北京のホテルおすすめエリア|留学経験者が選ぶ6軒と観光に便利な泊まり方(2026年版)

*この記事にはPRを含みます

はじめまして、ポチです。2014年9月から2015年7月まで、北京大学に一年間留学していました。

急速な経済成長を遂げる中国の首都・北京。市内には外国人の姿も多く、地下鉄や高級ショッピングセンターが次々にできる一方で、「胡同(フートン)」と呼ばれる情緒ある町並みが数多く残り、そこに住む人情味あふれる人々にも触れることができます。

この記事では、そんな北京で泊まるのにおすすめのエリアとホテル、エリアごとの見どころを紹介します。ホテルは2026年11月時点で予約できるものに入れ替え、入国や支払いの方法も今の形に直しました。

まず、どこに泊まる?

こんな北京滞在をしたいホテル
王府井で、特別な北京滞在をザ・ペニンシュラ北京
王府井(東城区) · US$420–560
王府井に、手ごろな料金で泊まりたいノボテル北京ピース
王府井(東城区) · US$90–140
胡同の四合院に泊まってみたいロン・コートヤード(帽児胡同)
胡同エリア(南鑼鼓巷・雍和宮) · US$130–170
雍和宮と胡同の近くに、手ごろに泊まりたいノスタルジア・ホテル雍和宮
胡同エリア(南鑼鼓巷・雍和宮) · US$50–75
頤和園や円明園、北京大学の近くに泊まりたいクラウンプラザ北京中関村
海淀区(北京大学・頤和園) · US$105–160
おしゃれな三里屯で、買い物や食事を楽しみたいインターコンチネンタル北京三里屯
朝陽区(三里屯) · US$270–310

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。

北京のホテルはどのエリアに泊まる?

北京の街は、故宮(紫禁城)と天安門を真ん中に、環状道路がぐるりと広がるつくりです。旅行者が泊まるエリアは、中心の「王府井」、北の「胡同エリア」、北西の「海淀区」、東の「朝陽区(三里屯)」の4つから選ぶとわかりやすいです。

初めての北京なら、まずはなんといっても東城区の王府井です。天安門や故宮など有名な観光スポットに近く、外国人観光客でも安心して泊まることのできる快適なホテルが複数あります。

北京のエリアと、この記事のホテル

故宮・天安門が街の真ん中です。王府井はそのすぐ東、胡同エリアは北、三里屯は東、北京大学のある海淀区は北西に離れています。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。

↑ 北 海淀区 北京大学頤和園円明園 中心から地下鉄30分〜 胡同エリア 南鑼鼓巷・雍和宮 故宮天安門 王府井 繁華街 朝陽区 三里屯・CBD鳥の巣は北 → 首都空港は北東 ↓ 大興空港は南 どのエリアも地下鉄でつながっています 1 2 3 4 5 6
  1. 1ザ・ペニンシュラ北京王府井(東城区) · 王府井の繁華街の中›
  2. 2ノボテル北京ピース王府井(東城区) · 地下鉄5号線・灯市口駅から歩いて6分›
  3. 3ロン・コートヤード(帽児胡同)胡同エリア(南鑼鼓巷・雍和宮) · 南鑼鼓巷のそば・地下鉄南鑼鼓巷駅すぐ›
  4. 4ノスタルジア・ホテル雍和宮胡同エリア(南鑼鼓巷・雍和宮) · 雍和宮まで歩いて10分ほど›
  5. 5クラウンプラザ北京中関村海淀区(北京大学・頤和園) · 地下鉄4号線・10号線の駅から歩いて6分ほど›
  6. 6インターコンチネンタル北京三里屯朝陽区(三里屯) · 三里屯のショッピング街のそば›

位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。

初めてなら「王府井」:天安門・故宮の東どなり

北京に来たならまずはここ!というのが、天安門〜王府井エリアです。天安門広場を中心に、故宮・人民大会堂・国家博物館が立ち並び、そこから隣接して北京屈指の繁華街の王府井(ワンフージン)があります。

ザ・ペニンシュラ北京のような最高級ホテルから、ノボテル北京ピースのような手ごろなホテルまであり、数日かけて北京中心部を観光する拠点にぴったりです。

北京らしい町並みなら「胡同エリア」:南鑼鼓巷・雍和宮

故宮の北には、昔ながらの胡同の町並みが残る南鑼鼓巷(ナンルオグーシャン)や、チベット仏教のお寺・雍和宮があります。夜のバーや路地歩きを楽しみたい方に向いたエリアです。

大きなホテルは少ないですが、中庭のある四合院の宿や胡同の中の手ごろなホテルなら、北京らしい雰囲気の中に泊まれます。

庭園めぐりなら「海淀区」:北京大学・円明園・頤和園

中国式庭園に興味のある方は、北西の海淀区へ。北京大学・円明園・頤和園が隣り合っていて、地下鉄4号線やバスで簡単に行き来できます。

私が留学していたころのおすすめは、北京大学が運営する中関新園というホテルでした。北京大学が留学生や外国からのゲストのために運営しているホテルで、部屋も食事も文句なしの快適さです。ただ、今はBooking.comで予約の状況が確かめられなかったので、この記事では地下鉄4号線沿いのクラウンプラザ北京中関村を紹介します。

買い物と夜の食事なら「朝陽区(三里屯)」

朝陽区は北京中心部より東にあり、北京市内でいちばん大きな区です。大使館や外国の企業、国際ホテルが多く、「国際商業都市」とも呼ばれています。

おしゃれなショッピング街の三里屯に近いインターコンチネンタル北京三里屯なら、夜の食事や買い物を気軽に楽しめます。

料金の目安は、胡同の手ごろなホテルで1泊US$50〜75、王府井や海淀区の国際チェーンでUS$90〜160、高級ホテルでUS$270〜560くらいです。中国の大型連休(10月の国慶節など)は料金が上がり、観光地も混み合います。


エリア別:北京のおすすめホテル6選

1 The Peninsula Beijing

エリア
王府井(東城区)王府井の繁華街の中
料金の目安
1泊 US$420–560
特徴
王府井の中心にある、全室スイートの最高級ホテル
こんな人に
記念日の旅行、ゆったりした客室で過ごしたい方

ここがいい

✓ 王府井の繁華街まで歩いてすぐ
✓ 全室が寝室と居間の分かれたスイート
✓ 屋内プールとスパがある

このホテルを選ぶ理由

筆者が「宿泊なら王府井エリアがいい」と勧めた、その王府井の中心にある最高級ホテルです。全室が寝室と居間の分かれたスイートで、観光で疲れた体をゆったり休められます。

繁華街の王府井まで歩いてすぐで、屋台でおやつを買い食いしたり、お土産を探したりした後も、すぐにホテルへ戻れます。故宮や天安門へは車で15分ほどです。

館内には屋内プールやスパ、アフタヌーンティーの楽しめるロビーがあります。料金はこの記事でいちばん高いですが、北京の旅を特別なものにしたい方に向いています。

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2 Novotel Beijing Peace

エリア
王府井(東城区)地下鉄5号線・灯市口駅から歩いて6分
料金の目安
1泊 US$90–140
特徴
王府井の繁華街に近い、使いやすい国際チェーンのホテル
こんな人に
初めての北京で、観光の拠点を手ごろに選びたい方

ここがいい

✓ 王府井の繁華街へ歩ける
✓ 地下鉄の駅が2つ使える
✓ 屋内プールがある

このホテルを選ぶ理由

王府井の金魚胡同にある、国際チェーンのホテルです。王府井の繁華街へ歩いて行けて、地下鉄5号線の灯市口駅から歩いて6分、1号線の東単駅からも歩けます。

1号線に乗れば天安門東駅まですぐなので、故宮や天安門広場の観光に便利です。5号線に乗れば、北の雍和宮へも乗り換えなしで行けます。

口コミでは場所とスタッフの評価が高く、客室や水まわりの古さを指摘する声もあります。新しさより立地と料金のバランスを重視する方におすすめです。

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3 Beijing Rong Courtyard Boutique Hotel

エリア
胡同エリア(南鑼鼓巷・雍和宮)南鑼鼓巷のそば・地下鉄南鑼鼓巷駅すぐ
料金の目安
1泊 US$130–170
特徴
南鑼鼓巷の近くの胡同にある、中庭のある小さな宿
こんな人に
北京らしい町並みに泊まりたい方、夜の南鑼鼓巷を楽しみたい方

ここがいい

✓ 胡同の中の四合院(中庭のある家)に泊まれる
✓ 南鑼鼓巷へ歩いてすぐ
✓ 地下鉄6号線・8号線の駅が近い

このホテルを選ぶ理由

元の記事では「南鑼鼓巷の近くにはあまり大きなホテルがない」と書きましたが、胡同の古い家を生かした小さな宿なら泊まることができます。ここは南鑼鼓巷のすぐ西、帽児胡同にある宿です。

中庭を囲む四合院のつくりで、北京の昔ながらの暮らしを感じられます。夜にバーや路地歩きを楽しんでも、歩いてすぐ戻れるのが魅力です。

大きなホテルのような設備はないので、プールやジムを使いたい方には向きません。胡同は道が入り組んでいるので、初めて行くときは地図で場所を確かめておきましょう。

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4 Nostalgia Hotel Beijing Yonghe Lama Temple & Nanluoguxiang

エリア
胡同エリア(南鑼鼓巷・雍和宮)雍和宮まで歩いて10分ほど
料金の目安
1泊 US$50–75
特徴
胡同の中にある、手ごろで口コミ評価の高いホテル
こんな人に
予算を抑えたい方、ひとり旅、胡同歩きが好きな方

ここがいい

✓ 雍和宮へ歩いて行ける
✓ 南鑼鼓巷へも近い
✓ 手ごろな料金で口コミ評価が高い

このホテルを選ぶ理由

雍和宮の西、方家胡同の中にあるホテルです。雍和宮まで歩いて10分ほどで、南鑼鼓巷へも近く、胡同の町並みの中に泊まれます。

料金は手ごろですが、口コミの評価が高く、スタッフの対応がよく褒められています。胡同の路地の奥にあるので、初めて行くときは少し見つけにくいかもしれません。

地下鉄5号線の雍和宮駅や北新橋駅に出れば、王府井や天安門の方面へも乗り換えて行けます。胡同の雰囲気を楽しみながら、宿代を抑えたい方に向いています。

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5 Crowne Plaza Beijing Zhongguancun

エリア
海淀区(北京大学・頤和園)地下鉄4号線・10号線の駅から歩いて6分ほど
料金の目安
1泊 US$105–160
特徴
海淀区の中関村にある、地下鉄4号線沿いの大型ホテル
こんな人に
頤和園や円明園をゆっくり回りたい方、大学や中関村に用がある方

ここがいい

✓ 地下鉄4号線で北京大学・円明園・頤和園へ
✓ 屋内プールとジムがある
✓ 国際チェーンで安心して泊まれる

このホテルを選ぶ理由

海淀区の中関村にある、国際チェーンのホテルです。地下鉄4号線と10号線の駅から歩いて6分ほどで、4号線に乗れば北京大学、円明園、頤和園の近くの駅まで乗り換えなしで行けます。

北京大学・円明園・頤和園は隣り合っていて、どれも広いので歩いて回ると2〜3時間はかかります。近くに泊まれば、朝から庭園めぐりに出かけられます。

口コミではスタッフの評価が高い一方、客室の家具に古さを感じるという声もあります。都心から離れたエリアで、国際チェーンの安心感を求める方に向いています。

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6 InterContinental Beijing Sanlitun

エリア
朝陽区(三里屯)三里屯のショッピング街のそば
料金の目安
1泊 US$270–310
特徴
若者に人気のショッピング街・三里屯にある高級ホテル
こんな人に
夜の食事や買い物を楽しみたい方、大使館街や朝陽区に用がある方

ここがいい

✓ 三里屯のショッピング街へ歩ける
✓ レストランやバーの多いエリア
✓ スタッフと立地の口コミ評価が高い

このホテルを選ぶ理由

朝陽区の三里屯にある高級ホテルです。三里屯は現地の若い人たちにも人気のショッピングエリアで、通りは“おしゃれなストリート”になっています。

ホテルからショッピング街の三里屯太古里へ歩いて行け、夜の食事やバーにも困りません。口コミでは立地とスタッフの評価がとても高いホテルです。

朝陽区には大使館や外国の企業も多く、外国人の多い国際的なエリアです。故宮などの観光には地下鉄やタクシーで移動しますが、北京の今の顔を楽しみたい方に向いています。

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王府井・天安門エリアの見どころ

王府井に泊まるなら、歩いて、または地下鉄1駅で行ける見どころがたくさんあります。

天安門と故宮(紫禁城)

まずは地下鉄で天安門へ行ってみましょう。天安門に着いたら、毛沢東の肖像画をバックに記念撮影!天安門を抜けるとその先は故宮、映画『ラストエンペラー』の舞台として知られる雄大な宮城が広がっています。

故宮は事前のオンライン予約が必要で、予約したパスポートを入口で見せます。北京市政府の案内では、月曜日は休館です(祝日を除く)。日程が決まったら、早めに公式の予約を確かめておきましょう。

国家博物館

故宮の向かい、天安門広場の東にある国家博物館は、一日では見切れないほどの広さと展示数を誇る中国随一の博物館です。

入場は無料ですが、こちらも事前の予約とパスポートが必要です。人気の時期は予約がすぐに埋まるので、旅行の日程が決まったら早めに確かめましょう。

王府井の繁華街

王府井は、もとは北京の下町ですが、今ではレトロな町並みと現代的な大型ショッピングビルが並んでいます。屋台でおやつを買い食いするもよし、チャイナドレスや布靴などのお土産を探すもよし。

夜遅くまで人通りが多く、ホテルへの帰り道も安心な繁華街です。


胡同エリアの歩き方:南鑼鼓巷と雍和宮

王府井から北へ行くと、北京の古い町並み「胡同」が残るエリアに入ります。泊まらなくても、半日は時間をとって歩いてほしいエリアです。

南鑼鼓巷:迷路のような路地を歩く

舗装された道路をいつも歩いている日本人には、なぜか懐かしさを感じると思います。石畳や土のままの道があり、時が止まったような感じです。表通りは観光客で混んでいることがありますが、一歩路地に入ると赤レンガの家屋を見ることができます。

ただ、家によっては塀が高く迷路になっている箇所もあり、迷子になりやすいので、くれぐれも地図で自分の位置を確認しながら散策してください。地元の人の生活を少しでも感じられるこのエリアの散策は最高ですよ!

南鑼鼓巷のお土産とスイーツ

ショッピングをするなら、1960〜1970年代を思わせるレトロなマグカップや雑貨のお店をのぞいてみてください。北京らしいお土産が見つかります。

北京のスイーツなら、カップに入ったヨーグルトのような、ほんのり甘い北京名物を味わってみてください。それから、稲香村という老舗のお菓子もおすすめです。月餅やお饅頭のような、濃厚な甘みのお菓子が楽しめます。

雍和宮:チベット仏教のお寺

雍和宮はチベット仏教のお寺で、外国人観光客の間ではLama Templeとも呼ばれています。私が行ったときは、現地の人よりはるかに外国人観光客のツアーバスがたくさん来ていました。

一番奥にある「万福閣」には巨大な弥勒菩薩像がまつられているので、ぜひ拝観してください。お寺の中では写真が禁止されている場所があるので、案内に従いましょう。

雍和宮のお土産

雍和宮の表通りの両側には、仏具屋さんやお線香屋さんが立ち並んでいます。私は現地の信仰心のある同僚と一緒に行ったので、参拝にとても時間がかかりました。

お土産屋さんには、仏像やお線香、お守りや装飾品、絵葉書があります。私のおすすめは黒い木でできた干支のお守りです。家族や友達全員分を買いましたが、今でも記念に残っているお土産です。地下鉄の雍和宮駅からすぐなので、わかりやすいです!


海淀区の庭園めぐり:円明園と頤和園

美しい中国式庭園に興味のある方は、ぜひ円明園・頤和園エリアへどうぞ。いずれも清朝末期の歴史を今に伝える、広大で美しい皇帝の別荘です。

円明園:破壊された西洋式建築の遺跡

円明園には、アロー戦争の際にイギリス・フランスの連合軍によって破壊された、大理石の西洋式建築物の遺跡が残っています。広い園内に湖や庭園が続き、歩くだけで2〜3時間はかかります。

頤和園:西太后が過ごした離宮

頤和園は西太后が晩年を過ごした離宮で、華麗な建物群と、それを囲む見渡す限りの広い湖とが織りなす風景はとても優美です。

どちらも地下鉄4号線の駅から近く、北京大学のそばを通って行けます。1日に1か所ずつ、ゆっくり回るのがおすすめです。


朝陽区:鳥の巣と三里屯

朝陽区には、2008年の北京オリンピックのメイン会場だった国家体育場(鳥の巣)や、ウォーターキューブとも呼ばれる国家水泳センターがあります。この2つの建物は日本でも知られているので、着いたらすぐに見つけられると思います。

三里屯でショッピング

三里屯は現地の若い人たちにも人気のショッピングエリアです。シルク製品の店もあり、刺繍のあるシルクの小物入れなどはお土産としておすすめです。

個性的な博物館や公園も

朝陽区には、中国映画の歴史を紹介する中国電影博物館や、中国で暮らす56の少数民族の文化がわかる施設など、個性的な見どころもあります。

太陽の神様をまつった日壇公園もこのエリアにあり、大使館街の散歩とあわせて訪れるのもおすすめです。


北京のホテル選びで気をつけたい4つのこと

北京はとても広く、同じ「中心部」でも駅から遠いホテルを選ぶと、観光のたびに長く歩くことになります。予約の前に、次の4つを確かめておきましょう。

地下鉄の駅から歩ける距離か

北京の地下鉄は、駅と駅の間が長く、駅の出口から目的地まで思ったより歩くことがあります。ホテルは地下鉄の駅から歩いて10分以内を目安に選ぶと、毎日の移動がぐっと楽になります。

この記事のホテルは、胡同の宿も含めて、どれも地下鉄の駅を使える場所から選んでいます。

胡同の宿は、行き方と設備を先に確かめる

胡同の宿は路地の奥にあることが多く、タクシーが宿の前まで入れないこともあります。荷物の多い方は、最寄りの大通りから歩く道を地図で確かめておきましょう。

古い家を生かした宿は、部屋が小さかったり、設備が最低限だったりします。雰囲気を楽しむ宿と割り切るか、快適さを優先して王府井に泊まるかを決めておくと、がっかりせずに済みます。

大型連休と季節で、料金と混み方が変わる

中国の大型連休、とくに10月初めの国慶節や春節のころは、ホテルの料金が上がり、故宮などの観光地もとても混み合います。日程をずらせるなら、連休を外すのがおすすめです。

北京の夏は暑く、冬は寒くて乾燥します。冬に行くなら、加湿や暖房の口コミも見ておくと安心です。

チェックインにはパスポートを

中国のホテルでは、チェックインのときにパスポートを見せる必要があります。ホテルが宿泊の届け出を代わりに行うので、予約した名前とパスポートの名前が同じかを確かめておきましょう。


北京に行く前に確かめたいこと(2026年)

元の記事を書いた2015年から、北京の旅の準備は大きく変わりました。とくに、入国の手続きと支払いの方法は出発前に確かめておきましょう。

2015年と今(2026年)で変わったこと

出発前に確かめておきたい4つです。

入国30日以内はビザ免除

今
観光・商用で30日以内ならビザなし(2026年11月時点)
確認
いつまで続くかは出発前に大使館の案内で

支払いスマホ決済が主流

今
Alipay・WeChat Payに日本のカードを登録して使える
確認
出発前にアプリを入れて設定。少しの現金も

観光地事前予約が必要

今
故宮や国家博物館はパスポートで事前に予約
確認
故宮は月曜休館(祝日を除く)

移動配車アプリも使える

今
地下鉄が広がり、DiDiも外国人が使える
確認
タクシーは道路を走っている車を

2026年11月時点で確かめた内容です。制度は変わることがあるので、出発前に公式の案内を確かめてください。

30日以内の観光ならビザなしで入国できる

中国は2024年11月から、日本のパスポートを持つ人の30日以内の観光や商用の滞在をビザ免除にしています。いつまで続くかは変わることがあるので、出発前に在日本中国大使館の案内で確かめてください。

期限が近づくと延長されるかどうかが発表されるので、2027年以降に行く方は、出発前に在日本中国大使館などの最新の案内を確かめてください。

パスポートはいつも持ち歩く

中国では、16歳以上の外国人はパスポートを持ち歩く決まりがあります。ホテルのチェックイン、高速鉄道、主要な観光地の入場でも、パスポートを見せるよう求められます。

ホテルに泊まるときの「宿泊登記」はホテルが代わりに行います。友人の家に泊まる場合は自分で届け出る必要があるので、ホテルに泊まるほうが安心です。

支払いはスマホ決済。外国のカードも登録できる

今の北京では、お店でもタクシーでも、AlipayやWeChat Payなどのスマホ決済が主流です。日本で発行したクレジットカードを登録して使えるので、出発前にアプリを入れて設定しておくと安心です。

大きなホテルやデパートではクレジットカードも使えますが、小さな店や屋台では使えないことがあります。少しの現金も持っておきましょう。

日本のアプリが使えないことがある

中国では、GoogleやLINEなど、日本でよく使うサービスの一部がそのままでは使えません。地図アプリや連絡の手段を、出発前に考えておきましょう。


北京の治安と、旅行者が気をつけたいこと

北京の中心部は、夜でも人通りが多く、旅行者が普通に過ごす分には大きな心配はいりません。外務省の海外安全ホームページでも、北京には危険レベルは出ていません(2026年11月時点。レベル1は新疆ウイグル自治区とチベット自治区)。

ただし、外務省は日本人が気をつけたい点をいくつも挙げています。旅行の前に目を通しておきましょう。

人の集まる場所では周りに気を配る

外務省は、中国各地で公園や地下鉄など人の集まる場所で、刃物などによる凶悪な事件が起きていると注意を呼びかけています。日本人が被害に遭った事件もありました。

観光地や駅では、周りの様子に気を配り、不審な人が近づいてきたら離れるようにしましょう。

写真の撮り方と、ことばに気をつける

中国では「反スパイ法」により、幅広い行為が取り締まりの対象になるおそれがあると、外務省が注意を呼びかけています。軍や政府の施設の周りでは写真を撮らないようにしましょう。

また、日本や日中関係をめぐって反日的な感情を持つ人がいることも意識し、人前では節度ある言動を心がけてください。

タクシーはアプリか、道路を走っている車を

タクシーに乗る際は、ホテル前などで停まっているタクシーは使わず、必ず道路を走っているものをつかまえましょう。基本的に全てのタクシーにメーターがついているので、料金交渉の必要はありません。

今は配車アプリのDiDi(滴滴出行)も外国人が使えるようになっていて、行き先を中国語で伝える手間がなくなります。乗るときは、アプリに出ている車のナンバーを確かめましょう。

冬の大気汚染に備える

北京では、季節によってPM2.5や黄砂による大気汚染が起きることがあります。冬や春に行く方は、マスクを持っていくと安心です。


空港から市内へ

北京には、北東の首都国際空港と、南の大興国際空港の2つの空港があります。どちらに着くかで、行きやすいエリアが少し変わります。

首都国際空港から

首都国際空港からは、空港線(エアポートエクスプレス)で東直門駅などへ出て、地下鉄に乗り換えます。三里屯や王府井、胡同エリアへは、この方法かタクシーが便利です。

大興国際空港から

大興国際空港からは、大興空港線で市の南部へ出て、地下鉄に乗り換えます。タクシーなら、渋滞しなければ中心部まで1時間前後です。

どちらの空港も、着いたらまず配車アプリかタクシー乗り場の正規のタクシーを使いましょう。客引きの車には乗らないでください。


万華鏡のような街、北京を楽しんでくださいね!

地下鉄を上手に使って

北京市内の観光は、地下鉄などを使って上手に巡っていきましょう。駅に入るときは手荷物の検査があるので、時間に余裕を持って動きましょう。

にぎやかさも旅の思い出に

北京は私たちにいろいろな姿を見せてくれる、まるで万華鏡のような街です。ショッピングもグルメも歴史散策も、多くの楽しみを与えてくれます。

店員さんの押しの強さにたじろいだり、雑踏の賑やかさに驚いたりするかもしれませんが、それも旅の思い出のひとつとして楽しんでもらえたらと思います!


まとめ:北京はどのエリアのホテルに泊まる?

初めての北京なら、天安門・故宮に近く、繁華街もある王府井がいちばんのおすすめです。特別な滞在ならザ・ペニンシュラ北京、手ごろに泊まるならノボテル北京ピースが候補です。

北京らしい町並みに泊まるなら、胡同エリアのロン・コートヤードやノスタルジア・ホテル雍和宮。頤和園や円明園を回るなら海淀区のクラウンプラザ北京中関村、買い物と夜の食事を楽しむなら三里屯のインターコンチネンタル北京三里屯がおすすめです。

出発前に、ビザ免除の期限、故宮などの予約、スマホ決済の設定を確かめておけば、北京の旅はぐっと楽になります。


よくある質問

北京で初めて泊まるなら、どのエリアがおすすめですか?

東城区の王府井です。天安門や故宮、国家博物館に近く、繁華街で食事や買い物もできます。外国人観光客が泊まりやすいホテルも多いエリアです。

北京の観光に便利なホテルの場所は?

故宮・天安門の観光なら王府井、胡同歩きなら南鑼鼓巷や雍和宮の近く、頤和園・円明園なら海淀区が便利です。地下鉄の駅に近いホテルを選ぶと、どこへでも動きやすくなります。

日本人に人気のエリアや、日本人が多いエリアはありますか?

旅行で泊まるなら、観光に便利な王府井が日本人にもいちばん人気です。住んでいる日本人は、大使館や日本人学校、外国の企業が多い朝陽区に多く、三里屯の周りには日本料理の店もあります。

日本語の通じるホテルは多くないので、英語か翻訳アプリを用意しておくと安心です。

外国人が泊まれるホテルは決まっていますか?

外国人はホテルでパスポートを見せてチェックインし、ホテルが宿泊の届け出(宿泊登記)を代わりに行います。この記事のホテルは、どれもBooking.comで外国人が予約できるホテルです。予約の前に、各ホテルのページの案内も確かめておきましょう。

日本人が北京に行くのにビザは必要ですか?

2026年11月時点では、30日以内の観光や商用はビザ免除になっています。いつまで続くかは変わることがあるので、出発前に在日本中国大使館の案内で確かめてください。それ以降の旅行は、出発前に最新の案内を確かめてください。

北京で安く泊まるならどこがいいですか?

胡同エリアのノスタルジア・ホテル雍和宮のような手ごろなホテルなら、1泊US$50〜75くらいから泊まれます。国慶節などの大型連休は料金が上がるので、日程をずらせるなら避けるのがおすすめです。

北京の胡同(フートン)に泊まれますか?

南鑼鼓巷の近くなどには、胡同の古い家を生かした小さな宿があります。ロン・コートヤードのような四合院の宿なら、北京らしい雰囲気の中に泊まれます。

北京観光には何泊くらい必要ですか?

故宮・天安門、胡同エリア、頤和園や円明園をそれぞれ半日〜1日ずつ回るなら、3〜4泊あると余裕を持って楽しめます。万里の長城へ足をのばすなら、もう1日とっておくと安心です。