こんにちは、ツアーコンダクターをしているFukaです。フランスは仕事で何度も行っていますが、特にプロヴァンス地方は素敵なエリアです。
その中でもアルルの街は、静かな街並みの中に素敵なレストランやホテルもあって、とても居心地がいい町です。その中でもおすすめの宿泊エリアやホテルをご紹介いたします♡
アルルのおすすめ宿泊エリア1:リス通り周辺のホテル
アルルはそれほど大きな街ではありませんが、オランダの画家ゴッホゆかりの街でもあり、古代の遺跡もあるので多くの観光客が訪れます。
そしてホテルもいくつもあり、その中でもおすすめの宿泊エリアは、インフォメーションセンターも近くにある「リス通り」の周辺です。このリス通りには長距離バスターミナルもありますので、他の街からバスで移動してくる場合には便利です。
それに街の観光のことで聞きたい場合にも、インフォメーションセンターがすぐ近くですからふと思いついた時に訪れることができます。また、街の中心のレピュブリック広場やフォーラム広場までも歩いて5~6分程度です。
リス通り周辺のおすすめホテル「Hôtel Jules César Arles MGallery Collection」
インフォメーションセンター近くにはいくつもホテルがありますが、その中でもおすすめのホテルはリス通りに面した「ホテル・ジュールス・シーザー」です。
クラシカルな建物のこのホテルは、ホテルの玄関はパッと見た瞬間はホテルと分からないような雰囲気。新古典様式のような外見のホテルで、ロビーもいかにもホテル!という感じではなく、どこかのお屋敷に訪れたような、そんな雰囲気です。
またこのホテルはレストランを併設していますが、ウェイターのサービスもよく、アルルでちょっときちんとしたフランス料理のディナーを・・・と思った時にぴったりです。少しだけドレスアップして、アルルのランチやディナーを楽しんでみるのもいいですね。
その時にもしワインをいただくなら、特に夏の暑い時期にはコート・デュ・プロバンスのロゼワインがおすすめです。南フランスの暑い空気の中でよく冷えたロゼのワインは、すっきりとした味わいでのどを潤してくれることでしょう。
ご予算に余裕があるなら、ピーター・メイルの小説でも名前の知られた、アビニヨンのシャトー・ヌフ・ド・パープのワインを選んでもいいですね。
移動や観光にも便利で、そして雰囲気のあるホテルもあるのが、このリス通り周辺です。アルルに訪れた際にはぜひ滞在してみて下さいね!
おすすめエリア2:古代劇場周辺のホテル
アルルの街の魅力の一つは、古代遺跡が数多く残っているということです。そしてその古代遺跡の一つに古代劇場があります。このあたりにもいくつかホテルがあって、おすすめの宿泊エリアです。
古代劇場を望むように、いくつかのホテルやレストランがあります。その中に「Hotel Calendal 」というホテルがあります。
このホテルは決して豪華なホテルではありませんが、素朴な雰囲気で、客室も広くはありませんが清潔でこざっぱりとしたホテルです。
ホテルの中には中庭があって、そこではシーズンによってはお茶をいただく事も出来ますし、実はこの中庭にダイレクトに出れる客室もあるのです。部屋の扉を開けると中庭なので、まるでホテルではなくアパルトメントに住んでいるような気分になれますよ。
ホテルの入り口にはカフェもありますが、ホテルの周辺にもいろいろなレストランやカフェがあります。アルルの街は多くの観光客が訪れるので、お散歩がてらあちこちのレストランにいってみてもいいですね。
またホテルを出て右に行くと、すぐにローマ時代の遺跡の円形闘技場があります。有名な画家のゴッホも描いたアレーナと呼ばれる円形闘技場や古代劇場が、ホテルのすぐ隣や目の前にあるのは、まるで夢のようなシチュエーションです。
昼間は人の多いアルルの街ですが、夜になると人は少なくなりますので、のんびりとそういう遺跡を眺めるのもいいですね。昼と夜ではまったく雰囲気が違うので、ぜひご覧になって下さいね。
それらの遺跡にほど近い古代劇場周辺には、おすすめのホテルやレストランがいろいろあります。よかったら、ぜひ止まってみて下さい。きっと楽しいスティとなりますよ。
アルルのおすすめ宿泊エリア3:フォーラム広場周辺のホテル
アルルの町にはおすすめの宿泊エリアがいくつもあります。
旧市街ではなく街の郊外にもたくさん宿泊施設がありますが、せっかくアルルに滞在するなら、ぜひ旧市街の真ん中に泊まっていただきたいのです。
その旧市街の中心の一つが、フォーラム広場であり、このフォーラム広場周辺はおすすめの宿泊エリアなのです。
フォーラムという言葉は、ローマ時代に集会が開かれたフォロからきています。つまりこの広場周辺が、ローマ時代には中心だったのですね。
今は多くの建物が建っているので、むしろ中世の雰囲気の漂うエリアとなっていて、ここにいくつかのホテルやレストランがあります。大型ホテルではなく小規模なホテルとなりますが、その分落ち着いた感じの滞在を楽しめることでしょう。
また、この広場の近くには、オランダから来た画家のゴッホが描いた有名な「夜のカフェ」と呼ばれるカフェがあります。その黄色い外観のカフェは、ゴッホの絵そのままです。
ゴッホはこのアルルのあちこちを描いていますが、その絵の中でも最も有名なもののひとつがこのカフェなのです。
「夜のカフェ」のパネルと説明書きがカフェの前にありますので、それを見て香酢を合わせて写真を撮ってもいいですし、せっかくですからお茶を楽しんでもいいでしょう。
またこの広場から、もう一つの街の中心となっていたレピュブリック広場までは歩いて100m足らずです。このレピュブリック広場には、アルルでも有名なサン・トロフィーム教会や市庁舎の建物があります。
そしてこのレピュブリック広場からお店屋さんが続くレピュブリック通りを通って、ゴッホゆかりのエスパス・ファン・ゴッホまでも5分足らずの距離です。
エスパス・ファン・ゴッホはゴッホが入院していた病院があったスペースを、今はお土産屋さんやゴッホの絵のパネルを展示した建物です。不遇の画家と言われたゴッホは、この病院に入院中にも制作活動を続けていました。
アルルの街の真ん中にあり、どこに行くにも便利なフォーラム広場に宿泊すれば、アルル滞在がますます楽しいものとなるでしょう。よかったら、このエリアにぜひ宿泊してみて下さいね!
宿泊エリアを選んで素晴らしいアルル滞在を!
アルルは古代の遺跡と中世の建物、そしてゴッホゆかりの街です。どこを歩いても雰囲気があり、おいしいレストランやカフェもあります。
プロバンス地方はワインどころでもありますから、歩き疲れたらおいしいワインを一杯飲んでみるのもいいですね。
レストランやカフェから眺める街の風景は、きっととても趣のあるものであるはずです。どうぞアルルの街を存分に楽しんでくださいね。