布屋、雑貨屋などが所狭しと立ち並んでいて、時間を忘れて散歩を楽しめる地区です。
インドでスィーツというと油っ気が多いギトギトのお菓子というイメージがありますが、タポバン地区にあるカフェやケーキ屋は、日本人にも美味しいと感じるレベルの高いお店が多数ありますので、インド料理に飽きた時には是非とも美味しいスィーツを食べてみて下さいね。
タポバン地区でおすすめのホテル「ヒルトップ スイス コテージ(Hill Top Swiss Cottage)」¥2000〜
住所:Laxman Jhula Road Rishikesh, 249192 Rishikesh, India
ラムジュラからタポバンに向かう途中の山の上にあるホテル。
部屋のタイプはバラエティに富んでいます。このホテルがおすすめの理由は、ホテルにあるレストランで、リシケシでは食べられないチキン料理が食べられることがあげられます。リシケシはヒンドゥー教の聖地ですので、玉子料理さえも食べられないお店も多く、基本的には菜食料理のみです。
インドの他の街では、イスラム教徒やチベット人が住んでいるので肉料理は食べられるのですが、リシケシではスイスコテージぐらいでしか食べられませんので、他のホテルやゲストハウスに泊まっている人もチキン料理を楽しむためにこのホテルを訪れます。
これからリシケシを訪れる方へ
インドは西ヨーロッパが全て入ってもまだ余るぐらい広い国です。公用語の数は13種類あり、各州によって言語も民族もそして文化も違う面白い国です。
リシケシはインドにいくつかあるヒンドゥー教の聖地です。肩や首や脚を見せないなど、衣服にも十分に気を配ってご旅行されてくださいね。それと、ガンジス川は結構深くて流れが速いので気を付けてくださいね。