こんにちは、ザクロです。
スペイン好きが高じてスペイン語を学び始め、さらにスペイン留学、帰国後も何度もスペインを訪れるほどのスペインおたくの私。
第二のふるさとと慕うアンダルシア地方・グラナダにある人気の世界遺産アルハンブラ宮殿とその周辺の宿泊施設などの情報をお伝えします!
世界遺産・アルハンブラ宮殿へのアクセス方法は?
スペインの中でイスラム王朝が最後まで残ったグラナダは、イスラム風建築、キリスト教、ユダヤ教などの異なる宗教、文化が混ざり合った独特の魅力があります。
この美しい街・グラナダを見守るように丘の上に、悠遊とたたずむアラブのお城が世界遺産「アルハンブラ宮殿」。
グラナダの街自体はそこまで大きな街ではなく、アルハンブラ宮殿やカテドラルをはじめとする市内の主な見どころは旧市街周辺に集中していますので、徒歩でも十分見て回れます。
特にアルハンブラ宮殿に近い地区に宿をとっている場合、簡単に徒歩で宮殿入り口まで向かうことが出来ます。しかし、宮殿は少し急な坂の上にあるので、徒歩での移動が難しいという方には市内の数個所の停留所から宮殿まで運行している「アルハンブラバス」の利用がおすすめです。
アルハンブラ宮殿他、グラナダの世界遺産を観光するのに便利なホテル
グラナダはそこまで大きな街ではないため、旧市街エリアに宿泊すれば、どこへ行くにも便利です。ここではアルハンブラ観光におすすめのグラナダのホテルをご紹介します!
アルハンブラ宮殿の敷地内に泊まれる!「パラドールデグラナダ(Parador de Granada)」
このパラドールはなんとアルハンブラ宮殿の敷地内にあるので、立地と雰囲気の点ではこれに勝る宿はないといってもいいでしょう。
世界遺産の敷地内に泊まれるなんて優雅で素敵ですよね。ホテルの敷地内には宿泊客しか入れない中庭があったり、宮殿がクローズした後の夜のアルハンブラの雰囲気も楽しめるので、朝から晩までアルハンブラ宮殿を100パーセント楽しみたいという方におすすめです。
逆に市内の中心からは少し離れており、周辺には商店、飲食店などがあまりないため、例えばグラナダの街のナイトライフを楽しみたいといった方は少し不便に感じられるかもしれません。
お値段はツインルーム一泊320ユーロほど。とにかく立地がよく人気があるため予約の取りにくいホテルです、出来る限り早めの予約をおすすめします。
アルハンブラ宮殿徒歩すぐ、丘上からの絶景が楽しめる「ホテルアルハンブラパレス(Hotel Alhambra Palace)」
こちらもアルハンブラ宮殿から徒歩すぐのホテルなので、宮殿メインの観光にはおすすめです。丘の上に位置するのでホテルからの眺めは最高です。
特に夕暮れ時、オレンジ色に染まっていくグラナダの街を眺めながらホテルのテラスでコーヒーを飲む時間なんて本当に素敵ですよ。外観からはあまり想像できませんが、ホテル内装は趣があってヨーロッパらしいホテル、お値段はツインで一泊200ユーロほどです。宮殿観光後はホテルでのんびりすごしたいという方におすすめです。
宮殿とグラナダ旧市街両方が徒歩圏内「プエルタデラスグラナダス(Hotel Boutique Puerta de las Granadas)」
こちらは市内中心からアルハンブラ宮殿へと続く「ゴメレス坂」の途中に位置するお宿なので、アルハンブラ宮殿と、グラナダの市街両方へのアクセスが良好です。
宮殿の入り口までは徒歩すぐ、お土産屋さんなどのお店、古い建物が立ち並ぶ素敵な通りにあります。内装などはシンプルながら、清潔で落ち着いた雰囲気です。お値段もツイン一泊85ユーロとお手頃です。
見上げればアルハンブラ宮殿!100ユーロ以下で泊まれる「シャインアルバイシン(Shine Albayzín)」
こちらも古い建物を利用したヨーロッパらしい趣のあるホテル。中は綺麗に改装されているので清潔です。
ふと見上げればアルハンブラ宮殿が仰げる眺めが素晴らしいロケーションにあります。
アルハンブラ宮殿、またアルハンブラ宮殿を外から眺めるのに最適なサンニコラス展望台へ向かうバス「アルハンブラバス」の停留所からも徒歩数分と宮殿へのアクセスもよく、かつホテル周辺にはお土産物屋さんやバル、レストランなども豊富なのでグラナダの街を夜まで満喫できます。価格もツイン1白100ユーロ以下ですので利用しやすいです。
グラナダ市内で人気のホステル「オアシスバックパッカーズグラナダ(Oasis Backpackers Hostel Granada)」
アラブの雰囲気漂うアルバイシン地区に位置する人気のバックパッカーズホステル。アンダルシア風の素敵な古い建物を改装したお宿なので、バジェットタイプのアコモデーションでありながら雰囲気のあるホステルです。
宿周辺はアラブ風のお土産ものやさん、バル、テテリアと呼ばれるアラブ風お茶屋さんなど独特のエキゾチックな雰囲気が漂います。こちらもアルハンブラバスの停留所のあるプラサヌエバから徒歩数分なので、アルハンブラ宮殿へのアクセスは心配ありません。市内中心の探索にもおすすめできるお宿です。
これからグラナダ、そしてアルハンブラ宮殿を訪れる方へ
アルハンブラ宮殿はとにかく敷地が広く宮殿内に見るべきものがたくさんあるので、少なくとも半日、できれば一日時間をとってゆっくりと訪れてほしい世界遺産です。
服装は歩きやすい履物、動きやすい服が最適でしょう。
スペイン国内においてもかなり人気の観光スポットということもあり一日の、また時間ごとに見学者数には制限があります。各チケットにはナスル朝宮殿への入場時間が印刷されているので必ずチケットに記載された時間より少し前(15分から20分前)に余裕をもってエントランスへ向かって下さいね。
入手方法は当日券の場合チケットオフィスの空く朝8時より前に窓口に到着するようにしましょう。しかし確実に見学したい方には前売り券の購入を強くお勧めします。
前売り件の購入方法は、LaCaixaという銀行のATM、またはCorraldelCarbonという市内にあるモニュメントでの購入、電話、インターネットなどの手段がありますのでご自身にあった方法を検討してみてくださいね!
(ザクロ)
まとめ:アルハンブラ宮殿観光に便利なグラナダ市内のホテル
- アルハンブラ宮殿の敷地内に泊まれる!→「パラドールデグラナダ」
- アルハンブラ宮殿徒歩すぐ、丘上からの絶景が楽しめる→「ホテルアルハンブラパレス」
- 宮殿とグラナダ旧市街両方が徒歩圏内→「プエルタデラスグラナダス」
- 見上げればアルハンブラ宮殿!100ユーロ以下で泊まれる→「シャインアルバイシン」
- グラナダ市内で人気のホステル→「オアシスバックパッカーズグラナダ」