モントリオール在住4年目のリリです。北米でありながらフランス語を話す独特の文化のケベック州。
今回は近代的でありながらヨーロピアンな雰囲気が漂う私の住む街モントリオールについてご紹介したいと思います。地元人間からのアドバイス、是非参考にしていただけたらと思います。
おすすめエリア1:オールドポート周辺のホテル
まず最初におすすめしたいエリアは、ベタですが「THE観光地」のオールドポートです。石畳の道路をはじめ、レストラン、ブティック…目に入る全てのものが本当に絵になります。まるでヨーロッパに来たような気持ちになります。
このエリアのホテルの価格設定は高めですが、趣のあるホテルが多くあります。
モントリオールに来たのなら素通りできないノートルダム大聖堂という教会もこのエリアにあります。私のおすすめ滞在日時は日曜日の朝11時前後です。実は日曜日の11時からオルガンの演奏があるのです。これは皆さんの見学フロアーより上の階で演奏されるため直接見学することはできませんが(数週間前に予約が必要です)、壮大な教会を見ながら美しいオルガンの演奏を聴くことができる唯一のタイミングです。
また近くを流れるセントローレンス川の向こうにはHabitatt 67というとても不思議な構造で有名なアパートがあります。私も初めて見たとき「なんじゃこりゃ」と思いました。是非皆さんもご自分の目で確かめてみてください。
オールドポートからは少し北にあるチャイナタウンへも徒歩で行けます。ヨーロピアンな雰囲気から一転、派手な中華街がすぐそこにあるというのもユニークな所です。
おすすめエリア2:ダウンタウン周辺のホテル
次におすすめするのはモントリオールの中心街、ダウンタウンエリアです。こちらには家族というより学生や独身者、カップルが多く住んでいます。
皆さんも一度は聞いたことがあるであろう海外ブランドのお店が並びショッピングにはもってこいのエリアです。こちらにはリッツ・カールトンホテルをはじめ、質の高いホテルが多くあります。
日曜日は早い時間に閉まってしまうお店が多いですが、ショッピング以外でも、モントリオール美術館やMcGill大学、近くのモン・ロワアルという山の展望台へも中心部から徒歩で登ることができます。3,40分の階段を含めた登りになりますが、大都会から一転、自然豊かな公園を散歩し到着すると、そこから市内を一望できます。
また、皆さんのお口に合うかわかりませんが、ダウンタウン散策中、「ティムホートンズ」というお店を見かけたら是非試してみてください。カナダ全土に広がるコーヒーチェーンでとてもリーズナブルな値段の国民的コーヒーブランドです。
夜には外国の都市を味わえる、「クレッセントストリート」というバーが建ち並ぶエリアで乾杯するのも素敵です。
おすすめエリア3:プラトーエリア周辺のホテル
最後におすすめするのはプラトーエリアです。こちらはモントリオール中心部から北東に位置し、子どものいる家族やいろいろな人が生活しており、他の2エリアに比べ、モントリオール人の生活を垣間見ることができるエリアです。
プラトーには大きなホテルはありませんが、温かい雰囲気の小さなホテルがあります。
またこのエリアには、カフェ、レストラン、ブティック、バーをはじめ多くの個人経営のお店があります。住宅街のどの道を歩いてもかわいい家が建ち並んでいるので、お散歩がてらカフェ巡りをするのも楽しいです。
先ほども出ましたが、モン・ロワアルという山にもプラトーからですと直通のバスで頂上まで行くことができます。モントリオール公園という公園があるのですが公園内から展望台まで歩いて行くことももちろんできます。夏には短い夏を楽しむモントリオール人で賑わい、冬は一面の雪で覆われる壮大な公園です。
またスーパーを見つけたら是非立ち寄ってみてください。見たこともないものが売られていてとても楽しいですよ!
魅力いっぱいのモントリオールを満喫して下さい!
以上が私がおすすめするモントリオールの3大エリアです。モントリオールの街自体があまり大きくないので気力と体力さえあれば3つのエリアを移動することもできますが、せっかくの旅行ですので余裕を持ってモントリオールの魅力を存分に味わっていただくためにも、もし2泊以上する場合は1日目と2日目、違うエリアにご宿泊されることをおすすめします。