コインブラのホテルおすすめ|観光に便利な泊まるエリアと5軒(2026年版)
*この記事にはPRを含みます
旅行関係の仕事をしているFUUKAといいます。今まで仕事の関係で何度もポルトガルのコインブラに滞在していますが、クラシカルな街並みとポルトガル最古の大学がある、落ち着いたすてきな街です。
そんなコインブラのおすすめの宿泊エリアと、エリアごとのホテルをお伝えします!2026年11月時点で、ホテルは今も予約できるものから選び、駅や交通の情報も今の形に直しました。
まず、コインブラのどこに泊まる?
| こんなコインブラ滞在をしたい | ホテル |
| 世界遺産の大学のすぐそばに泊まりたい | サピエンシア・ブティック・ホテル アルタ(大学の丘) · US$110–220 |
| 旧市街の真ん中で、歴史ある建物に泊まりたい | ホテル・アストリア バイシャ(旧市街の下町) · US$80–160 |
| 移動がしやすく、設備の整ったホテルに泊まりたい | ティヴォリ・コインブラ バイシャ(旧市街の下町) · US$90–180 |
| 川の景色とプールのあるホテルで、ゆったりしたい | ヴィラ・ガレ・コインブラ エミディオ・ナヴァロ通り・川沿い · US$100–200 |
| 悲恋の物語の舞台で、特別な滞在をしたい | キンタ・ダス・ラグリマス モンデゴ川の西側(サンタ・クララ) · US$200–450 |

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。
コインブラのホテルはどのエリアに泊まる?
コインブラは、リスボンとポルトのほぼ中間にある、ポルトガル中部の大学の街です。人口もそれほど多くない街なので、繁華街といっても治安が極端に悪かったり、人でごった返したりすることはありません。
旅行者が泊まるのは、旧市街の下町「バイシャ」、大学のある丘「アルタ」、川沿いの「エミディオ・ナヴァロ通り」、川の西側の「サンタ・クララ」の4つのエリアです。どこに泊まっても、旧市街へは歩いて行けます。
大学や旧大聖堂のある丘の上は坂道と石畳が多いので、荷物が多い方や足に自信のない方は、下町か川沿いに泊まって、大学へは歩いて上るかタクシーで行くのがおすすめです。
コインブラのエリアと、この記事のホテル
モンデゴ川の東側の丘に大学と旧市街、その下に下町と川沿いの通り、対岸の西側に修道院と静かなホテルがあります。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。
- 1サピエンシア・ブティック・ホテルアルタ(大学の丘) · 大学の丘・コインブラ大学へ歩いて4分ほど›
- 2ホテル・アストリアバイシャ(旧市街の下町) · 下町の入口・エミディオ・ナヴァロ通り・旧コインブラ駅の近く›
- 3ティヴォリ・コインブラバイシャ(旧市街の下町) · 下町の北・バスターミナルの近く›
- 4ヴィラ・ガレ・コインブラエミディオ・ナヴァロ通り・川沿い · モンデゴ川沿い・公園のそば›
- 5キンタ・ダス・ラグリマスモンデゴ川の西側(サンタ・クララ) · モンデゴ川の西側・涙の館の庭園の中›
位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。
なんといってもおすすめは、旧市街の下町「バイシャ」
コインブラのおすすめの宿泊エリアは、なんといっても旧市街の中心部の下町です。街の中心のフェレイラ・ボルジェス通りにすぐ近く、この通り沿いにはいくつものカフェやレストラン、お店がたくさんあります。
のんびりと街歩きをするのにちょうどいいにぎわいで、いつでもランチやディナーに行けますし、思いついたときにふらりと通りを歩いてもいいですね。通りのいちばん南はモンデゴ川で、サンタ・クララ橋が対岸までかかっています。ホテル・アストリアはこの橋のたもとに、ティヴォリ・コインブラは下町の北にあります。
世界遺産の大学のそばなら「アルタ(大学の丘)」
13世紀にできたポルトガル最古の大学、コインブラ大学は、下町から坂を上って歩いて行けます。大学の丘の上には旧大聖堂や古い路地があり、サピエンシア・ブティック・ホテルのような小さなホテルもあります。
朝や夕方の、観光客の少ない時間に大学のまわりを歩けるのが、丘の上に泊まるいちばんの魅力です。
もう一つのおすすめは、モンデゴ川沿いのエミディオ・ナヴァロ通りのあたりです。旧市街にほど近いのに、街の喧騒からは少し離れているので、夜に人の声でうるさいということがありません。
通りの目の前には、川との間にマヌエル・ブラガ公園があり、人混みにちょっと疲れたときに散歩するのもいいですね。川沿いにはヴィラ・ガレ・コインブラのような、プールのあるホテルもあります。
特別な滞在なら、モンデゴ川の西側「サンタ・クララ」
モンデゴ川の西側も、実はおすすめの宿泊エリアです。旧市街へはすぐに行ける場所なのに、川を隔てているので、ずいぶんと静かな雰囲気です。
新サンタ・クララ修道院や、ペドロとイネスの恋の舞台となった涙の館があり、涙の館の邸宅を生かしたホテルキンタ・ダス・ラグリマスは、ぜひ泊まってみたいホテルです。
料金の目安は、下町や川沿いのホテルで1泊US$80〜200、大学の丘の小さなホテルでUS$110〜220、キンタ・ダス・ラグリマスでUS$200〜450くらいです。5月の学生のお祭りの時期や夏は混み合うので、早めに予約しましょう。
エリア別:コインブラのおすすめホテル5選
1 Sapientia Boutique Hotel
- エリア
- アルタ(大学の丘)大学の丘・コインブラ大学へ歩いて4分ほど
- 料金の目安
- 1泊 US$110–220
- 特徴
- 大学の丘の上、旧市街の中にある小さなブティックホテル
- こんな人に
- カップル、大学や旧大聖堂をゆっくり見たい方
ここがいい
✓ コインブラ大学へ歩いて4分ほど
✓ テラスから街を見下ろせる
✓ 小さくて落ち着いた雰囲気
このホテルを選ぶ理由
ポルトガル最古の大学、コインブラ大学のある丘の上にある小さなホテルです。Booking.comの案内では、大学へ歩いて4分ほどで、朝の静かな時間に大学の中庭や旧大聖堂を見に行けます。
テラスのあるホテルで、坂の上ならではの景色を楽しめます。部屋はダブルからスタジオ、アパートまであり、少し長めの滞在にも使えます。
大学の丘は坂道と石畳が多く、スーツケースを持って歩くのは少し大変です。下町や駅からはタクシーを使うと楽です。
夜は観光客が減って静かになるので、古い街の雰囲気をじっくり味わいたい方に向いています。
2 Hotel Astoria
- エリア
- バイシャ(旧市街の下町)下町の入口・エミディオ・ナヴァロ通り・旧コインブラ駅の近く
- 料金の目安
- 1泊 US$80–160
- 特徴
- 川沿いの広場に建つ、古い建物の老舗ホテル
- こんな人に
- 初めてのコインブラ、街歩きを楽しみたい方
ここがいい
✓ 下町の入口で、どこへ行くにも便利
✓ 川沿いの広場に建つ歴史ある建物
✓ 館内にレストランとバー
このホテルを選ぶ理由
筆者が「なんといってもおすすめ」とした、旧市街の中心部に近いエリアの入口に建つ老舗のホテルです。サンタ・クララ橋のたもとの広場、エミディオ・ナヴァロ通りの角にあり、下町の繁華街へも、川沿いの通りへもすぐです。
長い歴史のある建物で、館内にはレストランとバーがあります。目の前のフェレイラ・ボルジェス通りには、カフェやレストラン、お店がたくさん並んでいます。
サンタ・クララ橋を渡れば、対岸の修道院や涙の館へも歩いて行けます。大学へは坂を上って歩いて行けます。
建物が古いぶん、口コミでは部屋の古さを指摘する声もあります。新しさより、場所と雰囲気を重視する方に向いたホテルです。
3 Tivoli Coimbra Hotel
- エリア
- バイシャ(旧市街の下町)下町の北・バスターミナルの近く
- 料金の目安
- 1泊 US$90–180
- 特徴
- 下町の北にある、設備の整った近代的なホテル
- こんな人に
- 出張の方、家族連れ、バスで移動する方
ここがいい
✓ 下町の繁華街へ歩ける
✓ 長距離バスのターミナルに近い
✓ ファミリールームもある
このホテルを選ぶ理由
下町の北、長距離バスのターミナルにも近い場所にある近代的なホテルです。旧市街の下町へ歩いて行けて、バスで着く日も移動が短く済みます。
Booking.comの案内では、ダブルのほかに3人部屋やファミリールームもあり、家族で泊まりやすいホテルです。24時間対応のフロントがあり、夜遅く着く日も安心です。
古い建物のホテルが多いコインブラで、エレベーターや冷房など、設備の整った新しめのホテルに泊まりたい方に向いています。
下町の繁華街から少し北にあるので、夜は比較的落ち着いています。旧市街の観光は歩いて、大学の丘へはタクシーで上ると楽です。
4 Vila Galé Coimbra
- エリア
- エミディオ・ナヴァロ通り・川沿いモンデゴ川沿い・公園のそば
- 料金の目安
- 1泊 US$100–200
- 特徴
- モンデゴ川を望む、プールとスパのあるホテル
- こんな人に
- 家族連れ、車で旅する方、静かに過ごしたい方
ここがいい
✓ モンデゴ川の眺め
✓ 屋内・屋外のプールとスパ
✓ 川沿いの公園を散歩できる
このホテルを選ぶ理由
筆者が2つ目のおすすめにあげた、川沿いのエミディオ・ナヴァロ通りから続く、モンデゴ川沿いのエリアにあるホテルです。旧市街に近いのに、街のにぎわいから少し離れていて、夜も静かです。
Booking.comなどの案内では、屋内と屋外のプール、スパ、レストランがあり、川を眺めながらのんびりできます。
目の前の川沿いには公園が続いていて、人混みにちょっと疲れたときに散歩するのにぴったりです。下町の繁華街へも川沿いを歩いて行けます。
ポルトガルのホテルチェーンのヴィラ・ガレのホテルなので、設備が整っていて安心して泊まれます。
5 Hotel Quinta das Lágrimas – Small Luxury Hotels
- エリア
- モンデゴ川の西側(サンタ・クララ)モンデゴ川の西側・涙の館の庭園の中
- 料金の目安
- 1泊 US$200–450
- 特徴
- ペドロとイネスの悲恋の舞台「涙の館」の邸宅を生かした高級ホテル
- こんな人に
- 記念日の旅行、新婚旅行、静かに過ごしたい方
ここがいい
✓ 悲恋の物語の舞台の庭園
✓ スパとフィットネスがある
✓ 川を渡ればすぐ旧市街
このホテルを選ぶ理由
筆者が「せっかくコインブラを訪れるなら、ぜひ泊まってみたい」とすすめたホテルです。コインブラに伝わる、ドン・ペドロとイネスの悲しい恋の舞台となった「涙の館」と呼ばれる邸宅を生かしたホテルです。
ドン・ペドロの寵愛を受けたイネスは、身分の違いや、スペインとの関係を重んじた父王によって殺されてしまいます。そしてペドロは、そのイネスを生涯愛し続けました。そんな二人の恋の舞台で、ゆったりとした時間の中、ポルトガルに伝わる悲しい恋に想いを寄せてみるのも、旅のよい思い出になるでしょう。
Booking.comの案内では、スパやフィットネスセンター、レストランがあります。庭園の中にある静かなホテルで、街の中心の旧市街とはまた違った時間の流れを感じられます。
旧市街までは橋を渡ってすぐの距離です。筆者は、川の西側は旧市街より治安もよく、その意味でも安心と書いていました。
4つのエリアを比べる:坂・静かさ・便利さ
コインブラは小さな街ですが、エリアによって坂の多さや夜の静かさがかなり違います。泊まるエリアを決める前に、下の表で比べてみてください。
4つのエリアを比べる
坂の多さと夜の静かさで選びます。
バイシャ(下町)初めてにおすすめ
- 坂
- 少ない。駅やバスからも行きやすい
- 夜
- にぎやか。食事に便利
- ホテル
- ② アストリア・③ ティヴォリ
アルタ(大学の丘)大学のそば
- 坂
- 急な坂と石畳。荷物があるときはタクシー
- 夜
- 観光客が減って静か
- ホテル
- ① サピエンシア
エミディオ・ナヴァロ通り・川沿い静か
- 坂
- 平ら。川沿いを歩いて下町へ
- 夜
- 繁華街から少し離れて静か
- ホテル
- ④ ヴィラ・ガレ
西側(サンタ・クララ)特別な滞在
- 坂
- 平らな所が多い。橋を渡って旧市街へ
- 夜
- 庭園の中で静か
- ホテル
- ⑤ キンタ・ダス・ラグリマス
どのエリアからも、旧市街へは歩いて行けます。
荷物が多い方は、坂の下に
大学の丘の上は、急な坂と階段の多い石畳の道です。スーツケースを引いて歩くのはかなり大変なので、荷物が多い方や、足腰に自信のない方は、下町か川沿いに泊まるのがおすすめです。
坂の下に泊まって、大学へはタクシーで上り、帰りは坂を下りながら旧市街を散歩する、という回り方なら楽に観光できます。
夜の静かさで選ぶなら、川沿いか西側
下町の繁華街は夜もにぎやかで、学生の多い時期は遅くまで人の声が聞こえることもあります。静かに眠りたい方は、川沿いのエミディオ・ナヴァロ通りか、川の西側のホテルを選びましょう。
旧市街の歩き方:下町から大学の丘へ
コインブラの旧市街は、川沿いの下町から、大学のある丘の上へと広がっています。下町から丘の上へ上る道そのものが、コインブラ観光の楽しみです。
アルメディナ門から坂を上る
下町の繁華街から丘の上へは、古い城壁の門、アルメディナ門をくぐって上っていきます。門の先は急な坂と階段の道で、両側には小さなお店やカフェが並んでいます。
旧大聖堂を見ながら、大学へ
坂の途中には、要塞のような姿の旧大聖堂があります。さらに上ると、コインブラ大学の中庭に出て、街と川を見下ろす景色が広がります。
帰りは別の道で下町へ
帰りは、新大聖堂のまわりや、植物園の方へ回って下りてくるのもおすすめです。同じ道を戻らずに歩くと、コインブラの街の別の顔が見えてきます。
コインブラへの行き方:駅が変わったので注意
コインブラへは、リスボンやポルトから列車かバスで向かうのが一般的です。ただし、街の中心の駅が変わっているので、古いガイドブックを見ている方は注意してください。
コインブラへの行き方
中心部の駅は閉まり、列車はコインブラB駅に着きます。
列車(リスボンから)1時間半ほど
- 着く駅
- コインブラB駅(街の北)
- 駅から
- バスかタクシーで旧市街へ
列車(ポルトから)1時間ほど
- 着く駅
- コインブラB駅
- 駅から
- バスかタクシーで旧市街へ
長距離バスリスボン・ポルトなどから
- 着く所
- 街の北のバスターミナル
- そこから
- タクシーで下町・川沿いへ
時刻や乗り場は変わることがあります。乗る前に CP(ポルトガル鉄道)やメトロ・モンデゴの案内で確かめてください。
中心部の駅は閉まり、列車はコインブラB駅へ
以前は、旧市街のすぐそばの「コインブラ駅(コインブラA駅)」まで列車が乗り入れていました。ポルトガル鉄道(CP)とメトロ・モンデゴの案内によると、この駅は2025年1月から閉まり、線路はバスの専用道(メトロバス)に作り替えられています。
リスボンやポルトからの特急列車は、街の北のコインブラB駅に着きます。コインブラB駅から旧市街へは、バスかタクシーで向かいましょう。
リスボン・ポルトからの所要時間
リスボンやポルトからは、特急列車のアルファ・ペンドゥラールなどでコインブラB駅まで1時間〜1時間半ほどです。リスボンとポルトの間を移動する途中に、コインブラで1〜2泊する旅の組み立てがおすすめです。
長距離バスで向かう場合は、街の北側のバスターミナルに着きます。
駅やバスターミナルからホテルへ
コインブラB駅やバスターミナルから、下町や川沿いのホテルまではタクシーですぐです。大学の丘の上のホテルは坂の上にあるので、荷物があるときはタクシーで玄関まで行きましょう。
コインブラ観光:泊まるエリアからの回り方
コインブラは、食べ物もおいしく、観光で回りたい名所旧跡もたくさんあって、のんびりと回るのにちょうどいい大きさの町です。クラシカルな古い建物や、今のコインブラの若者が買うようなお店もあり、見て回っていても飽きることがありません。
何泊する?コインブラの過ごし方の目安
旧市街は歩いて回れる広さです。泊まる日数で、行けるところが変わります。
コインブラに何泊する?
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5月の学生のお祭りの時期は、ホテルが早く埋まります。
コインブラ大学(世界遺産)
13世紀にできたポルトガル最古の大学で、「コインブラ大学―アルタとソフィア」として世界遺産に登録されています。豪華な装飾の図書館や、街を見下ろす時計塔などが見どころです。
人気の図書館は入れる時間や人数が決まっていることが多いので、チケットは早めに買っておくと安心です。
大学の見学のコツ
コインブラ大学の見学は、チケットを買って、決められた順路で建物を回る形です。図書館は時間ごとに入れる人数が決まっていることが多いので、朝いちばんにチケットを買って、図書館の時間を先に押さえておくと、そのほかの見学の予定を立てやすくなります。
大学は今も学生が通う現役の大学です。授業中の建物では、静かに見学しましょう。
旧大聖堂とサンタ・クルス修道院
大学の丘の途中には、ロマネスク様式の旧大聖堂があります。下町にはポルトガルの初代の王が眠るサンタ・クルス修道院があり、隣のカフェでひと休みするのも楽しいですよ。
川の西側の修道院と涙の館
サンタ・クララ橋を渡った西側には、新サンタ・クララ修道院や、川の近くにたたずむ旧サンタ・クララ修道院、ペドロとイネスの恋の舞台となった涙の館の庭園があります。旧市街とあわせて歩いて回れます。
雨の日は博物館とカフェで
雨の日は、大学の近くの国立美術館や、下町の古いカフェで過ごすのがおすすめです。石畳は雨で滑りやすくなるので、坂道の散歩は晴れた日に回しましょう。
コインブラのファド
コインブラには、リスボンとは違う「コインブラ・ファド」があります。学生の黒いマントを着た男性が、ギターに合わせて歌うのが特徴です。旧市街にはファドを聞ける店があるので、夜に出かけてみてください。
コインブラで食べたいもの
コインブラの名物は、ワインで煮込んだ肉料理や、お米を使った料理です。ポルトガル版のリゾットのような料理を楽しみながら、ポルトガル名物のワインを味わってみるのもいいですね。
シャンファナ(ワインの煮込み)
コインブラのあたりの名物が、ヤギや羊の肉を赤ワインでじっくり煮込んだシャンファナです。素焼きの鍋で出てくる、素朴で体の温まる料理です。
子豚の丸焼き
コインブラの北のバイラーダ地方は、皮をパリッと焼いた子豚の丸焼きで知られています。コインブラのレストランでも食べられることがあります。
ワインと「緑のワイン」
ポルトガルは赤ワインも白ワインもおいしいですが、「緑のワイン」と呼ばれる、若くて少し発泡している白ワインの「ヴィーニョ・ヴェルデ」もおすすめです。ポルトガル料理の専門のレストランなら、そういったワインも楽しめます。
修道院生まれのお菓子
ポルトガルには、修道院で生まれた卵黄たっぷりのお菓子がたくさんあります。コインブラには、サンタ・クララ修道院にちなんだお菓子もあるので、カフェで探してみてください。
コインブラの治安と、坂道の歩き方
2026年11月時点で、外務省の海外安全ホームページでは、ポルトガルに危険情報は出ていません。コインブラは落ち着いた大学の街で、繁華街でも治安が極端に悪いということはありません。
気をつけたいのはスリと置き引き
観光客の多い大学のまわりや下町の繁華街、列車やバスの中では、スリや置き引きに気をつけましょう。カフェのテラス席で、テーブルにスマートフォンを置いたままにしないようにしてください。
歩きやすい靴で
コインブラ大学や新サンタ・クララ修道院は、少々坂の上にあります。石畳は雨の日に滑りやすいので、歩きやすい靴を履いて町へ出かけてくださいね。
大学の街ならではの楽しみ
コインブラは、街のあちこちで学生の姿を見かける、若い活気のある街です。古い街並みと学生のにぎわいが同居しているのが、コインブラならではの魅力です。
黒いマントの学生たち
コインブラの学生は、行事のときなどに黒いマントの伝統的な服を着ます。大学のまわりで黒いマントの学生を見かけたら、それはコインブラらしい風景のひとつです。
学生が共同で暮らす家
旧市街には、学生たちが共同で暮らす古い家があり、玄関に旗や飾りを掲げている家もあります。大学の丘を歩くときは、そんな家々にも目を向けてみてください。
下町の老舗カフェでひと休み
下町には、古い建物の中にある老舗のカフェがあります。ポルトガル名物のエッグタルトや、修道院生まれのお菓子とコーヒーで、街歩きの合間にひと休みしましょう。
コインブラの季節とお祭り
コインブラは大学の街なので、学生の行事が街の雰囲気を大きく変えます。
5月は学生のお祭り
毎年5月ごろには、卒業を祝う学生の大きなお祭りが開かれ、街中が学生でにぎわいます。パレードやコンサートが楽しめる一方、ホテルはとても混み合うので、この時期に行く方は早めに予約しましょう。
夏は暑く、冬は雨が多い
夏は日差しが強く、日中は暑くなります。冬は雨の日が多いですが、観光客が少なく、静かな街歩きを楽しめます。春と秋は過ごしやすく、街歩きにいちばんよい季節です。
コインブラから日帰りで行ける場所
コインブラに2泊以上するなら、近くの町へ日帰りで出かけるのもおすすめです。
コニンブリガのローマ遺跡
コインブラの南には、ポルトガル最大級の古代ローマの遺跡、コニンブリガがあります。床のモザイクがよく残っていて、ローマ時代の街の様子を感じられます。
運河の町アヴェイロ
北西のアヴェイロは、運河を色とりどりの舟が行き交う町です。列車で行けるので、コインブラから気軽に日帰りできます。
日帰りより、1泊以上がおすすめ
コインブラに泊まると、昼の観光地としての顔だけでなく、夕方に学生たちが広場に集まる様子や、夜の静かな石畳の路地など、日帰りでは見られない街の表情に出会えます。リスボンやポルトからの日帰りでも回れる街ですが、列車の時間を気にしながら急いで回るのはもったいない街です。ぜひ1泊以上して、朝の大学の静けさや夜のファドまで、ゆっくり味わってみてください。
ブサコの森
北東のブサコには、深い森の中に宮殿のようなホテルが建つ、幻想的な場所があります。車で出かけるのがおすすめです。
子ども連れなら:ミニチュアの公園と川沿いの公園
コインブラは、子ども連れでも楽しめる場所があります。
ポルトガルの建物のミニチュアの公園
川の西側には、ポルトガル各地の家や名所の建物を、子どもの背丈ほどの大きさで再現した公園があります。大人も楽しめるので、修道院めぐりとあわせて立ち寄ってみてください。
川沿いの公園でひと休み
モンデゴ川沿いには、芝生や遊歩道の続く公園があります。坂道の観光で疲れたら、川沿いでのんびりするのもおすすめです。
ホテルを予約する前に確かめたいこと
コインブラの旧市街には、古い建物を生かしたホテルが多くあります。予約の前に、次の点を確かめておきましょう。
エレベーターがあるか
古い建物のホテルには、エレベーターがなかったり、小さかったりすることがあります。大きな荷物がある方は、エレベーターの有無を確かめてから予約しましょう。
車で行くなら駐車場
旧市街の中は道が狭く、駐車場も少ないです。レンタカーでポルトガルを回る方は、駐車場のあるホテルを選ぶか、近くの駐車場を調べておきましょう。
観光税
ポルトガルの多くの街では、宿泊料とは別に、1泊ごとの観光税がかかります。ホテルで現地払いになることが多いので、予約サイトの料金の説明を確かめておきましょう。
リスボン・ポルトとあわせた旅の組み立て方
コインブラは、リスボンとポルトのほぼ真ん中にあります。ポルトガルの旅では、2つの大きな街の間で、コインブラに立ち寄る組み立てがおすすめです。
たとえば、リスボンに3泊、コインブラに1〜2泊、ポルトに2〜3泊という旅なら、列車で無理なく移動できます。大きな荷物を持っての移動になるので、コインブラでは駅からタクシーで行きやすい、下町や川沿いのホテルが便利です。
ポルトガルへの入国と、EUの新しい手続き
日本のパスポートでポルトガルに観光で入るときは、短い滞在ならビザは要りません。ほかのシェンゲン協定の国で乗り継いでポルトガルへ入る場合は、最初に着いたシェンゲン協定の国で入国審査を受けます。
EUでは、顔写真と指紋を登録する新しい出入国のシステム(EES)が始まっています。初めての登録は時間がかかることがあるので、乗り継ぎには余裕を持たせましょう。旅行前の電子認証(ETIAS)など、これから変わる手続きもあるので、出発前にEUや大使館の公式の案内で確かめてください。
のんびり回るのにちょうどいい町・コインブラ
歩いて回れる、ちょうどいい大きさ
コインブラは、食べ物もおいしく、観光で回りたい名所旧跡もたくさんあって、のんびりと回るのにちょうどいい大きさの町です。旧市街に泊まれば、思いついたときにふらりと散歩に出られます。
歩きやすい靴で、ぜひ町中へ
川の西側の新サンタ・クララ修道院やコインブラ大学は、少々坂の上にあるので、歩きやすい靴を履いて、ぜひ町中へ出かけてみてくださいね。きっと楽しい時間を過ごせるはずです。
クラシカルな古い建物の間に、今のコインブラの若者が通うようなお店もあり、見て回っていても飽きることがありません。お気に入りのエリアのホテルを選んで、コインブラでの時間を楽しんでください。
まとめ:コインブラはどのエリアのホテルに泊まる?
初めてのコインブラなら、旧市街の下町がいちばんのおすすめです。橋のたもとのホテル・アストリアなら、どこへ行くにも便利です。バスで移動する方や家族連れには、設備の整ったティヴォリ・コインブラも候補です。
大学のそばに泊まりたいなら丘の上のサピエンシア・ブティック・ホテル、静かに過ごすなら川沿いのヴィラ・ガレ・コインブラ。特別な滞在なら、川の西側のキンタ・ダス・ラグリマスに泊まってみてください。
中心部の駅は閉まり、列車はコインブラB駅に着きます。駅からはバスかタクシーで、旧市街のホテルへ向かいましょう。
よくある質問
コインブラで観光に便利なホテルのエリアはどこですか?
旧市街の下町(バイシャ)です。カフェやレストランが並ぶフェレイラ・ボルジェス通りに近く、大学へも坂を上って歩いて行けます。
コインブラA駅はまだ使えますか?
ポルトガル鉄道などの案内によると、中心部のコインブラ駅(コインブラA駅)は2025年1月から閉まり、列車はコインブラB駅に発着しています。駅から旧市街へはバスかタクシーで向かいましょう。
リスボンやポルトからコインブラへはどう行きますか?
特急列車でコインブラB駅まで1時間〜1時間半ほどです。長距離バスなら、街の北のバスターミナルに着きます。
コインブラ大学の近くに泊まれるホテルはありますか?
大学の丘の上のサピエンシア・ブティック・ホテルは、大学へ歩いて4分ほどです。坂道と石畳が多いので、荷物があるときはタクシーで向かいましょう。
コインブラで特別な滞在をするならどこですか?
ペドロとイネスの悲恋の舞台「涙の館」の邸宅を生かしたキンタ・ダス・ラグリマスがおすすめです。
コインブラは何泊するのがいいですか?
旧市街と大学を回るなら1泊、川の西側の修道院やファドも楽しむなら2泊、コニンブリガやアヴェイロへ日帰りするなら3泊あると安心です。
コインブラの治安はどうですか?
外務省の危険情報は出ておらず(2026年11月時点)、落ち着いた大学の街です。観光地や列車の中では、スリや置き引きに気をつけましょう。
コインブラのホテルの料金はどれくらいですか?
下町や川沿いのホテルで1泊US$80〜200くらいが目安です。5月の学生のお祭りの時期や夏は高くなるので、早めに予約しましょう。
