こんにちは、KAZUYAです。
日系企業の営業としてジャカルタで働いており、現在、ジャカルタ生活が約1年を経過しました。
この記事ではジャカルタのおすすめエリアとホテルをご紹介します。あなたのジャカルタ滞在の参考になれば嬉しいです!
おすすめエリア1:独立記念塔周辺の中央ジャカルタ周辺のホテル
ジャカルタは本当に広い街です。
その中でも、まず抑えておきたい観光スポットとしてはモナス:独立記念塔周辺の中央ジャカルタです。
独立記念塔はセントラルジャカルタの、ほぼ中心にあり、ジャカルタに観光に来たのであれば、欠かすことの出来ない観光スポットです。
また、インドネシア国立博物館や、東南アジア最大級のイスラム教のモスクであるイスティラクルなども近くにあり、セントラルジャカルタはジャカルタ観光には欠かせないスポットが数多くあります。
モナスのある中央ジャカルタは、基本的にはオフィスが沢山立ち並びますが、ショッピングモールもあり、ホテル等もあります。また、日系企業のホテルも進出してきているので、ホテル内にあるパッケージツアーなどに参加するとインドネシア語と英語が得意でなくても日本語だけで観光することが可能です。
中央ジャカルタエリアに滞在する利点としては、近場で観光スポットが目白押しであること、そして日本語又は英語だけで滞在できるホテルが多く、先進国クオリティのホテルが多いことが中央ジャカルタエリアの特徴です。
また、ジャカルタの渋滞は世界最大級の渋滞と言われ、ラッシュ時などでは1時間で5キロほどしか進まないこともありますが、中央ジャカルタに滞在するのであればモナスを中心に考えると観光スポットは徒歩で回れる距離内に観光地が集中していること、高架の鉄道があることなどから、渋滞を気にせずに観光できることが利点です。
もちろん、ホテルの値段は日本並みの滞在費となりますが、1週間から10日の滞在を検討しているのであれば、セントラルジャカルタでの滞在をおすすめします。
おすすめエリア2:高級住宅街の南ジャカルタ
次におすすめしたいエリアは、南ジャカルタです。南ジャカルタエリアは、治安が良く高級住宅街が多くあることで有名です。
また、最近ではセントラルジャカルタからの道も整備され、アクセスがしやすい事、モールも立ち並び、買い物に不自由しないことなどから、日本からジャカルタへの出向者や駐在員は、南ジャカルタに住むことが多いです。
南ジャカルタの観光スポットは?
南ジャカルタの観光スポットは、「タマン・ミニ・インドネシア」が有名です。赤道上に東西に長いインドネシアの有名都市の名物を一挙に集めてたタマン・ミニ・インドネシアでは、飛行機や場合によっては船を乗り継がなければ辿り付けないインドネシアの地方都市の魅力をジャカルタで堪能することが出来ます。
また、JKT48の劇場が南ジャカルタにオープンし、新しい日本のポップカルチャーの発信拠点となっています。
南ジャカルタではポンドック・インダーという超高級住宅街があり、セキュリティが万全の豪邸が立ち並ぶ一角があります。現地邦人の社長や役員などが滞在するために、使われているだけでなく、現地の富裕層の住宅街となっていることから、日本人が苦労なく暮らせる地域となっています。
もちろん高級住宅街だけでなく、単身用のアパートからホテルもグレードにあわせてあるので、安心です。一ヶ月以上の滞在を検討しているのであれば、この地区に住むことをおすすめします。
日本人は富裕層の外国人として認識されることが多く、言語が不慣れな場合にはボッタクリやスリ、窃盗や詐欺の犯罪に合いやすく、ジャカルタは特にインドネシア国内でも最も犯罪発生率が高い場所となっています。
しかし、南ジャカルタでは治安も良く、これらの被害合う可能性は少ないでしょう。私も、ジャカルタで働き始めた当初は、この地域に半年間、住んでいました。
セントラルジャカルタに用事がある場合には、この地区からは北上することになりますが、若干の渋滞は覚悟しなければなりません。ラッシュの朝・夕と被ると巻き込まれることになりますが、住んでいるうちに渋滞時間を把握できるようになることと、中央ジャカルタまで距離が短いこともあり、数時間立ち往生という事態は少ないでしょう。
おすすめエリア3:ジャカルタ鉄道駅のあるコタ地区
次におすすめするエリアはジャカルタのコタ地区です。
コタ地区は、セントラルジャカルタの北に位置します。長距離鉄道のジャカルタ駅があることで有名です。
ジャカルタから他の都市へ足を伸ばすことを考えているのであれば、この地区に滞在することをおすすめします。この駅は、鉄道の始発駅となっていることもあり、利用しやすいのが特徴です。
また、コタ地区は、セントラルジャカルタや南ジャカルタと違い、昔の趣を残しています。1600年代から立っている旧市庁舎は、現在歴史博物館となっていますし、バーやレストランなどのあるファタヒラ広場は観光地として有名です。
東インド会社からのジャカルタの北部の港では貿易がされていましたが、その歴史を感じ、なお都市としての風体を残しつつ快適に宿泊するというのであれば、このあたりもおすすめです。
これらのコタ地区の宿泊エリアは、ジャカルタ中心部や南ジャカルタの地域と異なり、ホテルやアパートの価格が安くなっています。その分、セントラルジャカルタ、南ジャカルタと比べると治安に不安があると言われていますが、夜中にであるかないということを徹底すれば問題なくすごすことが出来るでしょう。
そして、コタ地区から他の地区へ移動する場合、セントラルジャカルタを通る場合が多くなりますが、空港方面の東地区や西ジャカルタからコタ地区へ合流することが多いことや、港へ向かう車などが多く、渋滞に巻き込まれる可能性があります。
一度巻き込まれると数時間抜け出せないということが毎日あり、その時間帯も日によって変わることから、南北の移動に関しては渋滞の危険性をはらみます。ただ、コタ地区内だけの観光であれば渋滞は気にする必要はありませんよ。
メトロポリスながら地域と歴史を残す魅惑の街・ジャカルタ
ジャカルタは、本当に広く、コタ地区、セントラルジャカルタ、南ジャカルタ以外にもタンゲラン、カラワン、チカランなど、東西にも広い街です。
ジャカルタを本当に満喫するには1週間では足りず1ヶ月程度は必要かもしれません。
屋台の100円未満のご飯から、日本よりも美味しいお寿司を数万円で食べられたりと、店舗も町並みも混沌としています。これがジャカルタの魅力であり、メトロポリスでありながら地域と歴史を色濃く残す不思議な街です。
日本人も数万人規模でいることから、インドネシアに居るにも関わらず出歩くと必ず日本人とすれ違います。ぜひ、一度ジャカルタに来てジャカルタの空気を感じてもらえたらと思います。