ブエノスアイレスのホテルおすすめエリア|タンゴ留学の滞在者が選ぶ7軒と治安(2026年版)

*この記事にはPRを含みます

こんにちは。タンゴとアルゼンチンが好きで、時々ブエノスアイレスにタンゴ留学をしているゴルンです。

日本ではあまり知られていない都市の一つですが、ブエノスアイレスは南米のパリとも呼ばれる、クラシックな建物が建ち並ぶ素敵な街です。この記事では、大好きな街・ブエノスアイレスで泊まるのにおすすめのエリアとホテルを紹介します。

ホテルは2026年11月時点で予約できるものに入れ替え、治安の情報は外務省の海外安全ホームページで確かめ直しました。

まず、どこに泊まる?

こんなブエノスアイレス滞在をしたいホテル
見どころの多い中心部で、夜も楽しみたいホテル・ピュリッツァー
セントロ・プエルトマデロ · US$95–140
治安の落ち着いた港のエリアで、ゆったりヒルトン・ブエノスアイレス
セントロ・プエルトマデロ · US$290–460
南米のパリを感じる、クラシックな最高級ホテルにアルベアール・パレス・ホテル
レコレータ · US$450–650
落ち着いたレコレータに、手の届く料金でダズラー・レコレータ
レコレータ · US$150–200
下町サンテルモの雰囲気の中に泊まりたいパティオス・デ・サンテルモ
サンテルモ · US$95–130
おしゃれなパレルモで、居心地のよいホテルにホテル・クラシコ
パレルモ · US$130–160
パレルモで、口コミ評価の高いブティックホテルにフィエロ・ホテル
パレルモ · US$215–330

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。

ブエノスアイレスのホテルはどのエリアに泊まる?

ブエノスアイレスで旅行者が泊まるエリアは、見どころの集まる中心部の「セントロ」と港の「プエルトマデロ」、高級住宅街の「レコレータ」、下町の「サンテルモ」、おしゃれな「パレルモ」の4つから選ぶとわかりやすいです。

外務省の海外安全ホームページでは、首都ブエノスアイレス市と周辺都市に「レベル1:十分注意してください」が出ています(2026年11月時点)。どのエリアでもスリやひったくりは多いので、エリア選びと同じくらい、夜の移動手段を考えておくことが大切です。

ブエノスアイレスのエリアと、この記事のホテル

ラプラタ川に沿って、北西からパレルモ、レコレータ、中心部のセントロとプエルトマデロ、南のサンテルモと並んでいます。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。

↑ 北 ラプラタ川 パレルモ おしゃれな街 国内線空港 (アエロパルケ) レコレータ セントロ オベリスコ プエルト マデロ→ サンテルモ 下町・日曜の市 ↙ 国際空港(エセイサ)車で1時間前後 ↓ ボカ(昼の観光だけ) 1 2 3 4 5 6 7
  1. 1ホテル・ピュリッツァーセントロ・プエルトマデロ · マイプ通り・フロリダ通りの近く›
  2. 2ヒルトン・ブエノスアイレスセントロ・プエルトマデロ · プエルトマデロ・港沿いのレストラン街のそば›
  3. 3アルベアール・パレス・ホテルレコレータ · レコレータ・アルベアール通り›
  4. 4ダズラー・レコレータレコレータ · レコレータ墓地から250mほど›
  5. 5パティオス・デ・サンテルモサンテルモ · サンテルモ・チャカブコ通り›
  6. 6ホテル・クラシコパレルモ · パレルモ・ソーホー、セラーノ広場の近く›
  7. 7フィエロ・ホテルパレルモ · パレルモ・ハリウッド、ミニストロ・カランサ駅から歩いて5分ほど›

位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。

短い滞在なら「セントロ」:見どころのほとんどが集まる

国会議事堂や大統領府、コロン劇場、そして街のシンボルの白い塔・オベリスコがあり、ブエノスアイレスを象徴するエリアです。ガイドブックに載っているブエノスアイレスの見どころのほとんどがこのエリアにあります。

初めてのブエノスアイレスで、滞在日数が1、2日であれば、このエリアでの滞在がおすすめです。フロリダ通りに近いホテル・ピュリッツァーや、港沿いのプエルトマデロのヒルトンが候補です。

落ち着いて泊まるなら「レコレータ」:南米のパリの高級住宅街

セントロの北にあるレコレータは、エビータの墓で知られるレコレータ墓地や、高級ブティックの並ぶ通りがあるエリアです。クラシックな建物が多く、「南米のパリ」の雰囲気をいちばん感じられます。

老舗の最高級ホテルアルベアール・パレスや、手の届く料金のダズラー・レコレータから選べます。

街歩きとタンゴなら「サンテルモ」:気楽な下町

ニューヨークのソーホーを思わせるような、気楽な気分で街歩きができる下町エリアです。街全体にタンゴ音楽がかかっていて、レストランやカフェ、屋台も充実していて、一日いても飽きません。

近くのボカ地区は少し治安の心配があるので、ボカ地区に泊まるのではなく、サンテルモに泊まってボカへは昼に出かけるのがおすすめです。中庭のあるパティオス・デ・サンテルモが泊まりやすいホテルです。

おしゃれな街なら「パレルモ」:比較的治安のよい住宅街

セントロから地下鉄で20分ほどのパレルモは、高級住宅街に差しかかるエリアで、比較的治安がよいとされています。地元のおしゃれな若者向けの店が多く、ブエノスアイレスの流行の最先端を走っている地域です。

ホテル・クラシコやフィエロ・ホテルなら、カフェやレストランめぐりを歩いて楽しめます。

料金の目安は、セントロやサンテルモの中級ホテルで1泊US$95〜140、レコレータやパレルモでUS$130〜330、最高級ホテルでUS$450〜650くらいです。アルゼンチンは物価や為替が大きく動くので、料金は予約サイトの最新の表示で確かめてください。


エリア別:ブエノスアイレスのおすすめホテル7選

1 Hotel Pulitzer Buenos Aires

Hotel Pulitzer Buenos Aires
エリア
セントロ・プエルトマデロマイプ通り・フロリダ通りの近く
料金の目安
1泊 US$95–140
特徴
フロリダ通りの近くにある、屋上プールのあるデザインホテル
こんな人に
初めてのブエノスアイレスで、1〜2泊の短い滞在の方

ここがいい

✓ フロリダ通りやコロン劇場へ歩ける
✓ プールとバーがある
✓ タンゴショーのあるレストランにも近い

このホテルを選ぶ理由

このホテルのあるマイプ通りは、歩行者天国のフロリダ通りからもほど近く、ガイドブックに載っている見どころの多くへ歩いて行ける場所です。

周辺は夜も明るく、夜遊びに出かける地元の人や旅行客でにぎやかです。大型ショッピングセンターやタンゴショーが見られるレストランにも近いので、ドレスアップしてブエノスアイレスの夜を楽しむには最適のホテルです。セキュリティもよく、部屋も清潔ですよ。

口コミでは、ベッドの寝心地やスタッフ、朝食が褒められていて、部屋によっては通りの音が気になるという声もあります。北のレティーロ駅とその周りは治安に注意が必要な場所なので、夜にそちらへ歩くのは避けましょう。

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2 Hilton Buenos Aires

エリア
セントロ・プエルトマデロプエルトマデロ・港沿いのレストラン街のそば
料金の目安
1泊 US$290–460
特徴
再開発された港のエリア、プエルトマデロにある大型ホテル
こんな人に
家族連れ、出張の方、夜は港沿いで食事をしたい方

ここがいい

✓ 港沿いのレストラン街へ歩ける
✓ 屋上プールとスパがある
✓ セントロへも歩ける距離

このホテルを選ぶ理由

古い港の倉庫街を再開発したプエルトマデロにある大型ホテルです。港沿いにはレストランが並び、夜も散歩を楽しめるエリアです。

屋上プールやスパ、ガラス張りの吹き抜けのロビーがあり、ゆったりと過ごせます。口コミでも立地と朝食の評価が高いホテルです。

セントロのオベリスコやフロリダ通りへも歩いて行けますが、夜は配車アプリを使うと安心です。料金は高めなので、落ち着いた環境を優先したい方に向いています。

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3 Alvear Palace Hotel

エリア
レコレータレコレータ・アルベアール通り
料金の目安
1泊 US$450–650
特徴
高級住宅街レコレータにある、ブエノスアイレスを代表する老舗の最高級ホテル
こんな人に
記念日の旅行、特別な滞在をしたい方

ここがいい

✓ レコレータ墓地やレストランへ歩ける
✓ クラシックな内装と行き届いたサービス
✓ 屋上テラスのバーの評判がよい

このホテルを選ぶ理由

ブエノスアイレスが「南米のパリ」と呼ばれる理由を、いちばん感じられるホテルです。高級ブティックの並ぶアルベアール通りにあり、クラシックな建物と内装、行き届いたサービスで知られています。

レコレータ墓地や周りのレストラン、カフェへ歩いて行けます。口コミでは、スタッフやコンシェルジュ、朝食、屋上テラスのバーがよく褒められています。

この記事でいちばん高いホテルですが、一生に一度の旅にふさわしい滞在ができます。高級ホテル(「ブエノスアイレス 高級ホテル」)を探している方に、まず見てほしい一軒です。

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4 Dazzler by Wyndham Buenos Aires Recoleta

エリア
レコレータレコレータ墓地から250mほど
料金の目安
1泊 US$150–200
特徴
レコレータ墓地の近くにある、使いやすい中級ホテル
こんな人に
レコレータの落ち着いた街に泊まりたい方

ここがいい

✓ レコレータ墓地へ歩いてすぐ
✓ 立地の口コミ評価が高い
✓ 毎朝ビュッフェの朝食

このホテルを選ぶ理由

高級住宅街レコレータの、レコレータ墓地から250mほどの場所にあるホテルです。アルベアール・パレスより手ごろな料金で、レコレータの落ち着いた街に泊まれます。

まわりにはカフェやレストランが多く、パレルモへもセントロへもタクシーや配車アプリですぐです。口コミでは立地とスタッフの評価が高い一方、家具の古さや通りの音を指摘する声もあります。

レコレータ墓地の周りは観光客が多く、スリやひったくりも多いと外務省が注意しています。墓地のまわりを歩くときは、スマートフォンや荷物に気をつけましょう。

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5 Patios de San Telmo

エリア
サンテルモサンテルモ・チャカブコ通り
料金の目安
1泊 US$95–130
特徴
古い建物を生かした、中庭と屋上プールのあるホテル
こんな人に
街歩きやタンゴ、日曜の市を楽しみたい方

ここがいい

✓ 中庭(パティオ)のある古い建物
✓ 屋上プールがある
✓ 日曜の骨董市へ歩ける

このホテルを選ぶ理由

サンテルモの古い建物を生かした、中庭(パティオ)のあるホテルです。下町の街歩きや、日曜日の骨董市を楽しむのにぴったりの場所にあります。

元の記事で紹介したサンテルモのホテルは、今は予約サイトで見つからなかったため、同じエリアで泊まりやすいホテルとして紹介します。屋上にはプールがあり、口コミではスタッフと中庭の雰囲気が褒められています。

古い建物なので、暑い時期の冷房の効きや、部屋による通りの音を指摘する声もあります。夜遅くに歩くときは大通りを選び、配車アプリで戻りましょう。

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6 Hotel Clasico

Hotel Clasico
エリア
パレルモパレルモ・ソーホー、セラーノ広場の近く
料金の目安
1泊 US$130–160
特徴
クラシックとモダンがうまく調和した、パレルモのブティックホテル
こんな人に
パレルモでの買い物や食事を楽しみたい方

ここがいい

✓ パレルモのカフェや店へ歩ける
✓ クラシックとモダンが調和した内装
✓ 朝食の評判がよい

このホテルを選ぶ理由

パレルモのセラーノ広場の近くにあるホテルです。外観はクラシックで落ち着いた雰囲気ですが、中に入るとクラシックとモダンがうまく調和していて、ゴージャス感と快適な居心地の両方が味わえます。

おいしいステーキハウスも近くに多いので、ぜひ南米で一番おいしいと評判の牛肉のステーキを楽しんでください。

口コミでは部屋の居心地と朝食がよく褒められています。地元のおしゃれな若者向けの店が多いパレルモで、少し高級でおしゃれなお土産を探すのにも便利です。

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7 Fierro Hotel Buenos Aires

エリア
パレルモパレルモ・ハリウッド、ミニストロ・カランサ駅から歩いて5分ほど
料金の目安
1泊 US$215–330
特徴
パレルモ・ハリウッドにある、屋上プールとサウナのあるブティックホテル
こんな人に
食事や朝食を楽しみたい方、上質な小さなホテルが好きな方

ここがいい

✓ 口コミ評価がとても高い
✓ 屋上プールとサウナがある
✓ 駅から歩いて5分ほど

このホテルを選ぶ理由

パレルモの中でもレストランやバーが多いパレルモ・ハリウッドにある、ブティックホテルです。スタッフと朝食の口コミ評価がとても高いホテルです。

屋上プールやサウナがあり、街歩きの合間にゆっくり休めます。駅から歩いて5分ほどで、国内線の空港(アエロパルケ)へも近いエリアです。

アルゼンチンのほかの町へ飛行機で移動する予定があるなら、パレルモに泊まると空港まで近くて便利です。

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ブエノスアイレスの治安:エリアごとに気をつけたいこと

ブエノスアイレスは地域によっては治安があまりよくないところもあります。外務省の安全対策基礎データでは、首都と近郊で強盗や窃盗などの犯罪が日常的に起きているとして、「安全な時間帯」というものはないと注意しています。

エリア別:気をつけたい場所と被害

外務省の安全対策基礎データ(2025年9月更新)をもとにまとめました。

セントロ人が多い分スリも多い

注意
フロリダ通りのスリ・ひったくり、路上のヤミ両替。銀行の周りの強盗
避ける
レティーロ駅の周りとサンマルティン広場、駅北側のスラム街

レコレータ比較的落ち着いている

注意
レコレータ墓地の周りのひったくり・スリ

サンテルモ週末は人混みに注意

注意
週末の市(ドレーゴ広場)のスリ・ひったくり。夜は大通りを

パレルモ比較的治安がよい

注意
路上でのスマートフォンのひったくり、バイクのひったくり

ボカ昼の観光だけ

注意
大通り以外は日中でも注意。サッカーの試合の日は避ける

外務省の危険情報は、首都ブエノスアイレス市と周辺都市が「レベル1:十分注意してください」(2026年11月時点)。

レティーロ駅の周りは近づかない

外務省は、北のレティーロ駅の周りとサンマルティン広場で、ひったくりや置き引きが多く、多くの日本人旅行者が被害に遭っていると注意しています。駅の北側には大きなスラム街があり、絶対に近づかないよう呼びかけています。

セントロに泊まる場合も、夜にレティーロ駅の方へ歩くのは避け、移動は配車アプリを使いましょう。

フロリダ通り、レコレータ墓地、サンテルモの市はスリに注意

観光客でにぎわうフロリダ通り、レコレータ墓地の周り、週末のサンテルモのフェリア(市)は、スリやひったくりが多い場所として外務省が挙げています。

人混みでは、リュックを前に抱え、スマートフォンを出しっぱなしにしないようにしましょう。

バイクのひったくりと「ケチャップ強盗」

ブエノスアイレスでは、バイクに二人乗りした犯人が通りすがりにスマートフォンやバッグを奪うひったくりが多く起きています。路上でスマートフォンを操作したり、写真を撮ったりしているときは、特に周りに気をつけてください。

服にケチャップなどの液体をかけ、拭くのを手伝うふりをして荷物を盗む「ケチャップ強盗」も、観光地や公園で多く起きています。何かをかけられても、親切そうな人を相手にせず、すぐにその場を離れましょう。

ボカは昼に、大通りだけを歩く

ボカ地区は、カラフルな建物を見て歩くだけでも楽しいエリアで、レストランの軒下で踊るタンゴショーを通りから見ることもできます。

ただし外務省も、大通り以外は日中でも注意が必要としています。観光客の多いカミニートのまわりを昼に歩き、暗くなる前に戻りましょう。サッカーの試合の日は特に混み合うので、避けるのが無難です。


セントロの歩き方:フロリダ通りと美しい本屋

オベリスコのある大通りから数ブロック北へ上がったところにあるのが、地元の人や観光客でいつもにぎわうフロリダ通りです。

古い建物と新しいビルが並ぶ通り

築100年を超える荘厳で重厚な建物の合間に、現代的でおしゃれなビルが建ち並んでいます。レストランやカフェ、日用品からお土産までそろっていて、街歩きが楽しい通りです。

劇場を改装した本屋「エル・アテネオ」

世界でも美しい本屋の一つとして知られる「エル・アテネオ」もぜひ訪れたい場所です。劇場を改装した本屋で、客席だった場所に本棚が並び、舞台だった場所はカフェになっています。一見の価値ありです!

セントロからレコレータへ向かう途中にあるので、レコレータ墓地とあわせて回るのもおすすめです。

コロン劇場でオペラやバレエを

世界有数のオペラハウスとして知られるコロン劇場も、セントロにあります。公演を見なくても、館内を案内してもらえるツアーで豪華なホールを見学できます。


サンテルモとボカの楽しみ方

ブエノスアイレスに何度も行っている人でも、やっぱりまた行ってしまうという人気の地区です。ぜひ訪れて、楽しい時間をお過ごしくださいね。

日曜日の骨董市とメルカド

サンテルモでは毎週日曜日に骨董市が開かれます。骨董品だけでなく、季節の衣服や手作りのアクセサリー、日用品なども売られていて、見て歩くだけでも楽しめます。

近くには、今ではブエノスアイレス市内でほとんど見なくなったメルカド(野菜や果物、生鮮食品などを売る大きな市場)もあります。素材にこだわった自然食品の店や、個性的なファッションのブティックも多いエリアです。

サンテルモで食べたい「チョリパン」

ブエノスアイレスは市内のあちこちにおいしいステーキの店がありますが、サンテルモでのおすすめは「チョリパン」です。ジューシーなチョリソーをはさんだパンに、何種類ものソースを選べます。

サンテルモは時間を忘れるぐらい街歩きの楽しいエリアなので、小腹が空いたときにはぜひチョリパンを味わってみてください。

ボカのカミニートとタンゴ

サッカーチームのボカの本拠地があるボカ地区は、カラフルな建物が並ぶ港町です。レストランの軒下で踊るタンゴショーを、通りから見ることもできます。

サンテルモからは車ですぐなので、昼にタクシーや配車アプリで行き、暗くなる前に戻るのがおすすめです。


パレルモとプエルトマデロの楽しみ方

セントロの外にも、泊まって楽しいエリアがあります。上の写真は、夜のプエルトマデロです。

パレルモ:流行の店と緑の公園

セントロの土産店が観光客をターゲットにしているのに比べて、パレルモでは地元のおしゃれな若者や奥様方を相手にした商品が多く、少し高級でおしゃれなお土産を買いたい人におすすめです。

パレルモへはセントロから地下鉄が便利ですが、ブティックやクラシックな建物が建ち並ぶ大通りを歩いて1時間ほどなので、時間がある方は昼に歩くのもおすすめです。

プエルトマデロ:港沿いの散歩と夕食

古い港の倉庫を生かしたレストランが並び、川沿いの遊歩道を散歩できるエリアです。夜はライトアップされた港を眺めながら、ステーキの夕食を楽しめます。


タンゴを楽しむなら:ショーとミロンガ

ブエノスアイレスはタンゴの街です。タンゴ好きとしては、ぜひ旅の夜に一度はタンゴに触れてほしいと思います。

初めてならタンゴショー

初めての方には、食事とあわせて楽しめるタンゴショー(ディナーショー)がおすすめです。プロのダンサーと楽団の迫力ある舞台を、席に座ってゆっくり見られます。

ショーは夜遅くまで続くことが多いので、ホテルからの送迎付きのプランを選ぶか、帰りは配車アプリを使いましょう。

地元の人が踊る「ミロンガ」

もっとタンゴに近づきたいなら、地元の人がタンゴを踊りに集まるダンスホール「ミロンガ」へ。踊れなくても、見ているだけで街の人たちのタンゴへの愛情を感じられます。

ミロンガは夜遅くに始まって深夜まで続くことが多いので、会場の近くに泊まるか、帰りの車を先に決めておくと安心です。


ブエノスアイレスを旅するのにいい季節

ブエノスアイレスは南半球にあるので、日本と季節が反対です。日本の夏休みのころは冬、年末年始は夏になります。

春と秋が歩きやすい

街歩きを楽しむなら、暑すぎず寒すぎない春(10〜11月ごろ)と秋(3〜5月ごろ)がおすすめです。春には街路樹のジャカランダが紫の花を咲かせ、街がいちばん華やかになります。

夏は暑く、冬は肌寒い

12〜2月の夏は暑い日が多く、昼の街歩きは日差しに気をつけましょう。6〜8月の冬は雪はほとんど降りませんが、朝晩は冷えるので上着が必要です。

日本からの移動はとても長いので、季節に合わせて、到着した日はホテルでゆっくり休める日程にしておくと安心です。


空港から市内へ、市内の移動

ブエノスアイレスは、市内を縦横にメトロ(地下鉄)とバスが走っていて、市内のどこへ行くのもとても便利です。ただし、外務省は乗り物の中のスリやひったくりにも注意を呼びかけています。

ブエノスアイレスの移動手段を比べる

外務省の注意をもとに、安全に動くための選び方です。

配車アプリいちばんのおすすめ

向く
夜の移動、空港との行き来、ボカなどへの往復
注意
乗る前に車のナンバーと運転手を確かめる

レミース(ハイヤー)安心して乗れる

向く
空港との行き来、荷物の多い日
注意
予約のときに車種・色・車番・運転手名を確かめる

地下鉄(スブテ)安くて便利

向く
昼のセントロ〜パレルモの移動
注意
ドアが閉まる瞬間のスマートフォンのひったくり。混雑時のスリ

流しのタクシーなるべく避ける

注意
使うならラジオタクシーを。トランクに荷物を入れるときに気をつける

外務省 海外安全ホームページ「アルゼンチン 安全対策基礎データ」より。

国際空港(エセイサ)から市内へ

日本からの便が着くエセイサ国際空港は、市の中心から離れた郊外にあり、車で1時間前後かかります。空港の正規のタクシーや送迎、配車アプリを使い、空港で声をかけてくる客引きの車には乗らないようにしましょう。

タクシーより配車アプリかレミース

外務省は、タクシーを使うときは配車アプリを使うよう勧めています。流しのタクシーはなるべく避け、使う場合は「ラジオタクシー」を選びましょう。

レミースと呼ばれるハイヤーも、料金はタクシーより高いものの、安心して使える交通手段です。荷物をトランクに入れるときは、運転手が運転席を離れているときに入れてもらいましょう。

地下鉄は便利。でも乗り降りのときに注意

メトロは各線が色分けされた路線図が各駅にあり、行き先の確認もとても簡単です。手荷物には十分気をつけましょう。

外務省によると、電車のドアが閉まる瞬間にスマートフォンをひったくる手口が多いので、ドアの近くではスマートフォンを使わないようにしてください。


アルゼンチンに行く前に確かめたいこと

アルゼンチンは日本からとても遠い国ですが、入国の手続きは簡単です。お金の扱いだけは、事前に確かめておきましょう。

90日以内の観光ならビザは不要

外務省の案内では、日本とアルゼンチンの間には査証免除の取り決めがあり、観光などの90日以内の滞在にはビザが要りません。

両替は銀行や正規の両替所で

フロリダ通りなどでは、路上で有利なレートを持ちかける「ヤミ両替」に声をかけられることがあります。外務省は、違法であるうえ偽札をつかまされたり、人のいない場所へ連れて行かれたりするおそれがあると注意しています。

両替は空港の銀行や市内の正規の両替所で行い、受け取ったお金はその場で確かめましょう。アルゼンチンは物価や為替が大きく動く国なので、出発前に最新の状況を調べておくと安心です。


これからブエノスアイレスを訪れる方へ

手荷物に気をつけて、南米のパリを楽しんで

ブエノスアイレスは地域によっては治安があまりよくないところもあります。地下鉄に乗っているときだけでなく、街歩きをしているときも、手荷物には十分気をつけてください。

それでも、クラシックな建物、タンゴ、おいしい牛肉のステーキと、ブエノスアイレスには何度でも訪れたくなる魅力があります。ぜひ大好きな街・ブエノスアイレスを楽しんでくださいね。


まとめ:ブエノスアイレスはどのエリアのホテルに泊まる?

初めてで1〜2泊なら、見どころの集まるセントロがおすすめです。フロリダ通りに近いホテル・ピュリッツァーや、港沿いのプエルトマデロのヒルトン・ブエノスアイレスが候補です。

落ち着いて泊まるならレコレータのアルベアール・パレスやダズラー・レコレータ、下町の街歩きとタンゴならサンテルモのパティオス・デ・サンテルモ、おしゃれな街ならパレルモのホテル・クラシコやフィエロ・ホテルがおすすめです。

どのエリアでも、夜の移動は配車アプリを使い、スマートフォンは人前で出しっぱなしにしない。これを守って、南米のパリを楽しんでください。


よくある質問

ブエノスアイレスで初めて泊まるなら、どのエリアがおすすめですか?

1〜2泊ならセントロです。コロン劇場やオベリスコ、5月広場など、見どころのほとんどへ歩いて行けます。3泊以上なら、落ち着いたレコレータやパレルモもおすすめです。

ブエノスアイレスで治安のよいエリアはどこですか?

旅行者が泊まるエリアの中では、高級住宅街のレコレータやパレルモ、再開発された港のプエルトマデロが比較的落ち着いています。ただし外務省は「安全な時間帯はない」としているので、どのエリアでもスリやひったくりには注意が必要です。

ブエノスアイレスで避けたほうがいい場所はありますか?

外務省は、レティーロ駅の周りとサンマルティン広場、駅の北側のスラム街、ボカ地区の大通り以外の場所などに注意を呼びかけています。ボカは昼に観光客の多い場所だけを歩き、夜は近づかないようにしましょう。

ブエノスアイレスの高級ホテルならどこがおすすめですか?

クラシックな最高級ホテルなら、レコレータのアルベアール・パレスです。港沿いでゆったり過ごすなら、プエルトマデロのヒルトンも候補になります。

パレルモのホテルはどうですか?

パレルモは比較的治安がよいとされ、おしゃれな店やレストランが多いエリアです。国内線の空港にも近いので、地方へ飛ぶ予定がある方にも便利です。ホテル・クラシコやフィエロ・ホテルが泊まりやすいホテルです。

空港の近くに泊まったほうがいいですか?

国際線のエセイサ空港は市の中心から遠く、まわりに見どころもないので、ふつうは市内に泊まるほうが便利です。国内線のアエロパルケから地方へ飛ぶなら、近くのパレルモに泊まると移動が楽です。

両替はどこですればいいですか?

空港の銀行や市内の正規の両替所を使いましょう。路上の「ヤミ両替」は違法で、偽札をつかまされるおそれがあると外務省が注意しています。