ドレスデンのおすすめホテルと宿泊エリア|留学経験者が選ぶ6軒(2026年版)
*この記事にはPRを含みます
こんにちは、ドレスデンで以前留学をしていたGENです。荘厳なバロック建築と美しいエルベ川の景観に彩られ、「エルベのフィレンツェ」とたたえられたザクセン州の古都ドレスデン。アウグスト強王の栄華を偲ぶ旧市街は、すべての旅人を虜にします。しかしドレスデンの魅力は新市街にもあります。
この記事では私の旅行経験をもとに、ドレスデンを楽しめる宿泊エリアとホテルについてまとめてみました。旅行を計画中の皆さんの一助になれば幸いです。
ホテルは2026年11月時点で予約できるものを確かめ直し、名前の変わったホテルや、見どころの今の様子も直しています。
まず、どこに泊まる?
| こんなドレスデン滞在をしたい | ホテル |
| 部屋の窓から、エルベ川と旧市街を眺めたい | ビルダーバーグ・ベルビュー(旧ウェスティン) 新市街 · US$100–180 |
| 新市街のカフェや雑貨店を、歩いて楽しみたい | ブティックホテル・ローテンブルガー・ホーフ 新市街 · US$80–140 |
| 宮殿そのものに泊まって、特別な滞在を | タッシェンベルクパレ・ケンピンスキー 旧市街 · US$190–350 |
| 聖母教会の前で、朝も夜も旧市街を歩きたい | シュタイゲンベルガー・ド・サクス 旧市街 · US$110–200 |
| 旧市街で、新しく快適なデザインホテルに | ゲヴァントハウス・ドレスデン 旧市街 · US$140–220 |
| 駅のそばで、料金を抑えて | インターシティホテル・ドレスデン 中央駅付近 · US$70–130 |

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。
ドレスデンのホテルはどのエリアに泊まる?

ドレスデンの街は、エルベ川をはさんで、南の旧市街(アルトシュタット)と北の新市街(ノイシュタット)に分かれています。旧市街の南には、列車の発着する中央駅があります。
見どころは比較的狭い範囲に集中しているので、どこに泊まっても歩いて回れます。眺めをとるか、観光の便利さをとるか、近郊への足をとるかで選びましょう。
ドレスデンのエリアと、この記事のホテル
エルベ川の北が新市街(ノイシュタット)、南が旧市街(アルトシュタット)。旧市街の南に中央駅があります。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。
- 1ビルダーバーグ・ベルビュー(旧ウェスティン)新市街 · エルベ川沿い・アウグストゥス橋のたもと›
- 2ブティックホテル・ローテンブルガー・ホーフ新市街 · 北側の住宅街・アルベルト広場から歩ける›
- 3タッシェンベルクパレ・ケンピンスキー旧市街 · ドレスデン城の隣›
- 4シュタイゲンベルガー・ド・サクス旧市街 · ノイマルクト広場・聖母教会の前›
- 5ゲヴァントハウス・ドレスデン旧市街 · 南側・聖十字架教会の近く›
- 6インターシティホテル・ドレスデン中央駅付近 · 中央駅の前(ヴィーナー広場)›
位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。
いちばんのおすすめは「新市街のエルベ河畔」
最もおすすめしたいのは、新市街のエルベ河畔のエリアです。旧市街、新市街のどちらにも行きやすく、立地のバランスが良いのが特徴で、行動派の方や連泊される方に最適です。
このエリアの川沿いのホテルは多くありませんが、ビルダーバーグ・ベルビューの川側の部屋からの眺めには、何物にも代えられない感動があります。新市街の街歩きを楽しむなら、北側のローテンブルガー・ホーフも候補です。
観光の中心「旧市街」
美しい教会や宮殿を間近に見られる、ドレスデン観光の中心地です。ホテルから各見どころへは歩いて5分ほどなので、観光客で混み出す前に目的の宮殿に着けて、夜のライトアップもすぐに見に行けます。
宮殿に泊まれるタッシェンベルクパレ・ケンピンスキー、聖母教会の前のシュタイゲンベルガー・ド・サクス、プールのあるゲヴァントハウスから選べます。
近郊へ足をのばすなら「中央駅付近」
旧市街だけでなく、Sバーンなどに乗ってマイセンやザクセン・スイスへ行動範囲を広げられるのが最大のメリットです。ほかのエリアに比べて、手ごろな料金で泊まれるホテルが多いのも魅力です。
駅の目の前のインターシティホテルなら、朝早い列車にも乗りやすくなります。
料金の目安は、中央駅付近の手ごろなホテルで1泊US$70〜130、旧市街や河畔の高級ホテルでUS$110〜350くらいです。クリスマスマーケットの時期や大きな催しのある日は高くなり、早く埋まります。
エリア別:ドレスデンのおすすめホテル6選
1 Bilderberg Bellevue Hotel Dresden

- エリア
- 新市街エルベ川沿い・アウグストゥス橋のたもと
- 料金の目安
- 1泊 US$100–180
- 特徴
- エルベ川をはさんで旧市街のバロック建築を正面に望む大型ホテル
- こんな人に
- 連泊する方、旧市街の眺めを部屋で楽しみたい方
ここがいい
✓ 筆者が元の記事でいちばんに勧めたホテル
✓ 川側の部屋から旧市街のバロック建築が見える
✓ 旧市街へも新市街へも歩ける
このホテルを選ぶ理由
筆者が「何物にも代えられない感動がある」と勧めた、新市街のエルベ河畔のホテルです。元の記事を書いたころは「ウェスティン・ベルビュー」でしたが、今は「ビルダーバーグ・ベルビュー・ホテル・ドレスデン」という名前で営業しています。
筆者のいちばんの助言は、「必ずリバーサイドビューの部屋を指定してください」ということでした。窓からは、時間と共に刻々と表情を変えるエルベ川と旧市街の美しい風景をいつでも楽しめます。これがこのホテルに泊まる最大のメリットです。
対岸の旧市街へはアウグストゥス橋を渡って行きます。橋を進むにつれて旧市街のバロック建築が大きく見え、感動も大きくなります。旧市街の建物群へは10分弱かかりますが、それほど遠く感じなかったのは筆者だけではないでしょう。
新市街の入口、ノイシュテッター・マルクトも川からすぐで、金色に輝くアウグスト強王の騎馬像が出迎えてくれます。口コミでは眺めと立地の評価が高い一方、建物に古さを感じるという声もあるので、川側の部屋を選ぶことが満足度の鍵になります。
2 Boutique Hotel Rothenburger Hof
- エリア
- 新市街北側の住宅街・アルベルト広場から歩ける
- 料金の目安
- 1泊 US$80–140
- 特徴
- 新市街の住宅街にある、屋内プールと庭のある老舗のホテル
- こんな人に
- 新市街のおしゃれな街歩きを楽しみたい方、料金を抑えたい方
ここがいい
✓ 新市街のカフェや雑貨店の多い地区へ歩ける
✓ 屋内プールとサウナがある
✓ 朝食の評価が高い
このホテルを選ぶ理由
筆者が「ドレスデンの魅力は新市街にも」と書いた、新市街の住宅街にあるホテルです。19世紀から続く建物を使った、屋内プールと庭のある落ち着いたホテルです。
まわりは、カフェや雑貨店、レストランが集まる新市街の中でもにぎやかな地区で、プフンツ・モルケライやクンストホーフ・パッサージュへも歩いて行けます。夜ごはんのお店選びに困りません。
旧市街へは歩くと20分ほどですが、近くのアルベルト広場からトラムに乗ればすぐです。口コミでは、朝食とスタッフ、静かな客室の評価が高めです。
河畔の大型ホテルより料金を抑えながら、ドレスデンの地元の人の暮らしに近い雰囲気を楽しめるのが魅力です。
3 Hotel Taschenbergpalais Kempinski

- エリア
- 旧市街ドレスデン城の隣
- 料金の目安
- 1泊 US$190–350
- 特徴
- アウグスト強王が建てた宮殿を使った、ドレスデンを代表する最高級ホテル
- こんな人に
- 記念日の旅行、バロックの宮殿の雰囲気に浸りたい方
ここがいい
✓ 筆者が元の記事で勧めたホテル
✓ ドレスデン城とツヴィンガー宮殿のすぐそば
✓ 屋内プールとスパがある
このホテルを選ぶ理由
筆者が「建物を眺め、内部を見学するだけでは満足できないあなたに」と勧めたホテルです。アウグスト強王が愛人のために建てたタッシェンベルク宮殿の中にあります。
ドレスデン城の隣にあり、ツヴィンガー宮殿やゼンパー・オーパーへは歩いてすぐ、聖母教会(フラウエン教会)へも歩いて5分ほどです。観光客が少なくなる夕方以降、ライトアップされた建物を思い立ったらすぐに見に行けるのが、旧市街に泊まるよいところです。
口コミでは、朝食とスタッフ、立地の評価がとても高く、近年改装されて客室も新しくなっています。屋内プールやスパもあり、観光客で混み合う昼間はホテルでくつろぐのもいいでしょう。
冬のクリスマスマーケットの時期も、旧市街の会場へ歩いてすぐです。料金はこの記事でいちばん高めですが、ドレスデンの旅を特別なものにしてくれるホテルです。
4 Steigenberger Hotel de Saxe
- エリア
- 旧市街ノイマルクト広場・聖母教会の前
- 料金の目安
- 1泊 US$110–200
- 特徴
- 聖母教会の立つノイマルクト広場に面した高級ホテル
- こんな人に
- 初めてのドレスデン、旧市街の真ん中に泊まりたい方
ここがいい
✓ 聖母教会の目の前
✓ ブリュールのテラスへ歩いてすぐ
✓ 立地の口コミ評価がとても高い
このホテルを選ぶ理由
旧市街の中心、聖母教会(フラウエン教会)が立つノイマルクト広場に面したホテルです。窓の外に聖母教会がそびえる部屋もあり、口コミでも立地の評価がとても高いホテルです。
ブリュールのテラスへも歩いてすぐで、光の柔らかい朝や夕方に旧市街を望みに出かけられます。夕景や夜景を、時間を気にせず楽しめるのが旧市街に泊まる大きなメリットです。
スパやフィットネス、レストランもあり、朝食の評価も高めです。ケンピンスキーより料金を抑えながら、旧市街のど真ん中に泊まれるのが魅力です。
ノイマルクトのまわりはレストランやカフェが多く、夜も人通りがあります。冬のクリスマスマーケットの時期は特に人気なので、早めの予約がおすすめです。
5 Gewandhaus Dresden, Autograph Collection
- エリア
- 旧市街南側・聖十字架教会の近く
- 料金の目安
- 1泊 US$140–220
- 特徴
- 18世紀の織物会館を改装した、プールのあるデザインホテル
- こんな人に
- 旧市街の便利さと、新しい客室の快適さを両方ほしい方
ここがいい
✓ 旧市街の見どころへ歩ける
✓ 屋内プールとサウナがある
✓ 改装された新しい客室
このホテルを選ぶ理由
旧市街の南側、聖十字架教会の近くにあるホテルです。18世紀に建てられた織物の会館(ゲヴァントハウス)を改装した建物で、バロックの外観と、モダンな客室の組み合わせが魅力です。
聖母教会やツヴィンガー宮殿へは歩いて行け、中央駅からのプラガー通りにも近いので、旧市街と駅のどちらにも動きやすい場所です。
小さいながら美しい屋内プールとサウナがあり、口コミでは朝食とスタッフの評価も高めです。観光で歩き疲れた日に、ホテルでゆっくり過ごせます。
旧市街の宮殿ホテルほどの料金ではなく、新しく快適な部屋に泊まりたい方にちょうどよい選択肢です。
6 IntercityHotel Dresden
- エリア
- 中央駅付近中央駅の前(ヴィーナー広場)
- 料金の目安
- 1泊 US$70–130
- 特徴
- 中央駅の目の前にある、移動に便利な手ごろなホテル
- こんな人に
- マイセンやプラハへ足をのばす方、予算を抑えたい方
ここがいい
✓ 中央駅から歩いてすぐ
✓ 手ごろな料金
✓ プラガー通りの買い物に便利
このホテルを選ぶ理由
筆者が「Sバーンなどに乗って行動範囲を広げられる」と勧めた中央駅付近のホテルです。中央駅の目の前にあり、マイセンやザクセン・スイス、プラハへの列車に乗るのにとても便利です。
このエリアは、ほかのエリアに比べて手ごろな料金で泊まれるホテルが多いのも魅力です。旧市街へは、ショッピング街のプラガー通りを歩いて20分あまり。散歩がてらに行ける距離で、トラムも使えます。
口コミでは、駅からの近さと清潔さの評価が高い一方、客室に電気ケトルがない、料金のわりに設備がシンプルという声もあります。寝るだけと割り切れば、使いやすいホテルです。
ホテルの会員になると、滞在中の市内交通のチケットがもらえることもあると口コミにあります。条件は変わることがあるので、予約のときに確かめておきましょう。
3つのエリアを比べて選ぶ
どのエリアにもよさがあります。旅の日数と、何をいちばん楽しみたいかで選びましょう。
ドレスデンの3つのエリアを比べる
見どころは狭い範囲に集まっていて、どこに泊まっても歩いて回れます。
新市街のエルベ河畔眺めと立地のバランス
- 向く人
- 連泊する方、旧市街の眺めを部屋から楽しみたい方
- 旧市街へ
- アウグストゥス橋を渡って歩いて10分弱
- この記事
- ① ビルダーバーグ・ベルビュー・② ローテンブルガー・ホーフ
旧市街観光の中心
- 向く人
- 初めての方、朝や夜のライトアップを歩いて見たい方
- 見どころへ
- 多くの見どころへ歩いて5分ほど
- この記事
- ③ ケンピンスキー・④ ド・サクス・⑤ ゲヴァントハウス
中央駅付近手ごろで移動に便利
- 向く人
- マイセンやプラハへ足をのばす方、予算を抑えたい方
- 旧市街へ
- プラガー通りを歩いて20分あまり。トラムも使える
- この記事
- ⑥ インターシティホテル
番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。
2泊以上なら、新市街の河畔か旧市街
連泊するなら、旧市街と新市街のどちらにも歩ける新市街の河畔か、見どころに囲まれた旧市街が便利です。部屋から旧市街の眺めを楽しみたいなら河畔、朝や夜の街歩きを楽しみたいなら旧市街です。
近郊の町を回るなら、中央駅付近
マイセンやザクセン・スイス、プラハなどへ足をのばす予定があるなら、中央駅付近に泊まると出発がとても楽になります。旧市街へも歩いて行けるので、観光にも困りません。
旧市街の見どころ:バロック建築をめぐる
ゼンパー・オーパー、ツヴィンガー宮殿、聖母教会(フラウエン教会)、聖十字架教会など、旧市街にはバロック様式の美しい建物が集まっています。まるで18世紀にタイムスリップしたような感覚になります。
ツヴィンガー宮殿と陶磁器コレクション
ツヴィンガー宮殿は、アウグスト強王が建てた華やかなバロック様式の宮殿です。中には美術館があり、ラファエロの「システィーナの聖母」で知られるアルテ・マイスター絵画館や、強王が集めた陶磁器のコレクションがあります。
陶器好きの方は、マイセンと、ツヴィンガー宮殿の陶磁器コレクションをあわせて楽しむのもおすすめです。
聖母教会と「君主の行進」
ノイマルクト広場に立つ聖母教会は、戦争で崩れたあと、市民の力で再建された教会です。内部の見学のほか、ドームの上の展望台にも登れます。
ドレスデン城の外壁には、歴代の君主の行列をマイセン磁器のタイルで描いた長い壁画「君主の行進」があります。旧市街を歩くときに、ぜひ見上げてみてください。
聖十字架教会の少年合唱団
旧市街の入口にある聖十字架教会は、長い歴史を持つ少年合唱団で知られています。スケジュールさえ合えば、天使の歌声が聞けるかもしれません。
礼拝や演奏会の日程は教会の公式サイトに出ています。ドレスデンに泊まるなら、夕方の時間を空けておくといいでしょう。
旧市街を一望するビューポイント
旧市街の中にいると、個々の建物を間近に見られる一方で、街並みを一度に見渡すことはできません。旧市街の見どころがそろって見える場所を知っておきましょう。
ブリュールのテラス
エルベ川沿いのブリュールのテラスは、「ヨーロッパのバルコニー」とも呼ばれる有名なビューポイントです。光の柔らかい朝や夕方に川と街を眺めると、筆舌に尽くしがたい景色に時を忘れて見入ってしまいます。
元の記事では、アウグストゥス橋から下流側のカローラ橋までをビューポイントとして紹介していました。カローラ橋は2024年に一部が崩れ落ち、その後取り壊されたので、今は渡れません。
新市街側の河畔から見る旧市街
旧市街のシルエットを正面から眺めるなら、新市街側のエルベ河畔の芝生がおすすめです。夕方になると、地元の人たちが川辺でくつろいでいます。
夏には、川沿いで野外映画祭などの催しが開かれることもあり、旧市街を背景にした特別な夜を過ごせます。
新市街の楽しみ方:ハウプト通りとアートの街
新市街は、旧市街とはまったく違う雰囲気の街です。お散歩感覚で、ドレスデンの別の魅力に触れられます。
ハウプト通りと黄金の騎士像
ノイシュテッター・マルクトから北へ延びるハウプト通りは、プラタナス並木の落ち着いた通りです。おしゃれなショップやレストランが点在しています。
通りの入口では、金色に輝くアウグスト強王の騎馬像「黄金の騎士像」が出迎えてくれます。
プフンツ・モルケライとクンストホーフ・パッサージュ
新市街の見どころとして有名なのが、ギネスブックにも載った「世界一美しい乳製品の店」プフンツ・モルケライです。手描きのタイルで飾られた店内は、見るだけでも価値があります。
アパートや中庭そのものがアート作品になっているクンストホーフ・パッサージュも人気です。雨どいが楽器のようになった建物など、写真を撮りたくなる場所がいくつもあります。徒歩とトラムを組み合わせて回るといいでしょう。
ドレスデンの移動:トラムと徒歩
ドレスデンの中心部は歩いて回れる大きさですが、トラム(路面電車)を使うと、新市街と旧市街、中央駅の間の移動がぐっと楽になります。
空港から市内へはSバーンで
ドレスデン空港からは、Sバーンで新市街駅や中央駅へ乗り換えなしで行けます。新市街の河畔のホテルなら新市街駅、旧市街や中央駅付近のホテルなら中央駅で降りると便利です。
フランクフルトやミュンヘンなどから列車で来る場合も、中央駅か新市街駅に着きます。
チケットは乗る前に
トラムやバス、Sバーンのチケットは、乗る前に券売機やアプリで買います。1日乗車券を買えば、何度でも乗り降りできて便利です。
ドイツの公共交通は改札がない代わりに、抜き打ちの検札があります。チケットを持っていないと罰金を取られるので、乗る前に必ず用意しておきましょう。
ドレスデンから足をのばす:マイセンと時計の町
ドレスデンとその郊外の町をあわせて楽しめるのは、ドレスデンに泊まる大きな楽しみです。中央駅付近に泊まると、近郊への出発がぐっと楽になります。
ドレスデンから足をのばせる町
中央駅から電車で日帰りできます。駅の近くに泊まると出発が楽です。
マイセン磁器の町
- 行き方
- Sバーンで30分あまり
- 見どころ
- マイセン磁器の工房見学、アルブレヒト城と大聖堂
ザクセン・スイス奇岩と渓谷
- 行き方
- Sバーンでエルベ川をさかのぼって40分ほど
- 見どころ
- バスタイ橋の絶景、エルベ川沿いの散歩
グラスヒュッテ時計の聖地
- 行き方
- 電車で1時間ほど(ハイデナウで乗り換え)
- 見どころ
- ドイツ時計博物館、時計メーカーの町並み
プラハ国境をこえて
- 行き方
- 列車で2時間半ほど
- 見どころ
- ドレスデンとあわせて回る旅程が人気
時間は目安です。運行は出発前にドイツ鉄道などの公式サイトで確かめてください。
マイセン:ヨーロッパの磁器の故郷
ドレスデンから電車で足をのばすなら、ヨーロッパで初めて白磁の磁器を完成させたことで有名なマイセンをはずすわけにはいきません。Sバーンで30分あまりで行けます。
マイセン磁器の工房では、磁器の製造の工程を見学できます。併設のショップでは、日本にはない絵付けのカップが見つかるかもしれません。
グラスヒュッテ:ドイツ時計の聖地
時計好きの方なら、ドイツ時計の聖地グラスヒュッテはいかがでしょうか。電車で1時間ほどの小さな町に時計メーカーがいくつも集まり、ランゲ&ゾーネやNOMOSなどが有名です。
町にはドイツ時計博物館もあり、時計づくりの歴史を詳しく知ることができます。
ザクセン・スイスとプラハ
エルベ川をさかのぼると、奇岩の連なるザクセン・スイスの国立公園があります。バスタイ橋からの眺めは、ドレスデン近郊でいちばんの絶景です。
国境をこえてプラハまでも列車で2時間半ほどです。ドレスデンとプラハを続けて回る旅程も人気があります。
クリスマスマーケットとベストシーズン
ドレスデンは、季節ごとにまったく違う楽しみ方ができる街です。旅の時期を決めるときの参考にしてください。
ドイツで最も古いクリスマスマーケットのひとつ
ドレスデンのシュトリーツェルマルクトは、ドイツで最も古いクリスマスマーケットのひとつとして知られています。名物のシュトーレンを買ったり、ホットワインを飲んだりしながら、屋台をめぐるのは冬だけの楽しみです。
マーケットの時期は旧市街のホテルがとても混み合い、料金も上がります。冬に訪れるなら、早めに予約しておきましょう。
春から秋は川沿いが気持ちいい
春から秋は、エルベ川沿いの散歩や、川をさかのぼる外輪船のクルーズが楽しめます。日が長いので、夕方のブリュールのテラスもゆっくり楽しめます。
夏は観光客が多くなるので、旧市街の見どころは朝早めか夕方に回すと、混雑を避けられます。
2泊3日のモデルコース
ドレスデンの見どころと近郊をバランスよく楽しむなら、2泊3日がおすすめです。旧市街か河畔に泊まる場合の過ごし方を紹介します。
1日目:旧市街のバロック建築と夕景
午後に着いたら、まず聖母教会とノイマルクト広場を歩き、ツヴィンガー宮殿やゼンパー・オーパーを外から眺めます。夕方はブリュールのテラスで、エルベ川に沈む夕日と旧市街のシルエットを楽しみましょう。
夜はライトアップされた旧市街を散歩して、ザクセン料理のレストランで夕食を。
2日目:美術館と新市街
午前はツヴィンガー宮殿のアルテ・マイスター絵画館や陶磁器コレクション、ドレスデン城の宝物館をゆっくり見学します。人気の展示は予約が必要なこともあるので、前もって公式サイトで確かめておきましょう。
午後はアウグストゥス橋を渡って新市街へ。ハウプト通りを歩き、プフンツ・モルケライやクンストホーフ・パッサージュをめぐって、夜は新市街のカフェやバーで過ごします。
3日目:マイセンへ日帰り
最終日は、Sバーンでマイセンへ。磁器の工房を見学し、丘の上のアルブレヒト城と大聖堂から町を見下ろします。
夕方ドレスデンに戻ったら、中央駅から次の町へ。中央駅付近に泊まっていれば、荷物を預けたまま動けて楽です。
雨の日・冬の日の過ごし方
ドレスデンは美術館や博物館がとても充実した街なので、雨の日や寒い日でも楽しめます。
ドレスデン城とアルベルティヌム
ドレスデン城の中には、ザクセン選帝侯の宝物を集めた「緑の丸天井」があり、まばゆい宝飾品や工芸品が並びます。ブリュールのテラスに面したアルベルティヌムでは、ロマン派から現代までの絵画や彫刻を見られます。
旧市街に泊まれば、雨が強くなったらすぐにホテルへ戻れるのも便利です。
ゼンパー・オーパーでオペラやバレエを
ゼンパー・オーパーでは、オペラやバレエ、コンサートが上演されています。チケットは公式サイトで前もって買えます。
公演のない時間には、劇場の中を見学できるツアーもあります。豪華な内装は一見の価値があります。
エルベ川の外輪船と、川沿いの宮殿
ドレスデンに泊まるなら、エルベ川そのものも楽しんでみてください。旧市街の前から出る外輪船は、ドレスデンならではの体験です。
歴史ある外輪船でのんびり川下り
ブリュールのテラスの下の船着き場からは、古い外輪船がエルベ川を行き来しています。船の上からは、旧市街のバロック建築を川側から眺められます。
川をさかのぼる便は、ザクセン・スイスの方面へも向かいます。運航の季節や時間は決まっているので、公式サイトで確かめてから出かけましょう。
ピルニッツ宮殿と「青い奇跡」
エルベ川の上流には、アウグスト強王が夏を過ごしたピルニッツ宮殿があります。東洋風の屋根を持つ宮殿と、川沿いの庭園が美しいところです。
途中には、「青い奇跡」と呼ばれる青い鉄の橋もあります。船やトラム、バスを組み合わせて、半日のお出かけを楽しめます。
ドレスデンの食事と、旅の注意
ザクセン地方には、素朴でおいしい郷土料理や、ドレスデン生まれのお菓子があります。観光の合間に、ぜひ味わってみてください。
シュトーレンとアイアーシェッケ
クリスマスのお菓子として日本でも知られるシュトーレンは、ドレスデンが本場です。冬だけでなく、パン屋さんやお土産屋さんで買えることもあります。
ザクセン地方のケーキ「アイアーシェッケ」も、カフェでぜひ食べてみたい一品です。観光客が多い時間は、ホテルやお気に入りのカフェでくつろぐのもいいでしょう。
治安と入国の決まり
ドレスデンは比較的落ち着いた街ですが、クリスマスマーケットや駅などの人混みでは、スリや置き引きに注意しましょう。夜の中央駅のまわりは、人通りの多い道を選んで歩くと安心です。
ドイツはシェンゲン協定の国で、日本のパスポートなら観光の短期滞在はビザなしで入国できます。シェンゲン圏では、出入国のときに顔写真や指紋を登録する仕組み(EES)が始まっているので、最初に入る国の空港では時間に余裕を持っておきましょう。
宿泊エリアを選んで、素晴らしいドレスデン滞在を

どのように楽しむかを考えながら選ぶ
比較的狭い範囲に集中していますが、ドレスデンの見どころは様々です。どのように楽しむかを考えながら宿泊エリアやホテルを選ぶのも、旅の楽しみのひとつ。そんなときに少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
再建された街に思いを馳せて
最後に、ドレスデンの美しいバロック建築群は、残念ながら戦後に再建されたものがほとんどです。
様々な困難を克服しながら一つ一つ再建したドレスデン市民。そんなことに思いを馳せながら聖母教会などを眺めると、また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。
まとめ:ドレスデンはどのエリアのホテルに泊まる?
いちばんのおすすめは、旧市街のバロック建築を正面に眺められる新市街のエルベ河畔。ビルダーバーグ・ベルビューに泊まるなら、必ず川側の部屋を選んでください。
観光の便利さなら旧市街のタッシェンベルクパレ・ケンピンスキーやシュタイゲンベルガー・ド・サクス、ゲヴァントハウス。新市街の街歩きならローテンブルガー・ホーフ、近郊へ足をのばすなら中央駅前のインターシティホテルがおすすめです。
よくある質問
ドレスデンで初めて泊まるなら、どのエリアがおすすめですか?
見どころに歩いて行ける旧市街か、旧市街の眺めを楽しめる新市街のエルベ河畔がおすすめです。マイセンなど近郊へ足をのばすなら、中央駅付近も便利です。
ウェスティン・ベルビュー・ドレスデンは今もありますか?
同じ建物のホテルが、今は「ビルダーバーグ・ベルビュー・ホテル・ドレスデン」という名前で営業しています。エルベ川の対岸に旧市街を望む立地は変わりません。
ドレスデンは何泊すればいいですか?
旧市街と新市街を見るだけなら1〜2泊、マイセンやザクセン・スイスへ日帰りで足をのばすなら3泊ほどあると、ゆっくり楽しめます。
空港の近くにホテルはありますか?
ドレスデン空港から市内へはSバーンで乗り換えなしで行けるので、空港の近くより、新市街や中央駅付近に泊まるほうが観光には便利です。早朝の便に乗る日は、Sバーンの駅に近いホテルを選ぶと安心です。
クリスマスマーケットの時期に泊まるなら?
シュトリーツェルマルクトに歩いて行ける旧市街が便利ですが、とても混み合うので、早めの予約が必要です。旧市街が埋まっていたら、トラムで行ける中央駅付近や新市街も候補です。
ドレスデンからマイセンへはどう行きますか?
中央駅や新市街駅からSバーンで30分あまりです。中央駅付近に泊まると、乗り換えなしで出発できて便利です。
ドレスデンの治安はどうですか?
比較的落ち着いた街ですが、クリスマスマーケットや駅の人混みでは、スリや置き引きに注意しましょう。夜は人通りの多い道を選んで歩くと安心です。
ドレスデンで安く泊まるなら、どこがいいですか?
中央駅付近か、新市街の北側が比較的手ごろです。どちらも旧市街へトラムや徒歩で行けるので、観光に不便はありません。クリスマスマーケットの時期は全体に料金が上がるので、早めの予約がおすすめです。
ドレスデンのホテルで、旧市街の眺めがいい部屋はありますか?
新市街のエルベ川沿いにあるビルダーバーグ・ベルビューの川側の部屋からは、対岸の旧市街のバロック建築がそろって見えます。予約のときに、川側(リバービュー)の部屋を選んでください。旧市街の中なら、聖母教会の前のシュタイゲンベルガー・ド・サクスも、教会の見える部屋があります。
