リヨンのホテルおすすめ|在住者が選ぶ観光に便利なエリアと5軒(2026年版)

*この記事にはPRを含みます

こんにちは。あきです。フランスのリヨンに住んで3年以上になります。

リヨンは、ユネスコの世界遺産に登録された旧市街など、歴史を感じさせるたたずまいのある魅力的な街です。また、美食の街、絹の街などの呼び名があります。リヨン在住者の目から、このエリアに泊まれば便利というおすすめと、エリアごとのホテルを紹介します。

2026年11月時点で、ホテルは今も予約できるものから選び、空港からの行き方なども確かめ直しました。

まず、リヨンのどこに泊まる?

こんなリヨン滞在をしたいホテル
歴史ある建物で、リヨンいちばんの高級ホテルに泊まりたいインターコンチネンタル・リヨン・オテル・デュー
プレスキル(オテル・ド・ヴィル) · US$300–650
プレスキルの真ん中で、クラシックなホテルに泊まりたいオテル・カールトン・リヨン
プレスキル(オテル・ド・ヴィル) · US$150–300
丘の上から、リヨンの街を見下ろして泊まりたいヴィラ・フロレンティーヌ
旧市街(ヴュー・リヨン) · US$350–750
TGVで着いて、すぐにチェックインしたいメルキュール・リヨン・サントル・ガール・パール・デュー
パール・デュー駅 · US$120–230
高い階から、リヨンの街を見下ろしたいラディソン・ブル・リヨン
パール・デュー駅 · US$150–280

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。

リヨンのホテルはどのエリアに泊まる?

リヨンの中心は、西のソーヌ川と東のローヌ川という二つの川にはさまれた中洲の「プレスキル」です。旅行者が泊まるなら、プレスキルの「オテル・ド・ヴィル地区」、ソーヌ川の西の「旧市街」、ローヌ川の東の「パール・デュー地区」の3つのエリアがおすすめです。

リヨンはメトロ、トラム、バスと交通網が発達しているので移動は便利ですが、大きい街ではないので、中心から外れたところにホテルを取ると、期待外れになることがあります。この3つのエリアの中からホテルを選べば、まず間違いないと思います。

リヨン中心部のエリアと、この記事のホテル

西のソーヌ川と東のローヌ川にはさまれた中洲がプレスキル。ソーヌ川の西が旧市街、ローヌ川の東にTGVの着くパール・デュー駅があります。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。

↑ 北:クロワ・ルースの丘 旧市街 石畳・ブション 丘の上に フルヴィエール プレスキル テロー広場 市庁舎・オペラ座 ベルクール広場 パール ・デュー TGVの駅 中央市場 ソーヌ川 ローヌ川 → 東:空港(トラムで30分ほど) 1 2 3 4 5
  1. 1インターコンチネンタル・リヨン・オテル・デュープレスキル(オテル・ド・ヴィル) · プレスキル・ローヌ川沿い・旧病院オテル・デューの中›
  2. 2オテル・カールトン・リヨンプレスキル(オテル・ド・ヴィル) · プレスキル・メトロのコルドリエ駅へ歩いて5分ほど›
  3. 3ヴィラ・フロレンティーヌ旧市街(ヴュー・リヨン) · 旧市街の上・フルヴィエールの丘の斜面›
  4. 4メルキュール・リヨン・サントル・ガール・パール・デューパール・デュー駅 · パール・デュー駅から歩いてすぐ›
  5. 5ラディソン・ブル・リヨンパール・デュー駅 · パール・デュー・高層ビルの上の階・ショッピングセンターの隣›

位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。

どんな旅にも便利な「オテル・ド・ヴィル地区(プレスキル)」

オテル・ド・ヴィルは市庁舎という意味で、このあたりはリヨンの中心です。噴水のあるテロー広場、美術館、オペラ座、ショッピング街など、観光客におすすめしたい場所がぎゅっと集まっていて、どこへ行くにもアクセスがよいので、このエリアに泊まると便利です。

テロー広場の噴水のまわりは、待ち合わせやおしゃべりする人たちでいつもにぎわっています。ソーヌ川を渡ればすぐに旧市街です。南のオテル・カールトンや、ローヌ川沿いのインターコンチネンタルなど、ホテルも高級ホテルから手ごろな宿まで、いろいろな種類があります。

古いヨーロッパの町並みを味わうなら「旧市街」

次のおすすめは旧市街です。ユネスコの世界遺産に登録されている、石畳のとても歴史ある、すてきな地区です。ブションと呼ばれるビストロやカフェが多く立ち並び、夜遅くまでにぎわっています。

旧市街のホテルに泊まって、町が寝静まったころに、また一味違う静かな旧市街を感じるのもおすすめです。丘の上のヴィラ・フロレンティーヌからは、旧市街の屋根の向こうに街を見渡せます。

とにかくアクセスのよさなら「パール・デュー地区」

パール・デュー地区はリヨンの玄関口です。TGVを降りてすぐにホテルにチェックインできるのが魅力で、空港からのトラムの終点もパール・デュー駅です。

重い荷物を持って遠くまで移動したくない人には、駅のすぐそばのメルキュールや、高層ビルのラディソン・ブルがおすすめです。

料金の目安は、パール・デューやプレスキルの中級ホテルで1泊US$120〜300、旧市街や川沿いの高級ホテルでUS$300〜750くらいです。12月の光の祭典の時期や、大きな見本市のある時期は高くなり、早く埋まります。


エリア別:リヨンのおすすめホテル5選

1 InterContinental Lyon – Hotel Dieu

エリア
プレスキル(オテル・ド・ヴィル)プレスキル・ローヌ川沿い・旧病院オテル・デューの中
料金の目安
1泊 US$300–650
特徴
かつての病院の歴史的建造物を生かした、ローヌ川沿いの高級ホテル
こんな人に
記念日の旅行、特別な滞在をしたい方

ここがいい

✓ 歴史的建造物の中に泊まれる
✓ スパとサウナ、レストラン
✓ ベルクール広場へも歩ける

このホテルを選ぶ理由

ローヌ川沿いに建つ、かつての病院「オテル・デュー」の歴史ある建物を生かした高級ホテルです。大きなドームのある建物の中に泊まれるのは、リヨンならではの体験です。

Booking.comの案内では、スパやサウナ、フィットネスセンター、庭やテラスがあります。館内のレストランは、ミシュランガイドにも紹介されています。

建物のまわりには、ショップやカフェの入った中庭が広がっています。プレスキルの中心のベルクール広場や、ローヌ川の遊歩道へも歩いてすぐです。

リヨンでいちばん格式の高いホテルのひとつです。美食の街リヨンを、ホテルでの食事も含めて楽しみたい方におすすめです。

旧市街へもソーヌ川を渡って歩いて行けるので、観光の拠点としても便利です。夜はライトアップされたローヌ川沿いを散歩してから、ホテルへ戻るのもすてきです。

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2 Hôtel Carlton Lyon – MGallery

エリア
プレスキル(オテル・ド・ヴィル)プレスキル・メトロのコルドリエ駅へ歩いて5分ほど
料金の目安
1泊 US$150–300
特徴
プレスキルの中心にある、歴史ある建物のホテル
こんな人に
初めてのリヨン、買い物と食事を楽しみたい方

ここがいい

✓ プレスキルの真ん中
✓ メトロの駅へ歩いて5分ほど
✓ 歴史ある建物のクラシックな内装

このホテルを選ぶ理由

プレスキルの真ん中にある、歴史ある建物のホテルです。Booking.comなどの案内では、メトロのコルドリエ駅へ歩いて5分ほどです。

筆者が「旅の目的を選ばず、すべての旅行者にとって便利」とすすめたプレスキルの中で、どこへ行くにも動きやすい場所にあります。テロー広場やオペラ座、ショッピング街へも歩いて行けます。

ソーヌ川を渡れば、すぐに旧市街です。週末にソーヌ川沿いに立つマルシェも、歩いて見に行けます。

クラシックな雰囲気の中で、リヨンの街歩きの拠点にしたい方に向いたホテルです。

まわりにはレストランやカフェが多く、夜遅くまで食事を楽しんでも、歩いてホテルへ戻れます。ローヌ川を渡ればパール・デュー地区へも行けるので、列車の移動の日もそれほど困りません。

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3 Villa Florentine

エリア
旧市街(ヴュー・リヨン)旧市街の上・フルヴィエールの丘の斜面
料金の目安
1泊 US$350–750
特徴
旧市街の上の丘に建つ、街を見渡すプールのある高級ホテル
こんな人に
記念日の旅行、景色を楽しみたい方

ここがいい

✓ リヨンの街を見渡す眺め
✓ 屋外プールがある
✓ レストランからも街を一望

このホテルを選ぶ理由

旧市街の上、フルヴィエールの丘の斜面に建つ高級ホテルです。旧市街の屋根の向こうに、ソーヌ川とリヨンの街並みを見渡せる景色が魅力です。

プールがあり、館内のレストランからも街を一望できます。筆者は、フルヴィエールの丘からのリヨンの眺めは最高、と書いていました。その景色を、泊まりながら楽しめるホテルです。

坂の上にあるので、旧市街の石畳の通りへは坂道や階段を下りて行きます。荷物の多い日は、タクシーで玄関まで行きましょう。

旧市街のブションで夕食を楽しみ、夜の静かな丘の上に戻る、ぜいたくな滞在ができます。

フルヴィエール大聖堂や古代ローマの劇場の遺跡へも歩いて行けるので、丘の上の観光の拠点にもなります。夕暮れどきの街の景色は、ここに泊まる人だけの楽しみです。

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4 Hôtel Mercure Lyon Centre Gare Part-Dieu

エリア
パール・デュー駅パール・デュー駅から歩いてすぐ
料金の目安
1泊 US$120–230
特徴
パール・デュー駅のすぐそばにある、アコーのホテル
こんな人に
列車で動く方、出張の方、空港との行き来が多い方

ここがいい

✓ パール・デュー駅から歩いてすぐ
✓ 空港からのトラムの終点も駅
✓ 中央市場やショッピングセンターに近い

このホテルを選ぶ理由

パール・デュー地区はリヨンの玄関口です。このホテルはパール・デュー駅から歩いてすぐなので、TGVを降りてすぐにチェックインできるのが魅力です。

空港からのトラム、ローヌ・エクスプレスもパール・デュー駅に着くので、重い荷物を持って遠くまで移動したくない人には特におすすめです。

駅の近くには、リヨン中央市場のポール・ボキューズや、大きなショッピングセンターがあり、食事や買い物にも便利です。

プレスキルや旧市街へは、メトロやトラムで乗り換えて向かいます。旅の最後の夜にここに泊まれば、帰りの日の移動も楽になります。

朝早いTGVに乗る日や、空港からのトラムで夜遅くに着く日には、駅の近さが何よりの安心です。ほかの街へ移動する前の晩の宿としてもおすすめです。

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5 Radisson Blu Hotel, Lyon

エリア
パール・デュー駅パール・デュー・高層ビルの上の階・ショッピングセンターの隣
料金の目安
1泊 US$150–280
特徴
パール・デューの高層ビルの上にある、眺めのよいホテル
こんな人に
景色を楽しみたい方、出張の方

ここがいい

✓ 高層階からの眺め
✓ ショッピングセンターの隣
✓ パール・デュー駅へ歩ける

このホテルを選ぶ理由

パール・デュー地区の高層ビルの上の階にあるホテルです。高い階の部屋からは、リヨンの街やフルヴィエールの丘を見渡せます。

隣には大きなショッピングセンターがあり、買い物や食事にとても便利です。筆者も、パール・デュー地区はデパートやショッピングセンターがあって買い物に便利、と書いていました。

パール・デュー駅へ歩いて行けて、中央市場のポール・ボキューズも近くです。

Booking.comの案内では、館内にレストランやフィットネスセンターがあります。出張でリヨンを訪れる方にも使いやすいホテルです。

夜は、高い階から見る街の夜景も楽しみのひとつです。晴れた日には、遠くの山並みが見えることもあります。

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3つのエリアを比べる

3つのエリアは、歩いて行き来できる距離にありますが、雰囲気や便利さが違います。旅の目的に合わせて選びましょう。

3つのエリアを比べる

雰囲気と便利さで選びます。どのエリアも歩いて行き来できます。

オテル・ド・ヴィル地区(プレスキル)初めてにおすすめ

便利さ
見どころ・店・レストランが集まる
雰囲気
地元の人と観光客でにぎやか
ホテル
① インターコンチネンタル・② カールトン

旧市街雰囲気で選ぶ

便利さ
坂と石畳が多い。プレスキルへは橋を渡ってすぐ
雰囲気
世界遺産の石畳。夜は静か
ホテル
③ ヴィラ・フロレンティーヌ

パール・デュー地区アクセス重視

便利さ
TGVの駅・空港のトラム・中央市場
雰囲気
オフィスとショッピングセンターの街
ホテル
④ メルキュール・⑤ ラディソン・ブル

料金は時期で大きく変わります。予約の前に Booking.com で確かめてください。

初めてなら、プレスキル

オテル・ド・ヴィル地区は、地元の人も観光客も行き来するエリアです。きちんとしたレストランから、ファストフードまで、食べ物を扱う店もたくさんあります。旅の目的を選ばず、すべての旅行者にとって便利なエリアと言えるでしょう。

雰囲気なら旧市街、移動のしやすさならパール・デュー

ヨーロッパの古い町の雰囲気に身を置いてみたいなら旧市街、TGVでほかの街へ移動したり、空港との行き来が多かったりするならパール・デューが向いています。


リヨンへの行き方:TGVと空港

リヨンへは、パリからTGVで2時間ほどです。日本からの直行便はないので、パリやヨーロッパの都市で乗り継いでリヨン・サンテグジュペリ空港へ飛ぶか、パリからTGVで向かうのが一般的です。

リヨンへの行き方

着く駅や空港によって、泊まると便利なエリアが変わります。

パリからTGV2時間ほど

着く駅
パール・デュー駅(ペラーシュ駅に着く列車も)
便利なホテル
④ メルキュール・⑤ ラディソン・ブル

空港からトラム30分ほど

乗り物
ローヌ・エクスプレス
着く駅
パール・デュー駅

駅から各エリアへメトロ・タクシー

プレスキル
メトロで数駅
旧市街
メトロで乗り換え。荷物が多ければタクシー

時刻や運賃は変わることがあります。乗る前に SNCF やローヌ・エクスプレスの案内で確かめてください。

TGVはパール・デュー駅かペラーシュ駅に着く

パリからのTGVの多くは、ローヌ川の東のパール・デュー駅に着きます。プレスキルの南のペラーシュ駅に着く列車もあるので、泊まるホテルに近い駅を確かめておきましょう。

パリのシャルル・ド・ゴール空港の駅から、リヨンへ直接向かうTGVもあります。

空港からはトラム「ローヌ・エクスプレス」で

リヨン・サンテグジュペリ空港からパール・デュー駅へは、トラムのローヌ・エクスプレスで30分ほどです。パール・デュー駅のそばのホテルなら、そのまま歩いて向かえます。

プレスキルや旧市街のホテルへは、パール・デュー駅からメトロやタクシーに乗り換えます。


リヨン市内の移動:メトロ・トラム・登山電車

リヨンはメトロ、トラム、バスと交通網が発達しているので、移動はとても便利です。中心部はコンパクトなので、歩きと公共交通を組み合わせれば、ほとんどの見どころへ行けます。

メトロとトラム

メトロは4つの路線があり、プレスキル、旧市街、パール・デューを結んでいます。トラムは、パール・デュー駅やコンフリュアンスのあたりへ行くのに便利です。切符は駅の券売機や、交通局のアプリで買えます。

フニクラ(登山電車)で丘の上へ

旧市街の駅からは、フルヴィエールの丘と、サン・ジュストの丘へ上る2つのフニクラが出ています。坂道を歩いて上るのが大変な方は、行きはフニクラで上り、帰りは坂道を歩いて下りながら旧市街へ戻るのがおすすめです。

観光パスも便利

美術館や博物館を多く回る方は、交通機関と施設の入場がセットになった観光パスを使うとお得になることがあります。観光案内所で内容を確かめてみてください。


旧市街の楽しみ方:トラブールとフルヴィエールの丘

旧市街は、360度どの角度から見てもフォトジェニックな地区です。ポストカードのような写真を撮ってみるのもいいでしょう。町かどを見上げると小さなマリア像があったり、信仰の深い土地柄を感じることもできます。

何泊する?リヨンの過ごし方の目安

見どころは中心部に集まっています。泊まる日数で、行けるところが変わります。

リヨンに何泊する?

▼

1泊旧市街とプレスキルテロー広場、旧市街の石畳、フルヴィエールの丘。夜はブションで夕食
2泊+クロワ・ルースと市場トラブールめぐり、クロワ・ルースの丘、中央市場ポール・ボキューズ
3泊以上+公園とワインの里テット・ドール公園、週末のマルシェ。ボージョレなどワインの産地へも

12月の光の祭典の時期は、ホテルが早く埋まります。

トラブール(抜け道)めぐり

絹織物が盛んだったリヨンには、建物の中を通り抜けて隣の通りへ出られる、トラブールと呼ばれる抜け道がたくさんあり、旧市街にも多く残っています。観光案内所では、トラブールをめぐるツアーにも申し込めます。

トラブールの中には、住民が暮らす建物もあります。見学するときは、静かに通り抜けましょう。

フルヴィエール大聖堂と丘からの眺め

旧市街から坂道を上っていくと、フルヴィエール大聖堂にたどり着きます。このフルヴィエールの丘からのリヨンの眺めも最高です。歩いて上るのが大変だという方には、フニクラという登山電車が出ています。

丘の上には、古代ローマの劇場の遺跡もあります。

サン・ジャン大聖堂

旧市街の南には、ステンドグラスと天文時計で知られるサン・ジャン大聖堂があります。フニクラの駅のすぐそばなので、丘へ上る前後に立ち寄ってみてください。

ブションでリヨンの郷土料理を

美食の街というだけあって、リヨンのブションはレベルが高いことでも有名です。家庭的な雰囲気のブションで、リヨンの郷土料理を味わってみてはいかがでしょうか?


プレスキルとクロワ・ルースの歩き方

プレスキルの北には、坂を上った丘の上にクロワ・ルースの地区があります。

市庁舎の奥のおしゃれなカフェ

市庁舎の奥から坂を少し上ったあたりには、おしゃれなカフェが点在しています。このエリアはアーティストたちが住んでいるので、自由な雰囲気にあふれています。

クロワ・ルースの丘から街を見渡す

もっとずっと坂を上ると、クロワ・ルースというシックな地区にたどり着きます。かつて絹織物の職人が暮らした地区で、丘からはリヨンの街を見渡せて、とてもすてきな場所です。

ベルクール広場とリヨンのまんなか

プレスキルの南には、ヨーロッパでも有数の広さのベルクール広場があります。広場の真ん中にはルイ14世の騎馬像が立ち、観光案内所もここにあります。広場の北には、お店の並ぶ歩行者天国の通りが続いていて、買い物を楽しめます。

ソーヌ川沿いの週末のマルシェ

ソーヌ川沿いには週末にマルシェが立ちます。地元の食材を見て回りながら、マルシェの活気ある雰囲気を楽しむのもおすすめです。


パール・デュー地区の楽しみ:中央市場と公園

パール・デュー地区は、駅のまわりの便利さだけでなく、食と緑も楽しめるエリアです。

リヨン中央市場ポール・ボキューズ

パール・デュー地区には、リヨン中央市場ポール・ボキューズという、最高級の食材の市場があります。おいしいチーズやパン、ハムを買って、ローヌ川のほとりで食べてもいいし、ホテルの部屋で食べるのもよさそうです。市場の中にもレストランがあります。

老舗のショコラティエ

リヨンには、地元で愛される老舗のショコラティエもあります。筆者のおすすめは、パール・デュー地区の近くにある名店のショコラです。リヨンならではの味を、ぜひお土産にしてみてください。

テット・ドール公園

駅前の大きなバスターミナルからは、いろいろな行き先へのバスが出ています。リヨン最大の公園、テット・ドール公園までもバスで行けます。大きな池でボート遊びができたり、園内には動物園やバラ園があったりと、のんびりした一日を過ごすのに最適です。


雨の日に楽しめる美術館・博物館

リヨンには、雨の日にゆっくり過ごせる美術館や博物館がたくさんあります。

テロー広場の美術館

テロー広場に面したリヨン美術館は、古い修道院の建物を使った大きな美術館です。古代の美術から近代の絵画まで幅広く見られ、中庭の庭園でひと休みするのも気持ちがいいですよ。

二つの川の合流点の博物館

プレスキルの南の端、ソーヌ川とローヌ川が合流するあたりには、未来的な建物のコンフリュアンス博物館があります。自然科学や人類の歴史をテーマにした展示で、子ども連れにも人気です。

映画とミニチュアの博物館

旧市街には、映画のセットや小道具、精巧なミニチュアを集めた博物館もあります。リヨンは映画を生んだリュミエール兄弟ゆかりの街でもあり、映画の好きな方には楽しい場所です。


リヨンから日帰りで行ける場所

リヨンは交通の便がよいので、2泊以上するなら日帰り旅行もおすすめです。

中世の村ペルージュ

リヨンの北東には、石畳と古い家並みが残る中世の村ペルージュがあります。名物の砂糖をまぶした薄いタルトも楽しみのひとつです。

ボージョレのワインの里

リヨンの北には、ボージョレのぶどう畑が広がります。金色の石で建てられた村々をめぐるツアーもあり、ワインの好きな方におすすめです。

湖の町アヌシー

列車で東へ向かえば、アルプスのふもとの湖の町アヌシーへも行けます。運河の流れる旧市街と、青い湖の景色が楽しめます。


ホテルを予約する前に確かめたいこと

リヨンのホテルを予約するときは、料金のほかにも見ておきたい点があります。

古い建物は、エレベーターと冷房を確かめる

旧市街やプレスキルの古い建物のホテルには、エレベーターが小さかったり、冷房がなかったりすることがあります。夏に旅行する方や荷物の多い方は、予約の前に確かめておきましょう。

滞在税

フランスのホテルでは、宿泊料とは別に、1人1泊ごとの滞在税がかかります。ホテルで現地払いになることが多いので、予約サイトの料金の説明を確かめておきましょう。

車で行くなら駐車場

旧市街は道が狭く、車で入れない場所もあります。レンタカーの方は、駐車場のあるホテルか、近くの駐車場を調べておきましょう。


美食の街リヨンで食べたいもの

リヨンは「美食の街」と呼ばれ、フランスの中でも食事の楽しみが大きい街です。

ブションの郷土料理

ブションでは、魚のすり身のクネル、豚肉のソーセージ、リヨン風のサラダなど、ボリュームのある郷土料理を楽しめます。地元のワインと一緒に味わってみてください。

プラリネのお菓子

ピンク色のプラリネ(砂糖でコーティングしたアーモンド)を使ったタルトやブリオッシュは、リヨンの名物のお菓子です。パン屋やお菓子屋さんで見かけたら、ぜひ試してみてください。

ボージョレとローヌのワイン

リヨンのまわりは、ボージョレやコート・デュ・ローヌなど、ワインの産地に囲まれています。レストランで、地元のワインを頼んでみましょう。


リヨンの季節とイベント

リヨンは一年を通して楽しめますが、季節のイベントの時期はホテルが混み合います。

12月の光の祭典

12月の初めには、街中の建物や広場が光で彩られる「光の祭典」が開かれ、世界中から人が集まります。この時期はホテルがとても早く埋まり、料金も上がるので、行く予定の方は早めに予約しましょう。

冬はクリスマスマーケットも

12月には、プレスキルの広場にクリスマスマーケットが立ち、ホットワインや焼き菓子の屋台が並びます。光の祭典とあわせて、冬のリヨンならではの楽しみです。寒さが厳しい日もあるので、手袋やマフラーなど、暖かい服装で出かけましょう。

春と秋は街歩きに最適

春と秋は気候がよく、旧市街やクロワ・ルースの坂道を歩くのにいちばんよい季節です。夏は暑くなる日もあるので、坂道の散歩は朝や夕方がおすすめです。


家族旅行で泊まるなら

リヨンは子ども連れでも楽しめる街です。公園や博物館が多く、食事もおいしいので、家族旅行にもおすすめです。

公園と動物園のテット・ドール

テット・ドール公園には動物園や池があり、子どもがのびのび遊べます。パール・デューのホテルからなら、バスですぐに行けます。

坂の少ないエリアに泊まる

ベビーカーを使う方は、坂と石畳の多い旧市街より、平らなプレスキルやパール・デューのホテルが過ごしやすいです。旧市街へは、昼に散歩で出かけましょう。


リヨンの治安と、気をつけたいこと

2026年11月時点で、外務省の海外安全ホームページでは、フランスに危険情報は出ていません。リヨンは落ち着いた街ですが、観光客の多い場所ではスリや置き引きに気をつけましょう。

駅や広場、メトロの中

パール・デュー駅やペラーシュ駅、ベルクール広場のまわり、メトロの車内では、スリに注意してください。リュックは前に抱え、スマートフォンをテーブルに置いたままにしないようにしましょう。

夜の移動

夜遅くは、人通りの少ない道を避け、メトロやタクシーで移動すると安心です。旧市街のブションで遅くまで食事をする日は、ホテルまでの帰り道も考えておきましょう。


フランスへの入国と、EUの新しい手続き

日本のパスポートでフランスに観光で入るときは、短い滞在ならビザは要りません。ほかのシェンゲン協定の国で乗り継いでリヨンに着く場合は、最初に着いたシェンゲン協定の国で入国審査を受けます。

EUでは、顔写真と指紋を登録する新しい出入国のシステム(EES)が始まっています。初めての登録は時間がかかることがあるので、乗り継ぎには余裕を持たせましょう。旅行前の電子認証(ETIAS)など、これから変わる手続きもあるので、出発前にEUや大使館の公式の案内で確かめてください。


宿泊エリアを選んで、すばらしいリヨン滞在を!

中心地に泊まるのがいちばん

リヨンを最大限に楽しめる、おすすめの3つのエリアを紹介しました。雰囲気も含め、この3つのエリアの中から滞在するホテルを選べば、まず間違いないと思います。

リヨンは大きい街ではないので、中心から外れたところにホテルを取ると、期待外れになることがあります。中心地に泊まることをおすすめします!

食べて、歩いて、リヨンを楽しんで

美食の街、絹の街、世界遺産の旧市街。リヨンには、歩くほどに見つかる楽しみがあります。おいしいものを食べて、石畳の街をたくさん歩いて、すばらしいリヨン滞在をお過ごしください。


まとめ:リヨンはどのエリアのホテルに泊まる?

初めてなら、どこへ行くにも便利なオテル・ド・ヴィル地区(プレスキル)へ。中心で動きやすいオテル・カールトンや、歴史的建造物のインターコンチネンタルがおすすめです。

ヨーロッパの古い町の雰囲気を味わうなら旧市街。丘の上から街を見渡すヴィラ・フロレンティーヌで、特別な滞在を。

とにかくアクセスのよいところに泊まりたいならパール・デュー地区。駅のすぐそばのメルキュールや、高層階のラディソン・ブルが便利です。


よくある質問

リヨンで観光に便利なホテルのエリアはどこですか?

プレスキルのオテル・ド・ヴィル地区です。テロー広場や美術館、オペラ座、ショッピング街が集まり、ソーヌ川を渡ればすぐに旧市街です。

リヨンの高級ホテル・五つ星ホテルはどこがいいですか?

歴史的建造物を生かしたインターコンチネンタル・リヨン・オテル・デューや、丘の上のヴィラ・フロレンティーヌが代表的です。

旧市街に泊まるのはどうですか?

石畳の世界遺産の街並みに泊まれて、夜の静かな旧市街も楽しめます。坂道や石畳が多いので、荷物の多い日はタクシーを使いましょう。

TGVで着くなら、どこに泊まるのが便利ですか?

パール・デュー駅のすぐそばのメルキュールが便利です。駅を降りてすぐにチェックインできます。

空港から市内へはどう行けばいいですか?

トラムのローヌ・エクスプレスで、パール・デュー駅まで30分ほどです。そこからメトロやタクシーで各エリアへ向かえます。

リヨンは何泊するのがいいですか?

旧市街とプレスキルを回るなら1〜2泊、クロワ・ルースやテット・ドール公園、食事もゆっくり楽しむなら2〜3泊あると安心です。

光の祭典の時期にホテルは取れますか?

12月の初めの光の祭典の時期は、ホテルがとても早く埋まり、料金も上がります。行く予定が決まったら、すぐに予約しましょう。

リヨンの治安はどうですか?

外務省の危険情報は出ておらず(2026年11月時点)、落ち着いた街です。駅や広場、メトロの中ではスリに気をつけましょう。