こんにちは、AKIです。私はアリゾナの大学に行っていたこともあり、グランドキャニオンには3回ほど訪れたことがあります。
写真だけでは分からないあの自然の壮大さを多くの人に体験して欲しいと思い、初めてグランドキャニオンを訪れる人も間違いなしのホテルとオススメポイントを紹介したいと思います!
泊まらないと勿体ない!グランドキャニオンの絶景ロッジ&ホテルまとめ
- 一番人気の絶景おすすめロッジ→「ブライトエンジェル・ロッジ」
- 予約が取れないときはこちらもおすすめ→「マスウィク・ロッジ」
- 国立公園内で快適滞在ができるホテル→「カチーナロッジ・インサイドザパーク」
グランドキャニオンへのアクセス方法は?
グランドキャニオンはアメリカ合衆国の北西部、アリゾナ州にある広大な国立公園です。
東西約450キロにわたる大地が地殻変動・コロラド川などの浸食による影響を受け、何億年もかけて今の形をとなりました。オーストラリアのエアーズロックと並び、誰もが一度は見てみたい世界遺産ではないでしょうか。
そんなグランドキャニオンへのアクセスですが、個人で行くならラスベガスからの陸路がおすすめ。
「グレイハウンド」社が運行する長距離バスは日本からでもインターネット予約可能、時間こそかかりますが壮大な車窓を楽しみながら約半日で到着できます。
そこまでの時間も体力もない・・・という方にはラスベガス発着のツアーがおすすめ。セスナを使って日帰りで行くものから、1泊または2泊でゆったりと楽しめるものまで種類豊富に、各旅行会社が売り出しています。
世界遺産・グランドキャニオンに泊まるなら「サウスリム」エリアがおすすめ
グランドキャニオンを訪れたなら、少なくとも1泊、できれば2泊は滞在してほしいです。なぜなら一番の見どころは日の出・日の入りだから。
遮るものの無い広大な大地から昇る朝日・沈む夕日、時間とともに色合いを変えるグランドキャニオンは一見の価値ありです。
そんな方へのお勧めは、グランドキャニオン国立公園内にある「サウス・リム」エリア。
グランドキャニオンは
- ノース・リム
- サウス・リム
- グランドキャニオン・ウェスト
の3エリアに分かれていますが、ホテル等の施設が整っているのはこの「サウス・リム」エリア。全て「ナショナルパーク・ロッジ」として知られていて、静かで自然の中にいる感覚が味わえます。
全てがグランドキャニオンの国立公園の中なので、ロッジから一歩外に行くと大きな鹿やウサギにばったりでくわしたり壮大な自然をみることができます。
各種ツアーも基本的には「サウス・リム」エリアを訪れています。今回はその中からおすすめホテルを3軒ご紹介します!
1.ブライトエンジェル・ロッジ「Bright Angel Lodge」
サウス・リムの中心にあるB&B「ブライトエンジェル・ロッジ(Bright Angel Lodge)」。おそらくどのガイドブックにも掲載されている人気ホテルで、私もこちらに宿泊しました。
園内では最大級のB&Bですが、大変な人気のため早めの予約が必須です(半年後でも曜日によっては既に満室のことも多いので要注意!)。
その人気の理由はやはり、アクセスの良さ。ロッジを一歩出ればそこにはグランドキャニオンの壮大な景色が広がるのはもちろん、日中散策で疲れてもすぐに部屋へ戻れるので大変おすすめです。
日中のグランドキャニオンは日差しを遮るものが無く、体力を奪われます!そんな時でも休憩がてらすぐに戻れるのは大切ですね。
また施設の裏手はサンセットビューポイントとなっているため、夕焼けの時間帯には多くの観光客で賑わっています。ちなみに施設内には簡単な資料館や大きなギフトショップもあるため、日中は宿泊客ではない観光客も多く訪れていました。シャワー・トイレの部屋付・無を予算に合わせて選択でき、手ごろな値段で利用できるのも魅力のひとつです。
マスウィク・ロッジ(Maswik Lodge)
ブライトエンジェル・ロッジの予約が取れない場合は「マスウィク・ロッジ(Maswik Lodge)」もおすすめ。グランドキャニオン・ヴィビレッジからは若干離れますが、グランドキャニオンの絶景までは歩いて10分、アクセスの良好です。
お手頃価格で利用でき、施設内は木のぬくもりを感じる可愛らしい作りになっています。レストランはありませんが、代わりにフードコートがあるので朝晩の食事には便利です。
ちなみにグランドキャニオン国立公園内にはレストランが多くはなく、スーパーマーケット内(園内のルートバスで行けます、私も利用しましたが簡単なビッツアやパンなどのアメリカ人に人気のジャンクフードが多いです)にあるフードコートを利用する方も多いようなので、宿泊施設内で済ませられるのは魅力ですね。
カチーナロッジ・インサイドザパーク(Kachina Lodge – Inside the Park)
若干予算がある方におすすめのホテルが「カチーナロッジ・インサイドザパーク(Kachina Lodge – Inside the Park)」。
これまでご紹介した2軒の倍の予算が必要だと思ってください。お値段が張る分設備はしっかりしており、ロッジというよりはホテルといった雰囲気(木のぬくもりを感じるロッジに宿泊されたい方は、前者の2軒がおすすめです)。
グランドキャニオン・ヴィレッジまでも徒歩数分、ホテルの裏手にはグランドキャニオンの絶景が広がるアクセスの良さが自慢です。ブライトエンジェル・ロッジ同様に、日中の休憩で戻りやすいので大変便利です。レストランも高評価。
ただし他のホテル同様、Wi-Fi環境はあまり良くないようなので、どうしても通信機器を利用されたい方は日本からルーターを持参されることをおすすめします。
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[su_spoiler title=”サウスリムのロッジ一覧”]サウスリムには6つのロッジがあります。ユーザー評価の高い順番に並べると、
- El Tovar Hotel(★4.4)
- Phantom Ranch(★4.4)
- Thunderbird Lodge(★4.3)
- Bright Angel Lodge(★4.2)
- Maswik Lodge(★4.0)
- Yavapai Lodge(★4.0)
となります。(※Googleユーザー評価)
お部屋も色んな種類のロッジから選べて一軒家のような部屋だったりアパートみたいな作りの部屋だったりしますが、全て自然にあった雰囲気のもとに作られているので、のんびり過ごすことができます。
チェックインの際に、次の日の朝日の時間を教えてくれます。朝日はグランドキャニオンに泊まった人だけの特典とも言えるかもしれません。
たくさんの朝日ポイントがありますが、大体のロッジに近いので眠たい目をこすりながらそのポイントまで行くと、息が止まるような壮大で今まで見たことないというくらい素晴らしい光景が目の前に広がるのです。
レストランやお土産やさんも敷地内にあるので、朝の早い時間でも自然を見ながらの朝食ができます。朝食後は、散歩やグランドキャニオンにあるスカイウォークもぜひ試して見てください!
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[su_spoiler title=”ラスベガスから日帰り観光する場合”]グランドキャニオンを日帰り観光する場合は、ラスベガスに宿泊するのがおすすめ。
「なぜラスベガスに?」と思われるかもしれませんが、日本からグランドキャニオンに行く場合、
- ラスベガスのマッカラン空港へ到着
- ラスベガスに宿泊→車や観光バスのツアーでグランドキャニオンへ
というルートが一般的。
グランドキャニオンの大自然に触れつつ、ラスベガスのカジノやナイトショーで楽しむ、というのがメジャーなプランになるので、個人的に好きなラスベガスのホテルもご紹介します^^
ラスベガスのおすすめホテル「ルクソールホテル」
ラスベガスは、この地図にある通り、大通り沿いに様々な価格帯・コンセプトのホテルが並んでいます。立地的にはどのホテルもあまり変わらないので、価格やカジノやショーの有無で選んで良いと思います。
個人的に好きなホテルが「ルクソールホテル」。
その名の通り、エジプトにあるピラミッドを持ってきたかのようなホテルで、ピラミッドの中に部屋が敷き詰められているのです!
外装のピラミッドですが、ホテル内もエジプトにある像のようなものがたくさんそこら中に飾られており、エジプトファンにはたまりません。もちろん、ホテル内にレストランやカジノまたナイトショーもあるので、夜も思う存分楽しむことができます。ホテルの外には大きなプールもあり夏は多くの人で賑わっていますよ。
部屋自体も高級感がありますが、ホテル街の中の一つなので価格も高くなく少しリッチになった気分で止まることができます。
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[su_spoiler title=”グランドキャニオンのおすすめ朝日スポット”]サウスリムに宿泊する場合。グランドキャニオン内には朝日を見るポイントが多数ありますが、私のオススメは「ヤバパイポイント(Yavapai Point)」です。
ホテルのスタッフさんが日の入り時間を教えてくれるので、その前の暗い時間からスタンバイ。
真っ暗なところから光がだんだんと見えてくるところは、本当に素晴らしい光景です! 山の上で少し冷えるので夏でも上着を用意していかれることをおすすめします。
「スカイウォーク」も観光地として知られていますが、ロッジなどがあるサウスリムからは離れているので、車での計画を立てる際は少し余裕を持って出かけてくださいね![/su_spoiler][/su_accordion]
これから世界遺産・グランドキャニオン国立公園を訪れる方へ
グランドキャニオン内での観光と言えば、一番はやはり散策・ハイキング。なので歩きやすい靴・動きやすい服装で行くのはもちろんのこと、日中と朝晩の寒暖差も激しいので調節できる服装がおすすめです。
私は3月半ばに訪れましたが、日中は薄手のニット1枚でも暑いくらいでしたが、日の出を楽しむ早朝はダウンジャケット・マフラー・手袋と着込んでもまだまだ足りないくらいの極寒でした。
風も大変強いので、女性であれば出来るだけ髪の毛はまとめましょう。楽しむ時間帯はやはり、日の出がおすすめ。流れ星が見られる早朝から待ち続けて見る朝焼けは、言葉を失うほどの美しさです!
日の入りも見るならゆったり2泊、出来ればブライトエンジェル・ロッジに宿泊されることをおすすめします。
まとめ:グランドキャニオン観光におすすめのロッジ&ホテル
- 一番人気の絶景おすすめロッジ→「ブライトエンジェル・ロッジ」
- 予約が取れないときはこちらもおすすめ→「マスウィク・ロッジ」
- 国立公園内で快適滞在ができるホテル→「カチーナロッジ・インサイドザパーク」