マラケシュのホテルおすすめエリア|何度も通う筆者が選ぶリヤドと4軒(2026年版)

*この記事にはPRを含みます

こんにちは、TOKOです。異国情緒あふれるモロッコへは何度も足を運んでいるのですが、中でもマラケシュのにぎわいと迷路のような街並みは、何度来てもワクワクするものでした。

この記事では、マラケシュのおすすめホテルや宿泊に便利なエリアを紹介します。ホテルは2026年11月時点で予約できるものを確かめ、治安の情報は外務省の海外安全ホームページで確かめ直しました。マラケシュ滞在の参考になればうれしいです!

まず、どこに泊まる?

こんなマラケシュ滞在をしたいホテル
フナ広場のにぎわいを、安全に存分に楽しむダル・ナジャット
フナ広場周辺 · US$130–200
広場の近くで、静かな高級リヤドにリヤド・モンソー
フナ広場周辺 · US$170–300
メディナの中で、最高のもてなしをリヤド・クニザ
メディナの静かな路地 · US$300–550
メディナの外の、新しい街で快適にラディソン・ブル・マラケシュ・カレ・エデン
ゲリーズ(新市街) · US$220–460

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。

マラケシュのホテルはどのエリアに泊まる?

マラケシュで泊まるなら、城壁に囲まれた旧市街「メディナ」の中のフナ広場周辺か、少し奥の静かな路地がおすすめです。メディナの外の新市街「ゲリーズ」も、大型ホテルが多く快適に過ごせます。

メディナの中には、昔の豪邸を改装した「リヤド」と呼ばれる宿がたくさんあります。外観は壁と扉だけですが、ひとたび中に入れば、中庭を囲むイスラム様式のとてもすてきな内装を見ることができます。

外務省の海外安全ホームページでは、モロッコ全土に「レベル1:十分注意してください」が出ています(2026年11月時点)。

マラケシュのエリアと、この記事のホテル

城壁に囲まれたメディナ(旧市街)の南寄りにフナ広場があり、北西の城壁の外に新市街ゲリーズが広がります。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。

↑ 北 ゲリーズ(新市街) カフェと大通り ← マジョレル庭園 メディナ(旧市街)・城壁の中 メディナ北部 スーク・静かな路地 フナ広場周辺 夜の屋台・クトゥビア メディナへ 車で10分ほど ↙ 空港 車で15〜20分 1 2 3 4
  1. 1ダル・ナジャットフナ広場周辺 · フナ広場から歩いて5分ほど›
  2. 2リヤド・モンソーフナ広場周辺 · リヤド・ジトゥン地区、フナ広場から歩いて5分ほど›
  3. 3リヤド・クニザメディナの静かな路地 · メディナ北西、バブ・ドゥカラの近く›
  4. 4ラディソン・ブル・マラケシュ・カレ・エデンゲリーズ(新市街) · ゲリーズのモハメド5世通り›

位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。

夜も楽しく安全に泊まるなら「フナ広場周辺」

とにかくマラケシュらしい雰囲気をいちばん近くで味わいたい、そして安全が一番という方向けのエリアです。人も多くにぎやかなので、夜でもあまり危険はなく、フナ広場の楽しさを存分に味わえます。

広場から歩いて5分ほどのダル・ナジャットや、静かな高級リヤドのリヤド・モンソーがおすすめです。

安く長く泊まるなら「フナ広場の北東側」

フナ広場から北東の道を進むと、すぐに安宿のエリアになります。宿のチラシを持って、道行く観光客に声をかけて安宿を勧めるモロッコ人にも多く出会います。

多少清潔でなくても慣れていたり、自分で工夫できたりするバックパッカーにとっては、広場に近く、とても安く泊まれるので長期滞在もでき、魅力的なエリアです。案内されたら、まず部屋をしっかり確かめ、自分の基準に合わなければ部屋を変えてもらったり、泊まること自体を断ったりすることも大切です。

私のいちばんのおすすめ「メディナの静かな路地」

実は私がいちばんおすすめしたいのが、フナ広場の周りに広がるメディナの中の、少し奥まったエリアです。道は高い壁に囲まれ、ところどころの窓や扉の向こうに、家や学校、店、宿があります。昔の地域情勢から道も入り組み、迷路のようになっています。

フナ広場からは場所によって5〜15分と近いのに、喧騒から離れてとても静かです。最高のもてなしのリヤド・クニザなら、特別な滞在ができます。

快適さなら新市街「ゲリーズ」

城壁の外のゲリーズは、大通りにカフェやショッピングモールが並ぶ新しい街です。車でホテルの前まで行けて、道に迷う心配もありません。

家族旅行や、リヤドの暗さや階段が苦手な方は、プールのあるラディソン・ブルが安心です。

料金の目安は、フナ広場周辺のリヤドで1泊US$130〜300、メディナの高級リヤドでUS$300以上、ゲリーズの大型ホテルでUS$220〜460くらいです。リヤドの豪華さは値段に比例しますが幅があり、予算に合ったリヤドを見つけられます。春と秋のハイシーズンは早めに予約しましょう。


エリア別:マラケシュのおすすめホテル4選

1 Dar Najat

Dar Najat
エリア
フナ広場周辺フナ広場から歩いて5分ほど
料金の目安
1泊 US$130–200
特徴
アフリカンアートで飾られた、屋上テラスのあるリヤド
こんな人に
初めてのマラケシュの方、夜のフナ広場を楽しみたい方

ここがいい

✓ フナ広場から歩いて5分ほど
✓ スタッフがとても親切
✓ 屋上テラスと温水プール

このホテルを選ぶ理由

フナ広場から歩いて5分ほどの、抜群のロケーションにあるリヤドです。内装はアフリカンアートをモチーフにしていて、異国情緒にあふれ、部屋やテラスに座っているだけで楽しい気分になります。

スタッフはフレンドリーでやさしく、フナ広場まで迎えに来てくれたり、「道がわからない」と言うとそこまで連れて行ってくれたりします。屋上のテラスでは飲み物のサービスもあり、陽ざしが気持ちいいです。

口コミでもスタッフの評価がとても高く、マラケシュ滞在の拠点にもおすすめしたいリヤドです。メディナの路地は迷いやすいので、着く時間を伝えて迎えに来てもらうと安心です。

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2 Riad Monceau

Riad Monceau
エリア
フナ広場周辺リヤド・ジトゥン地区、フナ広場から歩いて5分ほど
料金の目安
1泊 US$170–300
特徴
中庭のプールとスパのある、こだわりの内装の高級リヤド
こんな人に
カップルの旅行、リヤドらしい滞在をしたい方

ここがいい

✓ フナ広場から歩いて5分もかからない
✓ 中庭のプールと屋上テラス
✓ バスタブ付きの部屋もある

このホテルを選ぶ理由

フナ広場から歩いて5分もかからない立地にある高級リヤドです。インテリアもすてきで、外の喧騒から離れた静かな時間を過ごせます。

テラスや中庭にいたるまでこだわりを感じ、日本とは離れた別世界を感じられますよ。暑い夏の昼は、中庭のプールやテラスでのんびり過ごすのもおすすめです。ホテルのレストランではモロッコ料理が楽しめ、シャワーだけの宿が多いマラケシュで、バスタブ付きの部屋があるのもうれしいポイントです。

以前は1万円台で泊まれましたが、今はもう少し高めです。口コミではスタッフと立地がとても高く評価されている一方、夜のレストランの音楽が聞こえるという声もあります。

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3 Riad Kniza

エリア
メディナの静かな路地メディナ北西、バブ・ドゥカラの近く
料金の目安
1泊 US$300–550
特徴
18世紀の邸宅を修復した、口コミ評価がとても高い高級リヤド
こんな人に
記念日の旅行、静かなメディナで特別な滞在をしたい方

ここがいい

✓ 歴史ある邸宅を修復したリヤド
✓ プールとハマム(スチームバス)
✓ 口コミ評価がとても高い

このホテルを選ぶ理由

メディナの北西、バブ・ドゥカラの門の近くにある、18世紀の邸宅を修復した高級リヤドです。部屋数が少なく、一人ひとりに行き届いたもてなしで知られています。

プールやハマム(モロッコ式のスチームバス)、スパがあり、メディナを歩き回った疲れを癒やせます。口コミの評価はとても高く、特別な旅にふさわしい一軒です。

子どもは泊まれない決まりがあるので、家族旅行のときは気をつけてください。フナ広場へは路地を歩いて15分ほどです。

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4 Radisson Blu Marrakech, Carré Eden

エリア
ゲリーズ(新市街)ゲリーズのモハメド5世通り
料金の目安
1泊 US$220–460
特徴
新市街ゲリーズの大通りにある、プールのある大型ホテル
こんな人に
家族旅行、リヤドの暗さや迷路が苦手な方

ここがいい

✓ 新市街の大通り沿いで迷わない
✓ 屋外プールと子ども向けのクラブ
✓ ショッピングモールやカフェに近い

このホテルを選ぶ理由

城壁の外の新市街ゲリーズにある大型ホテルです。大通りに面していて道に迷うことがなく、車でホテルの前まで乗りつけられます。

リヤドは雰囲気が魅力ですが、部屋が暗い、階段が多いなどが苦手な方や、子ども連れの家族旅行にはこちらが安心です。屋外プールや子ども向けのクラブもあります。

フナ広場へは車で10分ほどです。昼はメディナを観光して、夜はゲリーズのカフェやレストランで過ごす、という使い方もおすすめです。

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フナ広場の楽しみ方

フナ広場は大きな広場で、日が暮れるとたくさんの種類の屋台が現れます。マラケシュに観光に来た外国人で、ここに立ち寄らない人はまずいないでしょう。

夜の屋台で食事

観光客だけでなく、地元の人も屋台で食事をします。その時々でおすすめの屋台は変わるようですが、地元の人が多く座っている屋台は当たりが多いと聞きます。

メニューに値段が書いていない店では、注文する前に値段を確かめましょう。頼んでいない料理がテーブルに置かれることもあるので、要らないものははっきり断ってください。

大道芸と音楽

広場では、蛇使いや音楽の演奏、大道芸など、いろいろなパフォーマンスが行われていて、とてもにぎやかです。

写真を撮るとお金を求められることが多いので、撮る前に確かめましょう。外務省も、写真を撮らせて法外な金額をしつこく求める人がいると注意しています。

テラスのカフェから眺める夕暮れ

広場の周りの建物の屋上にはテラスのカフェがあり、夕暮れのフナ広場を見下ろせます。モロッコのミントティーを飲みながら、屋台の煙が上がり始める様子を眺めるのは、マラケシュでいちばん好きな時間です。


マラケシュの見どころ

メディナの中にも外にも、イスラム様式の美しい建物や庭園がたくさんあります。

おもな見どころと、近いエリア

メディナの見どころは歩いて回れます。

フナ広場夕方から夜

近い
フナ広場周辺
行き方
歩いて

スーク(市場)迷路を歩く

近い
メディナ北部
行き方
フナ広場から北へ

クトゥビアの塔街のシンボル

近い
フナ広場周辺
行き方
歩いて

バヒア宮殿タイルと中庭

近い
フナ広場周辺
行き方
歩いて15分ほど

マジョレル庭園青い建物

近い
ゲリーズ
行き方
タクシーで

混む場所は朝早くが狙い目です。

スーク(市場)を歩く

フナ広場の北に広がるスークには、革製品、ランプ、陶器、じゅうたん、香辛料など、あらゆるものの店が並んでいます。迷路のような路地を歩くだけでも楽しいです。

値段は交渉で決まるのがふつうです。買う気がないときは、にこやかにしっかり断りましょう。

クトゥビアの塔とバヒア宮殿

フナ広場のそばにそびえるクトゥビアの塔は、マラケシュのシンボルで、メディナで迷ったときの目印にもなります。メディナの南のバヒア宮殿では、細かいタイルや彫刻の美しい部屋と中庭が見られます。

マジョレル庭園

ゲリーズの近くにあるマジョレル庭園は、鮮やかな青い建物とサボテンや竹の庭が美しい場所です。人気が高く混み合うので、時間を指定してチケットを取っておきましょう。

ハマム(スチームバス)

モロッコの公衆浴場ハマムは、蒸気の部屋で体を温め、あかすりをしてもらう、モロッコならではの体験です。旅行者向けのきれいなスパのハマムもあるので、気軽に試せます。


マラケシュで気をつけたいこと

マラケシュは観光地化が進んでいて、物売りの人たちも巧みに声をかけてきます。でも、にこやかにしっかり断れば、自分も相手もそれほど嫌な思いをせずに済むことが多いです。

エリア別:雰囲気と気をつけたいこと

何度も通う筆者の実感と、外務省の安全対策基礎データ(2026年5月更新)をもとにまとめました。

フナ広場周辺夜も人が多い

雰囲気
屋台と大道芸でにぎやか
注意
スリ、写真のチップ、屋台の勝手な注文

フナ広場の北東側安宿エリア

雰囲気
安宿が多く、客引きも多い
注意
部屋をよく確かめてから泊まる

メディナの静かな路地筆者のおすすめ

雰囲気
静かで、リヤドの別世界
注意
夜は迷いやすい。街灯のある道を

ゲリーズ(新市街)快適

雰囲気
大通りとカフェ、モール
注意
メディナへはタクシーで

外務省の危険情報は、モロッコ全土が「レベル1:十分注意してください」(2026年11月時点)。

「ガイドじゃない」と言って近づく人

外務省は、観光地では特に一人の外国人旅行者をねらって、「私はガイドではない」「お金は要らない」「日本語を勉強したいだけ」などと言って信用させ、土産物店に連れて行く人がいると注意しています。

メディナで「その道は通れない」「広場はこっちだ」と案内しようとする人も、あとでお金を求めてきます。地図アプリと、宿の人の案内を頼りましょう。

女性旅行者へのつきまとい

外務省によると、モロッコでは女性旅行者へのつきまといがよく起きています。肌の出る服を避け、しつこい相手には大きな声ではっきり断り、人の多い場所へ移りましょう。

夜のメディナの路地

メディナの奥の路地は、夜遅くにうろうろするのは少し不安もあります。民家があり、街灯がきちんとある道を選べばそれほど危険ではありませんが、心配な方はフナ広場に近い宿を選ぶとよいと思います。

夜は道を覚えていても迷いやすいので、宿の場所を写真に撮っておいたり、宿の人に迎えを頼んだりすると安心です。


空港から市内へ、市内の移動

マラケシュのメナラ空港は市の南西にあり、メディナまでは車で15〜20分ほどと近いです。

空港からはリヤドの送迎が安心

メディナの中の宿は車が入れないことが多く、車を降りてから迷路のような路地を歩くことになります。リヤドに空港送迎を頼んでおけば、宿の人が車の降り場から案内してくれるので安心です。

タクシーは乗る前に料金を確認

市内の小型タクシーはメーターを使わないこともあるので、乗る前に料金を確かめておきましょう。新市街とメディナの間の移動や、夜の移動に便利です。

メディナの中は歩いて

メディナの中は車が入れない道が多く、歩いて回るのが基本です。バイクやロバの荷車も細い路地を通るので、後ろからの音に気をつけてください。


マラケシュを旅するのにいい季節

マラケシュは内陸の街で、夏はとても暑く、冬の朝晩は冷えこみます。

春と秋がいちばん歩きやすい

3〜5月の春と、10〜11月の秋は、暑すぎず寒すぎず、街歩きにいちばん向いています。旅行者も多い時期なので、人気のリヤドは早めに予約しましょう。

夏は40度を超える日も

7〜8月は日中の気温が40度を超えることもあります。観光は朝と夕方にして、暑い昼はリヤドの中庭のプールやテラスでのんびり過ごすのがおすすめです。

冬は暖房のある宿を

12〜2月は昼は暖かい日が多いものの、朝晩はかなり冷えます。石造りのリヤドは寒く感じることがあるので、暖房があるか確かめておきましょう。

ラマダンの時期

イスラム教の断食月ラマダンの間は、昼に閉まる店やレストランもあります。そのかわり、日が沈んだあとの街はとてもにぎやかになります。日にちは毎年変わるので、出発前に確かめておきましょう。


マラケシュには何泊する?モデルコース

マラケシュは、メディナを歩くだけでも2日はあっという間に過ぎてしまう街です。サハラ砂漠へのツアーに出るなら、その前後にも1泊ずつあると安心です。

2泊3日のモデルコース

1日目は着いたらリヤドで休み、夕方からフナ広場へ。テラスのカフェで夕暮れを眺め、屋台で夕食を楽しみます。2日目は午前中にバヒア宮殿やクトゥビアの塔を見て、午後はスークを歩き、夕方はハマムで疲れを癒やしましょう。

3日目は朝早くにマジョレル庭園へ行き、ゲリーズのカフェでひと休みしてから空港へ向かいます。

サハラやアトラスと組み合わせるなら

砂漠のツアーは朝早く出発することが多いので、出発の前の晩はメディナの宿に泊まり、集合場所までの行き方を宿の人に確かめておきましょう。ツアーから戻った日も、もう1泊マラケシュでゆっくりすると、疲れを取って次の町へ向かえます。


リヤドを選ぶコツ

マラケシュのリヤドは、料金も雰囲気も本当にいろいろです。何度も泊まってきた私が、選ぶときに見ているポイントを紹介します。

フナ広場からの距離と道のわかりやすさ

メディナの中は迷路のようなので、広場から近くても道が複雑だと、夜に戻るのが大変です。口コミで「道がわかりやすい」「迎えに来てくれた」という声があるリヤドを選ぶと安心です。

部屋の明るさと音

リヤドは中庭を囲む造りなので、外に面した窓のない部屋も多く、暗く感じることがあります。また中庭に面した部屋は、ほかの客の話し声が響くこともあります。気になる方は、口コミで部屋の明るさや音について確かめましょう。

安いリヤドと高級リヤドの違い

安いリヤドでも、中庭やテラスの雰囲気は十分に楽しめます。高級なリヤドになると、プールやハマム、手の込んだ朝食や夕食、行き届いたもてなしが加わります。予算に合わせて、何を大事にしたいかで選んでみてください。


エリアごとの夜の雰囲気

マラケシュの夜は、どこに泊まるかで過ごし方が変わります。

フナ広場周辺:夜がいちばんにぎやか

日が暮れると屋台の煙が上がり、音楽と人の声で広場が埋めつくされます。夜遅くまで人が多く、にぎやかな夜を楽しみたい方にぴったりです。

メディナの奥:夜は静かな別世界

メディナの奥の路地は、夜になると人通りが少なくなります。夕食はリヤドで食べるか、早めに戻るようにすると安心です。リヤドの屋上テラスで、静かな夜空を眺めるのも素敵な時間です。

ゲリーズ:レストランとバー

新市街のゲリーズには、夜遅くまで開いているレストランやカフェ、バーがあります。メディナとは違う、都会的なマラケシュの夜を楽しめます。


空港からの行き方と、空港の近くのホテル

マラケシュの空港は街から近く、着いてから宿までの移動はそれほど大変ではありません。

メディナの宿へは送迎が安心

メディナの宿へは、車を降りてから迷路のような路地を歩くことになります。夜に着く便なら、宿に送迎を頼んで、車の降り場から宿の人に案内してもらうのがいちばん安心です。

空港の近くに泊まる必要はあまりない

空港からメディナまで車で15〜20分ほどなので、早朝の便でも、宿で車を手配してもらえばメディナから十分間に合います。空港の近くに泊まるより、最後の夜もマラケシュの街を楽しむのがおすすめです。


マラケシュで食べたいもの、買いたいもの

マラケシュは食べ歩きも買い物も楽しい街です。

タジンとクスクス

円すい形のふたの鍋でじっくり煮こんだタジンは、モロッコ料理の代表です。金曜日には、蒸した粒状のパスタに野菜や肉をのせたクスクスを出す店も多いです。

ミントティー

モロッコでは、どこへ行っても甘いミントティーでもてなされます。高い位置から注いで泡立てるのが、おいしいいれ方だそうです。

スークでの値段交渉

スークでの買い物は、値段交渉が楽しみの一つです。最初に言われた値段で買わず、笑顔で少しずつ歩み寄ると、お互いに気持ちよく買い物ができます。

革のバブーシュ(スリッパ)、ランプ、陶器、アルガンオイルなどが人気のお土産です。迷ったら、宿の人に信頼できる店を聞いてみましょう。


ハマムを体験してみよう

モロッコに来たら、ぜひ一度は体験してほしいのがハマム(公衆浴場)です。何度もモロッコに来ている私も、旅の疲れを取りたいときは必ず行きます。

地元のハマムと、スパのハマム

地元の人が通う昔ながらのハマムは、男女で時間や入口が分かれていて、手ごろな料金で入れます。初めてなら、旅行者向けのスパのハマムが、清潔で説明も丁寧なので安心です。

高級なリヤドの中にもハマムがあり、泊まっている人はゆっくり体験できます。

ハマムの流れ

蒸気の部屋で体を温めたあと、黒い石けんを塗って、あかすりのミトンで体をこすってもらいます。驚くほどたくさんの垢が出て、肌がつるつるになりますよ。

そのあとにオイルマッサージが付くコースもあります。メディナを歩き回った日の夕方に行くのがおすすめです。


服装と季節の準備

マラケシュはイスラム教の国の街なので、服装にも少し気をつけると、気持ちよく過ごせます。

肌を出しすぎない服装を

暑い日でも、肩やひざを出しすぎない服装がおすすめです。特に女性は、ゆったりした長袖や長いスカート、薄手のストールがあると、日差しよけにもなり、つきまといを避けるのにも役立ちます。

昼と夜の寒暖差

マラケシュは乾燥した内陸の街で、昼と夜の気温の差が大きいです。夏でも夜は涼しく、冬の朝晩はかなり冷えるので、羽織るものを一枚持って歩きましょう。

歩きやすい靴

メディナの路地は石畳やでこぼこの道が多く、坂や階段もあります。歩きやすいスニーカーがいちばんです。


モロッコのお金と両替

モロッコのお金はディルハムです。日本ではほとんど両替できないので、現地で両替するのがふつうです。

両替は空港や銀行で

空港や銀行、街の正規の両替所で両替できます。路上で声をかけてくる両替は使わないようにしましょう。ATMも多くあり、クレジットカードでお金を引き出すこともできます。

現金が必要な場面が多い

高級なリヤドやホテル、大きなレストランではカードが使えますが、スークや屋台、タクシーでは現金が必要です。小さなお札や硬貨を多めに用意しておくと、値段交渉やチップのときに便利です。

チップの習慣

モロッコでは、荷物を運んでくれたリヤドのスタッフや、レストランの給仕の人、ガイドなどに、ちょっとしたチップを渡す習慣があります。決まった額はないので、サービスに満足したときに、小銭やお札を気持ちとして渡しましょう。


マラケシュから日帰りで行ける海の町

マラケシュから西へ車やバスで数時間走ると、大西洋に面した港町エッサウィラがあります。

白と青の港町エッサウィラ

城壁に囲まれた白い家並みと青い扉、港の漁船が印象的な町で、マラケシュの喧騒とはまったく違う、のんびりした空気が流れています。港の屋台で、とれたての魚を焼いてもらうのが楽しみです。

海風が強く、夏でも涼しいので、暑いマラケシュからの避暑にもぴったりです。日帰りもできますが、1泊すると夕暮れの港町をゆっくり楽しめます。


メディナで迷わないコツ

メディナの路地は、何度来ても迷うほど入り組んでいます。迷うのも楽しみの一つですが、宿へ戻れなくなると困るので、私がいつもしている工夫を紹介します。

目印を決めておく

メディナのどこからでも見えるクトゥビアの塔は、いちばんわかりやすい目印です。フナ広場まで戻れれば、宿への道もわかるはずなので、広場への方向を覚えておきましょう。

地図アプリと宿の名刺

スマートフォンの地図アプリは、出発前に地図をダウンロードしておくと、通信が不安定な路地でも使えます。宿の名刺や住所を書いたメモを持っておくと、店の人に道を聞くときに見せられて便利です。

道案内をしてもらうなら

迷ったときは、店の中の人に聞くのがいちばん安全です。路上で「案内する」と声をかけてくる人についていくと、あとでお金を求められることが多いので気をつけましょう。

どうしても案内を頼むなら、最初にお礼の金額を決めておくと、あとでもめずに済みます。

夜に宿へ戻るとき

夜のメディナは昼と景色が変わり、同じ道でもわからなくなることがあります。昼のうちに、宿までの道の曲がり角やお店を写真に撮っておくと、夜に戻るときの助けになります。遅くなりそうな日は、宿の人に広場まで迎えに来てもらえないか相談してみましょう。

迷ったら焦らず大通りへ

もし迷ってしまったら、人の多い方へ歩けば、たいていスークの大通りか広場に出られます。暗い路地の奥へ進むより、明るい通りに戻ってから道を確かめるのが安全です。


マラケシュで食事をする場所の選び方

マラケシュには、屋台から高級レストランまで、食事のできる場所がたくさんあります。

屋台は地元の人の多い店を

フナ広場の屋台は、地元の人が多く座っている店を選ぶと当たりが多いです。料理を頼む前に値段を確かめ、要らない料理は最初にはっきり断りましょう。

テラスのレストラン

メディナには、建物の屋上にテラスのあるレストランがたくさんあります。広場やモスクの塔を見下ろしながら、ゆっくりタジンを食べる時間は格別です。

リヤドの夕食

多くのリヤドでは、予約しておけば中庭やテラスで夕食を出してくれます。夜にメディナの路地を歩くのが不安な日は、リヤドで夕食をとるのが安心で、宿の人の手料理を味わえるのも楽しみです。


女性の一人旅で気をつけたいこと

マラケシュは女性一人でも旅ができる街ですが、いくつか気をつけておくと、ずっと楽しく過ごせます。

声をかけられても立ち止まらない

メディナを歩いていると、たくさんの男性から声をかけられます。いちいち立ち止まらず、にこやかに、でもはっきりと断って歩き続けるのがいちばんです。

宿は広場の近くで評判のよいところに

女性の一人旅なら、フナ広場から近く、スタッフの評判のよいリヤドを選ぶと安心です。夜遅くに外を歩かなくて済むよう、夕食はリヤドで頼むのもよい方法です。

ツアーは信頼できる会社で

外務省は、砂漠のツアーでガイドからの性的な被害の例を挙げて注意しています。ツアーは宿の人に評判を聞くなどして、信頼できる会社を選びましょう。


マラケシュから足をのばすなら

マラケシュは、アトラス山脈やサハラ砂漠への旅の出発点でもあります。

アトラス山脈への日帰り

マラケシュから車で1時間ほど走ると、アトラス山脈のふもとの村に着きます。ベルベル人の村を訪ねたり、川沿いを歩いたりする日帰りのツアーが人気です。

サハラ砂漠のツアー

サハラ砂漠へは、マラケシュから2泊3日ほどのツアーで行くのが一般的です。外務省は、マラケシュとワルザザートの間のアトラス山脈越えの道は、標高が高くカーブも多いので、冬の雪や事故に注意するよう呼びかけています。

ツアーは信頼できる会社を選び、宿の人にも評判を聞いてみましょう。

モロッコの入国

外務省によると、日本のパスポートなら、90日以内の観光でビザは要りません。出発前に、最新の情報を確かめてください。


イスラムの魅力がぎゅっと詰まったマラケシュ

構えすぎずに交流してみて

日本の様式もすてきですが、マラケシュでは日本では見ることのできない、すてきなイスラム様式の建物や街並みを楽しめます。にぎやかさも、おそらくモロッコで一番でしょう。

私たち日本人の気質とは違う、人懐っこく声をかけてくるモロッコの人たちと、ぜひあまり構えすぎずに交流してみてください。


まとめ:マラケシュはどのエリアのホテルに泊まる?

夜のフナ広場を安全に楽しむなら、広場から歩いて5分ほどのリヤドがおすすめです。親切なスタッフのダル・ナジャットや、静かな高級リヤドのリヤド・モンソーが候補です。

メディナの静かな路地で特別な滞在をするならリヤド・クニザ、家族旅行や快適さ重視なら新市街ゲリーズのラディソン・ブルがおすすめです。


よくある質問

マラケシュで初めて泊まるならどのエリアがいいですか?

フナ広場から歩いて5〜10分ほどのリヤドがおすすめです。夜も人が多くにぎやかなので、フナ広場の楽しさを安全に味わえます。

リヤドとはどんな宿ですか?

昔の豪邸を改装した宿で、外からは壁と扉しか見えませんが、中に入ると中庭を囲むイスラム様式のすてきな空間が広がっています。部屋数が少なく、スタッフとの距離が近いのも魅力です。

マラケシュのおすすめのリヤドは?

フナ広場に近く親切なダル・ナジャット、中庭のプールのあるリヤド・モンソー、最高のもてなしのリヤド・クニザがおすすめです。

子ども連れでもリヤドに泊まれますか?

リヤドは階段が急だったり、中庭にプールがあったり、子どもが泊まれない決まりがあったりすることもあります。家族旅行なら、新市街のラディソン・ブルのような大型ホテルが安心です。

マラケシュの空港の近くに泊まったほうがいいですか?

空港からメディナまでは車で15〜20分ほどと近いので、ふつうはメディナか新市街に泊まるほうが便利です。早朝の便でも、宿で車を手配してもらえば間に合います。

マラケシュは危なくないですか?

外務省はモロッコ全土に「レベル1:十分注意してください」を出していて、観光地での客引きや、女性へのつきまといに注意を呼びかけています。声をかけてくる人にはにこやかにしっかり断り、夜は明るい道を選びましょう。

マラケシュに何泊すればいいですか?

メディナとフナ広場、見どころを回るなら2泊がおすすめです。サハラ砂漠やアトラス山脈のツアーに出かけるなら、その前後にも1泊ずつあると安心です。

安いリヤドでも大丈夫ですか?

手ごろな料金のリヤドでも、中庭やテラスの雰囲気は十分に楽しめます。広場からの距離、スタッフの評判、部屋の明るさや音について、口コミをよく確かめてから選びましょう。