エッサウィラのおすすめホテル|元マラケシュ在住者が選ぶ高級リヤドとリゾート6軒(2026年版)
*この記事にはPRを含みます
こんにちは!2004年にモロッコを訪れて以来、縁があって2005年から2007年までマラケシュに住んでいました。マラケシュから3時間ほど行ったところに、大西洋を目前にした町、エッサウィラがあります。
住んでいたころは休暇のたびに足を延ばしてリフレッシュしていて、モロッコ滞在が短くなってからは、週末の1泊だけでもエッサウィラを訪れるようになっていました。
この記事では、モロッコを訪れるなら逃せない、エッサウィラの魅力あふれる高級ホテルを紹介します。ホテルは2026年11月時点で予約できるものを確かめ直し、行き方や治安の情報も今の形に直しました。
まず、どこに泊まる?
| こんなエッサウィラ滞在をしたい | ホテル |
| モロッコのお金持ちの家に招かれたような宿に | シャムス・ブルー メディナの海沿い · US$60–110 |
| ハマムでくつろいで、カップルでゆったりと | リヤド・ペルル・ドー メディナの海沿い · US$90–180 |
| 初めてのモロッコで、迷わず泊まりたい | リヤド・シュバナート バブ・マラケシュ周辺 · US$140–250 |
| メディナの中で、最高級の滞在を | ウール・ブルー・パレ バブ・マラケシュ周辺 · US$310–400 |
| プールとスパ、プライベートビーチでリゾート気分に | ル・メディナ・エッサウィラ(MGallery) ビーチ沿い · US$140–300 |
| ゴルフとスパで、静かなリゾートステイを | ソフィテル・エッサウィラ・モガドール・ゴルフ&スパ ディアバト(郊外) · US$150–280 |

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。
エッサウィラでおすすめの宿泊エリア
小さな漁村の町エッサウィラは、メディナと呼ばれる城壁で囲まれた旧市街と、新市街に分かれています。新市街から離れた場所にも高級ホテルが点在しますが、せっかくはるばる日本からモロッコまで来たのなら、ぜひ旧市街のメディナでの宿泊をおすすめします。
メディナの中でも特におすすめなのが海沿いです。屋上のテラスからはメディナが一望でき、迷いやすいメディナの中も、海沿いの宿なら心配ありません。メディナの入口バブ・マラケシュの近くも、車を降りてすぐで便利です。
メディナの人ごみが苦手という人には、メディナの外のビーチ沿いのホテルがおすすめです。ビーチフロントの高級ホテルはプライベートビーチを持っているので、誰かと特別な時間を過ごすのに最適です。
エッサウィラのエリアと、この記事のホテル
大西洋に突き出た城壁の町メディナ(旧市街)の、海側と東の門のまわり、そして南東に続くビーチ沿いに分かれます。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。
- 1シャムス・ブルーメディナの海沿い · 城壁の内側・海に近い一角›
- 2リヤド・ペルル・ドーメディナの海沿い · スカラ(海の砦)へ歩いて数分›
- 3リヤド・シュバナートバブ・マラケシュ周辺 · バブ・マラケシュの近く・城壁の上›
- 4ウール・ブルー・パレバブ・マラケシュ周辺 · バブ・マラケシュのそば・メディナの中›
- 5ル・メディナ・エッサウィラ(MGallery)ビーチ沿い · ビーチの目の前・漁港やメディナへ歩いて5分ほど›
- 6ソフィテル・エッサウィラ・モガドール・ゴルフ&スパディアバト(郊外) · 郊外のディアバト・メディナへ車で10分ほど›
位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。
夕日と町並みを楽しむ「メディナの海沿い」
スカラ(海の砦)や城壁、海に面したムーレイ・ハッサン広場に近いエリアです。宿の屋上から、大西洋に沈む夕日を眺められます。
部屋ごとに装飾の違うシャムス・ブルーや、ハマムのあるリヤド・ペルル・ドーがおすすめです。
迷わず着ける「バブ・マラケシュ周辺」
メディナの東の門、バブ・マラケシュのまわりは、車やタクシーを降りてすぐ宿に入れるので、初めてのモロッコでも安心です。
城壁の上に建つリヤド・シュバナートや、屋上にプールのあるウール・ブルー・パレから選べます。
リゾート気分の「ビーチ沿い」
漁港からビーチにかけても、素敵なホテルがあります。メディナまで歩いて行ける距離なので、観光にも困りません。
大きなプールとスパのあるル・メディナ・エッサウィラなら、ホテルの外に出るのは散策だけで十分なほどです。
料金の目安は、メディナの小さなリヤドで1泊US$60〜180、バブ・マラケシュ周辺やビーチ沿いの高級ホテルでUS$140〜400くらいです。夏とヨーロッパの休暇の時期は混み合うので、早めの予約がおすすめです。
エリア別:エッサウィラのおすすめ高級ホテル6選
1 Chems Bleu

- エリア
- メディナの海沿い城壁の内側・海に近い一角
- 料金の目安
- 1泊 US$60–110
- 特徴
- 部屋ごとに装飾の違う、テラスから海を望む小さな宿
- こんな人に
- メディナの雰囲気を手ごろに楽しみたい方、ひとり旅やカップル
ここがいい
✓ 筆者が元の記事で勧めた宿
✓ テラスから海と夕日を眺められる
✓ 口コミの評価がとても高い
このホテルを選ぶ理由
筆者が「まるでお金持ちの友人の家にご招待いただいたような雰囲気」と紹介した宿です。メディナの城壁の中にあり、喧騒の表通りから宿に入ると、別世界のような静寂が広がります。
客室は全室デコレーションが異なり、赤、青、緑などの色の名前がついています。テラスからは目の前に広がる海が楽しめ、美しい夕日を眺めながら過ごせます。
海鮮料理のレストランや、ムーレイ・ハッサン広場のオープンカフェも歩いてすぐです。筆者は「夕方からバーに出かけても、数百メートルで宿に着くので安心」と書いていました。
口コミでは、スタッフの親切さとテラスでの朝食の評価がとても高い一方、部屋どうしの壁が薄いという声もあります。夜は静かに過ごす決まりがあり、落ち着いて泊まりたい方に向いています。
2 Riad Perle D’Eau

- エリア
- メディナの海沿いスカラ(海の砦)へ歩いて数分
- 料金の目安
- 1泊 US$90–180
- 特徴
- ハマムのある、海の見えるテラス付きのリヤド
- こんな人に
- カップルや記念日の旅行、旅の疲れを癒やしたい方
ここがいい
✓ 筆者が元の記事で勧めたリヤド
✓ ハマム(モロッコ式の蒸し風呂)とマッサージ
✓ テラスで海を眺めながら朝食
このホテルを選ぶ理由
筆者が「カップルにとても人気」と紹介したリヤドです。モロッコ独特のハマムと呼ばれる蒸し風呂があり、垢すりやモロッコ式のマッサージで旅の疲れを癒やせます。
装飾にこだわった客室では、天気のよい日にはテラスで海を眺めながら朝食をとれます。口コミでも、海の見える部屋と屋上での朝食がよく褒められています。
エッサウィラの名所、スカラや大砲が並ぶ城壁まで歩いて数分です。にぎやかな大通りから少し離れているので、落ち着いた時間が過ごせます。
筆者は、レセプションでツアーを手配してくれるので、客引きの多いエッサウィラでも安心だと書いていました。路地の奥にあるので、初めて行くときは迎えを頼むか、地図を用意しておきましょう。
3 Riad Chbanate

- エリア
- バブ・マラケシュ周辺バブ・マラケシュの近く・城壁の上
- 料金の目安
- 1泊 US$140–250
- 特徴
- 城壁の上に建ち、屋上からメディナを一望できるリピーターの多いリヤド
- こんな人に
- 初めてモロッコを訪れる方、冬に泊まる方
ここがいい
✓ 筆者が元の記事で勧めたリヤド
✓ メディナの入口バブ・マラケシュのすぐ近く
✓ 口コミの評価がとても高い
このホテルを選ぶ理由
筆者が「大変人気のある、リピーターがとても多いホテル」と紹介したリヤドです。メディナの入口、バブ・マラケシュのすぐ近くにあるので迷う心配がなく、初めてモロッコを訪れる方におすすめです。
城壁の上に建っていて、屋上からはエッサウィラの旧市街が一望できます。テラスから眺める夕日は絶景で、日の出前には、誰もいないメディナがライトアップされている静かな景色も見られます。
筆者は元の記事で、寒い冬でも薪がくべられた暖炉のある広い部屋でくつろげる、と書いていました。館内にはモロッコ料理のレストランもあります。
口コミでは、スタッフと朝食、バスタブのある部屋の評価が高めです。乗馬やサーフィンなどのアクティビティも、宿で相談できます。
4 Heure Bleue Palais – Relais & Châteaux
- エリア
- バブ・マラケシュ周辺バブ・マラケシュのそば・メディナの中
- 料金の目安
- 1泊 US$310–400
- 特徴
- 屋上にプールのある、メディナの中の高級ホテル
- こんな人に
- ハネムーンや記念日の旅行、メディナで特別な時間を過ごしたい方
ここがいい
✓ メディナの中の数少ない高級ホテル
✓ 屋上の温水プールから海とメディナを一望
✓ 中庭とレストランの評価が高い
このホテルを選ぶ理由
元の記事では紹介していませんでしたが、エッサウィラで「高級ホテル」を探すなら外せないのがここです。メディナの中にありながら、屋上に温水のプールがあり、メディナの屋根と海を見渡せます。
邸宅を改装した建物で、緑の多い中庭を囲むように客室が並びます。館内のレストランでも、モロッコ料理や地中海の料理を楽しめます。
バブ・マラケシュのすぐ近くなので、車を降りてから宿までの距離が短いのも安心です。
口コミでは、スタッフと料理、中庭の評価が高い一方、プールまわりや屋上のテラスに古さを感じるという声もあります。料金はこの記事でいちばん高めです。
5 Le Médina Essaouira Thalassa Sea & Spa – MGallery

- エリア
- ビーチ沿いビーチの目の前・漁港やメディナへ歩いて5分ほど
- 料金の目安
- 1泊 US$140–300
- 特徴
- 大きな屋外プールとスパを中心にした、ビーチフロントの高級ホテル
- こんな人に
- メディナの人ごみが苦手な方、ハネムーンや家族連れ
ここがいい
✓ 筆者が元の記事で勧めたホテル
✓ 目の前のビーチにプライベートエリア
✓ スパ、ハマム、レストラン3軒
このホテルを選ぶ理由
筆者が「メディナの人ごみが苦手な人には、ビーチ沿いのホテルがおすすめ」と書き、紹介したホテルです。エッサウィラの誇る広いビーチの目の前にあり、メディナの入口バブ・マラケシュから数百メートルの遊歩道沿いに建っています。
大きな屋外プールを囲むように建っていて、目の前のビーチにはビーチチェアとパラソルのあるプライベートエリアがあります。タラソテラピーのスパやハマム、フィットネスセンターもそろっています。
館内にはレストランが3軒あり、ビュッフェや各国料理、伝統的なモロッコ料理、漁港の町エッサウィラならではの海鮮料理を楽しめます。口コミでは、眺めと朝食の評価が高めです。
ラクダ乗りや乗馬、サーフィンやカイトサーフィンなどのアクティビティも手配してくれるので、ハネムーンのカップルにも人気です。
6 Sofitel Essaouira Mogador Golf & Spa
- エリア
- ディアバト(郊外)郊外のディアバト・メディナへ車で10分ほど
- 料金の目安
- 1泊 US$150–280
- 特徴
- ゴルフ場に囲まれた、プールが2つある郊外のリゾートホテル
- こんな人に
- ゴルフをしたい方、町の喧騒から離れてのんびりしたい方
ここがいい
✓ ゴルフ場のそばの広い敷地
✓ プールが2つとスパ
✓ メディナへは車で10分ほど
このホテルを選ぶ理由
筆者が「新市街から離れた場所にも高級ホテルが点在する」と書いた、郊外のリゾートホテルのひとつです。エッサウィラの南のディアバトにあり、ゴルフ場に囲まれた広い敷地に建っています。
屋外のプールが2つとスパがあり、町の喧騒から離れて、静かに過ごしたい方に向いています。筆者が書いていた「3km先のゴルフコース」でプレーするなら、ここに泊まるのがいちばん便利です。
メディナへは車で10分ほどなので、昼は町を散策し、夜はホテルでゆっくり、という過ごし方ができます。タクシーは宿で呼んでもらいましょう。
口コミでは、敷地の広さと静かさが評価される一方、建物の一部に古さを感じるという声もあります。せっかくエッサウィラに来たなら、1泊はメディナのリヤドと組み合わせるのもおすすめです。
リヤドとビーチのホテル、どちらを選ぶ?
エッサウィラの宿は、メディナの中の「リヤド」と、ビーチ沿いの大きなホテルの2つに分けられます。どちらにもよさがあるので、旅のスタイルで選びましょう。
リヤドとビーチのホテル、どちらに泊まる?
メディナ(旧市街)は歩いて回れる小ささ。雰囲気をとるか、ゆとりをとるかで選びます。
メディナのリヤドモロッコらしさ
- よい点
- 中庭や屋上のテラス、部屋ごとに違う装飾。夕日と町並みを一望
- 気になる点
- 車が入れない。路地で迷いやすい。部屋は小さめのことも
- この記事
- ① シャムス・ブルー・② ペルル・ドー・③ シュバナート・④ ウール・ブルー
ビーチ沿いのホテルゆとりとリゾート
- よい点
- プールやスパ、プライベートビーチ。車で玄関まで行ける
- 気になる点
- メディナの雰囲気からは少し離れる
- この記事
- ⑤ ル・メディナ・エッサウィラ・⑥ ソフィテル・モガドール(郊外)
番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。
リヤドとは:中庭を囲むモロッコの邸宅
リヤドは、中庭を囲むように部屋が並ぶモロッコの伝統的な邸宅を、宿にしたものです。表通りからは想像できないほど静かで、屋上のテラスで朝食をとったり、夕日を眺めたりできます。
部屋の数が少ないので、スタッフとの距離が近く、家に招かれたような温かいもてなしを受けられるのも魅力です。
荷物が多いなら、門の近くかビーチ沿いに
メディナの中は車が入れないので、門で車を降りて歩くことになります。荷物の多い方や足に不安のある方は、門に近い宿か、玄関まで車で行けるビーチ沿いのホテルを選ぶと楽です。
多くの宿では、門まで荷物を運ぶ人を手配してくれます。予約のときに頼んでおきましょう。
エッサウィラの見どころと過ごし方
エッサウィラは、2001年にユネスコの世界遺産に登録された「メディナ」を持つ港町です。城壁に囲まれた小さな町なので、ほとんどの見どころへ歩いて行けます。
エッサウィラの見どころと過ごし方
どれもメディナのホテルから歩いて行けます。
スカラ(海の砦)夕方がおすすめ
- 見どころ
- 大砲の並ぶ城壁から、大西洋に沈む夕日
漁港朝がにぎやか
- 見どころ
- 青い漁船と水揚げ。屋台で焼き魚
ムーレイ・ハッサン広場いつでも
- 見どころ
- 海に面した広場のオープンカフェ
スーク(市場)午後〜夕方
- 見どころ
- 木工品、アルガンオイル、香辛料
ビーチ風の強い日も
- 見どころ
- 乗馬やラクダ、カイトサーフィン
エッサウィラは一年を通して海風が強い町です。羽織るものを1枚持っていきましょう。
スカラ(海の砦)と夕日
メディナの海側の城壁には、大砲がずらりと並ぶスカラ(海の砦)があります。城壁の上から眺める大西洋と、夕方に海に沈む夕日は、エッサウィラでいちばんの景色です。
城壁は映画やドラマの撮影地としても知られています。
漁港と海鮮の屋台
メディナの南西の角には、青い漁船の並ぶ漁港があります。朝は水揚げでにぎわい、港の屋台では、選んだ魚介をその場で焼いてもらえます。
港のまわりはカモメがとても多いので、食べ物を手に持って歩くときは気をつけましょう。
スークとアルガンオイル
メディナの中のスーク(市場)には、エッサウィラ名物の木工品や、モロッコの香辛料、アルガンオイルのお店が並びます。
アルガンオイルは、郊外の女性たちの協同組合で作られているものも多く、作る工程を見学できるところもあります。
エッサウィラの歴史:「モガドール」と呼ばれた港町
エッサウィラは、かつてヨーロッパの人たちから「モガドール」と呼ばれた港町です。今の城壁の町は、18世紀に当時のスルタンが、ヨーロッパとの交易の港として築かせたものです。
ヨーロッパとアフリカが出会う町並み
町づくりにはヨーロッパの技師がかかわり、モロッコの伝統とヨーロッパの城塞の様式が混ざり合った、独特の町並みが生まれました。碁盤の目に近い通りは、ほかのモロッコの古い町より歩きやすいと言われます。
こうした歴史的な価値が認められ、2001年にメディナがユネスコの世界遺産に登録されました。
白い壁と青い扉
メディナの建物は、白い壁と青い窓枠や扉で統一されていて、海の青と空の青によく映えます。町歩きの写真がとてもきれいに撮れるのも、エッサウィラの魅力です。
朝の光のやわらかい時間は、人も少なく、写真を撮るのにいちばんの時間帯です。メディナに泊まっていれば、朝の散歩も気軽に楽しめます。
エッサウィラの治安と、旅の注意
エッサウィラは、マラケシュに比べると落ち着いた雰囲気の町です。それでも、観光地ならではの注意はしておきましょう。
外務省の危険レベルは「レベル1:十分注意」
2026年11月時点で、外務省の海外安全ホームページでは、モロッコ全土が「レベル1:十分注意してください」です。外国人観光客を狙ったスリや、刃物を使った恐喝などの犯罪が起きているとされています。
夜遅くの人通りの少ない路地は歩かない、貴重品は分けて持つ、を守りましょう。
客引きとガイドの申し出は、はっきり断る
メディナでは、道案内を申し出て、あとでお金を求める人がいます。頼んでいない案内は、はっきり断りましょう。宿への道がわからないときは、宿に迎えを頼むのが安心です。
筆者が紹介したリヤドのように、宿のレセプションでツアーを手配してもらえば、客引きの多い町でも安心して観光できます。
女性の旅行者は、つきまといに注意
外務省は、モロッコでは女性の観光客へのつきまといがよく起きていると注意しています。相手にせず、人の多い場所へ移動し、しつこい場合は宿やお店の人に助けを求めましょう。
肩やひざの出ない服装にすると、声をかけられにくくなります。
困ったときの連絡先
モロッコの警察は19番、救急・消防は15番です。パスポートをなくしたときは、首都ラバトの日本大使館に連絡します。
貴重品は宿の金庫に入れ、外出のときは必要な分だけを持ち歩きましょう。パスポートのコピーをスマホに保存しておくと、いざというときに役立ちます。
マラケシュからの行き方
エッサウィラは、マラケシュから西へ3時間ほどの場所にあります。マラケシュとあわせて旅するのが定番のルートです。
バスかタクシー、ツアーで
マラケシュからは、長距離バスがエッサウィラまで出ています。座席は前もって予約でき、バブ・マラケシュの近くのバスターミナルに着きます。
グループなら、タクシーや車をチャーターすると、途中のアルガンの木の林や協同組合に立ち寄りながら行けます。日帰りのツアーもありますが、1泊すると夕日と朝の港を楽しめます。
エッサウィラ空港も
エッサウィラには小さな空港もあり、ヨーロッパの一部の都市から便が出ています。カサブランカやマラケシュの空港から入って、陸路で来る方が多いです。
モロッコは、日本のパスポートなら観光の短期滞在はビザなしで入国できます。
何泊する?エッサウィラの楽しみ方
筆者は週末の1泊でもエッサウィラを訪れていましたが、2〜3泊すると、この町の魅力をもっとゆっくり味わえます。
1泊なら:夕日と朝の港
午後に着いてメディナを散策し、夕方はスカラで夕日を。翌朝は漁港の水揚げを見て、昼前に出発する、という流れがおすすめです。
夜は、海鮮料理のレストランや、広場のカフェで、ゆっくり過ごしましょう。
2〜3泊なら:ビーチとアクティビティ
エッサウィラのビーチは、一年を通して風が強く、ウィンドサーフィンやカイトサーフィンの名所として知られています。ビーチでの乗馬やラクダ乗りも楽しめます。
郊外のディアバトまで足をのばすと、ゴルフ場や静かなビーチがあります。筆者が紹介したビーチ沿いのホテルでも、こうしたアクティビティを手配してくれます。
ベストシーズンと服装
エッサウィラは、海風のおかげで、夏でもマラケシュほど暑くならない町です。暑いマラケシュから逃れて、涼みに来る人も多くいます。
夏は涼しく、冬は肌寒い
夏も海風が強く、朝晩は肌寒く感じることがあります。どの季節でも、羽織るものを1枚持っていきましょう。
冬は雨の日もあり、朝晩はかなり冷えます。暖炉のある部屋や、暖房のしっかりした宿を選ぶと安心です。
6月のグナワ音楽祭
エッサウィラは、音楽の町としても知られています。毎年6月ごろには、グナワ音楽の大きなフェスティバルが開かれ、世界中から人が集まります。
フェスティバルの時期は宿がすぐに埋まるので、合わせて行くなら早めに予約しましょう。
マラケシュとあわせて回る旅程
エッサウィラは、マラケシュとセットで訪れる人がほとんどです。2つの町はまったく違う雰囲気なので、組み合わせるとモロッコの旅がぐっと深くなります。
マラケシュ3泊+エッサウィラ2泊
まずマラケシュで、ジャマ・エル・フナ広場やスーク、宮殿をめぐり、にぎやかなモロッコを満喫します。そのあとエッサウィラへ移って、海風の中でのんびり過ごす、という流れがおすすめです。
筆者もマラケシュに住んでいたころ、休暇のたびにエッサウィラでリフレッシュしていました。にぎやかなマラケシュのあとに訪れると、エッサウィラの静けさがいっそう心地よく感じられます。
移動の日は、昼前に出発を
マラケシュからの移動は3時間ほどかかります。昼前に出発すれば、午後にはエッサウィラに着いて、夕方のスカラの夕日に間に合います。
途中では、アルガンの木に登るヤギが見られることもあります。車で行くなら、写真を撮る時間を少し見ておきましょう。
エッサウィラの食事:海鮮とモロッコ料理
漁港の町エッサウィラは、モロッコの中でも海鮮がおいしい町として知られています。
港の屋台で焼き魚
漁港のそばの屋台では、並んでいる魚介から好きなものを選んで、その場で焼いてもらえます。イワシやイカ、エビなど、とれたての海の幸を気軽に味わえます。
注文する前に、量と値段をはっきり確かめてから頼みましょう。
タジンとクスクス
モロッコ料理の代表は、とんがり帽子のような鍋で蒸し煮にするタジンと、金曜日によく食べられるクスクスです。エッサウィラでは、魚のタジンもぜひ試してみてください。
リヤドの中には、宿泊客向けに夕食を用意してくれるところもあります。屋上のテラスで夕日を見ながらの夕食は、忘れられない思い出になります。
ミントティーで一休み
モロッコでは、甘いミントティーがおもてなしの飲み物です。リヤドに着くと、中庭でミントティーを出してくれることも多くあります。
筆者も、噴水と緑の中庭で、静寂につつまれながら飲むミントティーを、エッサウィラの楽しみに挙げていました。
ハネムーンや記念日に選ぶなら
エッサウィラは、ヨーロッパからのハネムーンのカップルにも人気の町です。特別な旅にするための宿選びのコツを紹介します。
屋上のテラスとハマム
記念日の旅行なら、屋上のテラスで夕日を見られる宿や、ハマムで二人でくつろげる宿がおすすめです。リヤド・ペルル・ドーやウール・ブルー・パレが候補になります。
リヤドの部屋は一つひとつ装飾が違うので、写真をよく見て、好きな部屋を選ぶのも楽しみです。
リヤドとビーチのホテルを組み合わせる
2泊以上できるなら、1泊はメディナのリヤドで町の雰囲気を、もう1泊はビーチ沿いのホテルでプールとスパを、と組み合わせるのもおすすめです。
どちらも歩いて行ける距離なので、宿を移る日も負担はほとんどありません。
家族や子ども連れで泊まるなら
エッサウィラは、マラケシュより落ち着いていて、ビーチもあるので、家族旅行にも向いた町です。
プールのあるホテルが安心
子ども連れなら、プールや広い庭のある、ビーチ沿いや郊外のホテルがおすすめです。昼は海辺でラクダや馬に乗り、暑い時間はプールで遊ぶ、という過ごし方ができます。
メディナのリヤドは階段が急なことが多く、屋上のテラスには柵の低いところもあるので、小さな子ども連れは気をつけましょう。
家族向けの部屋を選ぶ
リヤドの中には、スイートや家族向けの広い部屋を用意しているところもあります。予約のときに、ベッドの数やエキストラベッドの料金を確かめておきましょう。
モロッコ旅行の準備:お金と言葉
最後に、エッサウィラを含むモロッコ旅行で知っておきたいことをまとめます。
お金とカード
モロッコの通貨はディルハムです。高級ホテルやレストランではカードが使えますが、スークや小さな食堂、タクシーでは現金が必要です。
外務省は、スキミングなどによるカードの不正利用が増えていると注意しています。ATMは銀行の中のものを使い、カードの明細はこまめに確かめましょう。
言葉はフランス語とアラビア語
モロッコでは、アラビア語とベルベル語のほかに、フランス語がよく使われています。エッサウィラの高級ホテルでは、英語も通じることがほとんどです。
「こんにちは(サラーム・アレイクム)」「ありがとう(シュクラン)」だけでも覚えていくと、地元の人との距離がぐっと縮まります。
これからエッサウィラを訪れる方へ
音楽とアフリカの太陽にあふれる町
2001年に世界遺産に登録され、ますます人気の出てきたエッサウィラですが、その魅力はずっと以前からのものです。
ジミ・ヘンドリックスも訪れたという話の残るこの町は、音楽とアフリカの太陽にあふれ、滞在する人を元気にしてくれること間違いなしです!特別な時間をエッサウィラで過ごして、いい思い出になりますように。
週末の1泊でも、きっとまた来たくなる町
筆者は、モロッコでの滞在が短くなってからも、週末の1泊だけでエッサウィラを訪れていました。それだけ、何度でも帰りたくなる町なのです。
海風と夕日、港の活気、リヤドの静かな中庭。マラケシュの旅に、ぜひエッサウィラでの1泊を加えてみてください。
まとめ:エッサウィラでおすすめの高級ホテル
エッサウィラに泊まるなら、メディナ(旧市街)の海沿いか、バブ・マラケシュの近くがおすすめです。手ごろに雰囲気を楽しむならシャムス・ブルー、カップルならリヤド・ペルル・ドー、初めてのモロッコならリヤド・シュバナート、最高級ならウール・ブルー・パレです。
メディナの人ごみが苦手な方や、プールとスパでゆったり過ごしたい方は、ビーチ沿いのル・メディナ・エッサウィラや、ゴルフ場のそばのソフィテル・モガドールを選びましょう。
よくある質問
エッサウィラで泊まるなら、どのエリアがおすすめですか?
雰囲気を楽しむならメディナ(旧市街)の中、特に海沿いかバブ・マラケシュの近くです。プールやビーチでゆったり過ごしたいなら、メディナの外のビーチ沿いのホテルがおすすめです。
リヤドとホテルはどう違いますか?
リヤドは中庭を囲むモロッコの伝統的な邸宅を宿にしたもので、部屋が少なく、家庭的なもてなしが魅力です。大きなホテルは、プールやスパ、レストランなどの設備が充実しています。
マラケシュからエッサウィラへはどう行きますか?
長距離バスで3時間ほどです。グループならタクシーや車のチャーターも便利です。日帰りツアーもありますが、1泊すると夕日と朝の港を楽しめます。
エッサウィラの治安はどうですか?
マラケシュに比べると落ち着いた町ですが、モロッコ全土に外務省の「レベル1:十分注意してください」が出ています(2026年11月時点)。スリや客引き、女性へのつきまといに注意しましょう。
エッサウィラは何泊すればいいですか?
見どころを回るだけなら1泊でも楽しめます。ビーチでのアクティビティや、宿でのんびり過ごす時間も楽しみたいなら、2〜3泊がおすすめです。
エッサウィラのベストシーズンはいつですか?
春から秋が過ごしやすい時期です。夏も海風で涼しく、マラケシュの暑さから逃れて来る人が多くいます。6月ごろにはグナワ音楽祭が開かれます。
エッサウィラで安く泊まるならどこがいいですか?
メディナの中には、手ごろな料金のリヤドやゲストハウスもたくさんあります。この記事の中ではシャムス・ブルーが比較的手ごろで、口コミの評価も高い宿です。
メディナの中は車で入れますか?
メディナの中は基本的に車が入れません。門で車を降りて歩くので、荷物が多い方は、門の近くの宿を選ぶか、荷物を運ぶ人を宿に手配してもらいましょう。
