こんにちは、リスボンに仕事の都合で1年住んでいたYURIです。
異国情緒のあふれるリスボン。白い石畳の美しい街並みが広がります。
こじんまりとした街で、主要なスポットにはすべて徒歩で巡れるの魅力です。この記事では、滞在者目線で選んだリスボンのおすすめエリアとホテルをご紹介します。
おすすめエリア1「バイシャ地区」(はじめてのリスボンで泊まるならこのエリア)
まず、はじめてのリスボン滞在でおすすめしたいエリアが「バイシャ地区」。
地下鉄の駅でいうと、Baixa-Chiado(バイシャ・シアード)とRossio(ロシオ)のあたりが、こちらのバイシャ地区です。
バイシャ地区から東に行けば、古い町並みが残るアルファマ地区(ファドを聞かせてくれるレストランがたくさんあります)。
南に行けばテージョ川の広大な眺め、西に上っていけば、カルモ教会(1755年のリスボン地震で廃墟になった教会が保存されています)や天正遣欧少年使節ゆかりのサンロケ教会などの見どころがたくさんあるシアード地区など、主要なスポットがすべて徒歩で行ける範囲にあります。
そして何よりもこの地区の良いところは、美味しいレストランが軒を連ねているところです!
やはり、夕食後にすぐにホテルに戻れるのは安心ですね。各ブロックが狭いエリアなので、ホテルも狭く、ホテルの部屋も狭めですが、ヨーロッパのプチホテルに慣れている方なら問題なく過ごせますよ。
バイシャ・シアード地区のおすすめホテル「My Story Hotel Rossio」¥15,000〜
このエリアのおすすめホテルは「My Story Hotel Rossio」です。
ロシオ広場に面して地下鉄や電車、市電、バスの乗り場なども近いのでどこに行くにも便利です。部屋はそこまで広くはないのですが、新しいホテルということもあってとても清潔、快適な滞在をすることができるますよ。
おすすめエリア2「ベレン地区」(リスボンの世界遺産に触れるならこちら)
リスボンの世界遺産に触れるならこちらの「ベレン地区」がおすすめ。
ベレン地区には、エリンケ航海王子の500回を記念して作られた「発見のモニュメント」、そして「ベレンの塔」と併せて世界遺産として登録されている「ジュロニモス修道院」があります。
ジュロモス修道院は、ヴァスコ・ダ・ガマやエンリケ航海王子の偉業をたたえて作られた修道院。壮大な修道院で、ポルトガルで必見の観光スポットのひとつです。とくに、ヴァスコ・ダ・ガマとカモンイスの石棺は見ごたえがありますよ。
ベレン地区でぜひ立ち寄りたいののが、美味しいエッグタルトが食べることができる、「パステル・デ・ベレム」。
焼きたてのエッグタルトは絶品!ぜひお立ち寄り下さい。
ベレン地区のおすすめホテル「アルティス ベレン ホテル&スパ」¥17,000〜
住所:Doca do Bom Sucesso, 1400-038 Lisbon, ポルトガル
テージョ川にほど近いウォーターフロントのホテルで、5つ星ホテルです。
ベレンの塔や発見のモニュメントまでも徒歩10分以内で、この地区の主な観光ポイントまでは徒歩で行けます。リスボン国際空港からも車で20分と近く、ロケーション抜群です。
屋内プールやスパなどもあり、トルコ式バスでは様々なトリートメントがあり、リゾート気分も味わえそうです。お値段は少し高いですが、豪華で贅沢なポルトガル旅行を味わうことができそうです。
おすすめエリア3:バイロ・アルト地区のホテル(ショッピングを楽しむならこちら!)
リスボン情緒とショッピングを楽しむなら、バイロ・アルト地区!
バイシャ地区の西側に位置し、ポルトガルの民族歌謡ファドを聴けるお店や、ポルトガル料理を楽しめるレストランやバーも多くあります。
バイロ・アルト地区には地下鉄の駅はありませんが、ケーブルカーや市電は通っています。大きなスーツケースを持っているときは、空港や国鉄駅からタクシーに乗るのをおすすめします。
この地区の魅力は、狭い路地と、良い意味で古ぼけた建物が並んでいること。アルファマ地区と並んで、ファドが楽しめるレストランがあることでも知られています。
また、高級ブティックのあるカモンイス広場などにも近く、ポルトガルならではの個性的なブティックも点在していて、ショッピングも楽しめますよ。
バイロ・アルト地区のおすすめホテル「Casa do Patio by Shiadu」¥12,000〜
この地区のおすすめホテルは「Casa do Patio by Shiadu」(過去の名前はCasa do Patio Bed & Breakfast)
アパートタイプの部屋で、広々とした空間を貸切でつかうことができる贅沢なホテル。この地域にしばらく拠点をおくにもぴったりな部屋で、暮らすような滞在を楽しむことができますよ。
バイロ・アルト地区のおすすめホテル「York House Hotel」¥17,000〜
住所:R. das Janelas Verdes, 1200-691 Lisboa, Portugal
17世紀のカルモ修道院を改装したブティックホテルです。
インテリアは各客室ごとに異なっていていて、エレガントでポルトガル伝統スタイルでまとめられています。ファブリックがとても素敵で、雰囲気があるホテルです!
優雅な気持ちになりそうです。エアコン、無料Wi-Fi,ももちろん備わっています。フロントは24時間対応。緑と囲まれていた中庭にあるレストランも人気ですよ。
おすすめエリア4「アルファマ周辺」(リスボンの古い街並みが残る下町エリア)
リスボンの中でも古い町並みを残すアルファマ地区。リスボンの下町と呼ばれている地域です。
迷路のような路地が広がっていて、ぶらぶらとのんびり散歩するのがおすすめ。洗濯ものがほしてあったり、子供たちがあそんでいているところなど、地元の人の生活を垣間見ることができるエリアです。
おすすめしたい見どころは「カテドラル」。
1147年から建設が始められた大聖堂で、ロマネスク様式やバロック様式など、さまざまな様式が交じり合っています。正面入り口のバラ窓は有名で、とても美しく必見です!
アルファマ地区のおすすめホテル「アルベルガリア セニョーラ ド モンテ」
住所 :Calcada Do Monte 39, 1170-250 Lisboa, ポルトガル
丘に建っているプチホテルの「アルベルガリア セニョーラ ド モンテ」。リスボン市街やテージョ川を一望できます。ホテルからの眺めは最高です。夜景はそれはとてもきれいで、妄想的です。ポルトルならではの景色をたのしめるこのホテルはおすすめです。
客室はテレビやエアコン、専用ブルームがあります。一部の客室にはバルコニーがあります。バルコニーのある部屋はとても人気があるので、早めの予約をおすすめします。
おすすめエリア5:リスボン空港近く(滞在日数が限られている方向け)
リスボンは人口が少ないせいか、治安が良く、深夜着の便でも不安がることはありません。
でも、時差の関係上、空港からさらにホテルまで時間をかけて移動するのはしんどいので、深夜到着の場合は、空港近くのホテルに泊まることをおすすめします。
空港からは地下鉄も出ていますし、街の中心部から距離もあまりないので、タクシーで移動してもそんなにかかりません。
空港エリアのホテルは、街の中心部にくらべて、安いだけでなく、部屋が広くて、設備もいいので、リスボン情緒を求めないなら、空港近くのホテルに続けて滞在するのもいいでしょう。
リスボン空港エリアのおすすめホテルはここ!
リスボン空港エリアのおすすめホテルが「TRYP Lisboa Aeroporto(トリップ・リスボア・アエロポルト)」。リスボンの中でも日本人向けのホテルです。
街中に比べてホテルの価格帯も安く、コスパが良いホテル。朝食ビュッフェに調理された野菜があったこと。キノコとトマトの炒め物がとても美味しかったです。
ただし、空港のすぐ近くにはホテル以外何もないので、「空港に近くて、買い物や食事にも便利」という条件だと、空港の東側のオリエンテ地区に泊まるといいと思います。オリエンテも地下鉄が通っているので、街の中心部に出るのは簡単です。
中世の街を歩く、素敵なリスボン滞在をお楽しみ下さい!
リスボンは、ヨーロッパの都市の中では、比較的治安のいい街です。とにかく街並みを楽しみたいという方におすすめです。
市電は観光客には28番が有名ですが、私がおすすめしたいのは12番線。フィゲイラ広場を出て、20分ほどでフィゲイラ広場に戻って来る路線ですが、アルファマ地区の細い路地を通って行くのがすごくスリリングでただ一周乗って来るだけでも楽しいです。
サンタ・ルジア展望台からテージョ川と街並みの眺めを楽しむのもステキです。いろんなリスボンの魅力に触れてくださいね!