タスマニアの治安と泊まるエリア|インターン経験者が選ぶ拠点とホテル5軒(2026年版)

*この記事にはPRを含みます

はじめまして、Watです。日本生まれ日本育ちの私ですが、2017年から2018年までの6か月間、オーストラリアのタスマニアでインターンシップをしていました。

タスマニアは日本人にはあまりなじみがないかと思いますが、自然豊かで、日本では体験できないことをたくさん経験できます。そこで今回は、そんなタスマニアの治安と、泊まるのにおすすめの街とホテルを紹介したいと思います。

ホテルは2026年11月時点で予約できるものを確かめ直し、フェリーや入国の手続きなど、変わった情報も直しました。

まず、どこに泊まる?

こんなタスマニア滞在をしたいホテル
ローンセストンを拠点に、川沿いのおしゃれなホテルでペッパーズ・サイロ
ローンセストン · US$140–220
ローンセストンの真ん中に、手ごろに泊まりたいホテル・グランド・チャンセラー・ローンセストン
ローンセストン · US$100–160
州都の港町で、アートに囲まれて泊まりたいヘンリー・ジョーンズ・アート・ホテル
ホバート · US$200–350
世界遺産の自然の中で、野生動物に会いたいペッパーズ・クレイドル・マウンテン・ロッジ
クレイドル・マウンテン · US$300–500
フェリーの前後や、旅の最後にのんびりとノボテル・デボンポート
デボンポート · US$110–170

※ 料金は1室1泊の目安です。時期や空室状況により変わります。

タスマニアはどこに泊まる?

タスマニアはオーストラリア本土の南に浮かぶ島で、大きな街は3つあります。州都のホバート、タスマニア第2の街ローンセストン、そしてフェリーの発着するデボンポートです。

その中でも筆者がいちばんおすすめするのが、島の北部に位置するローンセストンです。世界遺産のクレイドル・マウンテンへも、ここから車で向かえます。

島をめぐる旅になるので、1か所に泊まり続けるより、旅の流れに合わせて拠点を移すのがおすすめです。

タスマニアの拠点と、この記事のホテル

北の海沿いにデボンポートとローンセストン、島の中央の西寄りにクレイドル・マウンテン、南東に州都ホバートがあります。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。

↑ フェリーでジーロング(メルボルン近郊)へ デボンポート フェリーの港 → ローンセストンへ車で1時間ほど ローンセストン 北部の中心・空港 クレイドル・ マウンテン 世界遺産の国立公園 ↓ 車で2時間半ほど ホバート 州都・港町・空港 ↑ ローンセストンから 車で2時間半ほど 1 2 3 4 5
  1. 1ペッパーズ・サイロローンセストン · テイマー川沿い・中心部へ歩ける›
  2. 2ホテル・グランド・チャンセラー・ローンセストンローンセストン · 中心部・ショッピング街や公園へ歩いてすぐ›
  3. 3ヘンリー・ジョーンズ・アート・ホテルホバート · 港の前・サラマンカへ歩ける›
  4. 4ペッパーズ・クレイドル・マウンテン・ロッジクレイドル・マウンテン · クレイドル・マウンテン国立公園の入口›
  5. 5ノボテル・デボンポートデボンポート · マージー川を望む中心部・フェリー乗り場へ車ですぐ›

位置のイメージ図です。距離や方角は正確ではありません。

どこに行くにも便利な「ローンセストン」

飛行機(国内線)がシドニーやメルボルンから出ていて、アクセスも抜群です。空港からタクシーで15分ほどで街の中心部に着きます。

オーストラリア国内外から多くの観光客が来る街なので、ホテルやレストラン、スーパーも多く、長期滞在をしても困ることはありません。川沿いのペッパーズ・サイロや、中心部のホテル・グランド・チャンセラーがおすすめです。

州都で港町の「ホバート」

元の記事では紹介していませんでしたが、島の南東にある州都ホバートも、タスマニアの旅に欠かせない街です。港沿いのレストランや週末の市場、美術館など、見どころがたくさんあります。

港に面したヘンリー・ジョーンズ・アート・ホテルなら、街歩きも食事も歩いて楽しめます。

世界遺産の自然の中「クレイドル・マウンテン」

島の中央の西寄りにある世界遺産の国立公園です。ローンセストンから車で2時間半ほどかかり、周辺にはスーパーやレストランなどが一切ありません。

それでも、筆者がインターンをしたペッパーズ・クレイドル・マウンテン・ロッジは、いつも満室になるほどの人気です。

自然が残る小さな港町「デボンポート」

タスマニア北部の海沿いにある港町で、フェリー「スピリット・オブ・タスマニア」が発着することで有名です。街は小さいですが観光客が多く、レストランやホテルもそろっています。

フェリーの前後に泊まるなら、中心部のノボテル・デボンポートが便利です。

料金の目安は、デボンポートやローンセストンのホテルで1泊US$110〜220、ホバートやクレイドル・マウンテンの人気ホテルでUS$200〜500くらいです。夏(12〜2月)は観光客が多く、早く埋まります。


拠点別:タスマニアのおすすめホテル5選

1 Peppers Silo

エリア
ローンセストンテイマー川沿い・中心部へ歩ける
料金の目安
1泊 US$140–220
特徴
古い穀物サイロを改装した、テイマー川沿いのデザインホテル
こんな人に
北部を周る拠点がほしい方、カップルの旅行

ここがいい

✓ テイマー川とカタラクト渓谷の近く
✓ 穀物サイロを改装した個性的な建物
✓ 口コミの評価がとても高い

このホテルを選ぶ理由

筆者が「タスマニアでいちばんのおすすめ」と書いたローンセストンにある、古い穀物サイロを改装したホテルです。テイマー川のほとりに建ち、丸いサイロの形を生かした客室から川を眺められます。

中心部へは歩いて行けて、筆者が「半径1kmくらいにお店などが密集していて、街並みはまるでテーマパークのよう」と書いたローンセストンの街歩きを楽しめます。渓谷の自然が美しいカタラクト渓谷も近くです。

館内のレストランやカフェの評価も高く、口コミでは立地とスタッフ、部屋の雰囲気がよく褒められています。

ローンセストン空港から車で15分ほどで、クレイドル・マウンテンやデボンポートへ出かける拠点にもぴったりです。駐車場は有料と案内されています。

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2 Hotel Grand Chancellor Launceston

エリア
ローンセストン中心部・ショッピング街や公園へ歩いてすぐ
料金の目安
1泊 US$100–160
特徴
中心部の商店街や公園のすぐそばにある大型ホテル
こんな人に
街歩きや食事を楽しみたい方、料金を抑えたい方

ここがいい

✓ ショッピング街と公園へ歩いてすぐ
✓ レストランがある大型ホテル
✓ 料金が比較的手ごろ

このホテルを選ぶ理由

ローンセストンの中心部にある大型ホテルです。ショッピング街や公園、博物館へ歩いてすぐの場所にあり、筆者が書いた「半径1kmくらいにお店が密集した」ローンセストンの街歩きにぴったりです。

夜遅くまで営業しているレストランも近くに多く、夜ごはんに出かけても、すぐにホテルへ戻れます。

口コミでは、立地のよさが特に評価されています。客室に古さを感じるという声もありますが、ペッパーズ・サイロより料金を抑えられるので、拠点として何泊かする方にも向いています。

ホテルの近くにはスーパーもあり、ドライブの前に食料や飲み物を買っておくのにも便利です。

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3 The Henry Jones Art Hotel

エリア
ホバート港の前・サラマンカへ歩ける
料金の目安
1泊 US$200–350
特徴
古いジャム工場を改装し、館内にアートが飾られたウォーターフロントのホテル
こんな人に
ホバートの街歩きや美術館を楽しみたい方、記念日の旅行

ここがいい

✓ 港のすぐそば
✓ 館内にタスマニアのアート作品が飾られている
✓ サラマンカ・プレイスへ歩ける

このホテルを選ぶ理由

元の記事では紹介していませんでしたが、タスマニアの州都ホバートは、旅行で外せない街です。このホテルは、港に面した古いジャム工場の建物を改装したアートホテルです。

館内のいたるところに地元のアーティストの作品が飾られていて、歩くだけで美術館のようです。石造りの壁や古い梁を残した客室も、ここならではの雰囲気です。

港沿いのレストランや、週末に市場の開かれるサラマンカ・プレイスへ歩いて行けます。新鮮な魚介や、タスマニアのワインを楽しめる店も近くにたくさんあります。

料金は高めですが、ホバートの港町の雰囲気をいちばん感じられるホテルです。

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4 Peppers Cradle Mountain Lodge

Peppers Cradle Mountain Lodge
エリア
クレイドル・マウンテンクレイドル・マウンテン国立公園の入口
料金の目安
1泊 US$300–500
特徴
筆者がインターンをした、国立公園のすぐそばのロッジ
こんな人に
野生動物やハイキングを楽しみたい方、自然の中でゆっくり過ごしたい方

ここがいい

✓ 筆者がインターンシップで働いたホテル
✓ 敷地にワラビーやウォンバットが現れる
✓ 客室はすべてロッジスタイル

このホテルを選ぶ理由

筆者のインターンシップ先だったホテルです。タスマニアの中央の西寄りにある、世界遺産クレイドル・マウンテンの国立公園の入口にあります。

このホテルの売りは、大自然の中にあることです。客室はすべてロッジスタイルで、一歩部屋から出ると、敷地の中に多くの野生動物(ワラビーやウォンバットなど)がいて、まるでサファリパークの中に泊まっているような感覚になれます。筆者が働いていたころから、世界中の観光客がこのホテルに泊まるためにタスマニアに来るほどの人気でした。

まわりにはスーパーやレストランが一切ないので、食事はホテルのレストランか、食材を持ち込んで部屋のキッチンで自炊するかの2択です(キッチンの有無は部屋によって違うので、予約のときに確かめましょう)。ホテルのレストランでは、カンガルーなどのジビエ料理や、タスマニアのワインを味わえます。

ローンセストンからは車で2時間半ほどかかります。料金はこの記事でいちばん高めで、人気の時期はすぐに埋まるので、早めに予約しておきましょう。

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5 Novotel Devonport

エリア
デボンポートマージー川を望む中心部・フェリー乗り場へ車ですぐ
料金の目安
1泊 US$110–170
特徴
マージー川沿いの中心部にある、新しいホテル
こんな人に
フェリーでタスマニアに渡る方、北海岸をドライブする方

ここがいい

✓ マージー川を望む中心部
✓ レストランとバーがある
✓ フェリー乗り場へ車ですぐ

このホテルを選ぶ理由

筆者が「タスマニア旅行の最後にデボンポートへ是非!」と書いた港町の、中心部にあるホテルです。マージー川を望む場所にあり、川沿いの散歩道へすぐに出られます。

デボンポートは、フェリー「スピリット・オブ・タスマニア」が発着する港町で、街は小さいながら観光客が多く、レストランやホテルもそろっています。

館内にはレストランやバー、コーヒーショップがあり、朝食は別料金と案内されています。フェリーに乗る前の夜や、着いた日の宿にちょうどいいホテルです。

筆者のおすすめは、海沿いの街で食べる新鮮な海の幸、特に牡蠣です。日本の牡蠣よりも身はひと回り小さいけれど、そのぶん味が凝縮されていてとても濃厚で、ビールとの相性はパーフェクトだそうです。

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4つの拠点を比べて、旅の流れを決める

タスマニアは、北海道より少し小さいくらいの島です。どの拠点にどれくらい泊まるかで、旅の楽しさが大きく変わります。

タスマニアの4つの拠点を比べる

タスマニアは北海道より少し小さい島です。1か所に泊まるより、旅の流れに合わせて拠点を移すのがおすすめです。

ローンセストンどこに行くにも便利

向く人
北部を回る方、街歩きと食事を楽しみたい方
移動
空港から車で15分ほど。クレイドル山へ2時間半ほど
この記事
① ペッパーズ・サイロ・② グランド・チャンセラー

ホバート州都・港町

向く人
美術館や市場、南部の自然を楽しみたい方
移動
ローンセストンから車で2時間半ほど
この記事
③ ヘンリー・ジョーンズ・アート・ホテル

クレイドル・マウンテン世界遺産の自然の中

向く人
野生動物やハイキングを楽しみたい方
移動
まわりにお店はない。車で行くのが基本
この記事
④ ペッパーズ・クレイドル・マウンテン・ロッジ

デボンポートフェリーの港町

向く人
フェリーで渡る方、旅の最後に海辺でのんびりしたい方
移動
ローンセストンから車で1時間ほど
この記事
⑤ ノボテル・デボンポート

移動の時間は車での目安です。番号をタップすると、そのホテルの紹介に移ります。

北から入るか、南から入るか

飛行機ならローンセストンかホバート、フェリーならデボンポートから島に入ります。北から入ったら南へ、南から入ったら北へ抜けるように回ると、同じ道を戻らずに済みます。

クレイドル・マウンテンには最低1泊、できれば2泊すると、朝夕の野生動物や山の景色をゆっくり楽しめます。


タスマニアの治安:オーストラリアの中でも穏やかな島

気になる治安ですが、オーストラリア自体が治安のとても良い国で、タスマニアも同様に治安はとても良いです。筆者自身、6か月の滞在でトラブルに巻き込まれたり、そういう話を聞いたりしたことはありませんでした。

ローンセストンは夜も人通りがある

ローンセストンでは、夜遅くまで多くのレストランが営業していて、筆者が住んでいたころは深夜でも人通りが多く、女性の方も安心だと感じていました。

それでも海外なので、最低限の注意は必要です。特に女性は、ひとりで夜道を歩くのはできるだけ避けることをおすすめします。

外務省の危険レベルは出ていない

2026年11月時点で、オーストラリアには外務省の危険レベルは出ていません。それでも、置き引きや車上荒らしなどの犯罪はあるので、荷物から目を離さない、車の中に荷物を見える状態で置かない、を守りましょう。

タスマニアで気をつけたいのは、犯罪よりも自然と運転です。山の天気は急に変わり、夜の道路には野生動物が飛び出してきます。


自然と運転の注意:タスマニアならではの安全対策

タスマニアは交通手段があまりないので、空港でレンタカーを借りて回るのが基本です。日本と同じ左側通行ですが、気をつけたいことがあります。

国際運転免許証と、夜の運転

レンタカーを借りるには、国際運転免許証が必要です。日本の免許証も忘れずに持っていきましょう。

タスマニアの道路では、夕方から夜にかけて、ワラビーやウォンバットなどの野生動物がよく道路に出てきます。暗くなってからの運転はできるだけ避け、明るいうちに宿に着くように計画しましょう。

山の天気は急に変わる

クレイドル・マウンテンなどの山では、夏でも急に冷え込んだり、雨や雪になったりすることがあります。ハイキングに出るときは、防水の上着と温かい服、水と食べ物を持っていきましょう。

ルートの状況は、国立公園のビジターセンターで確かめてから出発すると安心です。

長く滞在するなら中古車も

筆者は、長期滞在の場合はレンタカーではなく現地で中古車を買い、帰国前に売るほうがいいと書いていました。オーストラリアでは車の個人間の売買が主流で、買った値段に近い値段で売れることも多いそうです。

ただし、名義の変更や保険の手続きが必要なので、短い旅行ならレンタカーが手軽です。

紫外線と、困ったときの連絡先

オーストラリアは紫外線がとても強い国です。涼しい日でも日焼けしやすいので、帽子やサングラス、日焼け止めを忘れずに持っていきましょう。

警察・救急・消防の緊急通報は000です。山や海に出かけるときは、行き先と帰る予定の時間を宿の人に伝えておくと安心です。携帯電話の電波が届かない場所も多いので、地図はスマホにダウンロードしておきましょう。


ローンセストンの楽しみ方:ビールと街歩き

筆者は無類のビール好き。うれしいことに、オーストラリアにはおいしいビールが数多くあります。

ジェームス・ボーグの醸造所

個人的におすすめしたいのが、オーストラリアを代表するビールのひとつ、ジェームス・ボーグの醸造所です。ローンセストンの中心部にあり、見学ツアーも行われています。

ツアーの時間や、試飲のできる場所は変わることがあるので、行く前に公式サイトで確かめて予約しておきましょう。説明は英語です。

タスマニアの地ビール

実はタスマニアには地ビールがたくさんあり、本土のシドニーやメルボルンではなかなか買えないものもあります。筆者が日本の通販サイトで探したときは、ひとつも見つかりませんでした。

ビール好きの方は、それ目当てだけでも行く価値があります。

カタラクト渓谷

ローンセストンの中心部から歩いて行ける場所に、カタラクト渓谷があります。川沿いの遊歩道やリフト、プールのある公園があり、街のすぐそばで自然を楽しめます。

天気が良ければ、街並みとあわせて一日中散歩していても飽きないと思います。


クレイドル・マウンテンの楽しみ方

クレイドル・マウンテンは、タスマニア原生地域として世界遺産に登録された国立公園の一部です。氷河が削った湖と、ゆりかごのような形の山が美しい場所です。

ダヴ湖を一周するハイキング

いちばん人気のコースは、クレイドル山を正面に見ながらダヴ湖のまわりを歩くコースです。木道が整っていて、2時間ほどで一周できます。

国立公園の中へは、ビジターセンターからシャトルバスで入ります。入園にはパークパスが必要なので、事前にオンラインで買っておきましょう。

夕方は野生動物の時間

夕方になると、ワラビーやウォンバット、運がよければタスマニアン・デビルにも会えるかもしれません。ロッジに泊まれば、部屋から一歩出るだけで動物たちに出会えます。

野生動物には食べ物を与えないのが決まりです。写真を撮るときも、そっと距離をとって見守りましょう。


ホバートの楽しみ方

州都ホバートは、港を中心にした落ち着いた街です。ローンセストンとはまた違う魅力があります。

サラマンカ・マーケットと港の食事

土曜日には、港沿いのサラマンカ・プレイスで大きな市場が開かれ、地元の野菜や工芸品、屋台の食べ物が並びます。

港沿いのレストランでは、新鮮な魚介やタスマニアのワインが楽しめます。生牡蠣はぜひ味わってみてください。

美術館とクナニ/ウェリントン山

ホバートの郊外には、個性的な展示で知られる美術館MONAがあり、港から船で行けます。

街の背後にそびえるクナニ/ウェリントン山の山頂からは、ホバートの街と海を一望できます。山頂は夏でも寒いので、上着を持っていきましょう。


デボンポートとフェリー

デボンポートは、本土とタスマニアを結ぶフェリー「スピリット・オブ・タスマニア」が発着する港町です。

フェリーは今はジーロング発着

元の記事を書いたころ、フェリーはメルボルンの港から出ていましたが、今はメルボルン近郊のジーロングとの間を結んでいます。車ごと渡れるので、本土からドライブ旅行で来る方にも便利です。

新しい船への入れ替えも進んでいるので、時刻や乗り場は公式サイトで確かめてから予約しましょう。

ビーチと海の幸

時間があれば、ビーチにはぜひ行ってほしいです。あちこちでバーベキューをしていたり、サーフィンをしていたり。そんな風景を見ながら、旅の思い出を振り返るのもいいですね。

海沿いの街なので、新鮮な海の幸が食べられます。特に牡蠣は最高です。


ホバートから足をのばす:ブルーニー島とポート・アーサー

ホバートに2泊以上できるなら、近くの島や歴史の町へ日帰りで出かけてみましょう。この記事の冒頭の写真は、ホバートの南にあるブルーニー島です。

ブルーニー島:細い砂州と海の幸

ブルーニー島は、ホバートの南からフェリーで渡る島です。北と南の島をつなぐ細い砂州の展望台からは、両側に海が広がる絶景が見られます。

島では生牡蠣やチーズ、ベリーなどの地元の味も楽しめます。フェリーは車ごと乗れるので、レンタカーで出かけるのが便利です。

ポート・アーサー:世界遺産の流刑地跡

ホバートの南東にあるポート・アーサーは、かつての流刑地の跡で、世界遺産に登録されています。石造りの建物が残る広い敷地を、ガイドツアーや船で見学できます。

途中の海岸線には、奇岩や断崖の景勝地も多く、ドライブそのものが楽しい道のりです。


ワイナリーめぐりとテイマー・バレー

タスマニアは、涼しい気候を生かしたワインづくりでも知られています。特にスパークリングワインやピノ・ノワールの評価が高い産地です。

ローンセストンからテイマー・バレーへ

ローンセストンから北へテイマー川沿いに延びるテイマー・バレーには、ワイナリーが点在しています。試飲のできるセラードアをめぐりながら、川沿いの景色を楽しめます。

飲酒運転には厳しい国なので、ワイナリーめぐりは運転しない人と行くか、ツアーを使いましょう。

ロッジでワインのテイスティング

筆者が働いていたクレイドル・マウンテンのロッジでは、ワイン好きの方向けに、ソムリエの解説付きでタスマニアのワインを飲み比べるテイスティングの会が開かれていたそうです(説明は英語)。

今の催しの内容は変わっていることもあるので、泊まるときにホテルで確かめてみてください。


1週間のモデルコース:北から南へ

タスマニアを初めて旅するなら、1週間ほどで北から南へ島を縦断するコースがおすすめです。ローンセストンに着いて、ホバートから帰る流れです。

1〜2日目:ローンセストン

ローンセストン空港でレンタカーを借りて、中心部のホテルへ。1日目は街歩きとカタラクト渓谷、夜は地ビールと食事を楽しみます。

2日目は、テイマー川沿いのワイナリーをめぐるドライブもおすすめです。運転する人はお酒を飲めないので、ワイナリーめぐりはツアーを使うと安心です。

3〜4日目:クレイドル・マウンテン

3日目の朝にクレイドル・マウンテンへ向かい、午後はダヴ湖のまわりを歩きます。夕方はロッジのまわりで野生動物を探しましょう。

4日目は、朝の静かな湖を楽しんでから、北海岸のデボンポートへ。海沿いで牡蠣とビールを味わいます。

5〜7日目:ホバートへ

5日目は、島の中央を南へ走ってホバートへ。途中の小さな町で休みながら、ゆっくり向かいましょう。

6日目は、サラマンカ・マーケットや美術館MONA、ウェリントン山へ。7日目にホバート空港から帰ります。


ベストシーズンと服装

タスマニアは南半球なので、日本とは季節が逆です。オーストラリア本土より涼しく、一年を通して気温の変化が大きい島です。

夏(12〜2月)がいちばん過ごしやすい

観光にいちばん向いているのは、日が長く気候の穏やかな夏です。ハイキングやビーチ、ワイナリーめぐりも楽しめます。

ただし観光客がいちばん多い時期なので、クレイドル・マウンテンのロッジやレンタカーは早めに予約しておきましょう。

秋と冬も、それぞれの楽しみ

秋(3〜5月)は紅葉と落ち着いた雰囲気、冬(6〜8月)は雪の山の景色と、空いたホテルが魅力です。冬は山道が凍ることもあるので、運転には十分注意しましょう。

どの季節でも、一日の中で天気が変わりやすいので、重ね着できる服と、防水の上着を持っていくと安心です。


食事と物価:自炊も楽しい

タスマニアは、海の幸やワイン、チーズなど、おいしい食べ物の多い島です。一方で、日本と比べると外食の料金は高めです。

日本食のお店もある

筆者が住んでいたころ、ローンセストンの中心部には日本人が経営する日本食レストランもあり、長期滞在の心強い味方でした。

今もホバートやローンセストンには、日本食やアジア料理のお店がいくつもあります。

スーパーとキッチンで費用を抑える

キッチン付きの宿に泊まって、スーパーで地元の食材を買って料理すると、費用を抑えながら旅を楽しめます。タスマニア産のサーモンやチーズ、果物は特におすすめです。

クレイドル・マウンテンのように、まわりにお店のない場所へ行くときは、前の街のスーパーで食材を買っておきましょう。


タスマニアへの行き方と、入国の準備

日本からタスマニアへの直行便はないので、シドニーやメルボルンなどで国内線に乗り継ぎます。

国内線でローンセストンかホバートへ

シドニーやメルボルンからは、ローンセストンとホバートへ国内線が出ています。島をめぐるなら、ローンセストンに着いてホバートから帰る(または逆)と、移動に無駄がありません。

空港ではレンタカーを借りられます。人気の時期は車が足りなくなることもあるので、早めに予約しておきましょう。

オーストラリアのETA

日本のパスポートでオーストラリアに観光で入るには、出発前に電子渡航許可(ETA)が必要です。オーストラリア政府の公式アプリから申請します。

オーストラリアは食べ物や植物の持ち込みにとても厳しい国です。入国カードの申告は正しく書き、食べ物は持っていかないか、必ず申告しましょう。タスマニアは本土からの果物の持ち込みにも決まりがあります。


これからタスマニアを訪れる方へ

日本では見られない景色が待っている

タスマニアは自然豊かで、とても綺麗な街並みです。どんなに田舎に行っても、日本では絶対に見られない景色が見られるので、とてもおすすめです。

オーストラリアといえばシドニーやメルボルンのイメージを持っている日本人は多いかと思いますが、ぜひ機会があればタスマニアへ行ってみてください。とても貴重な体験ができること間違いなしです。思いっきり楽しんできてください!


まとめ:タスマニアはどこに泊まる?

タスマニアは、オーストラリアの中でも治安がとても良く、自然を安心して楽しめる島です。気をつけたいのは、犯罪よりも夜の運転と山の天気です。

どこに行くにも便利なローンセストンのペッパーズ・サイロやホテル・グランド・チャンセラー、世界遺産の中のペッパーズ・クレイドル・マウンテン・ロッジ、州都の港町ホバートのヘンリー・ジョーンズ・アート・ホテル、フェリーの港町デボンポートのノボテル・デボンポートを、旅の流れに合わせて組み合わせましょう。


よくある質問

タスマニアの治安はどうですか?

オーストラリアは世界的にも治安の良い国で、タスマニアも治安はとても良いです。外務省の危険レベルも出ていません(2026年11月時点)。それでも、女性のひとりでの夜道や、車上荒らしには注意しましょう。

タスマニアはどこにありますか?

オーストラリア本土の南東、メルボルンの南の海に浮かぶ島で、オーストラリアの州のひとつです。メルボルンやシドニーから国内線で行けます。

タスマニアで泊まるなら、どこがおすすめですか?

北部を回るならローンセストン、南部と街歩きならホバートです。クレイドル・マウンテンの自然を楽しむなら、国立公園の入口のロッジに1〜2泊するのがおすすめです。

メルボルンからタスマニアへはどう行きますか?

飛行機ならローンセストンかホバートへ1時間ほどです。車ごと渡りたいなら、メルボルン近郊のジーロングからデボンポートへのフェリーもあります。

タスマニアは車がないと旅行できませんか?

バスの路線は限られているので、レンタカーがいちばん便利です。運転しない場合は、ローンセストンやホバートから出る日帰りツアーを使いましょう。

タスマニアデビルにはどこで会えますか?

野生のタスマニアン・デビルは夜行性で、なかなか会えません。確実に見たいなら、クレイドル・マウンテンの近くなどにある保護施設を訪れるのがおすすめです。

タスマニアの物価は高いですか?

日本と比べると、外食やホテルの料金は高めです。キッチン付きの宿で自炊したり、スーパーで買った地元の食材でピクニックをしたりすると、費用を抑えながら旅を楽しめます。

タスマニアには何日あればいいですか?

ローンセストン、クレイドル・マウンテン、ホバートの3か所を回るなら、1週間ほどあると余裕を持って楽しめます。時間が限られるなら、北部(ローンセストンとクレイドル・マウンテン)か南部(ホバート周辺)にしぼりましょう。

タスマニアは子ども連れでも楽しめますか?

治安が良く、野生動物に会える場所も多いので、子ども連れにもおすすめです。移動は車の時間が長くなるので、拠点を少なめにして、1か所に2泊以上するとゆったり過ごせます。

ホバートとローンセストン、泊まるならどちらがいいですか?

クレイドル・マウンテンや北海岸を回るならローンセストン、美術館や市場、ブルーニー島やポート・アーサーへ足をのばすならホバートが便利です。1週間ほどあれば、両方に泊まるのがおすすめです。